U15川崎ブレイブサンダース – gratus / U15選手権大会プレ大会予選 クラブ交流戦


力の差を見せつけられた初戦から休息を経て,U15川崎ブレイブサンダースは同じく川崎市で活動するgratusとの第2試合に臨みました。

U15選手権大会プレ大会予選 クラブ交流戦
U15川崎ブレイブサンダース – gratus
2019/06/16(日)12:10 秩父宮記念体育館

U15川崎ブレイブサンダースのスターターは初戦から変わらず0 安彦海音,5 吉田空翔,10 後藤直也,16 寺島汐音,17 水品皓暉。

第1試合で大敗を喫したU15川崎ブレイブサンダースはこの短い時間でどう気持ちを切り替えてきたか,試しどころ。
1Q,ジャンプボールで競り勝ったボールを10 後藤直也がそのままドライブ。ファウルを受けつつこれが決まって2-0。フリースローは外してしまいますが,オフェンスリバウンドからのセカンドチャンスを5 吉田空翔がジャンプショットで沈め4-0。幸先の良いスタートとなります。対するgratusはシュート体勢のファウルでフリースローを14,17が獲得しますが,これを決められず。6:00に19のレイアップでこの試合初得点とします。
しかし川崎は流れを渡さず,5:35には吉田がミドルドライブからシュートを決めるとこれがバスケットカウントに。フリースローも確実に決めリードを伸ばすと,立て続けに17 水品がファストブレイクから得点を決め9-2とリード。
gratus 20に3ptを決められるもすぐに途中出場の18 長谷川真甫がトップからフローター,水品がミドルジャンパーを決め返します。3 岩城爽太のスティールからのファストブレイクは実りませんでしたが,15 田辺永士の3ptが決まって16-7と突き放します。
粘り強いディフェンスから8 吉井界澄がスティール,長谷川,田辺とつないだファストブレイクが鮮やかに決まりこのクオーターを18-9とリードして終えます。

2Qは1Qからの流れのまま試合に入りました。gratus 17のフリースローで先制されるも8 吉井のジャンプショットで応戦。gratus 17にドライブを決められれば0 安彦が決め返す。
吉井がファストブレイクを決めた5:49,gratusがタイムアウトを申請。しかし流れは少しずつ川崎に傾きます。2 石川大成のスティールから6 三谷蓮斗のファストブレイクは止められてしまいますが,2:58に三谷が落ち着いたフォームからミドルジャンパーを決めて29-12。gratus は17,19を中心に攻めますがなかなかスコアを伸ばせず,逆に川崎は三谷が連続得点し,前半合計31-16で試合を折り返します。

3Qは前半と打って変わって点の取り合いに。7:21,水品がミドルジャンパーを沈めるとgratusは17が得意のムーブからゴール下をねじ込みます。吉井は3ptを積極的に狙いますがなかなか決まらず。
5:58,川崎は後藤からのファストブレイクを水品へつなぎ確実にスコア。しかしまたもgratus 17のポイントで点差は変わらず。gratus 14がゴール下をねじ込めば吉井がミドルジャンパーで応戦。
4:36,田辺がスティールから見事なユーロステップで相手ディフェンスをかわしてレイアップを決めると,長谷川がオフェンスリバウンドからセカンドチャンスを決めて41-22と点差を広げます。
しかしgratus 14がフリースローを2本成功させたあたりから試合展開ががらっと変わります。川崎は長谷川がミドルジャンパーを決めるも直後にgratus 20が3ptを成功させ43-29。石川と田辺の連携からレイアップを決めればgratus 17が力強くゴール下でシュートを放つとこれが決まり,更にバスケットカウント。gratus 17はこれを確実に決めて3pプレーを完成させます。更にgratus 19のスティールから14のシュートはファウルで止めざるを得ずフリースローに。これが2本決まり,45-34。gratus 17がゴール下,19が3ptを沈めついに得点差は1桁に。
終盤,川崎はどうにか落ち着きを取り戻そうと攻撃のペースを落とします。すると寺島がレイアップを決め久々のチーム得点。更にクオーター終了のブザーが鳴る間際,岩城がミドルジャンパーを決めて50-39。なんとか点差を2桁に戻して最終クオーターへ。

4Qは3Qの反省を活かし,攻守に落ち着きを取り戻します。
7:10,後藤のドライブからのレイアップで先制すると吉田のエンドラインドライブで加点。吉田は続けてミドルジャンパーを決め56-39。gratusがタイムアウトを取らざるを得ない状況を作り出します。
タイムアウトが明けるとgratus 14にスコアされますが,後藤がピックアンドロールからレイアップを決めれば,吉井がようやく3ptを成功させガッツポーズ。61-44と点差を広げます。
更に後藤のレイアップ,19 吉岡麟太郎のミドルジャンパー,吉井のフローターと得点したところで2:23,川崎のタイムアウト。最終盤に向け気合を入れ直します。
吉井のゴール下のスコアのあと,この日いちばんのビッグプレーが繰り出されます。ミドルドライブを仕掛けた岩城に寄せたディフェンダーを尻目にコーナーで待つ田辺へ一直線のアウトレットパス。田辺はフリーの3ptを確実に決め72-48。日頃練習で繰り返しているプレーがはまった見事なプレーでした。
1:21,田辺のフリースロー,セカンドチャンスポイント,最後は岩城がゴール下のシュートで締めて終わってみれば75-48。このクオーターで25-9と大きく引き離し勝利を手繰り寄せました。

1q 18-9
2q 13-7
3q 19-23
4q 25-9

合計 75-48

第1試合からの気持ちの切り替えを成功させ,劣勢となった3Qから大きく盛り返した4Qと,見どころが多くとても気持ちのいい初勝利となりました。特に日頃練習で行っているプレーを随所で成功させることで,プレイヤー各々が自信をつけていく様子が目に見えてわかりました。
来週はまた強豪との対戦になりますが,この自信を胸に戦ってほしいと思います。
写真はなつこさんからいただきました。いつもありがとうございます!

17 水品皓暉 選手
0 安彦海音 選手

16 寺島汐音 選手
18 長谷川真甫 選手

5 吉田空翔 選手。12得点の活躍
10 後藤直也 選手

6 三谷蓮斗 選手
8 吉井界澄 選手。13得点でスコアリーダー
3 岩城爽太 選手

19 吉岡麟太郎 選手
2 石川大成 選手
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