4月5日の等々力第一サッカー場。
川崎フロンターレU-15等々力の2年生たちの練習試合、三菱養和SC巣鴨ジュニアユース戦に続いて、川崎フロンターレU-15等々力の3年生たちが、神奈川県(U-15)サッカーリーグ2部、FC.vinculo戦に臨みました。
【川崎フロンターレU-15等々力(3年) 神奈川県(U-15)サッカーリーグ2部Cグループ第 vs FC.vinculo】
4月5日(土) 午後2時半キックオフ 等々力第一サッカー場 晴れ 35分ハーフ
ここまで5勝1分け、勝ち点16、得点19、失点0のフロンターレ等々力。
先発は、GK16松田隼、最終ラインは右から6渡部泰地、2猪又聖生、キャプテンの7野田永輝飛、3木田悠司、ボランチは4岩﨑海澄、18遠山煌斗、右MF17遠山頼斗、左MF8小嶋遼介、トップ下10初音虎次郎、前線には15オガー悠仁。

相模原市を拠点に活動するFC.vinculoはここまで1勝3分け2敗、勝ち点4、得点19、失点17。vinculoはスペイン語で絆という意味。
青空に白い雲が漂い、時折吹く風で桜の花びらが舞う等々力第一サッカー場。
フロンターレ等々力も、vinculoも多くの選手の家族らが見守るなか、キックオフの時を迎えました。
立ち上がり、フロンターレ等々力は猪又が右サイドに展開。遠山頼斗や渡部泰地が高い位置へ。
それに対してvilculoも粘り強く対応。最終ラインに戻し、しっかり組み立てを図り、中央で受けた10から左サイド、高い位置へパスを通すと9が抜け出しますが、渡部泰地が対応。体を粘り強く入れ、フロンターレ等々力のボールにしていきます。
フロンターレ等々力は、中央間でうまく遠山煌斗が受け、その縦パスを初音が受けて、細かくパスを回し、3分には遠山煌斗のパスに木田が左サイド、高い位置へ。
木田がクロスを入れると、オガーがエリア左へ飛び出しますが、これはオフサイド。
さらにうまく少し下がっておさめたオガーがエリア正面へ持ち込んでいきますが、vinculoも体を張り、これに対応していきます。
猪又や野田が多く触れ、中央で岩﨑、遠山煌斗がかかわってさらにボールを動かしていくフロンターレ等々力。
vinculoも中央で厳しい寄せからボールを奪う場面をつくりますが、フロンターレ等々力は切り替えが速く、すぐさま囲い込んで奪い返していきます。
すると6分にはフロンターレ等々力、遠山煌斗の縦パスをエリア外正面でおさめたオガーがスルーパス。
エリア正面左、抜け出したのは小嶋。vinculoはこれを阻もうとするも、うまくかわしてシュートを打つとボールはゴールの中へ。
1-0。見事な連係からフロンターレ等々力が先制点をものにします。


7分にはさらにフロンターレ等々力、初音が高い位置でボールを奪い、オガーにつなげるとオガーのパスに小嶋がエリア外正面へ。
小嶋はミドルシュート。これは左に。

さらにフロンターレ等々力は、野田から猪又、猪又から右サイド、開いた渡部泰地につながり、渡部泰地から受けた初音は中央を持ち運んで、左サイド、小嶋へ。
小嶋は縦に仕掛けていきますが、vinculoも粘り強くこれに対応していきます。
それでも、フロンターレ等々力は、GKの松田も野田や猪又とかかわりながら、組み立て。
11分には、vinculoがそこを狙い、高い位置でカットしますが、猪又がカバー。
猪又はすぐさま、うまく間に顔を出した初音に入れ、初音はエリア外正面へ仕掛けて、シュート。vinculoの守りに阻まれましたが、守備から攻撃へ、すばやく結び付けていきます。
さらにフロンターレ等々力は、小嶋のパスを少し下がり目でオガーが受け、中央の遠山煌斗から左サイド、木田に展開。
攻め急がずに、最終ラインに戻し、猪又から右サイド、渡部泰地、遠山頼斗につなげ、中央間で岩﨑が受けるなど、多くの人がかかわりながら、ボールをつないでいきます。
vinculoはそれに対し、中央で7や8がカット。しかし、フロンターレ等々力は遠山頼斗がカバー。
最終ラインに戻し、再び中央、間で遠山煌斗が受け、細かいパス回し。初音も下がり目に顔を出しながら、動かしていきます。
vinculoもGK1や最終ライン、キャプテンの6や2、4がかかわって組み立てを図りますが、フロンターレ等々力は初音やオガーが前から奪いにいき、14分にはオガーが高い位置でカットし、エリア外正面右へ。オガーはシュート。これは右にそれましたが、前線の守備からシュートに結び付けていきます。
15分には右サイドで渡部泰地がカット。オガーとのパス交換から渡部泰地はエリア右へ飛び出しますが、GK1がこれを阻む好守。
vinculoも中央でボールを奪い、10がうまくキープ。前線の16を経由して右サイドに展開。13が高い位置へ抜け出しますが、木田がカット。
17分にはフロンターレ等々力、少し前に出た野田がボールを奪い、中央で岩﨑がキープ。最終ライン、猪又から左サイド、木田につながり、木田のパスをうまく間で受けた初音から右サイド、流れたオガーにつながり、オガーのパスに初音が正面へ。初音のシュートは惜しくも右にそれましたが、さらにフロンターレ等々力がチャンスをつくっていきます。

19分にはフロンターレ等々力、野田のフィードを、オガーが左サイド、開いておさめ、そのパスに小嶋がエリア左へ飛び出しますが、vinculoの対応があり、シュートにはつながらず。しかし、いい飛び出しを見せていきます。
松田が中央へ正確なボールを入れ、遠山煌斗がおさめ、猪又、野田の両CBも積極的に受けてさらにボールをつないでいくフロンターレ等々力。
vinculoもそれに対し、しっかり自陣からつないでいき、組み立てを図り、20分にはうまく間に下りた前線の14から右サイド、13につなげたところでフロンターレ等々力がファール。vinculoのエリア外右でのフリーキックに。
ここでvinculoは3人を交代。vinculoは、10が右足でボールを入れていきますが、フロンターレ等々力はそれに対応。
渡部泰地が右サイドを持ち上がり、そのパスに初音がエリア外正面右へ抜け出しそうになりますがvinculoの戻りも速く、カット。
しかし、フロンターレ等々力はしっかり守備で対応し、そこから攻撃へ結び付けようとしていきます。
vinculoも10がうまく中央を持ち上がり、交代で入った前線の19が粘り強くキープ。フロンターレ等々力の陣内でプレーする時間をつくりますが、フロンターレ等々力は中盤に入ったところで岩﨑が体を入れ、ボールを奪いに行くなど、球際に厳しさを見せ、これに対応。初音が低い位置まで戻り、マイボールに。そこから木田につながり、木田のフィードに、オガーが左サイド、高い位置への動き出し。しっかり守って、そこから相手陣内でプレーする時間をつくろうとしていきます。
すると25分にはフロンターレ等々力、渡部泰地が中央に寄せて、ボールを奪い、遠山煌斗につなげると遠山煌斗の縦パスに初音が正面へ。
初音が左足を振り抜くと、ゴールへ決まり、2-0。フロンターレ等々力が追加点をものにします。



フロンターレ等々力はさらに松田から中央、遠山煌斗へ正確なボールが入り、そこから最終ライン、野田へ。野田のフィードにオガーが高い位置へ。
オガーから左サイドに流れた初音とつながり、初音のパスに遠山煌斗がエリア外正面へ。ミドルシューをvinculoの守りが阻んだところ、エリア内へのこぼれ球に小嶋が飛び出しますが、vinculoの守りも集中しており、これに対応。しかし、こぼれ球へのいい反応を見せていきます。


28分にはさらにフロンターレ等々力、右サイド、遠山頼斗から中央、岩﨑、岩崎からエリア外正面左、オガーにつながり、オガーのパスに木田がエリア外左へ。
木田はミドルシュートを打ちますが、これは左。
vinculoも、30分には最終ラインの2のパスを、交代で入った17が中央間でうまく受け、右サイド、スペースを突くパス。13が抜け出しますが、木田がカバー。
vinculoの右サイドでのスローインとなりますが、ボールを奪ったフロンターレ等々力は、野田のフィードにオガーがエリア外正面へ。これはオフサイドとはなりましたが、フィードと動き出しを使って、さらにチャンスをつくろうとしていきます。
33分にはフロンターレ等々力、vinculoが組み立てを図るところ、エリア外正面でオガーがプレスバックからボールを奪い、遠山頼斗がエリア正面へ。
vinculoの守りも粘り強くこれに対応。

さらにフロンターレ等々力はオガーが高い位置でキープ。
細かくパスをつないで、オガーのパスにエリア外正面右へ飛び出した遠山頼斗がミドルシュート。しかし、これは上。

vinculoも、35分には、フロンターレ等々力が中央でパスをつないだところ、17がカット。左サイドに展開すると、9が高い位置へ。しかし、渡部泰地が対応。
前半は2-0でタイムアップとなります。
後半フロンターレ等々力は、岩﨑に代わり14池田颯太。
立ち上がり、松田もエリア外に出て、野田や猪又、池田が多く触れ、ボールを動かしていくフロンターレ等々力。
野田が少し前に持ち上がり、そのパスに小嶋が左サイド、高い位置へ。小嶋は切れ込んで、ミドルシュート。上にそれましたが、いいかたちで後半に入っていきます。
vinculoはGK1に、最終ラインがかかわって組み立て。それに対し、フロンターレ等々力は前から奪いに行き、2分にはオガーが左サイドでカット。折り返しに池田がエリア内へ飛び出しますが、ここはvinculoの対応があり、シュートは打てず。
vinculoも中盤の10がボールをものにし、最終ラインへ戻すと6の入れたボールを19が少し下がり目に下り、キープ。
しかし、フロンターレ等々力は池田が厳しく寄せてボールを奪い、そのパスに初音が左サイド、高い位置へ。
初音の折り返しはシュートにはつながりませんでしたが、右サイドで遠山頼斗が残し、中盤へ戻すと池田の浮き球のパスに、渡部泰地がエリア右へ。
vinculoの守りも集中しており、シュートには至りませんでしたが、いいかたちをつくっていきます。
vinculoも、中央で10や7、8がかかわり、ボールを動かす時間をつくり、フロンターレ等々力がつないでいこうとする場面では7がうまく間でカット。
しあkし、フロンターレ等々力は猪又がカバーしていきます。
すると、7分にはフロンターレ等々力、左サイド、高い位置を突くパスに小嶋が抜け出し、折り返し。エリア正面、飛び出したのはオガー。
シュートを打つとこれが決まり、3-0。フロンターレ等々力がついに突き放します。


8分にはフロンターレ等々力、猪又のフィードに、渡部泰地がエリア右へ。しかし、オフサイド。
vinculoも中盤の7が右サイドを突くパス。しかし、木田がカバー。木田から左サイド、開いたオガーにつながり、中央の池田、遠山煌斗がかかわって右サイドに展開。
渡部泰地や遠山頼斗、初音もかかわって細かくパスをつないでいきます。
すると10分には遠山煌斗のスルーパスに、オガーが正面へ。オガーがシュートを打つとこれが決まり、4-0。


フロンターレ等々力はここで遠山頼斗に代わり20中矢温仁。木田に代わり三菱養和SC巣鴨ジュニアユースとの練習試合にも出場していた2年生の22渡部朝陽。
渡部朝陽が左のCBに入り、野田が左SBに。
12分にはフロンターレ等々力、池田のスルーパスにオガーがエリア正面へ。オガーのシュートはGK1が阻むも、こぼれ球に詰めた中矢が押し込み、5-0。
さらにフロンターレ等々力が突き放します。


13分には自陣下がり目で受けた初音から左サイド、野田につながり、野田から中央、間で遠山煌斗につながると遠山煌斗のパスに、野田がエリア外左へ。
野田はシュート。枠をとらえますが、GK1がセーブ。

右コーナーキックを得たフロンターレ等々力は、初音が左足で入れると、セカンドボールを拾い、エリア外正面、渡部泰地から右サイドに展開。遠山煌斗のクロスに、正面でおさめた池田はシュート。しかし、右に。


vinculoも、間にパスを差し入れて、右サイドに展開。高い位置へ持ち込もうとしていきますが、野田が対応。
14分にはフロンターレ等々力、渡部朝陽のサイドチェンジを、渡部泰地が右サイド、開いておさめ、中央へ持ち込み、エリア右を突くパス。
オガー、中矢が飛び出しますが、オフサイド。
直後には、vinculo、高い位置へ持ち込み、エリア外右、17が放ったミドルシュートは枠をとらえますが、松田がセーブ。
ここぞというところでチャンスをつくるvinculoに対し、しっかり対応していきます。
18分にはフロンターレ等々力、松田から右サイド、中矢へ正確なボールが入り、中央へつなげていくと初音から左サイド、野田へ。
野田から渡部泰地へつながり、渡部泰地から受けた初音はエリア外正面へ。初音のミドルシュートは枠をとらえますが、GK1がセーブ。
フロンターレ等々力は、19分小嶋に代わり13笠原宏仁。
20分にはフロンターレ等々力、vinculo、10がうまく間で受けて前に持ち出したところ、遠山煌斗が奪い、そのパスにオガーがエリア外右へ。
ここでvinculoのファールがあり、フリーキックに。
キッカーは池田。ボールを入れると、エリア左、おさめた野田がシュート。しかし、vinculoの体を張った守りが阻んでいきます。


22分にはさらにフロンターレ等々力、渡部泰地から中央、池田へ。池田から左サイド、野田につながると野田の浮き球のパスにオガーが飛び出しますがオフサイド。
vinculoも、23分には高い位置でボールを奪いますが、渡部朝陽がカバー。
フロンターレ等々力はさらに松田や渡部朝陽、猪又もかかわって組み立て。高い位置でオガーがキープ。vinculoの陣内でプレーする時間をつくっていきます。
24分には、いったんはvinculoが中央でボールを奪うも、池田が奪い返し、右サイド、渡部泰地へ。
渡部泰地は初音にいったん預け、エリア外正面で受け直しミドルシュート。しかし左に。
直後には初音から左サイド、野田につなげると野田の浮き球のパスに初音がエリア左へ飛び出しますが、シュートはGK1がセーブ。
25分には野田のパスをオガーがうまく間で受け、そのパスに笠原がエリア左へ。笠原の折り返しに、中矢が正面へ飛び込みますが、シュートは上。
フロンターレ等々力はさらに渡部朝陽のパスをうまく初音が下りて受け、右サイド、中矢へ。中矢はドリブルでうまく相手を剝がし、そこから中央を経由し初音が右サイド、下がり目で受け、自陣へ戻し攻め急がずに、猪又や渡部朝陽が多く触れながら組み立てを図っていきます。
26分フロンターレ等々力はオガーに代わり9平野杜和。
27分にはvinculo、11がエリア外右へ持ち込みシュート。枠をとらえますが、松田がセーブ。
さらに浮き球を入れてくるvinculo。しかし、松田がセーブ。

すると28分にはフロンターレ等々力、初音がエリア外正面へうまく持ち込みスルーパス。抜け出したのは平野。シュートを打つとこれが決まり、6-0。



直後には正面でボールを奪ったフロンターレ等々力。笠原がいったん平野に預け、エリア正面へ抜け出し、シュート。7-0。
立て続けに素晴らしい連係を見せたフロンターレ等々力。突き放します。

フロンターレ等々力はさらに池田のパスをうまく平野が体を入れ、キープ。初音との連係から高い位置への動き出しを見せていきます。
vinculoも19が下がり目でおさめ、キープ。しかし、猪又が厳しい寄せ。ファールをを取られましたが、球際に強く行き、ボールをものにしようとしていきます。
33分にはvinculo、17、19を起点に高い位置でボールをつないでいき、自陣に戻し、3が持ち上がり、そのパスに13がエリア左へ。
しかし、渡部泰地が体を入れ、最後は松田がセーブ。
直後にはフロンターレ等々力、右サイド、中矢へつながり中矢の浮き球のパスに、平野がエリア正面右へ。平野はシュート。しかし、GK1が好セーブ。
右コーナーキックとなり、初音が入れると野田のヘディングシュートは枠をとらえますが、ここでもGK1が好守。

再び右コーナーキックとなり、初音が入れると猪又がヘディングシュート。しかし、vinculoはブロック。

セカンドボールを拾ったフロンターレ等々力は、中矢が仕掛けていきますが、vinculoも粘り強くこれに対応していきます。
アディショナルタイムに入り、さらに渡部泰地がエリア右への動き出し。笠原が左サイド、高い位置へ持ち込むなどしていくフロンターレ等々力、
36分には、池田のパスに渡部泰地がエリア外正面右へ。渡部泰地は左足でミドルシュート。しかし、上に。
37分には、渡部朝陽から左サイドに展開すると、斜めに速いパスに初音がエリア正面へ。
シュートはGK1がセーブ。
試合はタイムアップとなり、7-0。フロンターレ等々力が勝利をおさめました。
フロンターレU-15等々力はこれで6勝1分け、勝ち点19、得点26、失点は0。
第3節の横浜ジュニオールJY戦(〇2-0)と比べても連係も深まり、それぞれの持っている力も高まり、ピッチの中でそれをより発揮できるようになっているように思えます。
4月12日には、夏の全国大会、日本クラブユース選手権の神奈川県予選にフロンターレ等々力は臨みます。
過去2年はいずれも初戦敗退と悔しい結果に終わっている大会。攻守にいいプレーを積み重ね、成長を重ねながら、全国大会の舞台への切符を勝ち取ることを願っています。
前半2-0 後半5-0 計7-0
得点:小嶋遼介 初音虎次郎 オガー悠仁2 平野杜和 笠原宏仁
フロンターレ等々力の先発:16松田隼 6渡部泰地 2猪又聖生 7野田永輝飛(c) 3木田悠司 4岩﨑海澄 18遠山煌斗 17遠山頼斗 8小嶋遼介 10初音虎次郎 15オガー悠仁
交代:岩﨑→14池田颯太 遠山頼斗→20中矢温仁 木田→22渡部朝陽 小嶋→13笠原宏仁 オガー→9平野杜和
控え:1小坂一 19山川敦弘
(文中敬称略)














































































































































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