11月20日は等々力第一サッカー場へ。
川崎フロンターレU-15等々力の2年生たちが、神奈川県(U-15)サッカーリーグ、桐光学園中学校戦に臨みました。
【川崎フロンターレU-15等々力(2年) 神奈川県(U-15)サッカーリーグ2ndステージ3部グループE vs 桐光学園中学校】
11月20日(水) 午後6時26分キックオフ 等々力第一サッカー場 雨 35分ハーフ
2ndステージ、3部グループEを8戦全勝のフロンターレ等々力の最終戦。
先発は、GK1小坂一、最終ラインは右から2オガー悠仁、23渡部朝陽、キャプテンの20野田永輝飛、8笠原宏仁、ボランチは5坂西叶羽、6遠山煌斗、右MF7遠山頼斗、左MF9平野杜和、前線には17中矢温仁、11林凜太朗。
1年生の渡部が先発に名前を連ねました。
朝から気温が上がらず、冷たい雨がピッチを濡らす等々力第一サッカー場。
それでも、両チームの選手の家族らが傘を手に見守る中、キックオフの時を迎えました。
立ち上がりは、桐光学園が前に出る展開に。高い位置へ持ち込み、左コーナーキックを得ますが、フロンターレ等々力はそれをしのでいきます。
フロンターレ等々力も、ラインを高めてくる桐光学園に対し、渡部や野田、坂西や遠山煌斗、下がり目に林も顔を出しながら、ボールをつないでいき、左サイド、高い位置へ笠原が抜け出し、左コーナーキックを得るなど、相手陣内へ入り込む時間をつくれるように。
5分には桐光学園が左コーナーキックを得ると、キッカーの7はニアに正確なボールを入れていきますが、坂西がクリア。
さらに左サイドでのスローインの流れからエリア前に出ようとする桐光学園。しかし、フロンターレ等々力は、コンパクトに粘り強く対応。
自分たちでボールをつないで、中矢も中央に顔を出すなどし、右サイドではオガー・遠山頼斗が連係。焦れずにボールを保持する時間を増やしていきます。
11分には、野田の左サイドを突くフィードに平野が抜け出し、平野は正面へ。平野のシュートは枠をとらえますが、GK3がセーブ。
さらに右サイドからのフィードに、林がエリア方面への動き出し。ここでも桐光学園の守りに遭いましたが、フロンターレ等々力がうまく長いボールと、前線の選手たちの動き出しを生かして、ゴールに迫る場面をつくっていきます。
林が下がり目で受け、遠山頼斗や遠山煌斗、坂西もかかわってボールを動かしていくフロンターレ等々力。中盤、間で坂西や遠山煌斗がうまく受け、坂西の左サイド、高い位置を突くパスに、平野が抜け出し、仕掛ける場面をつくるなどしていきます。
14分には、左サイドで笠原や平野もかかわってテンポよく動かしていくと、フィードに林が正面へ。これに対しては、GK3が前に出て阻む好守。
セカンドボールを拾い、ボールをつないでいくフロンターレ等々力。16分には、遠山頼斗のパスに、林が右サイド、高い位置へ。
ここで桐光学園にファールがあり、フロンターレ等々力のフリーキックに。
キッカーはオガー。右足で正面へ入れると、野田がシュートを打ちますが、左に。
渡部や野田が開いてボールに触れ、オガーが中央へ持ち出す動きを見せ、野田が左サイドを突くパス。平野が裏を狙う動きを見せ、相手に対応されても、セカンドボールを拾い、前に出ていくフロンターレ等々力、林が粘り強くキープ。ボールを保持する時間をつくっていきます。
桐光学園も最終ラインから斜めに速いパスを、前線へ入れ、起点をつくろうとしますが、フロンターレ等々力は、コンパクトに、桐光学園が左サイドに入れてきたところでは、オガーや遠山頼斗が厳しい寄せ。
再びボールをものにし、右サイドからやや正面へ持ち出した遠山頼斗は左サイドに展開。笠原が縦に持ち込む動きを見せていきます。
野田の縦パスをうまく間に下りた林が受け、そこから左サイド、平野、笠原へつなげ、奪われても、すぐさま遠山頼斗が回収するなどしていくフロンターレ等々力。
28分には、平野が前線、中矢が左MFと位置を入れ替え。すると直後には、林が高い位置でカット。そのままエリア正面左へ持ち込み、シュートを打つとこれが決まり、1-0。
チャンスを逃さず、フロンターレ等々力が先制点をものにします。
直後には桐光学園、左サイドでフリーキックを得ると、キッカーの7は遠いサイドに入れていきますが、これはシュートにはつながらず。
直後にはフロンターレ等々力、中央に下りた林がおさめ、左サイドに展開すると笠原のフィードに、平野が正面へ。平野はシュート。しかし、GK3が好セーブ。
さらに林が下がり目でキープ。坂西につながり、坂西の浮き球のパスに平野が正面への動き出し。これはシュートにはつながりませんでしたが、うまくかかわりあいながら、フロンターレ等々力がチャンスをつくろうとしていきます。
桐光学園も中央でボールを奪い、左サイドにいったん振って、そこからエリア右を突くパス。しかし、笠原がカバー。最後は小坂がセーブ。
左サイド、中矢や平野、笠原がうまくボールを動かしていくフロンターレ等々力。
サイドを変え、オガーや遠山頼斗が高い位置で連係。桐光学園がしのいでもセカンドボールを笠原が回収。再び自分たちでボールをつないでいきます。
35分には、遠山頼斗から正面の平野へ縦パスが通り、平野から中央で受けた坂西は浮き球のパス。右サイドから正面へ遠山頼斗が抜け出しますが、オフサイド。
アディショナルタイムに入り、36分には、左サイドで中矢がカット。そのパスにエリア内、遠山煌斗が飛び出しますが、桐光学園はブロック。
右コーナーキックとなり、平野が右足でボールを入れると、こぼれ球を拾ったフロンターレ等々力は、エリア外正面で渡部がミドルシュート。これはGK3がセーブ。
前半は1-0でタイムアップとなります。
後半フロンターレ等々力は、GK19山川敦弘、最終ラインは右から5坂西叶羽、23渡部朝陽、キャプテンの20野田永輝飛、3木田悠司、ボランチは10初音虎次郎、14池田颯太、右MF18小嶋遼介、左MF28永田怜大、前線には9平野杜和、11林凜太朗。
1年生の永田が左MFに入ります。
立ち上がり、初音や池田が中央でかかわり、ボールを動かしていくフロンターレ等々力。
奪われても坂西がすぐさま奪い返し、そのパスに永田が左サイドの高い位置への仕掛け。桐光学園の対応に遭いましたが、守備から攻撃へつなげ、エリア近くでプレーする時間をつくっていきます。
3分には、中央で初音、池田とつながり、池田の浮き球のパスに、林が正面へ。これに対しては、後半から出場の桐光学園のGK99が対応。
しかし、息の合ったいいかたちをつくっていきます。
5分には、右サイド、高い位置で坂西が粘り、ボールは小嶋へ。小嶋はエリア外右へ持ち込み、折り返し。ニアに飛び込んだ林がシュートを打ちますが、ポスト。
セカンドボールを拾い、平野がエリア外左へ持ち込んでいきますが、桐光学園は体を張り、阻んでいきます。
7分には、初音が右サイドに展開すると、小嶋がエリア外右へ。シュートは桐光学園が体を張り、ブロック。
セカンドボールを拾ったフロンターレ等々力は、坂西が右サイド、高い位置へ。ここでも桐光学園の粘り強い対応に遭いましたが、フロンターレ等々力がボールを保持。そこから前に出ていきます。
渡部や野田、木田もボールに触れ、永田が時に中央に寄って受けるなどして、ボールをつないでいくフロンターレ等々力。
10分には、池田の斜めのパスに初音が右サイド、高い位置へ。初音のパスに林がエリア正面へ抜け出しますが、桐光学園の守りが対応。
さらにフロンターレ等々力は、永田がうまく間に顔を出した林につけ、坂西や小嶋に展開。小嶋の間を突くパスに、初音が飛び出すなどしていきます。
13分には、林が下がり目で受け、坂西へ。少し中央へ持ち出した坂西から左サイド、木田につながると、木田の縦パスに永田がエリア左へ持ち込んでいきますが、桐光学園はブロックしていきます。
15分フロンターレ等々力は平野に代わり2オガー悠仁が入り、右MF、小嶋が前線へ。
なかなか決定的な場面がなかった桐光学園も、17分には、7の浮き球のパスに、2がエリア外右へ。しかし、山川がカバー。
すると18分にはフロンターレ等々力、右サイド、オガーにつながると、オガーは右クロス。GK99が反応するも、セーブしきれず。
こぼれ球を拾った永田がエリア左へ。あまり角度のないところからシュートを打ちますが、GK99がセーブ。
左コーナーキックとなり、池田が右足でボールを入れると、野田がヘディングシュート。桐光学園が体を張り、防ぐもセカンドボールを拾ったのはフロンターレ等々力。
エリア外正面、初音がミドルシュートを打つと、ゴールネットが揺れ、2-0。フロンターレ等々力が突き放します。
桐光学園が前に出てくる場面では、コンパクトに粘り強く対応を続けていくフロンターレ等々力。坂西や渡部、野田がボールを奪い、流れは渡さずにぷれーしていきます。
21分には、池田から左サイド、永田へつながり、永田の斜めのパスに林がエリア内へ飛び出しますが、オフサイド。
しかし、22分フロンターレ等々力は、野田のフィードに小嶋がエリア右へ。うまく切り返し、小嶋はシュート。これがゴールへ決まり、3-0。
さらにフロンターレ等々力がゴールをものにします。
24分には、野田から左サイド、木田へ。木田から間で受けた池田のパスに、林がエリア内への動き出し。しかし、オフサイド。
25分フロンターレ等々力は、渡部が痛めてピッチの外へ。ここで渡部に代わり1年生の32川上琉偉、さらに林に代わり17中矢温仁、オガーに代わり7遠山頼斗、坂西に代わり6遠山煌斗。
GK山川、最終ラインは右から池田、川上、野田、木田、ボランチは初音、遠山煌斗、右MF遠山頼斗、左MF永田、前線には小嶋、中矢。
右サイド、池田から遠山頼斗へつながり、遠山頼斗のスペースを突くパスに小嶋が飛び出すなど、相手陣内でのプレーを続けていくフロンターレ等々力。
野田が左サイド、高い位置を突くパス。永田がこれに動き出すなどしていきます。
29分には、小嶋が中央、下がり目で受けてスルーパス。高い位置へ遠山頼斗が抜け出し、遠山頼斗から左サイド、永田へ。
永田は仕掛けていくも、桐光学園はコンパクトな粘り強い守り。
それでも30分には、永田がエリア左へ持ち込み、シュート。しかし、GK99がセーブ。
32分には、中央で遠山煌斗がスルーパス。エリア右、遠山頼斗が抜け出し、シュート。GK99のセーブに阻まれましたが、好パスといい動き出しからチャンスを創出。
桐光学園もボールを奪い、中央に持ち込んでいきますが、中矢がプレスバック。再びボールをつないでいくのはhろんたーれ等々力。
33分には、中央、遠山煌斗から右サイド、遠山頼斗へ。遠山頼斗から少し高い位置で受けた池田はエリア前に速いクロス。初音がニアに飛び出しますが、さわることはできず。
アディショナルタイムに入り、36分にはフロンターレ等々力、木田から右サイド、池田へつなげると、池田から遠山頼斗とつながり、遠山頼斗のパスに中矢がエリア外正面へ。ここは桐光学園の対応に遭うも、再び最終ラインに戻し、川上や野田がボールに触れ、右サイド、池田につなげると、池田は右サイドからエリア外正面、スペースを突くパス。これに遠山煌斗が飛び出しますが、桐光学園の守りが対応。
さらに野田がボールを奪い、預けて高い位置へ顔を出すなど、攻勢を続けるフロンターレ等々力。
右サイド、高い位置へ抜け出した小嶋のパスを、小嶋がうまく間で受けるなどしていきます。
試合はタイムアップとなり、3-0。勝利したのはフロンターレ等々力となりました。
3年生とも対戦することが多かった中で、すべての試合に勝利。来季は2部での戦いに挑むフロンターレ等々力。最終学年を迎え、どんな試合をしていくのか。どんなプレーを見せていくのか。そして、どう成長していくのか。とても楽しみにしています。
前半1-0 後半2-0 計3-0得点:林凜太朗、初音虎次郎、小嶋遼介
フロンターレ等々力の先発:1小坂一 2オガー悠仁 23渡部朝陽 20野田永輝飛 8笠原宏仁 5坂西叶羽 6遠山煌斗 7遠山頼斗 9平野杜和 17中矢温仁 11林凜太朗
交代:小坂→19山川敦弘 オガー→10初音虎次郎 笠原→3木田悠司 遠山煌斗→14池田颯太 遠山頼斗→18小嶋遼介 中矢→28永田怜大 平野→2オガー悠仁 渡部→32川上琉偉 林→17中矢温仁 オガー→7遠山頼斗 坂西→6遠山煌斗
(文中敬称略)
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