冬のU-15年代の全国大会、高円宮杯全日本U-15サッカー選手権大会の関東予選、高円宮杯全日本U-15サッカー選手権大会関東大会が11月5日に始まりました。
この大会には、関東ユース(U-15)サッカーリーグ1部の6位から12位までの7チームと、2部の20チーム、1都6県の予選を勝ち抜いた37チームの計64チームが出場。
16チームずつ4ブロックに分かれてトーナメントを行い、勝ち抜いた4チームが全国大会の出場権を得ます。
フロンターレはBブロックに入り、5日の1回戦はUスポーツクラブに4-0で勝利。
2回戦は埼玉スタジアム第三グラウンドで行われ、浦和レッズジュニアユースと対戦しました。
【川崎フロンターレU-15 高円宮杯全日本U-15サッカー選手権大会関東大会2回戦 vs 浦和レッズジュニアユース】
11月6日(日) 午後1時半キックオフ 埼玉スタジアム第三グラウンド 晴れ 40分ハーフ
フロンターレの先発は、GK1松澤成音、最終ラインは右から6関徳晴、28山川陽平、キャプテンの5林駿佑、3陶山響、ボランチは4楠田遥希、18平内一聖、トップ下8新堀翔、右に11恩田裕太郎、左に7ステンパールカ大翔、前線には9小野口天。
関東ユース(U-15)サッカーリーグ1部9位の浦和。先発は、GK41大槻久翔、最終ラインは右から45薄井翼、59茂木蒼哉、43高倉大翔、73高橋温郎、ボランチに48白井桜介、右にキャプテンの54田中信、47平塚晴空、トップ下42和田直哉、前線には58依田爽史、50霜田優真。
青空が広がり、風もなく、穏やかな晴天に恵まれた埼玉スタジアム第三グラウンド。ピッチ脇の芝生席には、フロンターレもレッズも多くの選手の家族らが集まり、埼玉スタジアムからは時折、高校サッカー選手権埼玉県予選準決勝のざわめきも聞こえるなか、試合は始まりました。
立ち上がりは、浦和がラインを高く保ち、フロンターレの組み立てに対し、前から奪いにいく展開に。
フロンターレは、長いボールを入れ、打開しようとしますが、なかなか前に起点をつくることはできず。
1分にはフロンターレにファールがあり、エリア外右でのレッズのフリーキックに。田中が左足で遠いサイドに入れると、折り返しに依田がエリア内へ。
しかし、フロンターレは体を張って、阻み、続く左コーナーキックもしのいでいきます。
前からのプレス、さらにサイドを突くパス、ロングボールも交えていくレッズ。5分には、エリア内、霜田が松澤からいったんはボールを奪いますが、松澤がすばやく奪い返しセーブ。
さらに高い位置でボールをカットし、左に流れた依田がクロスを入れていきますが、松澤がセーブ。
レッズが速い寄せから前に出てくる時間は続き、10分には、中央の白井から右サイドにパスが通り、エリア外右、田中が左足でシュート。しかし、右ん位。
11分には中央の和田からエリア外右、田中へ。田中はまたもシュートを打つも、ポストに。
フロンターレとしては、ひやりとする時間が続いていきます。
しかし、フロンターレも次第に奪ってから前へ持ち出す動きを見せられるようになり、13分には楠田がボールを中央でカット。そこから左サイド、ステンパーへ。
ステンパーのパスに、エリア外左、陶山が抜け出し、クロスを入れますが、オフサイド。
直後には新堀が中央でカット。そこから右の恩田へ。恩田のパスに、小野口がエリア右へ。さらに正面やや右へ関が迫りますが、GKの大槻がセーブ。
フロンターレらしく、多くの人がかかわって前に出られるようになっていきます。
最終ラインでボールを持てるようになり、山川が縦につけるなど、後ろから間にボールを入れられるようになっていくと、16分には右サイド、恩田から小野口とつながり、小野口から中央の楠田へ。
楠田のパスに、陶山が左サイドへ抜け出し、クロス。これにエリア内、ステンパーがヘディングシュート。ゴール左にこぼれた球、詰めた新堀が押し込み、1-0。
先制点はフロンターレへ。ピッチ脇で見守っていた控えの選手のもとへ、駆けていく選手たち。全員で喜びを分かち合います。
17分にはさらにフロンターレ、関のサイドチェンジを、左サイドでステンパーがおさめ、前に持ち出す動きを見せながらキープを図ったステンパーから中央の新堀へ。
新堀から右の恩田、恩田から関へつながり、エリア外右へ仕掛けた関はクロス。GKの大槻が腕を伸ばし、阻んだものの、ボールを左右に動かしながら、フロンターレがチャンスをつくっていきます。
前線の小野口が両サイドに流れたり、中盤に下りたりしながらボールをうまくおさめ、また、新堀や楠田が中央で触れ、平内が右サイドの高い位置へ抜け出すなど、位置を入れ替えながら、ボールをうまく回す時間をつくるフロンターレ。
21分には、中央、小野口のスルーパスに、恩田がエリア内へ。エリア左に流れ、クロスを入れますが、浦和はクリア。
さらに右サイド、平内から恩田とつながり、恩田のパスに、小野口がエリア右へ。仕掛けて、折り返すも浦和はここでもクリア。
直後には、関から右に開いた平内へ。ドリブルで仕掛けた平内は、クロスを入れていきますが、大槻がセーブ。
22分には、左サイド、陶山から中央の楠田へ。楠田の左サイドを突くパスに、ステンパーが抜け出しますが、オフサイド。
試合はここで前半の飲水タイムへ。
飲水タイム明け、右サイドから持ち込んでくるのは浦和。パス交換から和田が正面やや右へ抜け出しますが、フロンターレはコンパクトにして対応。
最後は平内がクリア。
さらに前に出てくる浦和に対し、ステンパーや恩田も自陣の低い位置をカバーするなど、粘り強く対応し、しのいでいくフロンターレ。
高い位置でボールを奪われても、山川や楠田、林が奪い返し、攻撃の芽を摘んでいきます。
28分には、右サイド、平内のパスに、小野口が高い位置へ。仕掛けた小野口がクロスを上げると、こぼれ球は正面へ。走り込んだ楠田がミドルシュートで狙うも上に。
浦和は、長いボールを入れ、そこから前に出ようとしていきますが、しっかり競り合い、球際にも厳しくいき、セカンドボールをものに。
中央で新堀がカット、そこから小野口に預け、小野口から受けた楠田が平内とのパス交換から前をうかがうなど、ゴールへ向かうプレーを見せていきます。
30分には、右サイド、恩田との連係から関が高い位置へ。関が右から折り返すと、正面の小野口はスルー。エリア正面、新堀のシュートはブロックされるも、左に流れたボールをステンパーが拾い、受けた陶山が高い位置へ。
最後は浦和の守備が阻むも、フロンターレが畳みかける時間が続いていきます。
34分には、林のフィードに、小野口がエリア内へ抜け出しますが、オフサイド。
直後には浦和、左サイドでのスローインからエリア正面へ。しかし、楠田がカバー。
さらに中央から持ち込んでくる浦和。しかし、楠田がうまく体を入れてボールを奪い取り、左サイドのステンパーへ。
ステンパーが高い位置へ持ち出し、ボールは、エリア外正面やや左、陶山へ。
陶山のミドルシュートは枠をとらえますが、大槻がセーブし、左コーナーキックに。
新堀が右足でボールを入れると、林がヘディングシュート。しかし、右へ。
浦和も、37分には、和田のパスが、左サイド、高い位置へ上がった高橋に通り、折り返しますが、フロンターレはエリア内でしっかりクリア。
さらに右サイドに展開し、前に出ていこうとする浦和。しかし、ステンパーが速い寄せから前に行かせず。フロンターレボールのスローインにしていきます。
恩田のパスに、平内が高い位置へ。また、関のパスを、右サイドに流れた小野口が、浦和の寄せをうまくいなしながらキープするなど、相手陣内で時間をつくっていくフロンターレ。
38分には浦和、左サイド、高い位置へ高橋が抜け出し、折り返しますが、山川がブロック。セカンドボールを正面で新堀がものにし、受けた楠田から中央の小野口とつながり、持ち出した小野口から左のステンパーへ。
守備から攻撃へ、切り替え良く転じていきます。
39分には、右サイド、恩田がクロスを入れると、エリア左、抜け出したステンパーは右足でシュート。しかし、オフサイド。
さらに中央、平内の浮き球に、小野口が正面へ抜け出しそうになりますが、GKの大槻がクリア。
前半は1-0でタイムアップとなります。
ともに交代はなく、始まった後半。
フロンターレは、関のパスを、間に下りた小野口がキープ。また、平内から受けた恩田が右サイドを仕掛けるなどし、前へ出ていきます。
最終ラインの山川も右に開いて、やや前に出て縦パスを入れるなど、最終ラインからも攻撃の糸口を探りにいきます。
3分には、右サイド、恩田のパスに、新堀がエリア正面やや右へ。ボールは新堀からエリア正面、抜け出した関へ。関はシュートを打つも、浦和は体を張って、これを阻止。
それでも、多くの選手がかかわり、最後は右SBの関がシュートを打つ、フロンターレらしさの詰まった攻めに。
5分には、恩田が右サイドでボールをカット。恩田のパスに、小野口が右サイドの高い位置へ。小野口がクロスを入れると、セカンドボールを拾ったフロンターレは、楠田から新堀とつながり、新堀から、右サイド、平内へ。
平内が仕掛ける姿勢を見せ、ボールは正面の楠田へ。楠田の浮き球はシュートにはつながりませんでしたが、次々に迫っていきます。
浦和も、GKの大槻に、最終ラインの茂木、高倉がかかわり、後ろからボールを回しながら組み立てを図りに。
6分には、正面やや右、和田が抜け出し、スルーパスを出しますが、林が足を伸ばし、ボールは左に流れ、最後は関がクリア。
左コーナーキックに。コーナーキックのセカンドボールを拾った浦和は、右クロス。ゴール左、茂木がヘディングシュートを打ちますが、フロンターレはゴール前でこれを阻み、最後は関がクリア。
さらに浦和が、最終ラインでボールを回し、正面へのフィードを、和田がおさめるなど、長いボールも交え、また、ロングスローからゴールに迫るなどしていきますが、フロンターレはコンパクトに。恩田が右サイドの下がり目をカバーするなどし、しのいでいきます。
14分には、浦和、霜田に代わり44阿部湧心。
左サイドでのフリーキックを得ていた浦和は、高橋が左足でボールを入れると、最後は正面で高倉がシュート。しかし、上に。
直後には、左サイドを髙橋が仕掛け、折り返し。フロンターレの守りが阻んで左コーナーキックに。
高橋が左足でボールを入れると、遠いサイドで高倉が競り、最後は茂木がヘディングシュート。しかし、フロンターレはクリア。
右サイドでのスローインを得た浦和はロングスローから、ニアで白井がヘディングシュート。しかし、上に。
さらに浦和が、サイドからのクロス、そこからの折り返しで迫る時間は続き、また、ロングスローからゴールを狙っていきますが、ステンパーが自陣のエリア近くでクリア。
また、ゴール前に入ったボールに対しては、松澤がセーブ。フロンターレが焦れずに、守っていく時間が続いていきます。
18分には、浦和、高橋のフィードに、前に残っていた高倉がエリア右へ。シュートを打つも左に。
直後にはフロンターレ。左サイド、陶山の速いパスを、エリア外正面で小野口がおさめ、ボールは左サイド、ステンパーへ。ステンパーのパスに、陶山が高い位置へ抜け出し、折り返すも浦和の守りが阻んで、シュートにはつながらず。
フロンターレはここで新堀に代わり38奥田悠真、平内に代わり14藤井漣祐。
22分にはフロンターレ、間で奥田が受け、小野口がおさめ、藤井のパスから右の恩田、さらに関が高い位置へ。
交代で入った2人がかかわり、高い位置で時間をつくっていきます。
さらに右サイドのパス交換から関が高い位置へ。正面の楠田から左の陶山へ。陶山が折り返すと、エリア正面に関、奥田が迫り、奥田が仕掛けるも浦和はブロック。
セカンドボールを拾ったフロンターレは、左のステンパーから陶山へ。最後は高い位置へ抜け出した陶山がオフサイドを取られるも、多くの選手たちが関わった分厚い攻めを出せるようになっていきます。
浦和は和田に代わり49小鷹凜太朗、依田に代わり60川地瑛太。川地がボランチに入り、白井がやや前に、阿部、小鷹が前線へ。
27分には浦和、薄井が右サイドからクロス、阿部のヘディングシュートは枠をとらえますが、松澤がセーブ。
すると直後にはフロンターレ、奥田のパスを正面で小野口がおさめ、小野口のパスに恩田が、エリア右へ。右足を振りぬくと、ゴールネットが揺れ、2-0。
フロンターレが、突き放します。
勢いに乗るフロンターレ、直後にはステンパーが左サイドを仕掛け、エリア左へ。角度のないところから狙いますが、ボールはポストをたたきます。
すると、再び浦和が高い位置で時間をつくり、両サイドからのロングスローなどから迫る時間帯に。
32分には、右サイドからクロスが入ると、エリア左、高倉がシュート。しかし、左に。
さらにセットプレーから、ゴール前へ迫っていきますが、フロンターレはそれを跳ね返し、藤井から奥田とつながり、奥田が左サイドを仕掛け、折り返し。
正面で受けた藤井から右サイド、飛び出した楠田へ。
右サイドでのスローインとなり、関が仕掛け、そのパスに奥田がエリア右へ。シュートはブロックに遭い、右コーナーキックに。
陶山がボールを入れるとセカンドボールを拾ったフロンターレは、左サイドからの攻めに。小野口から奥田とつながり、奥田から正面の楠田へ。
最後はエリア正面、陶山がシュートを打つも上に。
37分には、右サイドでのスローインの流れから左サイド、ステンパーへ。ステンパーのパスに、奥田がエリア左へ。仕掛けていくも浦和の守備も堅く、シュートまでは行けず。
フロンターレはここで楠田に代わり22榎本司、恩田に代わり15佐々木雄基。
浦和は平塚、白井に代わり56オグデべ有規、57橋本晴。
ロングボールも交え、サイドに展開していく浦和に対し、フロンターレはコンパクトに、粘り強く対峙していく時間帯が続いていきます。
40分には右コーナーキックのこぼれ球から、浦和がシュートを打つも、榎本がクリア。
41分、フロンターレは陶山に代わり23ペイシェンス海翔が入り、林が左SB、ペイシェンスが左のCBに。
42分には浦和、右サイドでスローインを得ると、ロングスローから茂木がヘディングシュート。これがゴールへ決まり、2-1。
さらに前に出てくる浦和。しかし、それをしのぎ、ボールは佐々木のもとへ。佐々木が前に持ち込もうとしたところで、試合はタイムアップ。
2-1。
フロンターレは勝利しました。
押し込まれる時間もあったなかで、粘り強く戦い抜き、多くの選手が関わり合った素晴らしいゴール、さらにはここぞというところを見逃さない追加点もものにしたフロンターレ。
一発勝負、勝利が絶対に必要となるなか、リスクを意識する一方で、自分たちのサッカーへのこだわりも抱きながら、その戦いは続いていきます。
次戦の準決勝は11月12日、フロンターレは横河武蔵野FC U-15と対戦します。
前半1-0 後半1-1 計2-1
得点:新堀翔、恩田裕太郎(フロンターレ) 茂木蒼哉(浦和)
フロンターレの先発:1松澤成音 6関徳晴 28山川陽平 5林駿佑(c) 3陶山響 4楠田遥希 18平内一聖 8新堀翔 11恩田裕太郎 7ステンパールカ大翔 9小野口天
交代:新堀→38奥田悠真 平内→14藤井漣祐 恩田→15佐々木雄基 楠田→22榎本司 陶山→23ペイシェンス海翔
控え:16井澤明己 2柏村涼太 13佐藤壱隆 27小川翔太
浦和の先発:41大槻久翔 45薄井翼 59茂木蒼哉 43高倉大翔 73高橋温郎 48白井桜介 54田中信、(c) 47平塚晴空 42和田直哉 50霜田優真 58依田爽史
交代:霜田→44阿部湧心 和田→49小鷹凜太朗 依田→60川地瑛太 平塚→56オグデべ有規 白井→57橋本晴
控え:51蓮沼俊祐 64中上遥登 58河野青葉 52野口直
◇ 試合後、先制点の新堀翔、玉置晴一監督に話を聞きました。
〇 貴重な先制ゴールになりました。ゴールシーンを振り返ってもらえますか。
7番の選手(ステンパールカ大翔)がバーに当てて、11番の選手(恩田裕太郎)が競って、あとは触るだけでした。
〇 今日はどんな意識で試合に臨みました?
手ごわい浦和が相手ということで、いかに自分たちで粘り強くやっていけるか、ということをみんなで意識して。全力でということでした。
〇 試合の最初10分くらいは浦和が押し込んできて、そこからフロンターレのペースになったように見えました、どんなことからペースを握ることができたんでしょうか?
失点しないということを、自分たちで粘っていけたので、それが良かったんだと思います。
〇 後半、レッズの猛攻があった中で2点目取ることができました。どんなことが良くてチームとして勝ち切ることができたと思いますか?
一人一人が戦って、相手よりも運動量を出せて、それで勝てたのかなと思います。
〇 全国大会に行くために、どんなことが必要になってきますか?
一戦一戦、勝つということで、一週間今日出てきた課題を修正することだと思います。
〇 リーグ戦、最後首位の鹿島に勝って2位 (関東ユース2部Aの2位) に滑り込んで勢いがついてきたように思います。
鹿島に最後勝ったことで、チームに勢いがでてきたのかな、と思います。
〇 湘南 (関東ユース2部Bの2位) との昇格決定戦 (関東ユース1部への昇格決定戦) もある。そこについては?
まずは全国大会を決めて、いい流れの中で臨むことができたら、と思います。
〇 ファン・サポーターに向けて。
これからも一戦一戦厳しい試合になると思うんですが、自分たちでしっかり戦っていきたいと思います。
応援よろしくお願いします。
〇 2回戦、浦和という強い相手だった。どんなことを意識してきましたか?
特別ということはなく、自分たちのサッカー、というところ、ただ一発勝負でありますので、しっかりリスクのところを考えながらプレーしようということは話をして出しました。
〇 前半レッズが押してきて、押し込まれる時間がありましたけど、だんだんフロンターレペースになった。どんなことがうまくいきましたか?
ミスがあって。本当に気持ちの部分かなというところで、少しビルドアップのところで安定させれば問題ないと思っていたので、そこのところを修正したということと、前に前に意識を持っていくことで、少しまた時間をつくれたのかなと思っています。
〇 後半レッズの猛攻があって、そのなかで追加点を奪えました。
苦しい展開でした。けど一発勝負なのでリスクを持って出てくるのは当然だとおもうので、それを受けるのではなくてカウンターでチャンスになるというところで。
いいかたちで追加点を奪えた。そこは非常に良かったと思います
〇 リーグ戦で首位の鹿島に勝って勢いが出たと思うんですけど、それはいかがですか?
チャンスが残っている限り、チャレンジしていかなければいけないというのもそうですし、リーグ戦のいいかたちが続けていけているのはいいことかなあと思います。
ただ、練習のなかでそこは続けていけていることなのかな、と思います。
〇 リーグ戦は2位、得点は2位で失点は1位。そのことについてはいかがですか?
満足していないことの方が多いですけど、トライ&エラーではないですけど、そこを繰り返しながら成長していくものと思っていますし、反省するところは反省してやんなきゃいけないですけど。
こだわるべきところは、もっと得点取れたな、というところは選手たちと話をしていて、それがあれば結果も変わったのかなという話はしました。
〇 湘南との昇格決定戦については?
勝つだけだと思っているので、チャンスを最後の最後でつかみ取った分、勝たないと意味がないというのは選手と共有しています。
内容というところにこだわりながらですけど、勝って1部に行って、また強いフロンターレをつくっていけたら、と思います。
〇 ファン・サポーターに向けて。
ぎりぎりの戦いは続きますけど、選手はその中で成長していくものだと思っています。そこをサポートしながら、目指すのはもう一度、ということで全国の舞台の切符をまずは取るという話をしていますので、そこに向けて全力で戦っていますので応援よろしくお願いします。
(文中敬称略)
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