1ショット日記「初戦突破」


筑波大の三笘薫選手

池谷祐輔選手は途中出場
ベンチへ退く三笘薫選手
池谷祐輔選手
ゴールへ迫る場面もつくった

2-1で筑波大が勝利

喜びを応援団と分かち合う

 

12月12日2回戦が行われた全日本大学サッカー選手権。味の素フィールド西が丘では、筑波大が初戦を迎え、びわこ成蹊スポーツ大と対戦。川崎フロンターレU-18出身の4年生MF7三笘薫が先発、2年生のMF15池谷祐輔も後半途中から出場しました。

この日は柏の葉総合公園陸上競技場で行われた第1試合(桐蔭横浜大 vs 常葉大)を見たあとだったため、後半からの観戦。

試合は後半何度もびわこ成蹊スポーツ大にゴールをおびやかされながらも、GK30阿部航斗の好守などでしのいでいった筑波大が、27分にフリーキックからDF4山川哲史のゴールで先制。ところが後半終了間際にキャプテンのFW18井上直輝を起点にMF14小川原慎が決め、びわこ成蹊スポーツ大が追いつき延長戦へ。

すでに三笘がベンチに下がったなかでの延長前半12分、筑波大はコーナーキックを得ると、山川がこの日2点目となるゴールを決めて勝ち越し。その後もびわこ成蹊スポーツ大、小川原が決定的なシュートを打つも、阿部が阻んで、得点とはさせないなど、何度も最後のところでの好守が出た筑波大。苦しみながらも、接戦を制して、初戦を突破することになりました。

16日の準々決勝では、アミノバイタルカップ、総理大臣杯、関東大学サッカーリーグ1部を制し4冠を目指す明治大と対戦する筑波大。この日は警戒に遭いながらも、守備から攻撃へ転じる場面では一気に長い距離を持ち上がるなど奮闘した三笘、左サイドでいいボール奪取を見せたほか、何度もエリア近くへ顔を出し、積極的にゴールを狙った池谷。それぞれ得点につながるようなプレーを重ねていけば、きっと筑波大が勝利に近づいていくことになると思います。

チャレンジャーとして挑むチームのなかで、力を発揮し、いい結果をつかみ取りますように。活躍を期待しています。

【全日本大学サッカー選手権2回戦 びわこ成蹊スポーツ大 vs 筑波大】

12月12日(土)午後1時半キックオフ 味の素フィールド西が丘 晴れ

 

前半0-0 後半1-1 延長前半0-1 延長後半0-0 計1-2

得点:小川原慎(びわこ成蹊スポーツ大) 山川哲史2(筑波大)

 

(文中敬称略)

CC BY-NC-ND 4.0 This work is licensed under a Creative Commons Attribution-NonCommercial-NoDerivatives 4.0 International License.

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