3日間にわたって戦ってきたクラブ交流戦も最後の試合。なんとか勝利を掴みたいところ。
U15選手権大会プレ大会予選 クラブ交流戦
U15川崎ブレイブサンダース – YMTC
2019/06/23(日)12:10 秦野総合高校
U15川崎ブレイブサンダースのスターターは3 岩城爽太,5 吉田空翔,8 吉井界澄,15 田辺永士,19 吉岡麟太郎。
1Q,まず攻め込んだのはYMTC。9のフローターで先制すると,ドライブからのレイアップが決まり,さらにこれにファウルがありバスケットカウントとなります。フリースローも決められ0-5。立ち上がりから点差をつけられます。
川崎は6:55,5 吉田の3ptシュートでこの試合初得点とすると,5:50,途中出場の10 後藤直也がリングにアタック。ファウルから得たフリースローは外してしまいますが,オフェンスリバウンドをもぎ取った8 吉井がそのままミドルジャンパーを決めて5-5。早い時間で同点に追いつきます。
続けて川崎は15 田辺がスティールからファストブレイク。ディフェンスの戻りも早かったですが,これをユーロステップで華麗にかわしレイアップ。しかしファウルで止められ得点とはならず。これで得たフリースローは1本を決め6-5。更に田辺はこの後の攻撃で3ptシュートを決め9-5。YMTCを一気に引き離します。4:52,YMTCが31のミドルジャンパーで反撃すれば,川崎は10 後藤がゴール下に走り込んだ吉井への絶妙なパスでイージーショットを演出。しかしYMTCは9がディフェンスをうまくかわすバックシュートで11-9。更に3のスティールから31がミドルジャンパーを決め11-11と同点とします。
3:04,ファウルを受けた吉井がフリースローを1本決めれば,YMTCは9がミドルドライブからのレイアップを決め12-13。2:02,川崎は0 安彦海音がプルアップジャンパーを決め差を広げさせませんが,YMTCは3が3ptシュートを決め14-16。1:11にもYMTCの攻撃を受けますが,安彦が相手のシュートをうまくブロックし事なきを得,このクオーターを終えます。
2Q,まずは川崎。16 寺島汐音のオフェンスリバウンドからのシュートは決まりませんが,更に岩城がオフェンスリバウンド。シュートはまたも外れますがファウルがあり,フリースローを1本決めて15-16。しかしYMTCは3が3ptシュートを決め15-19。ここで点差を離されるわけにはいかない川崎は吉井が3ptシュートラインから1mほど手前の深い位置から3pt。これが見事に決まり18-19。食らいつきます。
YMTCは9のミドルジャンパー,0のフローターで加点します。対する川崎は後藤のフリースロー,続けて3:23,後藤のミドルジャンパーが決まって2点差に詰め寄ると,2:40,またも後藤のオフェンスリバウンドからのセカンドチャンスポイントで23-23。同点とします。守っては2:17,相手の攻撃の連携ミスからボール回しをさせず24秒オーバータイムを誘発すると,1:21に後藤がコーナーからのミドルジャンパーを沈めて25-23。YMTC 9にフリースローを決められますが,2 石川大成のフリースローで対抗して26-24。その後YMTC 3に3ptシュートを決めれますが,一度離されかけた時間帯を耐え,26-27といい雰囲気で前半を終えました。
3Q,開始早々YMTC 3に3ptシュートを決められますが,6:35,吉井が3ptシュートを決め返し差を広げさせません。更に吉田がスティールからファストブレイクを決め31-30と逆転に成功。更にディフェンスのプレッシャーからバックコートバイオレーションを誘発するなど,クオーター序盤を押し気味に進めます。
5:12,YMTC 9にドライブからレイアップを決められますが,吉田が3ptシュートを沈めて34-32。YMTC 8にミドルジャンパーを決められますが,田辺が受けたファウルからのフリースローを決めきり36-34。更に吉田がドライブからユーロステップでスコアをあげると,YMTC 0がフローターで返し38-38。両チーム一歩も引きません。
1:36,吉田がエンドラインドライブからフローターを決めてリードすると,これにファウルがありバスケットカウント。このフリースローをしっかりと決め3ptプレーを完成させ41-38。しかしYMTCも9のフリースローで41-40と対抗します。更にYMTCは0のファストブレイク,ドライブからのレイアップシュートで41-44とリード。
31秒,吉田が3ptシュートを決めて44-44とするも,直後にYMTC 9がエンドラインドライブからスコアをあげ44-46とします。両チーム一歩も引かない展開のまま3Qを終えました。
4Q,またも出だしにYMTC 9のエンドラインドライブ,0のミドルドライブで44-50と離されてしまいます。川崎は田辺がタイミングのよいフェイントからシュートを決め46-50。YMTC 0にドライブでレイアップを決められれば,吉井がミドルジャンパーで対抗。5:20,YMTC 8にミドルジャンパーを決められますが,またも吉井がドライブで返し50-54。引き離されません。
4:31,YMTCのフリースローが2本外れたところから14 武岡潤哉が持ち出すと,そのまま武岡はミドルジャンパーを決め52-54。1ポゼッションに迫ります。YMTCも力強く,9がフローターを決めれば,川崎は吉井のアシストからゴール下の岩城へ渡りイージーバスケット。3年生の連携でリズムを掴みます。
そして3:10,吉田がキャッチアンドシュートで3ptシュートを決め逆転すると,岩城のブロックで引き寄せたマイボールを石川が3ptシュート。これが決まって60-56と逆転,引き離しにかかります。更にまたも吉井から岩城へのアシストでスコア。
1:27,YMTCは9のフリースロー,3のファストブレイクで62-59と詰め寄ったところで川崎のタイムアウト。最後の時間帯,やることの再整理を行います。
35秒,YMTCのファウルから吉井がフリースローを2本確実に決め,64-59としたところでタイムアップ。
序盤から激しい競り合いが続いたタフな試合となりましたが,最後の最後で自分たちのペースにして勝利を手繰り寄せました。最終的にこの大会を2勝4敗で終え,勝ち点では並びましたが直接対決の結果を加味して5位(結果PDF)。残念ながら代表決定戦への進出はなりませんでした。
しかし,1年生中心の新チームになってからの貴重な真剣勝負,接戦を制したときの嬉しさ,落としたときの悔しさはとても貴重な経験となったことでしょう。また次の戦いに向けて,この大会で選手それぞれに出た課題を克服していってほしいです。
写真はなつこさんからいただきました。この大会全6試合,ありがとうございました!
1q 14-16
2q 12-11
3q 18-19
4q 20-13
合計 64-59
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