9月21日は、等々力第一サッカー場へ。
川崎フロンターレU-15等々力の1年生たちが、神奈川県(U-13)サッカーリーグ2部、FC川崎CHAMPジュニアユース戦に臨みました。
【川崎フロンターレU-15等々力(1年) 神奈川県(U-13)サッカーリーグ1stステージ2部グループB vs FC川崎CHAMPジュニアユース】
9月21日(土) 午後1時43分キックオフ 等々力第一サッカー場 くもり 30分ハーフ
計8チームが競う1stステージ2部グループBでフロンターレ等々力は、ここまで4戦4勝、勝ち点12、得点21、失点0。
先発はGK21酒寄壮、最終ラインは右から35久村航大、23渡部朝陽、25西川諒、30時松隼跳、ボランチは27熊谷颯良、キャプテンの26我妻光、右MF42堀井陽向、左MF28永田怜大、トップ下34大寺楓真、前線には29荻原光惺。
同じく等々力を拠点に活動する川崎CHAMPとの一戦。等々力第一サッカ場を見下ろす木陰やネット越しから、多くの両チームの家族らが見守る中、キックオフの時を迎えました。
立ち上がりは、川崎CHAMPがラインを高め、フロンターレ等々力のエリア前に出る展開に。
しかし、フロンターレ等々力は、コンパクトに。左サイドに展開してきたところ、久村が対応するなど、粘り強く守っていきます。
すると2分には、左サイドを突くパスに、永田が高い位置へ抜け出すと、永田の折り返しに荻原がエリア正面へ。
ここは川崎CHAMPの体を張った守りに阻まれましたが、ゴールに迫る場面を作っていきます。
高い位置から連動してプレス。相手陣内でボールをものにする場面を増やしていくフロンターレ等々力。
マイボールにすると、永田が左サイドから中央へ運ぶなどし、エリアの前に迫っていきます。
4分には、左サイドで荻原がカット。そのパスに大寺がエリア外左でミドルシュート。しかし、GK21がセーブ。
さらに5分には、西川から左サイド、時松につながると、時松はいったん永田に預け、永田のパスにエリア左へ。ここでも川崎CHAMPの守りに遭い、シュートにこそつながたなかったものの、相手エリア近くでの時間をつくっていきます。
川崎CHAMPも間にボールを入れて、そこから前へ。7分には、25が下がり目で受けて、エリア正面へ持ち込もうとしますが、渡部がカット。
攻めに転じたフロンターレ等々力は、フォードに荻原が正面へ。これはオフサイドを取られたものの、ゴールへ向かう動きを見せていきます。
間につけ、ボールを回していこうとする川崎CHAMPに対し、熊谷や我妻、大寺らが厳しく寄せて、囲い込み、そこからボールをものにするなど、フロンターレ等々力は強度の高さを見せながら、プレーを続けていきます。
9分には、渡部のフィードに、うまく抜け出した時松がエリア外正面へ。ミドルシュートを打ちますが、GK21がセーブ。
さらに高い位置で、熊谷や我妻、荻原や大寺が連動してプレスをかけていくと、10分にはエリア外正面で奪い、我妻がミドルシュート。しかし、GK21がセーブ。
11分には、左サイドで永田がボールを奪い、正面で荻原がセーブ。大寺や堀井がかかわってボールを動かし、最後はエリア外正面やや右で我妻がミドルシュート。
これは右に。
一方の川崎CHAMPも11分には、スルーパスに30がエリア右へ。いい動き出しでしたが、渡部がカバー。
再び人数をかけ、前に出ていくフロンターレ等々力。間で大寺が受けて、左サイドに展開。永田や時松が左サイドで連係し、前をうかがうなどしていきます。
14分には、左サイドで受けた永田が縦パスを出すと、エリア左、うまく動き出した堀井が抜け出しますが、惜しくもさわることはできず。
しかし、いい動き出しからゴールを脅かしていきます。
15分には、中央に寄って堀井がボールをカット。その浮き球のパスに、永田がエリア左へ。しかし、シュートはGK21がセーブ。
飲み水タイムをはさんで、フロンターレ等々力は、荻原に代わり38後藤丈人が前線へ。また、西川に代わり32川上琉偉が入り右のCB、渡部が左のCBに。
すると17分にはフロンターレ等々力、川上が前に持ち上がり、フィード。エリア右、大寺が抜け出しますが、ここは川崎CHAMPの守りに遭い、惜しくもシュートまでは行けず。
さらに高い位置で永田がカット。永田はシュートを打ちますが、GK21がセーブ。
川上の縦パスや時松の浮き球のパスに、後藤が高い位置へ動き出し、中盤で熊谷や我妻がうまく間で受けるなどしていくと、21分には、左サイド、時松の縦パスに、永田がエリア外左へ。フロンターレ等々力のフリーキックに。
キッカーは永田。遠いサイドに入れると、川上が合わせますが、川崎CHAMPはブロック。
右コーナーキックとなり、永田がボールを入れるも、GK21がセーブ。
ここから後ろからつなごうとする姿勢を見せる川崎CHAMP。しかし、フロンターレ等々力は高い位置からボールを奪い、我妻から後藤、後藤から堀井へつながり、エリア外正面右へ持ち込んだ堀井のミドルシュートは枠をとらえますが、GK21がセーブ。
直後には、永田が左サイドで奪い、エリア内へパスを送ると、右サイドからエリア正面へ、堀井が動き出し。川崎CHAMPが阻んで、左サイドでのスローインに。
その流れから、大寺が左サイド、高い位置へ抜け出し、折り返しますが、川崎CHAMPは36が対応。
川崎CHAMPもフロンターレ等々力に対して、うまくボールを奪い、そこから前に出ていこうとしますが、フロンターレ等々力は距離感良く、すばやい寄せも見せ、前には行かせず。
川崎CHAMPが後ろから組み立てを図る場面では、前から連動。厳しい寄せからボールをものにするなどしていきます。
29分には、右サイドでスローインを得たフロンターレ等々力。いったんは川崎CHAMPのボールになるも、我妻が奪い返し、そのパスに永田がエリア外正面へ。
しかし、ミドルシュートはGK21がセーブ。
直後には、川崎CHAMP、うまく中央にパスを入れ、ボールを動かし、右サイドに展開。しかし、渡部がカバー。
攻撃に転じたフロンターレ等々力は、川上のフィードに、後藤、堀井がエリア外正面へ。いい動き出しでしたが、川崎CHAMPは38がカバーしていきます。
アディショナルタイムに入り、31分には、右サイドでのスローインの流れから、大寺がエリア外右へ。ここで川崎CHAMPはファール。
フリーキックを得たフロンターレ等々力、キッカーの堀井は左足でゴール前にきわどいボールを供給。正面へ後藤が反応しますが、川崎CHAMPの守りも集中しており、惜しくもシュートにはつながらず。
セカンドボールを拾ったフロンターレ等々力は、エリア外正面で大寺がミドルシュート。しかし、GK21がセーブ。
32分には、熊愛が左サイド、裏を突くパス。抜け出した時松がエリア左へ持ち込み、折り返すと、正面、堀井のパスにエリア外右、久村がミドルシュート。
しかし、上に。
前半は0-0でタイムアップとなります。
後半フロンターレ等々力は、GK21酒寄壮、最終ラインは右から36土本琉斗、32川上琉偉、23渡部朝陽、41梶優翔、ボランチはキャプテンの26我妻光、30時松隼跳、右MF28永田怜大、左MF34大寺楓真、トップ下31北田章将、前線には38後藤丈人。
立ち上がりには、川崎CHAMP、うまくエリア外正面へ抜け出した33が、シュート。酒寄をかわしての決定的なものでしたが、これは左に。
ピンチを逃れたフロンターレ等々力、直後には浮き球のパスに後藤がエリア外右へ。これに対しては、川崎CHAMPのGK21がエリア外に出て、クリア。
すると直後にはフロンターレ等々力。浮き球のパスに後藤がエリア外右へ。
これは川崎CHAMPのGK21がエリア外へ出てクリアする好守。
右サイドでのスローインとなり、その流れからフロンターレ等々力は、北田がエリア正面へ、それを阻んだ川崎CHAMPは縦に持ち込んでいきますが、渡部が前に出てこれを阻む好守。
さらに川崎CHAMPは、18や33が中央でボールを回し、縦パスに37が抜け出し、エリア前に持ち込もうとしていきますが、川上が対応。川上はそのまま縦に速いパスを送ると、北田がエリア前に抜け出しそうになりますが、川崎CHAMPの守備も集中しており、シュートにはつながらず。
しかし、フロンターレ等々力は守備から攻撃へのつながりを持たせて、プレーを続けていきます。
6分には、永田のパスに後藤がエリア正面右へ。後藤は切り返してシュートを打とうとしますが、川崎CHAMPの守りが対応。
一方の川崎CHAMPも直後には、左サイドを突くパスに25が抜け出しますが、渡部がカバー。最後は酒寄がセーブ。
さらに川崎CHAMPが前に出てくる場面では、コンパクトに粘り強く対応していくフロンターレ等々力。
8分には、左サイド、梶が大寺とのパス交換から高い位置へ抜け出し、折り返し。
エリア内に、北田、後藤が飛び出しますが、川崎CHAMPの守備の対応があり、左コーナーキックに。
キッカーは永田。右足でボールを入れると、バックヘッドで合わせたのは時松。これが決まり、1-0。先制点はフロンターレ等々力に入ります。
直後にはさらにフロンターレ等々力、左サイドから中央へうまく持ち込ん大寺がスルーパス。
右サイド、抜け出した永田がエリア内にボールを送ると、シュートを打ったのは北田。これが決まり、2-0。
立て続けのゴール。素晴らしい連係も見せて、フロンターレ等々力が突き放します。
12分にはさらにフロンターレ等々力。最終ラインの川上から左サイド、梶へ。
梶から中央へつなげ、そこから左サイド、大寺へ。大寺に対して、守備の対応があり、左サイドでのスローインに。
その流れからエリア外左へ持ち込んだ大寺がシュート。しかし、上に。
川崎CHAMPもうまく間にパスを差し込み、中央から前に出ようとしていきますが、土本が中央に寄ってボールを奪い、マイボールにしていきます。
14分にはフロンターレ等々力、北田から左サイドに展開すると、大寺は高い位置へ持ち込んで折り返し。エリア外正面、こぼれ球に反応した我妻に対して、川崎CHAMPのファールがあり、フリーキックに。
キッカーは我妻。右足を振りぬくと、これが直接決まり、3-0。鮮やかに決まり、フロンターレ等々力が突き放します。
フロンターレ等々力は、さらに最終ラインの渡部がうまく左サイドに展開。大寺が中央に持ち込みスルーパスを試みるなど前に。
川崎CHAMPも、エリア前でボールを動かそうとしますが、北田がすばやい寄せからボールをものに。
シュートはGK21が阻みましたが、高い位置からの守備でもチャンスをつくっていきます。
飲み水タイムをはさんで、フロンターレ等々力は、GK33佐藤至琉、最終ラインは右から36土本琉斗、32川上琉偉、23渡部朝陽、41梶優翔、ボランチは25西川諒、30時松隼跳、右MF37長岡幸之介、左MF31北田章将、トップ下39渋谷昇汰、前線には29荻原光惺。
荻原が高い位置でキープ。奪われても渋谷が高い位置でボールを奪うなどしていくフロンターレ等々力。
川上から中央、うまく時松が受け、パス交換から前に。それを阻んだ川崎CHAMPが前に持ち込もうとしても、梶がカバー。
さらに川崎CHAMPは左サイドに展開していきますが、長岡がカット。23分には、スルーパスに39が正面へ。しかし、渡部が対応していきます。
すると24分には、正面でうまく受けた渋谷がスルーパス。これに長岡が抜け出しますが、川崎CHAMPの守りに遭い、シュートは打てず。
川崎CHAMPもフロンターレ等々力のコーナーキックをしのいだところから前に出ていこうとしていきますが、最後のところでパスがずれてチャンスには至らず。
すると27分には、フロンターレ等々力、キープし前を向いた荻原は浮き球のパス。これに渋谷、長岡が飛び出しますが、川崎CHAMPの守りが阻みます。
フロンターレ等々力は、ここで渋谷に代わり38後藤丈人、時松に代わり42堀井陽向。
堀井が右MF、荻原が左MF、トップ下に長岡、前線には後藤。北田はボランチに。
すると直後には西川が浮き球のパス。これに堀井が右サイドから正面への動き出し。川崎CHAMPは粘り強く対尾。右サイドでのスローインになると、堀井のパスに北田がエリア右へ。これは川崎CHAMPの守備の対応に遭い、右コーナーキックに。
堀井が左足でボールを入れると、西川が合わせますが、ワンタッチあり、再び右コーナーキックに。
堀井は遠いサイドにボールを供給。遠いサイドで川上が残しますが、それをしのいだ川崎CHAMPはフロンターレ等々力の陣内へ。
しかし、フロンターレ等々力の戻りも速く、これをしのいでいきます。
アディショナルタイムに入り、32分にはフロンターレ等々力。うまく間で受けた長岡はスルーパス。抜け出した堀井が右サイド高い位置へ。
折り返しは、川崎CHAMPが阻んで、右コーナーキックに。
堀井が左足でボールを入れると、セカンドボールを拾った北田はエリア内へ。
阻んだ川崎CHAMPは右サイドに展開していきますが、フロンターレ等々力は前には行かせずしのいでいきます。
すると33分フロンターレ等々力は、堀井から左サイド、高い位置を突くパス。これに抜け出した梶がクロスを入れると、後藤が競り、最後はエリア内、荻原がシュート。
これが決まり、4-0。ラストワンプレーで突き放したフロンターレ等々力。4-0で勝利を収めました。
選手それぞれが好プレーを見せ、素晴らしい連係も随所に見せているフロンターレU-15等々力の1年生たち。
これからがますます楽しみとなる試合となりました。
前半0-0 後半4-0 計4-0
得点:時松隼跳、北田章将、我妻光、荻原光惺
先発:21酒寄壮 35久村航大 23渡部朝陽 25西川諒 30時松隼跳 27熊谷颯良 26我妻光(c) 42堀井陽向 28永田怜大 34大寺楓真 29荻原光惺
交代:荻原→38後藤丈人 西川→32川上琉偉 久村→36土本琉斗 熊谷→41梶優翔 堀井→31北田章将 我妻→西川 永田→37長岡幸之介 大寺→39渋谷昇汰 後藤→荻原 酒寄→33佐藤至琉 時松→堀井 渋谷→後藤
(文中敬称略)
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