11月8日は、ひたちなか地区多目的広場へ。
冬のU-15年代の全国大会、高円宮杯全日本(U-15)サッカー選手権大会の関東予選、高円宮杯全日本(U-15)サッカー選手権大会関東大会が始まり、川崎フロンターレU-15等々力が1回戦に臨みました。
関東大会には、関東ユース(U-15)サッカーリーグ1部の5位から10位までの6チームと関東ユース(U-15)サッカーリーグ2部のA・B両ブロックの20チームに、各都県の予選を勝ち抜いた38チームの計64チームが出場。16チームずつ4ブロックに分かれてトーナメントが行われ、各ブロックの勝者4チームが全国大会の出場権を得ることができます。
フロンターレ等々力は1回戦ではFC古河と対戦しました。
【川崎フロンターレU-15等々力(3年) 高円宮杯全日本(U-15)サッカー選手権大会関東大会1回戦 vs FC古河】
11月8日(土) 午前11時キックオフ ひたちなか地区多目的広場B 40分ハーフ 晴れ
創設3年目で高円宮杯神奈川県大会を初めて突破。初の関東大会に臨むフロンターレ等々力。
先発は、GK16松田隼、最終ラインは右から6渡部泰地、2猪又聖生、キャプテンの7野田永輝飛、3木田悠司、ボランチは36大寺楓真、18遠山煌斗、右MF17遠山頼斗、左MF32永田怜大、トップ下14池田颯太、前線には11林凜太朗。
大寺、永田と2人の2年生が入る陣容に。

関東ユース(U-15)サッカーリーグ2部Aブロックでは9位のFC古河。
先発は、GK21増田大然、最終ラインは右から14岩崎壮希、2高橋心丸、5鈴木幸成、4佐藤裕十、ボランチは12伏木叶、7石川蒼、右MF10飯塚亮太、左MF9久保偉央吏、前線には3野手翔ノ介、11高橋琉夏。
青空の広がる一方で、少し強い風が吹き抜けるひたちなか多目的広場。ピッチ脇には多くの両チームの選手の家族らに加え、メンバー外のFC古河の選手たちも。
古河の選手たちがにぎやかに声援を送る中、キックオフの時を迎えました。

立ち上がりはFC古河。右サイドに展開すると折り返しに、石川が正面へ。ここはフロンターレ等々力、遠山頼斗が対応。
さらに鈴木のフィードを起点に、中央に寄った飯塚から右へ流れた野手へ。野手は高い位置へ持ち込んでいきますが、猪又が対応していきます。
フロンターレ等々力としてはなかなか前に出ることができない立ち上がり。2分には、右サイド、高い地へ持ち込んでくる伏木に対しては、永田が対応。
右コーナーキックを得たFC古河は、飯塚が左足でニアに入れていきますが、フロンターレ等々力はブロック。
再びFC古河の右コーナーキックとなり、セカンドボールを拾ったFC古河は飯塚が右クロス。しかし、遠いサイドに入ったボールに対しては、野田が対応。
3分にはさらに中央で伏木、飯塚とつながり、岩崎が右サイド、高い位置へ。しかし、野田がクリア。
ラインを高め、FC古河が前へ出てくる時間が続いていきますが、フロンターレ等々力はコンパクトに、粘り強く対応していきます。
5分には、中央でうまく受けた池田のパスに林がエリア外左へ。


FC古河の対応に遭ったところ、後ろに戻したフロンターレ等々力は、遠山煌斗がエリア外正面へ持ち込んでいきますが、FC古河もしっかり人数をかけ、これに対応。
直後にはFC古河、右サイドへ展開すると、伏木が正面へ斜めの速いパス。しかし、渡部泰地がしぼって対応。フロンターレ等々力の集中した守りが阻んでいきます。
野田や猪又、間で大寺、遠山煌斗が受けながら、次第に自分たちでボールを動かす時間をつくっていくフロンターレ等々力。
池田がうまく間で受け、遠山頼斗へつながり、遠山頼斗のパスに渡部泰地が右サイド、高い位置へ持ち込もうとするなど、次第にFC古河陣内でプレーする時間をつくっていきます。
7分には、松田がエリア外正面へボールを送ると林が動き出していきますが、FC古河が対応。
さらに中央で受けた大寺が右サイド、高い位置へ持ち込んでいきますが、FC古河も粘り強く寄せて、前には行かせず。
一方のFC古河は、8分フロンターレ等々力にファールがあり、左サイドでのフリーキックに。飯塚が左足で入れたボールは、ゴール前正面へ抜けていきますが、松田がセーブ。危ない場面でしたが、集中したいい守りを見せていきます。

遠山頼斗が林に縦パス。前に起点をつくろうとするフロンターレ等々力。それに対し、FC古河も厳しい寄せを見せ、そこから中央へ持ち込んでいきますが、フロンターレ等々力は永田が中央に寄せて、カット。
10分には、FC古河、左サイドからの浮き球に、野手がエリア左へ。しかし、猪又がカバー。最後は松田がセーブ。
GKの松田も野田や猪又とかかわって組み立てていくフロンターレ等々力。大寺・遠山煌斗が中央でかかわり、ボールを動かす時間をつくっていき、池田も中央でうまく受けながら、組み立てを図っていきます。
15分には、遠山煌斗から左サイド、木田へ。木田の縦パスに永田がエリア外左へ仕掛けていきますが、岩崎が対応。

左サイドでスローインを得たフロンターレはその流れから林が正面へ持ち込もうとしていきますが、FC古河も粘り強く対応。
しかし、そこからFC古河が前に出ようとするところ、永田が足を伸ばし、マイボールに。左サイド、木田へつながり、木田からうまく間で受けた池田のパスに、永田は高い位置へ。FC古河の対応に遭い、前に行くことはできませんでしたが、それでも粘り強くプレス。フロンターレ等々力のスローインにしていきます。
中央に寄った永田がカット。大寺から最終ラインへ戻し、野田や猪又、松田もかかわって再び組み立てていくフロンターレ等々力。
猪又のフィードをうまく池田がおさめるなど、相手陣内でプレーする時間を再びつくっていきます。
19分には、フロンターレ等々力にオフサイドがあり、中央でフリーキックを得たFC古河、GKの増田がエリア前に入れていきますが、それをしのいだフロンターレ等々力は、池田のパスに、永田が左サイドから中央へ。うまく相手を剝がした永田のパスに遠山頼斗が右サイドからエリア右へ持ち込んでいきますが、FC古河はカット。
シュートにはつながらなかったものの、いい動きを見せていきます。



飲水タイムをはさんで、FC古河は、高橋琉夏が右サイドから正面へ仕掛けていきますが、フロンターレ等々力は大寺が低い位置まで戻り、これに対応。
さらに両サイドを使っていくFC古河。
左サイド、低い位置から佐藤がフィード。風に乗った難しいボールが入りますが、松田がセーブ。
さらに中央に持ち込んだ飯塚から左サイドへ展開。佐藤のパスに久保が左サイド、高い位置へ。しかし、猪又が対応。
25分には、うまく間で受けた野手が正面左へ持ち込んでいきますが、野田がカバー。野田から池田につながり、池田は中央からスルーパス。
左サイドから正面へ抜け出した永田はオフサイド。しかし、相手の攻撃に対応し、そこから自分たちでチャンスをつくろうとしていきます。
高い位置で高橋琉夏がキープ。そこから伏木が左サイドから正面へ持ち込んでくるFC古河。しかし、フロンターレ等々力は猪又が対応。
さらにFC古河が、フロンターレ等々力の陣内でプレーする時間をつくっていきますが、フロンターレ等々力は、右サイドから持ち込んできたところでは木田が対応。
渡部泰地もFC古河がクロスを入れてきたところ、林につながるようにして対応。林から右サイド、遠山頼斗へつなげ、自分たちでボールを動かす時間をつくろうとしていきます。
29分には、フロンターレ等々力、野田のフィードに林が正面へ。しかし、GKの増田が前に出てクリア。
さらに猪又から中央、間で受けた遠山煌斗はスルーパス。林が正面へ動き出していきますが、FC古河はカット。
再び野田や猪又、渡部泰地や木田、GKの松田もかかわって動かしていくフロンターレ等々力。
それに対して、FC古河も32分には、高い位置でカット。飯塚がエリア右へ持ち込んでいきますが、猪又がカバー。
さらに髙橋心丸のフィードに野手が高い位置へ動き出していきますが、野田が対応。
松田からやや下がり目に顔を出した林、林から左サイド、木田へ。木田から野田、野田から、松田とつながり、エリア前で組み立てを図っていくと、猪又のフィードに、遠山頼斗が右サイド、高い位置への動き出し。
FC古河の対応に遭ったところ、セカンドボールを拾った林が右サイド、高い位置へ持ち込んでいきますが、FC古河は鈴木が粘り強く寄せて、最後はゴールキックに。
しかし、意欲的に前に持ち込む姿勢を見せていきます。

FC古河も、35分には、縦パスを野手がおさめ、右サイドへ展開。岩崎が高い位置へ持ち込もうとしていきますが、野田がカバーしていきます。
大寺や池田が間で受け、FC古河が中央から持ち込んでくるところでは猪又がカット。渡部泰地が高い位置へ持ち込んでいくフロンターレ等々力。
浮き球もしっかり競るなど、体を張った対応を続けていきます。
38分には、FC古河、左サイド、石川のパスに野手がエリア左への動き出し。しかし、猪又がカバー。
40分には、フロンターレも、池田から大寺とつながり、大寺のパスに渡部泰地が右サイド、高い位置へ。
しかし、FC古河も粘り強く対応。
アディショナルタイムに入り、41分には、右サイドでのスローインの流れから大寺が右サイド、高い位置へ。ここでFC古河はファール。
フリーキックを得たフロンターレ等々力。キッカーは池田。右足で入れると、林がヘディングシュート。しかし、左に。
前半は0-0でタイムアップとなります。


後半フロンターレ等々力は、遠山頼斗に代わり15オガー悠仁が入り前線へ。大寺が右MF、池田がボランチに。FC古河は佐藤に代わり13高橋遼太。

立ち上がりには、フロンターレ等々力、遠山煌斗のパスを林が間で受け、オガーが正面へ。オガーのパスに永田がエリア外正面左へ。ここでFC古河はファール。
フリーキックを得たフロンターレ等々力。池田は直接狙いますが、サイドネットに。
一方のFC古河は、左サイド、高橋遼太が斜めに速いパス。正面右、野手が抜け出しますが、木田がカバー。
5分には、さらに左コーナーキックを得たFC古河、石川が遠いサイドに精度の高いボールを入れていきますが、フロンターレ等々力は体を張り、ブロック。
FC古河の右コーナーキックとなり、飯塚がボールを入れると、エリア内で混戦に。しかし、フロンターレ等々力は粘り強くクリアしていきます。



浮き球に対しても、しっかり競り、球際に負けずにプレーしていくフロンターレ等々力、うまく間で受けた遠山煌斗が前に持ち出し、縦パスを受けたオガーが右サイド、高い位置へ。FC古河も粘り強くそれに対応し、チャンスにはつながりませんでしたが、前に出る場面をつくっていきます
すると10分には、フロンターレ等々力、野田のフィードをオガーが左サイドでおさめ、そのパスに林がエリア内へ。ここでFC古河はファール。
フロンターレ等々力はPKを得ます。



キッカーは猪又。これを決めて、1-0。先制点はフロンターレ等々力へ。大きなゴールがフロンターレ等々力に入ります。




追いかける展開となったFC古河は、中央に寄った飯塚がカット。右サイドへ展開すると岩崎のフィードに、野手が高い位置へ。しかし、おさめることはできず。
13分には、フロンターレ等々力にファールがあり、エリア外右でフリーキックを得たFC古河。高橋心丸が右足で直接狙いますが、松田がセーブ。

攻撃に転じたフロンターレ等々力は、遠山煌斗のパスに渡部泰地が右サイド、高い位置へ。
クロスはFC古河の対応があり、シュートにはつながりませんでしたが、前に出る姿勢を見せていくフロンターレ等々力。
野田のフィードに、大寺が右サイド、高い位置への動き出しを見せるなど、長いボールも交えて、さらにチャンスをつくろうとしていきます。
FC古河は飯塚に代わり24風見晃希。
17分には、オガーから左サイド、永田へ。永田から間で受け直したオガーから左サイドへ再び展開。クロスを入れると、林がヘディングシュート。
しかし、ワンタッチあり、右コーナーキックに。

池田が右足で入れると、セカンドボールを拾ったフロンターレ等々力、永田から右サイド、残っていた池田につながると、池田はエリア外右へ持ち込み、クロス。
左サイド、流れたボールを拾った木田が高い位置へ持ち込み、左コーナーキックを得ていきます。
20分には、さらにフロンターレ等々力、野田のフィードに、林が正面へ。ここはFC古河が対応。シュートにはつながりませんでしたが、いい動き出しを見せていきます。
飲水タイムをはさんで、さらにフロンターレ等々力は、右サイドで大寺、渡部泰地が連係。オガーもかかわって高い位置へ持ち込んでいきますが、FC古河はカット。
それでも、そこから左サイド、高い位置へ持ち込んでくる野手に対しては、渡部泰地が対応。再び自分たちのボールにしていきます。
23分には、大寺のパスに林が右サイドから正面右への動き出し。
しかし、FC古河の守りが対応。
自陣に戻し、松田や猪又、渡部泰地に遠山煌斗が間で受けるなどして、再び動かしていくフロンターレ等々力。
24分には、中央、永田がパス。オガーが抜け出し、エリア正面へ。ここはFC古河、高橋遼太がカバー。シュートに対し足を伸ばして阻むいい対応を見せ、左コーナーキックに。



キッカーは池田。直接ゴールへ向かうようなボールを入れていきますが、ポストに。
25分には、野田から永田へつながると永田の浮き球のパスに、オガーが正面へ。しかし、オフサイド。
シュートにはつながりませんでしたが、さらにチャンスをつくろうとしていきます。
フロンターレ等々力は、遠山煌斗に代わり5坂西叶羽。永田に代わり8小嶋遼介。


下がり目に林が下り、おさめ、池田から右サイドへ展開。渡部泰地や坂西、大寺がかかわって動かし、スローインを得ると林が右サイド、高い位置へ持ち込んでいくフロンターレ等々力。
27分には、坂西が右サイド、背後を突くパス。抜け出した渡部泰地は折り返し。しかし、エリア内で合わせることはできず。
それでも、左へ流れたボールに、木田が詰め、フロンターレ等々力のスローインにしていきます。
FC古河は、久保、石川に代わり20稲葉風太郎、15小林蒼。
29分には、FC古河、前線へポジションを変えた鈴木がカット。高い位置へ持ち込んでいきますが、渡部泰地がカット。
そこからオガーへ。オガーのパスに、林が正面右へ。林はシュート。しかし、FC古河、岩崎の対応に遭い、追加点とはならず。

フロンターレ等々力の右コーナーキックとなりますが、それをしのいだFC古河、鈴木のパスに、高橋琉夏がエリア左へ。
決定的な場面でしたが、シュートは松田がセーブ。好守でしのいでいきます。

フロンターレ等々力は、33分、中央、坂西のパスに、小嶋が正面へ。うまい動き出しを見せますが、オフサイド。
34分、フロンターレ等々力は、林に代わり9平野杜和。

相手ボール時には、平野がやや低い位置まで下り、コンパクトに対応していくフロンターレ等々力。
FC古河は浮き球を風見が競り、野手が高い位置への動き出しを見せるもオフサイド。
36分には、中央でFC古河、小林蒼がカット。そのパスに野手がエリア正面右へ。しかし、シュートは松田がセーブ。
さらに右へ開いて受けた野手が浮き球のパスを、エリア左へ入れていきますが、松田がカバー。
直後にはフロンターレ等々力、右サイド開いて受けた大寺は浮き球のパス。平野が正面へ。しかし、オフサイド。
ここからFC古河がボールを持つ時間をつくりますが、フロンターレ等々力はオガーや平野も自陣に戻り、コンパクトに。
粘り強く対応していきます。
39分には、カットしたFC古河、右サイド、抜け出した伏木が折り返しますが、正面を坂西がカバー。
するとフロンターレ等々力は、ボールをおさめた平野から左サイドへ展開。オガーが高い位置へ。
フロンターレ等々力のスローインとなりますが、それをカットしたFC古河、高橋琉夏が左サイド、高い位置へ。
しかし、大寺がカット。大寺からオガーにつながり、オガーは右クロス。ここは増田がセーブ。シュートにはつながりませんでしたが、追加点を狙う姿勢も見せていきます。
アディショナルタイム。鈴木が左サイド、高い位置への動き出しを見せ、フロンターレ等々力の陣内でプレーする時間をつくっていくFC古河。
しかし、フロンターレ等々力は、中央でうまく大寺がカット。平野が高い位置へ。FC古河もそれに対して、粘り強く体を入れ、チャンスにはつながりませんでしたが、前に持ち込む姿勢を見せていきます。
42分には、右へ流れて受けたオガーが前に持ち込み、右サイドでのスローインに。
その流れから大寺がエリア外右へ持ち込むと、フリーキックを得たフロンターレ等々力、高い位置でキープを図ります。


試合はタイムアップとなり、1-0。
フロンターレ等々力は関東大会初勝利。好守に粘り強く戦い抜いて、新たな歴史を刻みました。

前半0-0 後半1-0 計1-0
得点:猪又聖生=PK
フロンターレ等々力の先発:16松田隼 6渡部泰地 2猪又聖生 7野田永輝飛(c) 3木田悠司 36大寺楓真 18遠山煌斗 17遠山頼斗 32永田怜大 14池田颯飛 11林凜太朗
交代:遠山頼斗→15オガー悠仁 遠山煌斗→5坂西叶羽 永田→8小嶋遼介 林→9平野杜和
控え:1小坂一 19山川敦弘 22渡部朝陽 13笠原宏仁 20中矢温仁
FC古河の先発:21増田大然 14岩崎壮平 2高橋心丸 5鈴木幸成 4佐藤裕十 12伏木叶 7石川蒼 10飯塚亮太 9久保偉央吏 3野手翔ノ介 11高橋琉夏
交代:佐藤→13高橋遼太 飯塚→24風見晃希 久保→20稲葉風太郎 石川→15小林蒼
控え:1尾島希虎 16諏訪虎太郎 6赤荻絆吏 22三澤琥汰郎
(文中敬称略)































































































































































































































































































































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