10月6日は等々力多目的広場へ。川崎市の5年生年代の秋の大会、U11川崎市秋季大会は決勝トーナメントが始まり、川崎フロンターレU -12は東住吉SCとの1回戦に臨みました。
【川崎フロンターレU-12 U11川崎市秋季大会決勝トーナメント1回戦 vs 東住吉SC】
10月6日(日)午前10時18分キックオフ 等々力多目的広場 くもりのち雨 15分ハーフ 8人制
フロンターレの先発は、GK19栗原聖央、最終ラインは右から20小川翔太、15メンディーサイモン友、23橋本乃翔、中盤は24日暮大陸、18尾関悠太、前線には27川端里季、14奥田悠真。
時折ぽつりぽつりと雨が降り始めるなか、予定より少し早く始まった試合。フロンターレは川端のゴールで4分に先制。さらにボールをカットした日暮がダイレクトで縦パスを入れ、尾関もボールを奪ったところから前に。橋本が高い位置へ持ち込むなどしていきます。
東住吉SCも7分には前線の8がエリア前に抜け出しそうになりますが、メンディーがカバー。しのいでいきます。
8分にはフロンターレ、エリア外右に開いた川端がループシュート。しかし、惜しくも決まらず。それでも10分にはメンディーが持ち上がり、奥田へ縦パスを入れ、これを東住吉SCが阻むも、ボールを拾った橋本が再び縦パスを入れ、奥田が抜け出しシュート。これが決まり、2-0。フロンターレは突き放します。
さらに攻めに出るフロンターレは左へ開いた奥田が切り返し、そのパスに正面へ日暮が抜け出しそうになるも、シュートには至らず。右に流れたボールを小川翔太が拾い、縦へ仕掛けてシュートを打ちますが左へ。
ノートに書きとめた文字もあっという間ににじむほど、雨脚は強くなるなっていきますが、日暮や尾関がボールをよくものにし、橋本がエリア前に顔を出すなどしていき、前半はタイムアップ。2-0でハーフタイムとなります。
後半フロンターレは橋本、メンディー、小川翔太と左右にボールを動かしながら攻めの機会をうかがいに。しかし、2分エリア外正面でフリーキックを得たのは東住吉SC。キッカーの7が右足で直接シュートを打つとこれが決まり、2-1。さらに右に開いた9のパスに正面へ9が抜け出しそうになりますが、栗原がセーブ。
フロンターレは再び攻めに転じて、左サイドのスローインの流れから奥田がエリア左へ仕掛けるなど攻勢に。4分には、日暮の縦パスに川端が正面へ抜け出しますが、東住吉SCはクリア。
一方の東住吉SCも5分にはカウンターに持ち込み、9がゴールへ迫るも小川翔太が中へしぼりカバー。
6分にはフロンターレ、左コーナーキックを得ると、奥田が右足で入れたボール、遠いサイドにメンディーが飛び込むもさわることはできず。さらに尾関の縦パスを川端がおさめ、中盤に戻すと尾関のパスに日暮が抜け出しそうになるも、シュートは打てず。
9分にはエリア左へ奥田が仕掛け、左コーナーキックに。奥田が入れたボール、メンディーが合わせますが、右へ。
そして10分、突き放したのはフロンターレ。日暮の浮き球に抜け出したのは奥田。エリア右へ。GK1もかわしてシュートを打つと、これが決まり、3-1。
直後には東住吉SC、右サイドの高い位置へ11が仕掛けるもメンディーがカバー。メンディーは前へ持ち出そうとし攻めにつなげようとしますが、ファールを受けてそれはかなわず。それでも守備から攻撃へつなげようとしていきます。
フロンターレは尾関に代わり22小川尋斗。
東住吉SCもうまくマークを振り切ってきますが、フロンターレはメンディーがカバー、小川尋斗も自陣の左サイドへ戻るなどして、しのいでいきます。12分には左へ開いた小川尋斗が川端へパスを入れ、川端から受けた日暮のスルーパスに、川端が抜け出しそうになるもGK1が阻んでいきます。
フロンターレは川端に代わり17瀬尾映介が入り最終ラインの右、小川翔太が中盤に。13分には右から小川尋斗が正面やや右の奥田へ縦パスを入れ、奥田のパスにエリア左へ走り込んだ橋本がシュートを打つも上に。
フロンターレはさらに選手を入れ替え、小川翔太に代わり25岡大翔。試合はまもなくタイムアップとなり、3-1。
急な強い雨のなかでも、最後まで攻守にいいプレーを重ねていったフロンターレの選手たち。予選リーグからさらに連係も深まって、どんどんいいチームになっていくのではないかと、これからがますます楽しみになる試合となりました。
準々決勝へ進んだフロンターレは、稲田FCとの試合を6-0で制し、中野島FCとの19日の準決勝進出を決めました。
前半2-0 後半1-1 計3-1
得点:川端里季、奥田悠真2
フロンターレの先発:19栗原聖央、20小川翔太、15メンディーサイモン友、23橋本乃翔、24日暮大陸、18尾関悠太、27川端里季、14奥田悠真
交代:尾関→22小川尋斗 川端→17瀬尾映介 小川翔太→25岡大翔
(文中敬称略)
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