2月4日は日産自動車追浜総合グラウンドへ。日産カップ争奪神奈川県少年サッカー選手権低学年の部は、ブロック大会を勝ち抜いた32チームによって競われる中央大会が始まり、川崎フロンターレU-10も1回戦に。湘南ルベントSCとの試合に臨みました。
【川崎フロンターレU-10 日産カップ争奪神奈川県少年サッカー選手権低学年の部中央大会1回戦 vs 湘南ルベントSC】
2月4日(日) 日産自動車追浜総合グラウンド 晴れ 20分ハーフ 8人制
フロンターレの先発はGKはFPの15吉田志生が背番号1のユニフォームを着て務め、FPは最終ラインは右から7柏村涼太、6楠田遥希、5関徳晴、中盤は11平塚隼人、右に10新堀翔、左に4佐々木雄基、前線は8榎本司。
日差しが降り注いで幾分か寒さも和らいだ日産自動車追浜総合グラウンド。多くの選手の家族らが見守るなか、試合は始まりました。
立ち上がり、佐々木が中盤まで下りて、平塚が左へ流れるなどポジションチェンジを交えながらボールを回していくフロンターレ。楠田や柏村がラインを前へ上げて、コンパクトにしていきます。
4分には右サイドへ流れた新堀のリターンを、エリア外正面で受けた受けた平塚がミドルシュートを打ちますが左へ。さらに新堀のパスに右サイドの高い位置へ柏村が抜け出したり、関も高い位置へ持ち上がり、エリア内へ抜け出す新堀へスルーパスを出すなど、揺さぶりに。
5分には関のミドルシュートのこぼれ球に榎本が詰めますが、ルベントのクリアに阻まれてゴールとはならず。畳み掛けるフロンターレは、6分、エリア外左から仕掛けた関が右足を振り抜くと今度はゴールネットを揺らして、1-0。ついに先制します。
最終ラインでボールを回しながらさらにゴールをうかがっていき、楠田が時にはボールを持ち上がり、左サイドへパスを入れるなどしていきます。8分には佐々木が左サイドからエリア前へ切れ込み、エリア右へスルーパスを出すと、抜け出した新堀がニアを狙ってシュート。ゴールネットを揺らして、2-0。追加点が入ります。
ルベントは前からプレスをかけて、打開を図りに。しかし、吉田が落ち着いてかわし、平塚へ縦パスを入れるなど、後ろから組み立てを図っていきます。9分には柏村が持ち上がり、エリア右へパスを出すと、平塚が飛び込みますが、惜しくも触れず。さらに佐々木がドリブルで仕掛けたり、関が佐々木を追い越し、ボールを受けてこちらもエリア前へ仕掛けたりとゴールへ迫っていきます。
11分には楠田が前へ運んでスルーパスを出すと、エリア前左で関がシュートを打つも右へ。さらにボールを保持してゴールに近づいていくと、12分右サイドへ高い位置から柏村が放ったミドルシュートがゴールネットを揺らして3-0。突き放します。
直後には佐々木がエリア前から浮き球のパスを出すと、榎本がエリア右へ抜け出すも、GK1がこれには対応。さらに後ろでボールを回し、平塚が後ろへ下がったり、関が高い位置へ上がったり、佐々木が左サイドからエリア内へ仕掛けていくなどしながら、ゴールをうかがいに。16分にはルベント、エリア外右から10が仕掛けて折り返すも、吉田が落ち着いて対応し、シュートは打たせず。
18分フロンターレは柏村が右サイドの高い位置へ仕掛け、ラインを上げてコンパクトに押し込み、エリア正面へボールを戻すと、楠田のミドルシュートがゴールネットをまたも揺らして、4-0に。
ボールを失っても佐々木や楠田が球際に激しくいき、切り替えよく取り戻し、そこから攻撃へつなげていくと、19分には榎本のドリブルから得た左コーナーキック、平塚が左足で入れたボール、楠田が頭で合わせて、再びゴールネットを揺らして、5-0。前半はここでタイムアップとなります。
後半のフロンターレはGK吉田、最終ラインは平塚、楠田、関、中盤は新堀、右に9ステンパールカ大翔、左に3陶山響、前線は13奥田悠真と3人を入れ換えてのスタート。
立ち上がりから前半と同様、楠田や関がラインを上げ、2人が後ろで構えながらコンパクトに、いい距離感でパスを回していきます。
4分には新堀から右へ展開。ステンパーが仕掛けてエリア前へボールを戻し、再び新堀にボールが渡り、新堀のスルーパスに、エリア左へ陶山が抜け出して、ニアを狙ったシュートがゴールネットを揺らします。6-0。
フロンターレは、新堀が楠田や関とかかわって後ろから組み立てつつ、右へも顔を出し、平塚が中盤へ上がるなど、位置を入れ換えながらさらに追加点を狙っていきます。5分には、陶山が奥田とのパス交換からエリア左へ進入するもオフサイド。6分には高い位置でボールをカットし、エリア外正面で新堀がクロスバーを叩くシュートを放ち、ゴールをおびやかしていきます。
8分には右へ流れたルベントの10にボールが渡りますが、関が粘り強く対応。さらに49が右サイドから仕掛けていきますが、すばやく囲い込んでゴールへは近づかせず。切り替えよく対応していきます。
フロンターレは、関が左サイドから仕掛けてエリア前へ迫ったり、楠田がボールを持ち上がり、新堀にスルーパスを出すなどしていきます。
10分には、エリア外左から関が枠をとらえたミドルシュートを打ちますが、GK1がよく反応し、追加点とはならず。コーナーキックのセカンドボールを拾い、平塚のパスにエリア内、奥田が抜け出すもGK1が前へ出てシュートを打つには至らず。
フロンターレはここで関に代わって2メンディーサイモン友が入り、さらに平塚に代わって14橋本乃翔が入ります。
メンバーが代わってもボールをよく回していき、13分には奥田が中盤へ下がり、スルーパスを出すとエリア正面へ橋本が抜け出してシュート。GK1がここでもよく反応し、ゴールとはならず。
コーナーキックを立て続けに得て、セカンドボールも拾って流れを渡さずに攻勢に出ていくと、14分にはエリア外左、やや距離のあるところから楠田がミドルシュートを打つと、GK1は反応し触ったものの、ゴールの中へ決まり、7-0。楠田はハットトリックに。
フロンターレは、ステンパーが右から仕掛けてエリア内へ進入したり、奥田のスルーパスに新堀が抜け出すなど緩まずにゴールの前へ。18分には陶山が高い位置へ仕掛けて、スルーパスを送るとエリア左へ抜け出した新堀がゴールへ流し込んで、8-0。
さらにステンパーからボールを受けたサイモンが高い位置へ仕掛けたり、相手のプレスをかいくぐって、橋本がドリブルで仕掛けて新堀へ縦パスを送り、そこから左へ展開し、陶山の高い位置からのクロスにつなげるなど、最後までゴールへ迫っていきます。
試合はタイムアップとなり、8-0。2回戦への進出を決めました。
前半5-0 後半3-0 計8-0
得点:関徳晴、新堀翔2、楠田遥希3、陶山響
フロンターレの先発:1吉田志生、7柏村涼太、6楠田遥希、5関徳晴、11平塚隼人、10新堀翔、4佐々木雄基、8榎本司
交代:佐々木→3陶山響 柏村→9ステンパールカ大翔 榎本→13奥田悠真 関→2メンディーサイモン友 平塚→14橋本乃翔
(文中敬称略)
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