川崎フロンターレのホームゲーム開催時に Uvanceとどろきスタジアムにて配布されている「みんなのチラ裏」。
2025年シーズンより「川崎そだちのアカデミー通信」と題し、フロンターレアカデミーに関する情報を川崎そだちにて担当しています。
今回は5月21日の浦和レッズ戦配布分、MF5 楠田遥希 選手のインタビューの詳細版となります。
インタビューは4月30日に実施しました。
◯ まず最初に、今シーズンここまで、調子はどうでしょう?
最初のほうは、自分が想像してたプレーはできなかったんですけど、最近どんどんコンディションも上がってきて、このままレベルアップしていきたいなって思っています。
◯ なるほど。怪我の影響ですか? 前半だけで交代する試合もありました
Jヴィレッジカップのときに怪我してしまって。それから開幕戦のときには復帰したんですけど、なかなか思ったように体が動かなくて、よくない状態が続きました。でも、森さん(森勇介監督)から、「お前ならできる」という言葉をもらっていたし、自分でもやらなきゃいけないと思っていました。それで、浦和戦(4月26日に開催されたプレミアリーグEAST 4節)からけっこう体が軽くなって、徐々にいいプレーができてきました。
◯ なるほど。では、プレーの特長を教えてください
自分の特長は、球際のところだったり、長短のパスの正確性っていうところを武器にしています。それプラス、視野の確保はボランチをやるうえで大事だと思うんで、ボールを蹴る前だったり、いろんな情報をいれるようにしています。
ワンタッチ、ツータッチのプレーが多くなりすぎて、自分で運ぶところなんかが少ないのが今の課題なので、徐々に修正していきたいです。
◯ 今季の目標を、個人とチームそれぞれ教えてください
チームとしてはクラブユース選手権とプレミアリーグファイナル優勝、個人としては、1年を通してチームの勝利に貢献することが一番の目標です。
開幕戦から数試合、自分のプレーはよくなかった。プレミアリーグは簡単には勝てない試合ばかりだと思うので、目の前の1試合に集中してやっていきたいなって思います。
◯ ありがとうございます。では、サポーターへのメッセージをお願いします
去年もそうですけど、常日頃から、遠い会場でも足を運んでくださったりして、自分たちのパワーになっています。これからも応援をお願いします!
◯ ではちょっと別の面からも質問させてください。小さい頃からサッカーをやっていると思うんですけど、憧れの選手なんかはいますか?
今だったら、守田(英正、元川崎フロンターレ、現スポルティングCP(ポルトガル))選手ですね。守備ができるし、落ち着いて攻撃に繋げていくところが、自分のお手本になっています。
◯ サッカー以外での趣味や好きなことはありますか?
…。ほとんどないですね。悩むくらい出てこないです(笑)
サッカー以外は食べて寝て、ゲームをやったり遊びに行ったりもしますけど、全部中途半端です。深入りしないタイプです。
◯ 仲のいい選手は?
小学校4年からフロンターレなので、チーム全員仲がいいですね。関徳晴は特に仲がいいかもしれないです。地元が一緒で、小学校1年生のときくらいから通っていたスクールも一緒でした。いまは怪我をしてしまっていますけど、(今シーズン)最後は一緒にやりたいですね。
◯ 私も、一緒にプレーする姿を見たいです。今日はありがとうございました
ありがとうございました!
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プレミアリーグEASTは8節までを終え、日本クラブユースサッカー選手権 関東予選による中断期間に突入。中断前までに3連敗となってしまいましたが、ここで体勢をを立て直し、巻き返しが望まれます。
中盤で攻守にタクトを振る楠田選手。今季はまだ見られていない、高さを活かしたゴールや、体を張った中盤での守備が見られることを願っています。
これからも楠田選手の活躍にご期待ください。
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