9月5日マイナビベガルタ仙台泉パークタウンサッカー場で行われたプレミアリーグEAST第12節、ベガルタ仙台ユース戦を1-1で終えた川崎フロンターレU-18。試合後に森勇介監督、キャプテンのMF10木下勝正、プレミアリーグ初得点となる同点ゴールを決めたFW22十河晟央に話を聞きました。
試合については◇フロンターレU18 – ベガルタ仙台ユース / プレミアリーグEAST第12節
「とにかく、やり続けるしかないと思うので。もっともっと汗をかいて。
もういっぱい必死に走って、やるしかないかなと思います」
森勇介監督

〇試合を振り返ってみて、いかがですか?
絶対勝ち点3が欲しかったので。立ち上がりのところであんなに簡単に点を取られていたら、やっぱりこうなっちゃうかなっていう感じかなと思います。
〇もったいなかったですね。立ち上がりの失点は。
本来だったら、あのフリーキックもないですし、その前で2回起点をつくられているシーンがあったので。
やっぱりセンターバックの選手が少し怖気づいて。行けないところからああいうシーンになってしまったので。
そこの最初の入りのところは、練習試合ではあんまりなかったんですけど、やっぱり本番だと違うのかな、固さはあったかなと思いました。
〇勝負の際になる部分がまだまだ足りないなという感じですか?
やっぱり、全てにおいて足りなかったなっていう感じです。
〇チャンス自体はつくれていた。やりたいことはできていたのかなという印象はあるんですけど、いかがですか?
相手のウィークじゃないですけど、空いてるところはもう事前に伝えてあるし、やっぱりその通りだったので。
ちょっとした判断ミスだったり。個人のところの間違いだったりっていうので少しずつズレていっちゃって。
少しずつバタバタして。うまく前進できなくて。ちょっとロングボールが多くなって、こぼれ球を拾われて、みたいな感じが多くて。
なかなかリズムをつくれなかったですけど。
途中から選手たちもどこが空いているかっていうのは分かり始めて。そこをうまく使えていたところはあったので。
でも仕留められるところでやっぱり仕留めないと、前期と一緒で。当然ピンチもあったので。うちだけじゃないので。
勝てなかったのは残念ですけど。自分を含めてやっぱり力が足りなかったかなっていう印象です。
〇左サイドのコンビネーションとかすごい、途中から良さも出ていたのかなっていう感じがしたんですけど、いかがですか?
そこはストロングにしていきたいんですけど。
風斗(木村風斗)のところも、1本アシストしましたけど。もっともっとクロスだけじゃなくて。クロスの精度もそうだし、タイミングもそうだし。
自分でもっと入っていくとか。あとはそこで左に寄せといて右でどうやって持っていくか。あとはキク(菊池京)のところもそうですけど。
ずっと左ばかりでやっていても、多分、相手も研究というか読んでくると思うので。もう少し質と、もう少しバリエーションを増やしたいなって感じました。
〇菊池君は結構前に仕掛けられる選手だし、その良さをもうちょっと出せればっていうこともありますか?
そんなに僕の印象ではキクは仕掛けられないので。だからどうやってタイミングよく1対1にしないで裏を取っていくかっていうのを。
ランニングの質で1対1をしなくても相手を寄せておいて、フリーで受けられるような感じをいかにつくれるかっていうのは。
リスク管理も含めて、あんまり高い位置に出させたくないので、右サイドは。
でもチャンスだと思ったら出ていいし、そこのところのジャッジをチームと本人もしっかり見極めていけたらなと思います。
〇この夏の中断期間、相当いろいろ取り組んだと思うんですけど。どういうことを重点的に取り組みました?
まずはしっかり走り負けないっていうところ。やってくれたし、練習もまあまあ走っていますし。
1カ月でそんなに効果が出るとは思わないですけど。
ちょっとやり続けて、どれぐらいになるかなっていうところで。(今日は)うちはつっている選手がいないので。
もっともっと、あとはまずそれをもう1回身につけた上で、やっぱり余裕を持って、技術というか、相手を見れるようなプレーが出せればなと思って。
まずはしっかり心肺機能のところを上げている最中です。
〇最後に荒井君(荒井瑞樹)を入れたのはちょっと後ろを削って前を厚くしたということでしょうか?
ウイングバックっぽくして少し攻撃のときだけ高い位置を取って、風斗と瑞樹でサイドから突破できればなっていう意図で入れたんですけど。
ちょっと遅かったですね。
〇それをやるにはちょっと時間がなかったような感じですか?
でも、最悪のところも考えるとやっぱり簡単には決断できなかった。
後ろのところの守備のところもまだまだ不安定なところがあるので。そこを踏まえるとやっぱギリギリのところの最後のところでっていうところになってしまいました。
〇次はヴェルディ(東京ヴェルディユース)戦になりますけど、それに向けてどうしていきますか?
とにかく、やり続けるしかないと思うので。もっともっと汗をかいて。もういっぱい必死に走って、やるしかないかなと思います。
〇サポーターの方にメッセージをお願いします。
本当に仙台に、遠くまで来ていただいて。なかなか結果が出ないんですけど、次こそは絶対勝てるようにやっていくので、また応援よろしくお願いします。
「平日の練習だったり、一個一個の取り組みのところで
突き詰めていかなければいけないかなと考えています」
MF10 木下勝正

〇試合を振り返ってみての感想をお願いします。
後期第1戦ということで、本当に勝たなきゃいけない試合だったと思いますし。
自分たちが夏にやってきたことが試される試合だったと思うんですけど、自分たちの課題である「入り」の部分でまず失点してしまって。
本当に苦しいゲームになりましたけど。
1点追いついて。勝ち点0よりも勝ち点1ということで、まずは勝ち点を積み重ねられたところは収穫だったかなと思います。
〇夏で取り組んできたことなどは出せましたか?
ずっと走り込みだったり、たくさん試合をして、自分たちの感覚は徐々に良くなってきたところだったんですけど。
やっぱりまだ足りないなと気づきましたし、これからまだまだ上に上に、というところはあるので。
また明日の試合(K5リーグ、慶應義塾高校C戦と練習試合、慶應義塾高校戦)もありますし、練習からしっかり取り組んでいけたらと思います。
〇立ち上がりの失点はもったいなかったと思いますが、勝負の際になるような場面で同じミスをしないためには何が必要だと考えていますか?
平日の練習だったり、一個一個の取り組みのところで、本当に勝負の、少しこぼしてしまう、だったり。
失点を防ぐだったり。本当に出ると思うので。
一個一個突き詰めていかなければいけないかなと考えています。
〇個人的にはこの夏、どのようなことに重点的に取り組んできましたか?
僕はあまり走れるタイプではないので、頑張って前の人に追いつくことだったり、タイムに入るというところは頑張っているところです。
〇U-21Jリーグ(8月23日、U-21ジュビロ磐田戦、〇3-2)に出場(先発し1ゴール) しましたけど、その経験はどうでしたか?
トップの選手たちと一緒にプレーして、本当に差を感じましたし。自分は「あそこではやりたい」という気持ちが強いので、また帰ってこられたらなと思います。
〇対戦相手に奥田君(奥田悠真)がいました(後半37分から出場)。話などはしましたか?
悠真とは話せなくて。時間が合わなくて話せなかったんですけど。やっぱり彼の活躍には注目していますし。
本当に頑張ってほしい部分もありますけど、それを刺激に。自分も頑張らなきゃいけないところかなと思います。
〇次はヴェルディ戦ということで、勝ち点3が求められる状況が続きます。次戦に向けて改めてどう取り組んでいきますか?
明日から、全員がもっと意識高くやっていかなければいけないところだと思いますし。
サポーターの方々がここまで来てくださったのに勝ち点3を届けられなかったことは本当に悔しく思いますけど。
必ず次の試合は勝ち点3を届けるので、ぜひ見に来てください。
「『後期でまず7ゴール』を目標に、夏休みで設定したので。そこを目標にしながら。
でも1試合1点は絶対欲しいので。その目標を絶対に超えていかないといけない。
ゴールを決めてチームを勝たせられるように頑張りたいと思います」
FW22 十河晟央

〇試合振り返ってみて、ちょっとまず感想からお願いします。
前半の入りで早い時間に失点したり、チャンスで決めきれなかったり。ビルドアップとかもそうですけど、球際の部分でも負けていたり。
自分たちで試合を難しくしてしまったなって感じです。
〇プレミア初ゴールだと思うんですけど、その場面について振り返ってもらっていいですか?
風斗(木村風斗)からのクロスだったと思うんですけど、いつもいいボールを上げてくれるので、いつも通り待っていたらいいボールが来たので、ちゃんと決めきれてよかったです。
〇得点以外のプレーについては今日はどうでしたか?
もうちょっと相手の前でおさめて自分でいったりとか。他の場面のチャンスのシュートもそうですけど、もっとできたかなって感じていて。全然満足できない感じです。
〇先発でフルでやるのはプレミアでは初めて?
流経戦(第11節、流通経済大柏戦)でも出ています。
〇90分間出続けることを続けていることについて、どう思いますか?
スタメンで出るのも大事だと思いますし、フルで出るのも大事だと思いますし。
でもその中でもっと点を決めないとやっぱりスタメンでも出られなくなってきたり。フルでも出られなくなる。
けが人が帰ってきたらもっと競争も激しくなると思うので、もっともっと結果の数字ってところはこだわっていきたいなって思います。
〇個人としてこの夏はどんなことに取り組んできましたか?
チーム自体、和倉(アストロスポーツ和倉ユース大会)とか愛知遠征もそうですけど。
走りの部分でめちゃくちゃ走ってきて。
1、2週間前ぐらいに膝に少しけがをしてしまって。
そこで自分的にはやってきた分の体力がちょっと不安だったんですけど。この1週間でしっかり上げることができて。
今日も90分できたので、そこは良かったかなって思います。
〇改めて、当初チームは「1試合3点以上」という目標を掲げてきたということで、点を取ることが求められるポジションだと思うんですけど、点を取るためにこれからどうやっていこうと思いますか?
クロスからの得点は、風斗からもそうですし、自分で取っている場面は多いんですけど。もっと自分で外して打ったり。
そこのゴール前の練習は狩野さん(狩野健太コーチ)とも自主練でやっているんですけど、そういうところをもっと出して、自分1人でも点を取れるようになっていきたいなって思います。
〇残り10試合ですけど、個人としては何点取りたいと思いますか?
「後期でまず7ゴール」っていうのを目標に、夏休みで設定したので。そこを目標にしながら。
でも1試合1点は絶対欲しいので。その目標を絶対に超えていかないといけない。ゴールを決めてチームを勝たせられるように頑張りたいと思います。
〇サポーターの方にメッセージお願いします。
今日も仙台、この遠いところまで多くの方が来てくださって、声出しもめちゃくちゃ聞こえて。自分の後押しにもなりましたし。
今日勝つことができなかったんですけど。残り10試合、もっと自分が点を決めてチームも勝って、巻き返せるように頑張るので、引き続き応援よろしくお願いします。
◇
勝ち点3が求められる状況で、立ち上がりで失点をするなど、まだまだ課題があるところを見せたフロンターレ。
それでも、体力面で夏に取り組んできたことなどで、少しずつ目に見える成果も出てきているようです。
次節はホーム、Anker フロンタウン生田での東京ヴェルディユース戦。
また1週間、取り組んでどういったものをピッチで見せるのか。とても楽しみにしています。
(文中敬称略)
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