11月2日はAnker フロンタウン生田へ。
川崎フロンターレU-18が、神奈川県クラブユースリーグ 横浜Fマリノスユース戦に臨みました。
【神奈川県クラブユースリーグ 川崎フロンターレU-18 vs 横浜Fマリノスユース】
11月2日(土) 15:30 キックオフ Ankerフロンタウン生田 Anker Field 雨 40分ハーフ
毎年、新チームのお披露目となる、年明けの神奈川県クラブユース新人戦につながる神奈川県クラブユースリーグが今年度も開幕します。
川崎フロンターレの先発は、GK16 松澤成音、最終ラインは右から2 柴田翔太郎、4 林駿佑、キャプテンの5 土屋櫂大、15 関德晴、ボランチは6 齊名優太、10 矢越幹都、右MF8 知久陽輝、左MF14 八田秀斗、前線には9 香取武、17 恩田裕太郎。
対する横浜Fマリノスの先発は、GK16 鈴木魁、DF19 山田悠貴、DF23 早川優世、DF24 齋藤仁、DF7 白須健斗、MF35 白井勝大郎、MF11 吉沢実頼、MF6 德田佑真、MF8 上西遥喜、MF14 関野愛紀、FW10 望月耕平。
昼過ぎから降り出した雨が徐々に強まってくる中、キックオフ。
まずチャンスを作ったのは川崎。1分、ペナルティエリア前左サイドで得たFKにキッカーは2 柴田翔太郎。中央に入れたボールは弾かれますが、跳ね返りを再び柴田が鋭いクロス。しかしこれは味方に合わず。立て続けに2分、再び川崎にチャンス。10 矢越幹都から中央前方に抜け出したMF14 八田秀斗へのパスが通り、八田はゴールを狙いますが、ボールはバーの上へ。先制点とはなりません。
しかし5分、ペナルティエリア内右でボールを受けた17 恩田裕太郎は相対する横浜DFに対してズレを作って強引にシュートを放つと、これがDFの足にディフレクション。ボールは絶妙なループ気味の軌道になり、横浜GK16 鈴木魁の頭上をかすめ、ゴールへ。幸先よく川崎が先制点を手にします。
14分にも川崎。柴田からのアーリークロスに恩田が合わせますが、うまく収まらず。
川崎は18分、柴田の右CKのこぼれ球を矢越が拾い、右サイドで裏を取った恩田にスルーパスを出しますが、これはつながらず。更に6 齊名優太の右CKからのチャンスも得ますが、追加点とはならず。
24分には横浜の攻撃。中央を10 望月耕平が抜け出そうとしますが、ここは5 土屋櫂大がカバーし難を逃れます。
中盤で主導権を握る川崎は25分、自陣中央寄りで15 関德晴がインターセプトするとそのまま持ち上がり、並走するDFを揺さぶって開けたコースにシュートを放ちますが、これはゴール左へ。
しかしその直後、26分に歓喜は訪れます。ペナルティエリア前中央でボールを収めた恩田から右の知久へ。それを更に後ろから走り込んだ柴田へ渡すと、柴田はゴール前を横切るような鋭いクロス。これに合わせたのは逆サイドに走り込んだ八田。体勢を崩しながらもスライディングで足を伸ばし、なんとか触ったボールはゴールへ。欲しかった追加点をものにします。
これで勢いに乗った川崎は更に28分、土屋のロングボールに抜け出した八田から中央の恩田へ。恩田は横浜DFと身体を入れ替えフリーになり決定機を迎えるも、シュートは枠を外れ、突き放すことはできず。
横浜は36分、39分と6 德田佑真、8 上西遥喜がシュートを放ちますが、いずれも枠を捉えず。得点とはなりません。40分には横浜のFK。ペナルティエリア左からファーサイドを狙ったボールは土屋がクリアし、難を逃れます。ここで前半は終了。
前半終了間際から強さを増した雨脚は後半開始までに強まり続け、土砂降りに。
まずチャンスを作ったのは横浜。3分、11 吉沢実頼が右サイドに流れながらシュート。しかしここは川崎DF土屋がブロック。
対して9分には川崎。土屋のミドルパスを中央で受けた矢越から左に抜けた9 香取武へ。香取のシュートは右に外れゴールとはならず。
11分にも川崎。4 林駿佑のロングボールに八田が左サイドへ抜け出し、クロス。合わせたのは中央へ走り込んだ知久。しかしこれはゴールポスト左をかすめゴールとはならず。川崎はここで選手交代。香取に代えて28 平塚隼人を投入します。
後半も中盤に差し掛かると、横浜の時間帯。
12分、19 山田悠貴の左からのクロスにファーサイドで上西が合わせますが、これはゴール上へ。更に19分、23 早川優世のロングボールに裏抜けした18 エルシャターブブライト海がペナルティエリアに侵入しますが、ここも土屋がブロック。難を逃れます。
ピンチを凌いだ川崎は22分、関から左サイド前方の平塚へ。平塚はDFを背負いながらもペナルティエリアに侵入。中央に走り込んだ誰かが触ればというボールを入れます。これをファーサイドで齊名が受け、背後の知久へ。絶妙な連携でフリーになった知久は難なくゴールへシュートを決め、横浜を突き放します。ここで川崎は恩田に代えて、今夏、クラブユース選手権U-15で初優勝を達成し、得点王とMVPを獲得した40 十河晟央を投入。
勢いづいた川崎は25分にも関が齊名とのワンツーから抜け出しシュートを放ちますが、これは横浜GK鈴木がセーブしCKに。この右CKのキッカーは齊名。中央へ上がったクロスに触ったのは投入されたばかりの十河。DFに囲まれた自分ではなく、背後に走り込んだ知久へすらし、いい形で受けた知久は次のステップでシュート。連続でのゴールとなりました。
33分には八田、柴田に代えてこちらもU−15所属の42 小田脩人、43 今廣遥碧が投入されます。
横浜は35分、左サイド深い位置からのロングボールにエルシャターブが抜け出しますが、わずかに届かず。開いた点差の中、まず1点を狙っていきます。
しかし39分、またも川崎は齊名の右CKから中央で土屋が頭で合わせ、5点目。これで勝負あり。試合終了となります。
翌日のJユースカップ準々決勝 清水エスパルス戦へ出場するため、通常であればベンチを固める1、2年生たちが不在の中、圧倒的な力を見せつけた川崎フロンターレU-18。夏に力を見せつけたU-15所属の3選手も出場し、大雨のなかで躍動しました。
ここからつながる新人戦に3年生は出場しませんが、後輩たちへ託す3連覇を、最高の形でスタートしました。
前半2-0 後半3-0 計5-0
得点:恩田裕太郎、八田秀斗、知久陽輝2、土屋櫂大(フロンターレ)
川崎の先発:16松澤成音、2柴田翔太郎、4林駿佑、5土屋櫂大、15関德晴、6齊名優太、10矢越幹都、8知久陽輝、14八田秀斗、9香取武、17恩田裕太郎。
交代:香取→28平塚隼人、恩田→40十河晟央、八田→42小田脩人、柴田→43今廣遥碧
控え:23岩田幹太郎
横浜の先発:16鈴木魁、19山田悠貴、23早川優世、24齋藤仁、DF7白須健斗、35白井勝大郎、11吉沢実頼、6德田佑真、8上西遥喜、14関野愛紀、10望月耕平
(文中敬称略)
写真はかんちさんに撮影いただきました。いつもありがとうございます!
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