11月2日は等々力第二サッカー場へ。川崎市の秋季大会、松村杯PUMAカップ争奪秋季少年少女サッカー大会は準々決勝と準決勝が行われ、川崎フロンターレU -12は準々決勝では新町ジュニアーズSCと対戦しました。
【川崎フロンターレU-12 松村杯PUMAカップ争奪秋季少年少女サッカー大会準々決勝 vs 新町ジュニアーズSC】
11月2日(土)午前10時キックオフ 等々力第二サッカー場 20分ハーフ 8人制
フロンターレの先発は、GK16斎藤准也、最終ラインは右から2榎本司、3林駿佑、7柏村涼太、中盤は5関徳晴、10平塚隼人、前線には9佐々木雄基、キャプテンの13新堀翔。
朝は肌寒さこそあったものの好天に恵まれ、徐々に気温も上がりつつある等々力。多くの選手の家族らが見守るなか、試合は始まりました。
立ち上がり、キックオフとともに新町ジュニアーズは、センターライン付近からシュート。これは斎藤がセーブするも、さらに10が正面でおさめ、エリア外右、11へ。11のシュートは右へそれたものの、新町ジュニアーズがゴールの前に迫っての試合の入りに。
2分にはさらに10が縦パスをカット。エリア外左へ。シュートは上にそれたものの、守備から攻めにつなげていきます。
一方のフロンターレは、新堀がやや下がり目に、林の縦パスをおさめ、平塚や関につなげ、自分たちでボールを動かしに。3分には新町ジュニアーズの縦パスを関が中央でカット、そのまま正面へパスをだすと佐々木がエリア前に。これはオフサイドとはなりましたが、次第に相手陣内での時間をつくり、ボールを預けたところから関がエリア前に顔を出すなどしながら、ゴールを狙いにいきます。
柏村が左から中央へ持ち込む動きを見せ、榎本や林が前に持ち出し、佐々木が時には中盤へ下りるなどして
前に出ていくフロンターレ。5分には右へ開いた新堀のパスに、エリア内へ平塚が迫りますが、新町ジュニアーズはこれをクリア。新町ジュニアーズもコンパクトにして、粘り強く守っていきます
7分にはフロンターレ、左サイド、前に持ち出した柏村のパスに、新堀がエリア左へ。折り返しは、新町ジュニアーズがカバーし、シュートは打てず。さらに榎本の縦パスを中央で受けた佐々木から左へ展開。柏村が高い位置へ仕掛けていき、折り返しますがまたもやクリア。
新町ジュニアーズも前線の13が右サイド高い位置へ流れて起点になろうとしますが、フロンターレは林がカバー。しっかり前につなげ、攻めに持ち込みに。9分には正面でボールをカットした平塚がエリア前に。シュートを打つもブロック。一方の新町ジュニアーズも10分にはエリア外正面やや右でファールを受けてフリーキックに。7が右足で直接狙ったシュートはバーに。ゴールとはなりませんでしたが、おびやかしていきます。
フロンターレも直後には、右の榎本、下がり目の佐々木とつないで、佐々木から左へ展開。柏村がエリア外左、シュートを打ちますが右へ。
新町ジュニアーズも、直後には8がエリア外右へ。折り返しますが、これをフロンターレは戻りも速く、コンパクトに、しのぎ、さらに右サイドからの攻めにつなげてくる新町ジュニアーズに対して、新堀も下りて柏村と囲い込むようにして、対応。
11分にはフロンターレ、左コーナーキックを得ると、ニアで佐々木が合わせるも右へ。直後には新町ジュニアーズ、GK1が前に送ったボールに、13が抜け出しそうになりますが、林が粘り強く寄せ、最後は斎藤がセーブ。
フロンターレは、13分、佐々木に代わり8吉田志生。14分にはエリア外左でフリーキックを得ると、新堀が直後狙いますが、GK1がセーブ。
さらに榎本が右サイドから中央へ持ち上がり、パス交換からエリア左へ顔を出すなどしていくフロンターレ。17分には柏村が跳ね返したボール、正面へ新堀が抜け出しますが、GK1がセーブ。18分には左サイド、吉田、柏村との連係から攻めていくと、関のパスに新堀がエリア右へ。シュートを打つも上に。
フロンターレはさらに新堀が右の下がり目で受ける一方で、榎本が駆け上がり、おさめた吉田、中盤の平塚を経由して左の柏村につなげるなど、厚みのある攻めを見せていきます。19分には平塚から左へ展開。柏村がエリア外左へ仕掛けてシュート。しかし、GK1がセーブ。さらに20分には斎藤が前に送ったボール、右サイド高い位置へ新堀が抜け出し、折り返すと近いサイドで吉田がシュートを打つも枠はとらえられず。前半は0-0でタイムアップとなります。
後半立ち上がりには新町ジュニアーズ、右サイドから入ったボール、正面で10がおさめ、左へ展開。16がシュートを打つも左へ。
フロンターレは吉田が下がり目でボールをおさめ、そこからサイドに展開して前に。3分には右コーナーキック、新堀が右足でボールを入れると、ルーズボールを拾った柏村がエリア内左へ。シュートを打ちますが枠はとらえられず。
さらに柏村がエリア外左でファールを受けて得たフリーキック、新堀のボールに、遠いサイドで柏村が頭で合わせますが、枠外。4分には左サイドのスローイン、平塚が高い位置へ走り出し、正面で拾った関がミドルシュートを打つもGK1がセーブ。
フロンターレは6分、関に代わり11ステンパールカ大翔。新堀が中盤、ステンパーが前に。
後ろに平塚が下り、林や柏村とかかわりあいながら、時折長いボールも交えて攻めを試みていくフロンターレ。7分、柏村がエリア外右を突く浮き球を出すと、抜け出したのは吉田。シュートに持ち込むとこれが決まり、1-0。ついに先制点はフロンターレへ。
直後のセンターライン付近からの新町ジュニアーズのシュートも、斎藤がしっかりセーブ。林や榎本、時には斎藤が外に出て組み立て、ステンパーが中盤に下りる一方で、平塚がエリア内をうかがうなどして、フロンターレはさらに追加点を狙いに。林が縦パスをカットしたところから前に上がり、守備から攻めにつなげていきます。
10分には柏村が縦へ仕掛け、エリア左、ステンパーへパスを送るもステンパーのシュートはGK1がセーブ。
フロンターレはここで榎本に代わり4陶山響。はじめは右サイドに入った陶山はパス交換からエリア右へ。ラインを割りシュートには至りませんでしたが、いいかたちで試合へ入りに。プレーの切れたところで柏村が最終ラインの右、陶山は左へ。
新町ジュニアーズも、中盤の11が前を向き、そのパスに13がエリア前に抜け出しそうになりますが、林がカット。そこから攻めに転じたフロンターレは、柏村から吉田、右へ流れた新堀へつなげ、相手陣内で時間をつくりに。平塚が最終ラインの左へ下りる一方で、陶山が高い位置へ顔を出し、斎藤から右の柏村、新堀を経由して高い位置でステンパーがボールキープを図るなどし、右から抜け出そうとする新町ジュニアーズの13に対して、陶山が中へしぼりカットするなど、守備でもいいプレーを重ねていきます。
16分には吉田がボールをおさめ、右へ展開。柏村がエリア外右、ミドルシュートを打つもGK1がセーブ。
さらにピッチの左右を使いながら攻めていくフロンターレ。中央では平塚が粘り強くボールをカットするなど、球際に強くプレーを続けていきます。19分には新町ジュニアーズが左コーナーキックを得ますが、フロンターレは陶山がボールを正面でおさめ、カウンターに。陶山のパスにエリア右抜け出したのは吉田。シュートを打つとこれが決まり、2-0。
さらにステンパーや新堀、平塚が高い位置でボールを回していき、林がボールをカットしたところから右の柏村が仕掛けていくなど、ゴールをうかがいにいく姿勢も見せながら、試合はタイムアップ。新町ジュニアーズの堅守にも、攻守の切り替えの速さを最後まで保って、ゴールへつなげていったフロンターレ。準決勝への進出を決めました。
前半0-0 後半2-0 計2-0
得点:吉田志生2
フロンターレの先発:16斎藤准也、2榎本司、3林駿佑、7柏村涼太、5関徳晴、10平塚隼人、9佐々木雄基、13新堀翔(c)
交代:佐々木→8吉田志生 関→11ステンパールカ大翔 榎本→4陶山響
(文中敬称略)
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