3月16日は等々力へ。川崎市サッカー協会が市内外の小学生年代と中学生年代のチームを集め、行う川崎カップが始まり、川崎フロンターレU-15も予選リーグに臨みました。
フロンターレ、西高津中学校、バディーSC、湘南ベルマーレWEST、リーベルプントFC、川崎市中体連選抜の6チームが出場する中学生年代の部は、2グループにわかれ、総当たりで順位を決定。18日に同じ順位同士が対戦します。
フロンターレは西高津中学校、バディーSCと同じグループに入りました。
【川崎フロンターレU-15 川崎カップ vs 西高津中学校】
3月16日(土)午後1時半キックオフ 等々力第二サッカー場 くもりのち晴れ 30分ハーフ
初戦は西高津中学校との試合。フロンターレの先発は、GK21新渕七輝、最終ラインは右から15空閑俊汰、18由井航太、23髙橋悠斗、4オウイエ・ウイリアム、ボランチは13金山尚生、30田中陸人、右MF17吉年穣、左MF26中原章雅、FW28名賀海月、35髙橋宗杜。
翌17日に関東ユース(U-15)サッカーリーグの開幕戦、横浜FCジュニアユース戦を控えたフロンターレは、新渕、由井、髙橋悠斗、田中、中原、名賀、髙橋宗杜と二年生が7人、三年生は空閑、オウイエ、金山、吉年と4人が先発に入りました。
心配された雨は降らず、適度に湿り気を帯びているように見える等々力第二サッカー場の土。両チームの選手の家族らが見守るなか、試合は始まりました。
立ち上がり、ラインを高く保ち、厳しい寄せで流れをつかもうとするフロンターレ。しかし、3分センターライン付近でファールがあり、西高津中がフリーキックを得ると、25がエリア内へ入れたボール、50が頭で合わせ、ボールはゴールの中へ。先制点は西高津中へ入ります。
フロンターレは直後にはは中原が高い位置へ持ち上がり、髙橋宗杜が走り込んだエリア内を狙い、ボールを入れていきますが、西高津中の戻りが速く、シュートには結びつけられず。さらに髙橋悠斗が縦へパスをつけ、ボールをおさめた髙橋宗杜が空閑を高い位置へ走らせるなどしていきますが、なかなかゴールへ迫ることはできず。
8分には左サイドからパスを回して田中のスルーパスにエリア前へ髙橋宗杜が抜け出しますが、これはオフサイド。
西高津中は、左MFの98が高い位置へ抜け出すなどして、ゴールに迫る場面をつくりだしていき、フロンターレは空閑や、時には吉年が自陣のエリア近くに戻るなどしてしのいでいきます。
吉年や中原が中央に寄り、田中や金山とともに西高津中の選手たちと競っていくフロンターレ。16分にはエリア外正面で吉年がミドルシュート。GK52が弾いたところ、髙橋宗杜が詰めますがオフサイド。
さらに由井が名賀へ入れた縦パスを起点に、空閑が右サイドの高い位置へ抜け出すなどしていくフロンターレでしたが、なかなかシュートまではいけず。20分にはエリア左から西高津中、79にクロスバーを叩くシュートを打たれるなど、ゴールをおびやかされる場面をつくられていきます。
21分にはフロンターレ、エリア外右、吉年から正面の名賀へつながり、名賀のスルーパスにエリア内へ中原が抜け出しますが、シュートはGK52がセーブ。
すると24分、次のゴールは西高津中へ。エリア外正面で79がシュートを打つと、ワンタッチあり、軌道が変わったボールはゴールの中へ。0-2。
GKの新渕も加わり、髙橋悠斗や由井が開いて、オウイエや空閑を高い位置へ押し出して、攻撃の機会をうかがっていくフロンターレ。
田中のパスに髙橋宗杜がエリア外右へ流れるなどして、攻めに出ていくと、29分には空閑か仕掛けたところから右コーナーキックに。
オウイエが左足でボールを入れると、名賀がセカンドボールを拾い再び右へ展開。空閑のクロスに遠いサイドで髙橋宗杜が合わせますが、枠はとらえられず。それでも右からクロスを入れ、さらにゴールを狙いにくる西高津中に対し、空閑がエリア内へ絞り、クリアするなど集中した守備を見せ、前半はタイムアップ。0-2でハーフタイムへ。
後半立ち上がりからゴールへ迫ったのは西高津中。パス交換から77がエリア外正面でミドルシュートを打つなどしていくと、4分には右サイドから32がニアを狙い、クロス。由井がクリアし防いだものの、右コーナーキックのこぼれ球をエリア左で拾った45のシュートが決まり、0-3。
フロンターレはここで金山に代わり15藤野心魂がボランチに。後半なかなか前に出られなかったフロンターレは、髙橋悠斗のフィードに髙橋宗杜が高い位置へ動き出したり、相手陣内で中原がマイボールにするなどし、攻めを試みに。
12分には髙橋宗杜に代わり27瀬谷海斗、吉年に代わり31志村海里。藤野や田中、名賀も中央に下り、オウイエや空閑が高い位置取りで攻めに出ていきます。14分には空閑に代わり22伊藤颯飛が右SBに。
そして16分、フロンターレは藤野が中央を持ち上がり、エリア左を狙いスルーパスを出すと抜け出したのは中原。中原の折り返しをエリア内で名賀が合わせ、ボールはゴールへ。1-3。
さらにフロンターレは中央でボールを動かしながら、中原がエリア内へ動き出すなど、いい動きを見せ、西高津中が最終ラインでボールを持つと、瀬谷や名賀が前で連動してプレスをかけ、志村のボールカットにつなげるなどしていきます。
しかし、24分、西高津中は左コーナーキック、79がボールを入れると再び25がゴールネットを揺らして1-4。選手を交代させ、時間をうまく使いにいく西高津中。30分にはフロンターレ、右サイドで志村がボールをカット、藤野を経由してエリア外左から中原がシュートを打つも決まらず。試合はタイムアップとなり、1-4で初戦を終えることになりました。
前半0-2 後半1-2 計1-4
得点:名賀海月
フロンターレの先発:21新渕七輝、15空閑俊汰、18由井航太、23髙橋悠斗、4オウイエ・ウイリアム、13金山尚生、30田中陸人、17吉年穣、26中原章雅、28名賀海月、35髙橋宗杜
交代:金山→25藤野心魂 髙橋宗杜→27瀬谷海斗 吉年→31志村海里 空閑→22伊藤颯飛
(文中敬称略)
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