5月7日は三鷹駅から徒歩5分ほどの横河電機武蔵野グラウンドへ。前日等々力陸上競技場でのFCパーシモンとの斎藤旗争奪春季大会の決勝戦を6-1で勝利し、優勝を飾った川崎フロンターレU-12は、横河武蔵野FCジュニアとのLEGA FUTUROに臨みました。
【川崎フロンターレU-12 LEGA FUTURO vs 横河武蔵野FCジュニア】
5月7日(日)午前11時キックオフ 晴れ 11人制 25分ハーフ
フロンターレの先発はGK33菊池悠斗、DFは右から9尾川丈、3藤野心魂、5由井航太、7深澤陽太、中盤は8田中陸人がアンカーに、その前に6前野康成、14永田滉太朗、右に10名賀海月、左に11志村海里、一番前に13岡野一恭平。
気温が上がり、汗ばむような気候となった横河電機武蔵野グラウンド。「好きです、かわさき、愛のまち♪」。試合の始まる前から、このあとに自分たちの試合を控えた五年生たちが川崎市民の歌を歌い、両チームの選手たちがそれぞれのポジションに付くと、「レッツゴー、レッツゴー!」。声を張り上げて、選手たちの背中を押す中、試合は始まりました。
立ち上がり、前からプレッシャーをかけて横河武蔵野がフロンターレのゴールの前に。2分にはエリア前で18がボールをカットするも、ここは田中がボールを取り返す好守。さらに左から横河武蔵野がミドルシュート。これは菊池が弾いて、こぼれ球に詰めた17の前にボールを押さえて得点は許さず。
フロンターレは、田中や前野、永田がかかわって中盤でパスを回し、組み立て。4分には永田の縦パスに田中がエリア左へ抜け出してボールを後ろへ戻すと、深澤が左サイドの高い位置へ。左足を振り抜くと、横河武蔵野のGK12はこれに反応するものの手を弾いたボールがゴールの中へ、決まります。1-0。先制点はフロンターレへ。
一方の横河武蔵野も左サイドに起点をつくり、エリア左18が抜け出すも藤野が寄せ、最後は菊池がボールをキャッチ。
さらに攻勢に出る横河武蔵野に対して、名賀がボールをカットし、左へ展開すると、抜け出した志村がクロスを上げて、エリア内飛び込んだ岡野一がゴールネットを揺らします。2-0。
フロンターレは、藤野と由井が高い位置へ。ボールを失っても尾川がすばやくカバー。11分には左へ展開し21のパスにエリア内18が抜け出しますが、由井が寄せシュートにはつなげさせず。さらに19のスルーパスにエリア内、18が抜け出しますが菊池が前に出て、最後はゴールの中へ転がりそうになったボールを尾川がクリア。
高い位置から連動して圧力をかけ、右MFの17や前線の18を起点にゴールへ迫ってくる横河武蔵野に対して、藤野や由井、また、切り替えよく田中が自陣に戻って対応。20分には18とのパス交換からエリア右17が抜け出すもオフサイド。22分には19がボールをカットし、エリア内18に。これには藤野が寄せ、リターンを受けた19野シュートは菊池が対応。前半は2-0。フロンターレがリードしてタイムアップとなります。
後半のフロンターレは菊池に代わって1畠山泰輔がGKに。立ち上がりからエリア前でボールを奪って攻撃につなげてくる横河武蔵野に対して、由井がよくカバー。4分には20の左クロスがエリア内へ入るも由井が頭でクリア。しかし、5分エリア前で横河武蔵野がボールを奪うと最後は17がGK畠山もかわしてゴールへ流し込んで、2-1。
直後には18の縦パスに17が抜け出しエリア前に。しかし、由井がカット。さらにエリア前に17が抜け出すも畠山が前に出て最後は尾川がクリア。
フロンターレも8分には前野のスルーパスに左から志村が抜け出すも横河武蔵野の守備の前にゴールへは近づけず。10分にはフロンターレは、永田に代わって2伊藤颯飛が入り右SB、中盤は田中がアンカーに、その前に前野と尾川が並ぶ形に。12分には横河武蔵野右へ展開すると15が仕掛けてクロスを上げるも畠山がパンチング。伊藤もエリア内で起点になる18によく対処し、しのいでいきます。
14分には伊藤が自陣の右から縦パスを入れ、田中が高い位置に。左サイドへ展開すると、駆け上がった深澤がエリア外左からミドルシュート。これもゴールネットを揺らして、3-1。突き放します。
16分には横河武蔵野も左から24がクロスを入れると、最後は19がミドルシュートを打つも左へ、さらに19から右へ展開し14が右から仕掛けてきますがクリア。17分にはショートコーナーからエリア内へクロスを入れられるも由井がしっかり対応。19分には17が左から仕掛けて折り返したボール、23がシュートを打つも上に。
フロンターレも前野からボールを受けた尾川がエリア正面右へ。ファールを受けると藤野が直接フリーキックでゴールを狙いますがこれは上に。23分には左サイド志村から田中を経由して、エリア右、名賀が抜け出すもシュートはブロック。24分には横河武蔵野もルーズボールに18がエリア右へ抜け出すもこれには藤野が対応。試合は3-1でタイムアップとなりました。
前半2-0 後半1-1 計3-1
得点:深澤陽太2、岡野一恭平
フロンターレの先発:33菊池悠斗、9尾川丈、3藤野心魂、5由井航太、7深澤陽太、8田中陸人、6前野康成、14永田滉太朗、10名賀海月、11志村海里、13岡野一恭平
交代:菊池→1畠山泰輔 永田→2伊藤颯飛
控え:4相ヶ瀬亮太
苦しい時間帯にも最後まで落ち着いて対応する姿、ここぞというところで切り替えよく守備から攻撃へつなげる場面が印象的な試合となりました。
(文中敬称略)
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