10月21日桐蔭学園第3グラウンドサッカー場で行われた関東大学サッカーリーグ新人戦準決勝、桐蔭横浜大 vs 国士舘大。桐蔭横浜大は川崎フロンターレU-18出身、DF信澤孝亮がキャプテンとして先発。74分まで出場しました。
試合は、1-1、PK4-3で桐蔭横浜大が決勝へ進出。全日本大学サッカー新人戦の出場権も獲得しました。
◇桐蔭横浜大 – 国士舘大 / 関東大学サッカーリーグ新人戦準決勝
大学2年目の今季は関東サッカーリーグ1部を戦う桐蔭横浜大学FCで出場を続けたほか、第8節の明治大戦(△1-1)では、関東大学サッカーリーグ1部初出場も果たした信澤孝亮。
大学2年目のこれまでなどについて、試合後に話を聞きました。
〇全国大会、おめでとうございます。
ありがとうございます。
〇新人戦、自分のプレーはここまでどうですか?
今日は全然良くなかったですね。自分的にも良くなかったですし、PKも与えちゃったんですけど。
本当にチームが勝ってくれたことが何よりで。もう1回練習からチームの力になれるように、頑張って、練習していきたいなというふうに思っています。
〇今日はだいぶ相手のプレスに苦労していたという感じもしたんですけど、どうでした?
国士は前蹴って、セカンド拾ってというのは前もって、わかっていたんですけど。
自分たちがやろうとしていたことができなかったので、苦しい時間はありました。
〇また新人戦とは別に関東リーグ(関東サッカーリーグ1部)は8位で終わりましたけど、試合には出続けて、自分のプレーとかはどうでした?
関東リーグも前期はほぼ勝てていなくて。
苦しかったんですけど、後期の最初の時から何とか勝てるようになってきて。
勝ち点も積めたんですけど、結局最後は3試合ぐらい連敗してしまって、8位という順位になってしまったんですけど。
個人としては1年間通して試合に絡めていたので。
そこはひとつの関東リーグ終えて、収穫だったのかなというふうに思います。
〇大学、去年はけっこうけがで大変だったという話をしていましたけど。2年目はだいぶ出場時間ものびたと思うんですけど、出続けてみて、どうでした?
去年は本当にけがをしてばっかりだったので。
試合に出れる、サッカーができる楽しさというか、そういう初心に帰れた1年間だったのかなというふうに思います。
〇出続けて自分はこういうところが伸びたというものは何かありますか?
大学サッカーになって、高校の時と比べて、フィジカルが重視されるサッカーになって。そのフィジカル的な部分は自分は足りないと思っていたので。
そこは自分的に努力して、その部分は少しずつ出せるようになってきたのかなと思います。
〇これから新人戦、全国大会に行くと、全国の強い大学と当たったりすると思うんですけど、こういったプレーをしたいとかそういったものってありますか?
新人戦は関東もレベルが高いですけど、いろんな大学とやれると思うので。
シンプルに楽しみですし。
自分もそこの試合にも出れるように、頑張っていきたいなというふうに思います。
〇また、関東大学サッカーリーグのほうでも入るチャンスもあるのかなと思うんですけど、それについてはどうですか?
そうですね。まだ自分は全然その出れるラインというか、そこにはまだ全然いないと思っているので。
日ごろの練習から努力して、絡んでいけるようになりたいと思います。
〇ユースは最近なかなか勝てていない状況なんですけど、それは気になったりしています?
この前も尚志戦。負けてしまったりというのは聞いていたので。
でも優勝の可能性はまだゼロではないと思うので。何とか頑張ってほしいなって思います。
〇個人的に期待している選手はいたりします?
やっぱり土屋ですね。トップに決まっていますし。同じポジションだったので。
自分が3年生の時から出ていた選手だったので。
頑張ってほしいなっていうふうに思います。
〇またユースを応援しているサポーターの人にメッセージをいただいてもいいでしょうか?
この前の関東学院戦も、川崎華族の方が来てくださって。
自分たち、フロンターレサポーターの方々にすごい応援されているなっていうのはすごい思うので。
その期待に応えられるように頑張るので、応援よろしくお願いします。
◇
4月に話を聞いた時には、大学1年目についてはけがで苦しみ、2年目の今季は「シーズン通して出続けたい」と、まずは出場を重ねることが目標だと語ってくれた信澤孝亮。
◇「いろんなものを吸収しながら、戦っているっていうところを注目してほしい」 / DF信澤孝亮
その目標通り、多くの試合に出場することができている2年目は、サッカーができる楽しさを感じることができたものだった、と振り返ってくれました。
まだ続いていく大学サッカーでのシーズン。関東大学サッカーリーグ新人戦決勝や、全国の強豪が集まる全日本大学サッカー新人戦などを通して、どんなものを得て、それをどうこれからにつなげていくのか。とても楽しみにしています。
(文中敬称略)
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