フロンターレU18 – 大宮アルディージャU18 / プレミアリーグEAST第12節(監督・選手インタビュー)


11月10日秋葉の森総合公園サッカー場で行われたプレミアリーグEAST第12節、大宮アルディージャU-18戦を0-0で終えた川崎フロンターレU-18。試合後に長橋康弘監督と、関德晴、矢越幹都の2選手に話を聞きました。

 

試合の記事は◇フロンターレU18 – 大宮アルディージャU18 / プレミアリーグEAST第12節

 

「チャンスの数が多いと、内容が良いにしないということ。これを受けて何かやっていかないといけないと思っています」 

長橋康弘監督

 

長橋康弘監督

 

〇試合の結果について、今はどうお考えでしょうか?

勝ち点3を取るために準備してきました。この引き分けを受けてですね、選手たちは当然、私もそうですし。

選手たちの望むような結果ではなかったです。

この結果に対しては、私の責任だと思っています。

〇立ち上がりからかなり気持ちの入ったプレーも多くて、チャンスもかなりつくっていて。それでは十分ではないとは思うんですけど、選手たちはいいプレーもしていたと思うんですけど、それについてはどう思っていますか?

内容にこだわるということを私たちはすごい大事にしています。ただ、その内容をなぜこだわるかというと、結果を出すためにこだわっています。

そういうところでいうと、こういうゲームのときに、私の立ち振る舞いというのが、これまでの反省点だと、私自身が思っている部分がありまして。

チャンスは多くつくれた。だけれども、結果は引き分けた。内容はけして悪くはないという言い方をこれからは選手たちにしないようにしていこうと思っていますので。

なかなかこのゲームの評価というのは難しいところではあるんですけど。

そこも踏まえた中で、まずは私自身が矢印を自分に向けて、なんとかしたいと思いますね。

〇決めきれないところを決めるためにこれから準備をまたしていくんだと思うんですけど、選手たちにはどんな働きかけをしていきますか?

ラストの質というところですね。選手たちには言ってはきているんですけど、チャンスを多くつくるゲームではなくて、少ないチャンスでも今日のゲーム、ゴールできれば勝っていたんですよね。

こういうゲームを受けて、選手たちをどう成長させてきたというのが、今の結果につながっていると思うんですよ。

そこがやっぱり改善できていないので、私のトレーニングの内容もそうですし。

選手たちも間違えないでほしいなって、ゴールを決めるスポーツなので。チャンスの数を多くつくるゲームではないということ。

そこのチャンスの数が多いと、内容が良いにしないということ。これを受けて何かやっていかないといけないと思っています。

 

〇今日はJユースカップで出た選手も途中から出ていましたけど、彼らを起用した意図などを教えてもらってもいいでしょうか?

今は連戦で、試合に出てもらわないと困るところがあってですね。なかなか難しいコンディションのなかで、やってくれたと思うんですけど。

この試合で、チームで勝ち点3を取りに来ているので。連戦でも途中出場で力を出してくれという思いでグラウンドに出てもらいました

〇Jユースカップでのプレーも評価して、出した部分もあるのかなと思ったんですけど、それについてはどうですか?

そうですね、頑張っていたとは思うんですけど、やっぱりJユースも勝ちにいっていたので。そこで結果を出せなかったというところでは難しい評価になりますけど。

そこで頑張っていたというよりも、このゲームで戦力になる選手を入れたつもりです。

〇残り3試合になりましたけど、これからどういったことをやっていきますか?

今から大きく変わることができるものなのか。それはちょっと私にもわからないところであります。

ただ、大事なのがちょっとずつでもいいから前に進むこと。そのために、このような結果になっているのは原因が明らかなので。

そこに対して、時間と意識を、そういった部分をちゃんと向けられるように、かけられるようにやっていくことが大事なのかなって思います。

〇またサポーターの方にメッセージをいただいてもいいでしょうか?

本当に申し訳ないゲームばかりを今年は見せてしまってですね。もう1回選手たちも、ここまで来てくださっているサポーターの、その思いだとか、気持ちというものを考え直したほうがいいかなというふうに思っています。

いつも選手を応援していただき、ありがとうございます。この結果には選手たちも満足していないと思うので。

残り3試合、本当に大切に戦っていきたいと思います。引き続き、どうか応援のほうをよろしくお願いします。

 

「ゴールだったり、アシストだったり、そういう結果にこだわって、試合をしたいので来週から積んでいけたらなと思っています」

DF15 関德晴

 

関德晴選手

 

〇お疲れさまでした。まずは今日の試合を振り返ってみて、いかがですか?

今日のゲームはとにかくチーム全員で、勝ち点3を持って帰ることを目標にした試合だったんですけど、最後の場面で決めきることができずに、スコアレスのまま終わってしまった、悔しい試合だと思っています。

〇これからどうしていきたいと思います?

いったん中断期間が続くので、最後のフィニッシュワークの部分だったり、崩しの部分でより一層チームを強化していけたらと思っています。

〇今日はサイドからクロスだけじゃなく、エリア内へ入ったりした場面もかなりありましたけど、自分のプレーについて振り返ってみてどうですか?

自分自身もやっぱりなかなか結果を残せていないので。

ゴールだったり、アシストだったり、そういう結果にこだわって、試合をしたいので、来週から積んでいけたらなと思っています。

〇個人的にいまチームが結果が出ていないのは何が足りないと思っています?

クラブユースが終わってからですけど、自分たちのサッカーが対策されるという中で、相手のカウンターだったりセットプレーで、流れつかまれちゃったりしているので。

自分たちのサッカーを自信をもってやっていくことが大切かなって思います。

〇自分自身でも、もっと自信をもって、どんな相手が来てもやれるように?

そうですね。速い相手とか大きい相手とか土屋選手に任せちゃったりしているので。自分でもつぶせたり、そういうチームを助けられる選手になりたいです。

 

〇ここまでずっとスタメンで出続けていますけど、自分自身でこういったところが成長したなって思うものってあります?

あんまり自分自身では成長感じたりというかは、もっともっとやんなきゃいけないという気持ちのほうが大きいです。

〇残り3試合になりましたけど、どういったプレーをしていきたいですか?

結果にこだわるということもそうですけど、守備でもチームを助けられる選手になって、少しでも多くの勝利をサポーターに届けられるようにしたいです。

〇だいぶこのメンバーでできるのも少なくなってきましたけど、思うところってありますか?

3年生たちにもっと、優勝争いとかさせたかったんですけど、自分たち2年生の力がまだまだ足りなくて、申し訳ない気持ちのほうが大きいんですけど。

あと3試合しかないので。楽しく、フロンターレらしいサッカーをしたいと思います。

〇またサポーターの方にメッセージをいただいてもいいでしょうか?

いつも応援ありがとうございます。試合中の声援だったり、自分たちの背中を押してくれる声というのがすごく支えになっているので。

これからも足を運んでいただけたらうれしいです。応援よろしくお願いします。

 

 

 

「今日は自分、最後、シュートを決められるところがあったので。そこをもっとこだわっていきたいと思います」

MF10 矢越幹都

 

矢越幹都選手

 

〇まずは今日の試合を振り返って、感想などを教えてもらってもいいでしょうか?

自分たちは勝たなければいけない試合だったんですけど、自分を含めて決めきるところを決めきることができなかったので。

そこが反省点かなって思います。

〇試合の前から「パッションだ、パッションだ」という声も多くて、実際気持ちのこもったプレーも多かったと思うんですけど、それでも結果が出なかった。それを踏まえて、これからどうしていきますか?

今日はベンチ外の人も昨日Jユースがあったなか、来てくれて、全員で勝ちを持ち帰るというのが目標であったんですけど、試合に出ている人たちがもっと責任をもって、最後のシュートのところだったり、こだわるということを次の練習から、やっていきたいと思います。

〇次はちょっと間が空いて、青森山田。去年もああいう雰囲気の中でのゲームを経験していると思うんですけど、そういったなかでも自信をもってプレーすることが大事だと思うんですけど、それについては思うところってありますか?

そうですね。相手のホームで、すごい雰囲気だと思うんですけど、自分たちが何をするかが大事だと思うので。

のまれることなく自分たちのサッカーを繰り広げたいなと思います。

〇残り3試合、ユースでの生活もだいぶ少なくなってきましたけど、まだまだ成長できる部分もあるんじゃないかと思います。どういった成長をしていきたいですか?

今日は自分、最後、シュートを決められるところがあったので。そこをもっとこだわっていきたいと思います。

〇残り試合こだわるのはゴールだったり、アシストですかね。

はい、そうですね。

〇ジュニアユースからフロンターレに入って、残り少なくなりましたけど、ここまで振り返ってみていかがですか?

本当にいい仲間に恵まれて。ジュニアユースのときもユースのときも仲間に恵まれたので。

最後勝って、みんなで笑って終われたらなって思います。

〇今日もサポーターの方が多く来ていました。そういったサポーターの方にメッセージをいただいてもいいでしょうか?

今日も本当に熱い応援ありがとうございました。

いい結果を出すことはできなかったんですけど、残り3節、勝って、みなさんと喜びを分かち合いたいと思うので。また応援よろしくお願いします。

 

残りは3試合となったプレミアリーグEAST。1試合1試合、チームや選手が前に進むことができますように。次節はアウェー青森山田戦。内容と結果、目指すものをつかみとることができたのなら、それは必ず大きな自信にもつながるはずです。

 

次節:プレミアリーグEAST第20節 vs 青森山田

11月24日(日) 午前11時キックオフ 青森山田高校グラウンド(人工芝)

 

(文中敬称略)

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