8月26日法政大城山サッカー場で行われた法政大と立命館大の定期戦「第66回法政立命館定期戦」。
立命館大は3本目にフロンターレU-15出身のDF安江海ラウルが出場。右のCBに入り、1対1での粘り強さを見せるなど、最終ラインを支えました。
U-15時代には、現在フロンターレのトップチームから育成型期限付き移籍中のFW五十嵐太陽や、立命館大で再びチームメートとなったMF秋葉拡人らと高円宮杯の3位を経験した安江海ラウル。
U-15を卒団後は尚志高校へ進み、プリンスリーグ東北やプレミアリーグプレーオフ(vs JFAアカデミー福島U-18、●0-0、PK4-5)、全国高校サッカー選手権大会で主力としてプレー。
大学3年目を迎える今季は、関西学生サッカーリーグ1部で初出場しました。
定期戦後に安江海ラウルに、話を聞きました。
試合の記事は◇法政大 – 立命館大 / 第66回法政立命館定期戦
〇お久しぶりです。
本当にお久しぶりです。
〇大学3年目、ここまでどうですか? 今年やっとリーグ戦でデビューして…
ずっとけがをしていて。今年もけが、ずっと続いていて。やっと最近けがなくて。いい感じになってきたので。
けがだけはしないように今はしています。
〇大学入って、けがもあったとは思うんですけど、だいぶ体も大きくなって。自分で成長したなって思うところってあります?
けがをしやすいんので、体づくりで筋力トレーニングとか食事とか。はい。
〇大学あと1年半になりましたけど、自分でこういうプレーヤーになりたいとか思うところってありますか?
全然チームに貢献できていないので。貢献できるように、必要とされるようになりたいです。
〇やっぱりセンターバックとして、チームに頼りにされるような選手に?
はい。なりたいです。
〇フロンターレから離れて尚志高校に行きましたけど、それで何か得たものってあります?
尚志高校では主力として、チームの中心としてやらしてもらって。部員がたくさんいるなかで、代表して試合に出るので、責任感とかインターハイとか選手権とか大事な試合が多かったので。
ひとつの勝負に懸ける、ひとつひとつのプレーだったりとか、それを学びました。
〇フロンターレ、3年間いて、今に通じるものってありますか?
そうですね、僕は全然うまいほうじゃないですけど。パスとか、止めて蹴るとか、全然、まだまだなんですけど。
フロンターレ、3年間あったからこそ、何とかなっている感じです。
〇同期の選手、けっこう頑張っていますけど、それについて思うところってありますか?
そうですね、試合、Jリーグとかも太陽(五十嵐太陽)とか、やっぱりすごいなって思います。
〇またフロンターレのサポーターにメッセージをいただいてもいいでしょうか?
今でもフロンターレが一番好きなチームなので。一応ジュニアユース出身ということで、応援してもらえたらうれしいです。
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筆者自身は、プレーをしているところを見るのは、2021年12月のプレミアリーグプレーオフ以来。
あれから月日を経て、フロンターレの3年間で培ったこと、尚志高校での3年間で学んだことを武器に、ピッチに立つところを見られたことはとてもうれしいものがありました。
現在関西学生サッカーリーグ1部では10位の立命館大。残留を争う中、出場時間を増やして、チームを支えるような活躍を見せることを願っています。
(文中敬称略)
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