10月9日は、千葉県船橋市の船橋市法典公園(グラスポ)球技場へ。
プリンスリーグEASTは第17節を迎え、川崎フロンターレU-18は、市立船橋とのアウェーゲームに臨みました。
この記事は、市立船橋に取材をお願いし、書かせていただきました。
【川崎フロンターレU-18 プレミアリーグEAST第16節 vs 市立船橋】
10月9日(日) 午前11時キックオフ 船橋市法典公園(グラスポ)球技場 くもり
前節、前橋育英に1-0で勝利し、連敗を2で止めたフロンターレは、ここまで11勝2分2敗。
先発は、GK21濱﨑知康、最終ラインは右から22江原叡志、4高井幸大、3松長根悠仁、29元木湊大、ボランチは14大瀧螢、18由井航太、右MF17尾川丈、左MF25志村海里、前線にはゲームキャプテンの10大関友翔、9五木田季晋。
市立船橋は、3勝3分け8敗。
先発は、G17佐々木海翔、最終ラインは右から39西大和、キャプテンの13懸樋開、28大塚清湖、ボランチは15白土典汰、26足立陽、右に19佐藤凛音、左に22内川遼、2シャドーに31渡邉慎和ムセマ、10
郡司璃来、前線には27イジェンバ リチャード。
5月22日保土ケ谷公園サッカー場で行われた第8節では、フロンターレが3-1で勝利しています。
午後から天気が崩れることが予想され、次第に黒い雲も顔を出す法典公園(グラスポ)球技場。ピッチ脇に設けられたメインスタンドには、両チームの選手の家族ら、また、メンバー外の市立船橋の選手らが集まり、熱を帯びた雰囲気に。
多くの人々が見守るなか、試合は始まりました。
立ち上がり、浮き球を入れ、攻撃の糸口を探りにいくのは市立船橋。フロンターレはそれに対して、由井がうまく間でセカンドボールを回収。
2分には、フロンターレにハンドがあり、市立船橋のフリーキックに。郡司が右足でボールを入れると、セカンドボールをものにした市立船橋は、右サイドに展開。
渡邉が仕掛けていきますが、元木が体を入れ、カバー。ゴールキックにし、しのいでいきます。
フロンターレは、高井、松長根が開き、間に大瀧や由井が顔を出し、右サイド、やや高い位置で受けた江原がフィード。五木田を走らせ、高い位置に起点をつくろうとしていきます。
ボールを失っても、由井がすばやい寄せからカット。5分には、最終ライン、松長根が右サイドの高い位置を突くサイドチェンジ。ボールをおさめた尾川はオフサイドとなりましたが、長いボールも交え、前に出ようとしていきます。
市立船橋も、右サイド、佐藤のフィードに、渡邉が動き出しますが、フロンターレはセカンドボールを大瀧、大関でものに。そこから右に展開。しっかりつなげる姿勢を見せていきます。
縦に速い攻めを試みる市立船橋に対し、志村が高い位置で前に行かせないように寄せにいったり、また、浮き球に前線へ抜け出しそうになるイジェンバに対し、松長根がうまく体を入れていくなど、守備でしっかり向き合っていくフロンターレ。
そんななか、13分には、市立船橋、右サイド寄りの間で、渡邉が受け、ボールはそれを追い越した佐藤へ。
佐藤がクロスを入れると、ゴール左、郡司が飛び込みますが、さわることはできず。
しかし、市立船橋も鋭い攻めを見せ、フロンターレのゴールをおびやかしていきます。
それでもフロンターレは、左に流れた五木田がボールをキープ。そこから中央に寄った尾川、下がり目の大関とつながり、大関のパスに、元木が高い位置をうかがうなど、連係しながら前に出る時間をつくっていきます。
14分には市立船橋、内川の浮き球に、郡司が左サイドへ。ボールをおさめ、仕掛けようとしますが、高井が厳しい寄せ。最後はゴールキックに。
15分には右サイド、佐藤から正面へ速いボール。白土がエリア前に迫りますが、由井がブロック。
市立船橋は、さらに下がり目に郡司が落ち、ボールを受けにいきますが、高井が厳しい寄せ。
そこからボールを動かしていくフロンターレは、大関が下がり目で高井や松長根から受ける一方で、由井や大瀧が前に。位置を入れ替えながら、テンポよくパスを回していきます。
17分には、大関の浮き球に、尾川がエリア右へ。クロスはシュートにはつながりませんでしたが、そこから前に出てこようとする市立船橋に対し、志村が中央に寄り、マイボールに。
再び、高井、松長根に大関、元木や由井がかかわり、左右にボールを動かしていきます。
21分には、左サイド、元木からエリア外正面、大関へ速いパス。大関はエリア左へスルーパス。抜け出した志村が仕掛けていきますが、市立船橋も厳しい寄せを見せ、前にいけず。
市立船橋のフィードに対し、高井が由井につながるように対応し、ボールをおさめた由井が、五木田につけ、切り替え良く守備から攻撃へつなげようとしていくフロンターレ。
23分には、大瀧の縦パスを中央で受けた大関が、右サイドを突くパス。尾川につながり、尾川は切り返して左足でクロスを入れますが、市立船橋はクリア。
直後には市立船橋、内川の浮き球に、郡司がエリア外左へ。これに対して、寄せにいった松長根と交錯。フロンターレのファールに。
市立船橋のフリーキックとなり、キッカーの郡司は右足で直接、ゴール左を狙いますが、枠はとらえられず。
それでも、市立船橋の勝利を願う家族や選手らがどよめく場面をつくっていきます。
一方のフロンターレも、27分には元木がカット、中央の大関、大瀧とつなぎ、大瀧のパスに、江原が右サイドの高い位置へ。
精度の高いクロスを入れていきますが、佐々木がセーブ。
元木から高井、高井から右サイド、やや高い位置の江原、間で大瀧が受け、また、右サイドで細かく江原や尾川、大関がかかわり、細かくボールを動かすフロンターレ。
30分には、右サイドでスローインを得ると、こぼれ球に由井がエリア右へ。シュートを打ちますが、右に。
31分にはさらにフロンターレ、右サイド、江原が正面の五木田へ斜めのパス。ボールをおさめた五木田は、縦に仕掛けますが、市立船橋の寄せに遭い、シュートまではいけず。
それでも、意欲的にゴールへ向かう動きを続けていきます。
一方の市立船橋も、渡邉のパスに、郡司がエリア左へ抜け出しそうになりますが、高井がカット。そこから松長根、元木とつながり、間で由井や大関も受け、フロンターレの組み立てに。
33分には、松長根の縦パスに、志村が正面へ。右へ持ち出した志村から、右サイド、尾川へつながり、尾川はクロス。これは市立船橋が体を張り、阻み右コーナーキックに。
大関が右足でボールを入れると、高井が合わせますが、佐々木がセーブ。
市立船橋も、直後には、左サイドでフロンターレがボールを回しているところをカット。左サイドからの攻めに。
エリア正面、イジェンバが抜け出しますが、松長根がカバー。さらに、うまく間で渡邉が受け、正面へ入れていきますが、江原が絞ってクリアしていきます。
フロンターレも、38分には、右サイドでボールをカット。大関のパスに尾川がエリア内へ。
市立船橋が阻み、右コーナーキックとなり、大関がニアにボールを入れると、由井が合わせるも、市立船橋はブロック。
再び右コーナーキックとなり、セカンドボールを正面で志村が拾い、受けた江原から、右サイド、高い位置へ残っていた大関へ。大関がクロスを入れると、松長根が折り返しますが、オフサイド。
ボールをテンポよく回していこうとするフロンターレに対し、それを狙い、そこから速い展開に持ち込もうとしていく市立船橋。
40分には、郡司がボールをカット、エリア右へ仕掛けますが、松長根が体を張り、最後は郡司のファールに。
43分にはフロンターレ、右サイドで江原、尾川がボールを動かし、下がり目で受けた大瀧はクロス。しかし、エリア左、志村にはつながらず。
さらに45分には、右サイドでうまく尾川が体を入れ、マイボールに。受けた高井が持ち上がり、縦パスを送ると、五木田が前に動き出しますが、大塚がカバー。
さらに中央、大関、大瀧、由井とつながり、由井から右サイド、高い位置へ開いた江原へ。江原は仕掛けていきますが、内川が厳しい寄せ。
前半は0-0でタイムアップとなります。
後半、フロンターレは志村に代わり11岡野一恭平が入り、左MFに。一方の市立船橋は交代はなく、スタート。
立ち上がりは、市立船橋、ラインを高め、右サイドからの攻めに。渡邉が高い位置へ抜け出しそうになりますが、ボールをおさめられず。
するとフロンターレは、前半と同様、高井や松長根、間に大瀧が下り、江原が右サイドの高い位置へ顔を出す一方で、尾川が下がり目に。
後ろからボールを動かしながら、攻めの糸口を探ろうとしていきます。
4分には、右サイドに展開。江原とのパス交換から尾川が右サイドの高い位置へ。しかし、市立船橋の守りに。
直後には、市立船橋、左サイドでのスローイン、受けたイジェンバが斜めにエリア前への仕掛け。しかし、松長根がカバーしてきます。
浮き球に対しても、高井が尾川につながるように対応するなど、自分たちでボールを保持する時間をつくっていくフロンターレ。
松長根のフィードに、五木田が高い位置へ動き出し、スローインを得るなど、高い位置で時間をつくっていきます。
6分には、右サイドでパスを回していき、大関が正面へ。いったん尾川に預け、そのパスにエリア内へ縫うように仕掛けた大関は、シュートを打ちますが、市立船橋の佐々木がセーブ。
フロンターレらしく、見事なパス回しから、チャンスをつくっていきます。
一方の市立船橋も、左サイド、流れた郡司が仕掛け、折り返し。しかし、高井がクリア。
セカンドボールを拾い、左サイド、郡司が斜めの仕掛け。しかし、大瀧がカバー。
10分には、さらに右サイドでボールをおさめた郡司。そのパスに渡邉が高い位置へ。折り返しに、エリア外右、、白土がシュートを打ちますが、上。
ゴールとはなりませんでしたが、市立船橋もチャンスをつくっていきます。
再びボールを動かしていくフロンターレ。岡野一とのパス交換から大関がエリア左へ仕掛け、折り返し。右サイドで尾川が拾い、受けた江原が縦に仕掛けるなど、両サイドから厚みのある攻めを見せていきます。
13分には、右サイド、大瀧がクロス、遠いサイドで元木が折り返し、セカンドボールを拾い、大関がエリア左への仕掛け。これに対して、市立船橋はブロック。
右コーナーキックに。
このコーナーキック、大関が右足でボールを入れると、頭で合わせたのは元木。ボールはゴールのなかへ。1-0。
元木はプレミアリーグ初ゴール。フロンターレがついに先制。ピッチ脇でアップをしながら、試合の行方を見守っていた控えの選手たちとともに、喜びを分かち合うフロンターレ。
一歩前に出ます。
最終ラインに、間に顔を出す由井や大瀧を経由して、ボールを回していくフロンターレ。市立船橋も厳しい寄せを見せていきますが、江原が粘り、奪われず。
15分には、大瀧から尾川とつながり、江原がクロス。さらにセカンドボールを拾い、大瀧の縦パスに、五木田がエリア右へ。
五木田が仕掛けて、右コーナーキックに。
大関がボールを入れると、エリア外正面へのルーズボールに岡野一が寄せ、これに対して、市立船橋はファール。
フロンターレのフリーキックとなり、大関は右足で直接狙いましたが、枠はとらえられず。
それでも、フロンターレはボールに対しての出足が良く、そこから攻めにつなげていきます。
市立船橋は、イジェンバに代わり7丸山侑吾。
交代で入った丸山が、右サイドに流れ、ボールを引き出すなどしていく市立船橋。
21分には、郡司が正面でうまくボールをキープ。右に展開すると、右クロスに、エリア内、内川が飛び込みますが、さわることはできず。
しかし、市立船橋も、チャンスをつくっていきます。
22分には、さらに市立船橋、縦パスに郡司がエリア正面へ。1対1に。しかし高井がカバー。シュートをブロックする素晴らしいプレー。
最後は濱﨑がセーブ。決定的な場面でしたが、好守でしのいでいきます。
市立船橋はさらに、郡司のロングスローで、ゴールを狙いに行きますが、濱﨑がセーブ。
濱﨑はすばやくリスタート、左サイド、岡野一につなげ、岡野一は最終ラインに戻し、落ち着かせに。
ふたたび縦に差し込みながら、前へ出ていくフロンターレ。26分には、大瀧の縦パスをおさめた五木田が右に展開。
江原がクロスを入れると、遠いサイド、大関が飛び出しますが、合わせきれず。
それでも、ここぞというところで、フロンターレがチャンスをつくっていきます。
中央に浮き球を入れてくる市立船橋に対し、しっかり競り合い、戦う姿勢を見せていくフロンターレ。
28分には右サイドでのスローイン、五木田がキープ。右サイド、江原から大関とつながり、大関はエリア右への仕掛け。市立船橋の守備に阻まれましたが、ゴールを目指す動きを続けていきます。
31分にはさらにフロンターレ、左右に細かく動かし、間で尾川、大関とつながり、大関は左サイド、岡野一にパス。
前に仕掛け、切り返した岡野一はシュート。しかし、左に。
32分には市立船橋、内川が左サイドから中央に寄せてカット。そのまま縦に持ち上がりますが、江原がカバー。
33分には右サイド、渡邉が仕掛けていきますが、元木が前に行かせず。
さらに正面で市立船橋はカット。しかし、江原、大瀧が囲い込みマイボールにしていきます。
34分にはフロンターレ、大瀧に代わり41香取武が入り、前線へ。大関がボランチに。
35分にはフロンターレ、由井が中央でマイボールに。右サイドに展開すると、間で受けた大関から正面の五木田、さらにエリア内、岡野一が進入。しかし、シュートは打てず。
一方の市立船橋も、浮き球に、丸山が右サイドの高い位置へ。折り返しますが、由井がカバー。
さらにエリア右、郡司が抜け出すも、松長根、高井がカバーしていきます。
市立船橋のサイドからの攻めにも、コンパクトに対応し、そこから攻めにつなげていくフロンターレ。
間で香取が受け、そこから左に展開。岡野一が仕掛ける場面をつくるなどしていきます。
39分には、尾川が右サイドでボールをカット、そのパスに、江原が高い位置へ。折り返すも、佐々木がセーブ。
一方の市立船橋も、左サイド、郡司がおさめ、そのパスに、丸山が右サイドの高い位置へ。折り返しに、正面で白土がシュート。枠をとらえますが、濱﨑がセーブ。
さらに、正面で丸山がおさめるも、高井がブロック。
市立船橋の攻めに対し、しっかり体を張り、阻んでいきます。
市立船橋は、渡邉に代わり36亀山修斗、足立に代わり18森駿人。森が左MF、亀山が右MFに。
立ち位置を変え、流れを変えていこうとする市立船橋。それでもフロンターレは、左サイドで岡野一が仕掛け、また、松長根のサイドチェンジを、右サイドの高い位置で江原がおさめるなど、ピッチの幅を使い、前に出る姿勢を見せていきます。
市立船橋はさらに白土に代わり23藤田大登。最終ラインの大塚がボランチに。
43分には、フロンターレ、大関のスルーパスに、五木田がエリア正面へ。五木田は反転からシュートを打ちますが、上に。
中央で競り合い、丸山がおさめ、そこからサイドに展開するなどしていく市立船橋。コーナーキックを得て、ゴールに迫っていきますが、フロンターレは体を張ってブロック。
アディショナルタイムは3分、ロングスローを入れてくる市立船橋。
フロンターレは大関に代わり13信澤孝亮。エリア内へ人数をかけてくるのに対して、しっかり競り合いにいくフロンターレ。
しかし、48分、ロングスローの流れからこぼれ球を丸山が頭で押し込み、1-1。
同点ゴールに沸く市立船橋。
フロンターレは、元木に代わり、プレミアリーグ初出場となる27髙橋悠斗。
前にボールを入れ、勝ち越しを狙うフロンターレ。しかし、市立船橋のGK佐々木の前に出ての好カバーもあり、チャンスはつくれず。
試合はタイムアップとなり、1-1。勝ち点1を分け合うことになりました。
前半0-0 後半1-1 計1-1
得点:元木湊大(フロンターレ) 丸山侑吾(市立船橋)
フロンターレの先発:21濱﨑知康 22江原叡志 4高井幸大 3松長根悠仁 29元木湊大 14大瀧螢 18由井航太 17尾川丈 25志村海里 10大関友翔(c) 9五木田季晋
交代:志村→11岡野一恭平 大瀧→41香取武 大関→13信澤孝亮 元木→27髙橋悠斗
控え:19菊池悠斗 5浅岡飛夢 36加治佐海
市立船橋の先発:17佐々木海翔 39西大和 13懸樋開(c) 28大塚清湖 15白土典汰 26足立陽 19佐藤凛音 22内川遼 31渡邉慎和ムセマ 10郡司璃来 27イジェンバ リチャード
交代:イジェンバ→7丸山侑吾 足立→18森駿人 渡邉→36亀山修斗 白土→23藤田大登
控え:1ドゥーリ―大河 35芦沢颯太 37福永剛輝
試合後、長橋康弘監督、先制ゴールの元木湊大に話を聞きました。
〇 今日の試合を振り返ってもらえますか?
勝ちたかったんですけど、ちょっと入れられてしまって。どっちかというと勝ち点2を失ってしまったという印象のゲームだったと思うんです。
ただ、そんな簡単にはやらしてくれない、そんな簡単にはうまくいくはずがない、ということは思っていて、私も選手に言っていたんですけど。
そんな中で1点取って、やられてしまった。
でも、1点先に取れたということ。
それと課題は2点目、3点目を取るということで。
そこで試合を決められるチームが、川崎フロンターレだ、と思っていますので、そこを何とか早く改善して、フロンターレらしいサッカーをまた展開できるようにしたいと思うんです。
〇 チャンスはまたつくれるようになってきている、という印象があります。ベンチから見ていていかがですか?
そうですね、もう1個ゴール近くまでいけるようになってきた、という感じは確かにしていて、ここであとは決めきるということを、何とかトレーニングでやっているんですけど。
ちょっと選手たちを硬くさせてしまっているのかな、ということも前育戦で思っていて。
シュートを打てるというところも、慎重になって、キーパーと1対1で躊躇してしまって、ああいうところを思いっきりやらしてあげるというのも、私の改善ポイントと思います。
〇 横浜FC戦に向けて。
等々力競技場でやらしてもらえるということで、昨日も劇的なトップチームの試合(清水エスパルス戦、〇3-2)がありましたけど。
本当に私らは、目標としているトップチームがやっているサッカーをチャレンジして。
横浜FCを相手にどれだけできるか、ということを、選手たちと準備して。
しっかり挑戦してチャレンジしていこうということを意識させながら、やっていきたいと思います。
頑張りますので、応援よろしくお願いします。
〇 今日の試合を振り返ってもらえますか?
結果で言ったら、1-1で、初ゴールを決めたんですけど、失点の部分は自分の、相手のロングボールに対しての目測を誤って、裏を取られてしまって、というのがあって。
後半の最後らへんに3本くらいあって。やっぱり改善していきたいなあ、というのが個人の課題で。
チームとしてはもうちょっと、ゴールへの、ドルブルだったり、シュートだったり、ゴールへつながるようなプレーを全体的に増やしていかなきゃ、というふうに思いました。
〇 今日は初ゴールを決めました。ゴールシーンについて振り返ってもらえますか?
けっこうまぐれであって。相手がマークについてなくて。
大関がクロスを上げたところで、ニアですらして、ファーでという、ファーに来ることは予測していたので。考えながら、ポジショニングで決められたゴールで、個人的にはうれしかったんですけど、勝ち点3につながったら、もっと良かったと思います。
〇 ここまで、攻撃力も持ち味なのかなあ、という印象を持っているんですけど、自分のプレーについては、いかがですか?
守備をやるのは当たり前なんですけど、個人的に攻撃のほうで強みを出したいと思っていて。
ゴールへつながるプレー、ドリブルで相手を剝がしたり、パスでチャンスメークっていうところで。もっとセットプレーじゃなくて、流れのなかで自分で、個の技術で得点に結びつけるようなプレーを今後できたらな、と思います。
〇 トレーニングのなかで、かたちをつくったりしていくようなかんじですか?
1対1のシーンがあったら、積極的に、崩しというよりもまずは個で狙えるような感じにしていきたいです。
〇 横浜FC戦に向けて。こういうプレーをしたいというのがあったら教えてください。
今日のプレーの反省を生かすというので、後半の最後らへんになった時に、自分の体力面だったり精神面も考えながら、ピンチにならないように。
守備からというところを意識的にやっていきたいな、というのと、やっぱり、ゴール、今日で言ったらシュートを1本も打っていなくて、得点のシーンだけしか。シュートというかたちもなくて、もっとゴールを目指すようなプレーを。
クロスも今日は数が少なかったので、もっとゴールへつながるようなプレーをしていきたいな、というのがあります。
〇 次は等々力でサポーターが入る試合になります。サポーターに、自分のこういったプレーを見てほしい、というのはありますか?
自分は一番の持ち味は、戦う、というところなので、戦うプレーを見てほしい、と思います。
〇 サポーターの応援は選手たちにとって、大きいものですか?
自分のひとつひとつのプレーへの称賛だったり、応援があるというのは、自分の気持ち的にも盛り上がる、戦える。今まで以上の力を発揮できたり、プレーに対してもポジティブになれたり、やっていて楽しいというのもあります。
先制しながら、最後の最後に追いつかれ、勝利とはならなかったフロンターレ。
それでも、戦う姿勢を取り戻し、コンビネーションからゴールに迫る場面も、ふたたび増えてきているように思います。
勝ち点2を失うことにはなりましたが、それも糧にして、次へ向かっていくと思います。
フロンターレは、11勝3分け2敗、勝ち点36、首位。2位横浜F・マリノスユースは、10勝3分け3敗、勝ち点33で勝ち点差3は変わらないまま。
この首位の座を守るのではなく、一戦一戦ひたむきに戦い、タイトルに向かって、挑戦していくシーズンは、まだまだ続いていきます。
10月15日の横浜FCユース戦は、フロンターレU-18にとっては今季最後の等々力陸上競技場での試合となります。
多くのサポーターが集まり、挑戦し続ける選手たちの力となる、そんな試合となりますように。
お時間のある方は、ぜひ、等々力へ。
(文中敬称略)
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