フロンターレU18 – 山梨学院大附属 / プリンスリーグ関東第18節


プリンスリーグは最終節。前節を終えた時点で上位は
①横浜F・マリノスユース(勝ち点31、得失点差+18) ②前橋育英(30、+7) ③桐光学園(30、+4) ④東京ヴェルディユース(30、+2) ⑤川崎フロンターレU-18(29、+8)

フロンターレもプレミアリーグ昇格を決める参入戦へいける3位以内に入る可能性を残して迎えました。

【川崎フロンターレU-18 プリンスリーグ関東第18節vs山梨学院大附属高校】
12月6日(日)午前11時 しんよこフットボールパーク 晴れ
川崎フロンターレU-18の先発はGK1名良橋拓真、DFは右から5武田太一、キャプテン4長谷川隼、26伊従啓太郎、3島崎竜、ボランチ18田中碧、32村田聖樹、右MF8渡邉啓太郎、左MF10三笘薫、トップ下9岸晃司、FW38宮代大聖

試合に臨むフロンターレU-18の選手たち
試合に臨むフロンターレU-18の選手たち
試合に出られなかった瀬川ヤーシャ選手のユニホームが飾られた
試合に出られなかった瀬川ヤーシャ選手のユニホームが飾られた

前節は出場停止だった村田が戻り、ボランチだった長谷川がCB、CBだった武田が右SBに。
ベンチに横のネットには練習中の怪我で前節からメンバー外となった11瀬川ヤーシャのユニホームが掛けられました。

一方の山梨学院大附属は勝ち点25の6位。すでに来季もプリンスリーグ関東で戦うことが決まっており、昇降格はかかっていませんが、高校サッカー選手権は県予選準優勝に終わり、最後の公式戦を勝って終えたいという心境のはず。

山梨学院大附属の選手たち
山梨学院大附属の選手たち
多くの選手が応援に駆けつけた山梨学院大附属
多くの選手が応援に駆けつけた山梨学院大附属

多くの山梨学院大附属のベンチ外の選手がしんよこフットボールパークを見下ろす土手に詰めかけてメガホンを手にして声援を送り、フロンターレのサポーターも多くの幕を出し、フロンターレU-12の選手たちも一緒にフットボールパーク横からチャントでフロンターレU-18の背中を押すなか、試合は始まりました。

立ち上がり1分もしないうちにロングボールから裏をとったのは山梨学院大附属。9前田大然がうまく体を入れて抜け出しエリア左で1対1となりますが、ここは体を入れてシュートは左へ。

ひやりとする場面をつくられましたが先制したのはフロンターレ。8分左からのスローインを受けた三笘が中へ仕掛けて放ったシュートがDFに当たり、これに右サイドから抜け出した渡邉が合わせてネットを揺らします。1-0。

直後にも三笘が左サイドから中へ仕掛けてシュートを放ちますがこれはGKへ。しかし、切れのいい動きで序盤から三笘が起点となっていきます。

12分には宮代のポストプレーを起点に岸へボールが渡り、最後は三笘がエリア前右からシュート。これは山梨学院大附属のGK1三枝慎弥が好セーブをみせて追加点とはならず。

さらに攻勢に出るフロンターレ、15分には左から細かくパスで崩して岸からボールを受けた島崎がエリア左から狙いますがここはまたもGK三枝のもとへ。

一方の山梨学院大附属はフロンターレの最終ラインの組み立てを狙ってうかがってきたところからチャンスを作っていきます。

16分には武田がボールを奪われ山梨学院大附属7塚田士文がエリア内左へ進入。シュートは名良橋がさわり左コーナーキックに。コーナーキックはしのぎましたが、17分後ろからつなごうとしたところ、最終ラインで再びボールを奪われてしまい持ち込んだ前田に決められてしまいます。1-1。

22分にはフロンターレ、武田がボールを奪ったところから宮代へボールが渡り、エリア左から出たボール、フリーでエリア右から岸がシュートを打ちますが力が入ってしまったのかこれは上へ。

直後には山梨学院大附属。ロングボールを前田がエリア前で落としたボール、後ろから走り込んだ8大西ジョニーがシュートを放ちますがこれは決まらず。

一方のフロンターレはGK名良橋のフィードを起点に宮代が抜け出しますがシュートには持ち込めず。しかし、名良橋は精度のよいキックで何度もこの日、後ろから組み立てにかかわっていきます。

27分には山梨学院大附属パス交換から前田が抜け出しエリア内左からシュート、しかし、ここは名良橋が好守を見せてゴールを割らせません。

互いにゴールへ迫るなかで次の1点は山梨学院大附属へ。フロンターレのクリアしきれなかったところからボールを拾われると8大西ジョニーが右サイドから仕掛けてクロスを上げるとエリア内高い打点の頭で合わせたのは前田。これが決まり1-2。32分、逆転されてしまいます。

直後にも山梨学院大附属はカウンター、またも大西の右クロスに前田が頭で合わせますが今度は左へ。

ボールを奪うとまずは前田にボールを預けるのが印象的だった山梨学院大附属。前田や大西を起点にした縦に速い攻め、6酒井健や5保井紘和のプレースキックの精度もよく、苦しい時間が続いたフロンターレでしたが、44分にゲームを振り出しに戻します。

やや左サイドでボールを受けた田中碧が宮代へいったん預けて前線へ抜け出し、再びボールを受けるとエリア内左GK三枝と1対1に。ネットを揺らして、2-2。非常に大きなゴールが生まれハーフタイムへ。

渡邉啓太郎選手。先制点を決めた
渡邉啓太郎選手。先制点を決めた
前半は左右からのコーナーキックにもさらされた
前半は左右からのコーナーキックにもさらされた
名良橋選手が好守を見せる
名良橋選手が好守を見せる
名良橋拓真選手
名良橋拓真選手
まるで等々力のように多くの幕がはられたしんよこフットボールパーク
まるで等々力のように多くの幕がはられたしんよこフットボールパーク
存在感のあった山梨学院大附属の9番前田大然選手
存在感のあった山梨学院大附属の9番前田大然選手
田中碧選手。積極的に攻撃にからんだ
田中碧選手。積極的に攻撃にからんだ
この日はCBでの先発、キャプテン長谷川隼選手
この日はCBでの先発、キャプテン長谷川隼選手
伊従啓太郎選手
伊従啓太郎選手
島崎竜選手
島崎竜選手

同時刻キックオフの最終節、前半終了時点での他会場は
横浜F・マリノスユース2-0ヴァンフォーレ甲府U-18
前橋育英3-2昌平
桐光学園0-0浦和レッズユース
三菱養和ユース0-0東京ヴェルディユース

フロンターレがもしも後半勝ち越してタイムアップとなり、他会場のスコアがこのままならば桐光学園とヴェルディを抜いて3位に滑り込むということになります。

後半立ち上がりは山梨学院大附属。4分フリーキックを得るとそのセカンドボールを拾った、フロンターレU-12出身、11渡辺太一がエリア右からミドルシュートを放ちますがこれは名良橋が好守を見せてゴールを割らせず。

6分にはフロンターレ、宮代がエリア内へ抜け出しGKと1対1になりますが体をうまく寄せられてしまいシュートを打つことはできません。

好機を迎えた宮代選手
好機を迎えた宮代選手

12分にはフロンターレ、三笘がボールを奪い左サイド、高い位置にいた島崎へ。ドリブルで仕掛けた島崎が入れたボール、エリア内へダイレクトで渡邉がシュートを放ちますがこれは上へ外れてしまいます。

後半は高い位置から仕掛けた島崎選手
後半は高い位置から仕掛けた島崎選手

フロンターレは島崎が高い位置どりで起点になり、一方の山梨学院大附属はその裏を突くように前田の右サイドからの仕掛けでチャンスをつくっていく時間帯に。互いにカウンターを掛け合ったところから19分には前田に右から抜け出されますがここは長谷川がうまく後ろから足を伸ばしてボールを奪う好守を見せます。

ボールを持つと多くの人数をかけて攻めに転じることができるようになったフロンターレは21分、細かいパス交換から三笘がエリア内へ入るとこれを山梨学院大附属の選手が倒したとの判定でPKを得ます。キッカーは三笘、しかし、三枝に止められ、こぼれ球も押し込むことができず、さらに岸のコーナーキックを伊従が折り返しますが、武田のシュートは止められてしまい、勝ち越しとはなりません。

選手を二人交代させて打開を図ってくる山梨学院大附属でしたが、29分には選手が一人2枚目のイエローカードを受けて退場、10人に。

数的優位となったフロンターレは細かいパス回しから山梨学院大附属のゴールへ迫っていきます。34分にはエリア内左から岸がシュートを放つもGK三枝へ。さらに岸とのワンツーで三笘が抜けますがここは山梨学院大附属のDFに防がれてしまいます。そのさいに傷めた三笘がプレーをすることはできなくなり担架で外へ。

渡邉に代わり23藤井柾人が右サイド、三笘に代わって17道本大飛が左サイドへ。

人数をかけて守ってくる山梨学院大附属に対して攻勢が続くフロンターレ。

ゲームを動かしたのは岸の仕掛けから。エリア正面やや左からドリブルで仕掛けるとエリア内深い位置へ進入、GK三枝が詰めてきますが、あまり角度のないところからシュートを放つとこれがゴールへ吸い込まれます。3-2。

岸を先頭に走り出す選手たち。しんよこフットボールパークとピッチ脇の駐車場を区切る緑色のネットを、内側から突き破るように揺らして、外側のサポーターへ。みんなでもみくちゃになりながら喜びを爆発させます。

直後には武田に代わって7原島亨太が右SBに。ロスタイムは5分。

49分には藤井が2枚目のイエローカードを受けて退場になってしまいますが、まもなくタイムアップ。フロンターレ、勝ちました。

どこか静かなしんよこフットボールパーク。他会場の結果は-。

横浜F・マリノス5-0ヴァンフォーレ甲府U-18
前橋育英4-3昌平
桐光学園0-1浦和レッズユース
三菱養和ユース0-1東京ヴェルディユース

この結果、①横浜F・マリノスユース(34、+23) ②前橋育英(33、+8) ③東京ヴェルディユース(33、+3) ④川崎フロンターレU-18(32、+9) ⑤桐光学園(30、+3)

プレミアリーグ参入戦へはあと一歩届かなかったものの過去最高の4位でリーグ戦を終えることになりました。これにてフロンターレU-18の2015年の大きな公式戦は終わりました。

あいさつに訪れた選手たちはどこか晴れ晴れとした表情。さらに上へ行く願いはかないませんでしたが、誇れる結果を残しました。

岸晃司選手
岸晃司選手

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三笘薫選手
三笘薫選手

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田中碧選手
田中碧選手

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村田聖樹選手
村田聖樹選手
長谷川隼選手
長谷川隼選手
右SBでの先発となった武田太一選手
右SBでの先発となった武田太一選手
宮代選手
宮代選手
藤井選手は途中出場
藤井選手は途中出場
原島選手は終盤に出場
原島選手は終盤に出場

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岸晃司選手が角度のないところから決める
岸晃司選手が角度のないところから決める
サポーター目掛けて走り出す
サポーター目掛けて走り出す
選手、サポーターが一緒になって勝ち越しゴールを喜んだ
選手、サポーターが一緒になって勝ち越しゴールを喜んだ
試合後の選手たち
試合後の選手たち

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フロンターレU-18の三年生たちにとっては最後の試合となった
フロンターレU-18の三年生たちにとっては最後の試合となった

前半2-2 後半1-0 計3-2
得点:渡邉啓太郎、田中碧、岸晃司(川崎) 前田大然2(山梨学院大附属)

フロンターレU-18の最終成績は10勝6敗2分け、勝ち点32、得点43、失点34、得失点差+9

川崎フロンターレU-18の先発:1名良橋拓真、5武田太一、4長谷川隼=cap、26伊従啓太郎、3島崎竜、18田中碧、32村田聖樹、8渡邉啓太郎、10三笘薫、9岸晃司、38宮代大聖
交代:渡邉→23藤井柾人 三笘→17道本大飛 武田→7原島亨太
控え:21早坂勇希 34小川真輝 29新井秀明 37奥山璃空 36大曽根広汰 6柴原周平 

写真はかんちさん撮影のものを多く使わせていただきました。ありがとうございました。

(文中敬称略)

CC BY-NC-ND 4.0 This work is licensed under a Creative Commons Attribution-NonCommercial-NoDerivatives 4.0 International License.

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