フロンターレU18 – 昌平 / プレミアリーグEAST第15節


【川崎フロンターレU-18 プレミアリーグEAST第15節 vs 昌平高校】

9月23日(日)15:00 キックオフ 晴れ 3910人

前節はアウェイの地で前橋育英高校を相手に3得点・無失点の快勝をおさめた川崎フロンターレU-18。ここ数日の涼しい気候の中、各所での集客の甲斐あって集まった4000人近い観衆の中、今節は、今季初となる等々力陸上競技場での試合となりました。

川崎フロンターレの先発は、ゲームキャプテンGK1濱﨑知康、最終ラインは右から2江原叡志、6由井航太、5土屋櫂大、4元木湊大、ボランチは10尾川丈、25矢越幹都、右MFに22加治佐海、左MFに11岡野一恭平、2トップに、14岡田泰輝、13髙橋宗杜。

対する昌平の先発は、GK1佐々木智太郎、最終ラインは右から12田中瞭生、ゲームキャプテン4佐怒賀大門、20坂本航大、25西嶋大翔、ダブルボランチに18前田大樹、7土谷飛雅、右MFに11長璃喜、左MFに10長準喜、2トップに15鄭志錫、2工藤聖太郎となりました。

川崎は前節に引き続き、CBに由井、ボランチに尾川・矢越という攻撃的な布陣に、U-17日本代表の活動から戻った加治佐が加わったスターティングラインナップとなりました。今季唯一の黒星を喫している昌平高校を相手に、成長を見せられるかが試合の鍵となります。

前半、序盤からペースを握ったのは川崎。
4分、11岡野一恭平から10尾川丈と渡って最後は右サイドを駆け上がってきた2江原叡志が中央に切り込みますが、ここは昌平DFに潰されチャンスは作れず。
立て続けに8分、右サイドへボールを運んだ尾川から江原、14岡田泰輝と繋ぐと、岡田は切り返しでDFを振り切りシュート。しかしこれは枠を捉えず。序盤から川崎が攻めたてます。
そして9分、ペナルティエリア左で川崎が得たFKを蹴るのは4元木湊大。ファーサイドを狙ったボールは、5土屋櫂大がGKと競り合うかたちで右サイドへ流れますが、ボールを拾った尾川はすぐさま中央へ。DFのディフレクションがあったものの、ちょうどボールが足元に転がってきた由井は体勢を崩しながらもゴールへ蹴り込み、フロンターレが先制します。

そこからも川崎が一方的に流れを握ります。
11分には右サイドへ流れた22加治佐海が深い位置でねばり、25矢越幹都へ。最後は岡田へとわたりますがここはDFがブロック。
更に19分、左サイドでボールを受けた岡野一は数人が走り込んでいた中央へ。ボールは昌平DFが先にさわりますが、こぼれ球を拾った13髙橋宗杜がシュート。これは惜しくもブロックされ得点とはならず。
続けて20分、左サイドをオーバーラップしてきた元木からダイアゴナルに走り込んだ岡田を経由して逆サイドの加治佐へ。クロスをあげますが、ここは昌平GK1佐々木智太郎が難なくキャッチ。
右サイドへボールを持ち上がった6由井航太からパスを受けた加治佐は、アーリークロスを選択。中央で髙橋宗杜が頭で合わせるも、またもGK佐々木がセーブ。追加点とはなりません。
しかし27分、中央から左サイドへ流れた髙橋宗杜から中央へ向かって斜めに走り込んだ岡野一へわたったボールをすぐに中央へマイナスのクロス。走り込んでいた岡田がダイレクトでシュートを放つと、DFへのディフレクションでループ気味になり、GKの頭上をこえてゴールへ。攻め続けた川崎がようやく追加点をあげ、昌平を突き放します。

川崎は32分、岡田のシュートがDFにブロックされ得た右からのCK。キッカーの加治佐はファーの尾川を狙いますが、昌平GK佐々木がハイボールを難なくキャッチ。34分にはドリブルでペナルティエリア内に侵入した加治佐がDFともつれますが、ここはノーファウルの判定。
35分、またも加治佐から右サイドをオーバーラップしてきた江原へ。ストレートのクロスにニアサイドで合わせたのは髙橋宗杜。しかしこれはうまくヒットせず。
39分、右サイドでボールを受けた岡田から中央寄りでボールを受けた髙橋宗杜がドリブルで運びますが、ここは昌平DFにうまくブロックされチャンスとはならず。続けて40分、左サイドからのCK、元木はショートコーナーを選択しますが、DFがブロック。こぼれ球を矢越がミドルシュートに持ち込みますが、ここはGKがキャッチ。

昌平がボールを握ったのは41分。10長準喜のドリブルからのスルーパスで川崎DF陣の裏をとったのは15鄭志錫。ピンチになると思われましたが、ここは川崎GK1濱﨑知康がタイミングよく前へ出てキャッチ。難を逃れます。

42分には再び川崎。元木のドリブルで中央へボールを運ぶと、左サイドへ流れた岡田へ。そこへ走り込んだ岡野一のシュートはGK正面へ。

前半は圧倒的に川崎がボールを握り、2得点をあげて終了しました。

後半は前半とはうってかわり、まず昌平がペースを握ります。
まずは2分、8大谷湊斗がペナルティエリア前まで運ぶと、そのままシュート。これは川崎GK濱﨑がしっかりキャッチします。
4分にも昌平。右CKを得ると、7土谷飛雅が中央へ鋭いボールを入れますが、ここは川崎DFがクリア。難を逃れます。

対して川崎は7分、ペナルティエリア右でFKを得ると加治佐のあげたボールに合わせたのは土屋。ヘディングでシュートを放ちますが、ここは昌平GKがキャッチ。続けて9分、ペナルティエリア付近でボールを受けた髙橋宗杜から右サイド江原へおくったボールはバーに阻まれます。このリフレクションに岡田が詰めますが、これは枠にはいかず。13分にも川崎。髙橋宗杜から尾川へスルーパスを通そうとしますが、ここはうまく繋がらず。

昌平は14分、ペナルティエリア手前でボールを拾った大谷がすかさずシュート。しかしこれは枠を捉えません。
更に16分、長準喜から9小田晄平への浮き球スルーパスが通りますが、これはうまく合わせられず川崎GK濱﨑がキャッチ。ピンチの芽を摘んでいきます。

20分、川崎は髙橋宗杜、岡野一に代わって9岡崎寅太郎、7志村海里を投入します。

川崎は22分、投入直後の志村からのクロスに逆サイドの加治佐がヘディングで合わせますが、昌平GK佐々木がセーブ。
対して昌平は23分、土屋が少々遠い位置からのシュート。これは川崎GK濱﨑がセーブ。
更に30分、昌平は長準喜は中央を通ってボールを運び、走り込んだ大谷へパス。大谷はダイレクトでシュートを放ちますが、ここは川崎DFがブロック。
32分には川崎。中央でボールを受けた尾川が矢越とパスを交わし、矢越は右サイドDFラインの裏へ走った加治佐へスルーパス。ダイレクトでシュートを放ちますが、これはわずかにゴール左へ。

34分、川崎は矢越、元木に代わって18八田秀斗、17柴田翔太郎を投入します。

昌平は37分、39分と立て続けに土屋、小田がゴールを狙っていきますが、川崎GK濱﨑がキャッチなどしてしのいでいきます。
すると44分、中盤でボールを拾った加治佐が岡田の位置を見て中央へスルーパス。一旦はボールと逆方向に身体が向かうも、マッチアップしたDFの前へうまく身体を入れ先にボールに触ると、前へ出たGKもかわしゴール。この日2得点目、チームとしては勝利を決定づける3点目をあげます。

終盤、川崎は岡田に代わって30林駿佑を投入。守備を固めます。

試合はこのまま終了。
川崎はリーグ再開後の連勝を5に伸ばし、クリーンシートも継続。高体連6連戦も3連勝で後半へと向かいます。
次節はアウェイでの市立船橋戦。その後に控える青森山田との天王山へ向けて、落とせない試合が続きます。

前半2-0 後半1-0 計3-0
得点:由井航太、岡田泰輝2(フロンターレ)

フロンターレの先発:1濱﨑知康(c) 2江原叡志 6由井航太 5土屋櫂大 4元木湊大 10尾川丈 25矢越幹都 22加治佐海 11岡野一恭平 14岡田泰輝 13髙橋宗杜
交代:岡野一→7志村海里 髙橋宗→9岡崎寅太郎 元木→17柴田翔太郎 矢越→18八田秀斗 岡田→30林駿佑
控え:16菊池悠斗 8名賀海月

昌平の先発:1佐々木智太郎 4佐怒賀大門(c) 12田中瞭生 20坂本航大 25西嶋大翔 7土谷飛雅 10長準喜 11長璃喜 18前田大樹 2工藤聖太郎 15鄭志錫
交代:前田→8大谷湊斗 工藤→9小田晄平 鄭→14山口豪太 佐怒賀大門→24坂和飛空
控え:16荻谷凌輔 26鈴木翔 6鈴木宏幸

◇ 試合後に、長橋康弘監督、岡田泰輝、由井航太、土屋櫂大、矢越幹都の4選手に話を聞きました。

◯ 長橋康弘監督

たくさんのサポーターの中で、とにかくこれまで積み上げてきたものを思い残すことなく全て、キックオフからやっていこうということ選手たちを送り出しました。
前半はものすごくいいゲームで良かったんですけれども、選手たちもテンションが上がりすぎてしまったのか、後半落ちてしまった。そのあたりは反省点ですけれども、本当によく戦ってくれたと思います。

— 前半は試合を支配できていたと思います。それができた要因は?

とにかく昌平さんは、ドリブルなどの技術がとにかく高い選手が多くいる中で、私たちは相手に合わせるのではなく、自分たちのやれることをやろう、とにかく自分たちのサッカーをやろうというところを整理して、選手たちが入ってくれたのかなと思います。
特に岡田泰輝、髙橋宗杜は、とにかく最初から飛ばして、守備と攻撃と全力で90分持たせようなんていう考えはなかったんだと思います。ちゃんと自分の役割を理解してプレーしてくれたのだと思います。それが結果につながってよかったです。

— 5試合連続無失点ですが、守備について強調していることは?

フロンターレのサッカーを間違えないように。攻撃のところはもちろんそうなんですけれど、守備でも魅せることができるチームを作っていこうと選手たちにはずっと言ってきたことです。試合の終盤で落ちてきてしまってやられることが目立っていたの。そういうところを選手たちが話し合って、整理して、夏場を頑張ってくれた結果が今出てるのじゃないかな。

— 今週の紅白戦の雰囲気は?

凄まじかったです。選手たちは 等々力でやることを目標にしていますし、かなりいろんな思いがあった中での紅白戦でした。メンバー選考も苦労しました。全員出してあげたかったです。

— スタメンが決まったのはいつでしたか?

昨日です。本当に迷いました。しかし、今の選手たちは(メンバーに選ばれなくても)悔しい思いをプラスに変えて下を向く子がいない。そういう姿を見ていると、彼らは伸びていくのだろうなと思います。そういうところが チームの勝利につながっていると思います。

— 林選手が復帰ましたが、由井選手をCBとして起用しました

由井もポジションが変わった中ですごく頑張ってくれて、センターバックでもいいパフォーマンスをしてくれました。レッドカードをもらってしまって出場機会を失った林 なんですけれども、練習から非常にパフォーマンスが良く迷いました。しかし、前回の勝ち方が素晴らしかったので変える理由がないと。ここで林を使ってしまうと、余計にプレッシャーを感じてしまうのではないかと思って、いいタイミングで出してあげたいなと思いました。

— セットプレーからの得点やチャンスがありました。そちらに関して練習などは?

そのあたりは浦上コーチに任せているんですけれども、非常に細かくやってくれています。映像を見返すなどして、意識高くしっかりやってくれています。身長が低い選手がいるとか、そんなことは言い訳にならないのでそのあたりは伝えました。

— 青森山田など強い相手に対してやっていかなければならないことは?

今日も再三決定機がありました。ああいうところで入らないと何かが起こると。2-0というのは非常に危なくて。ああいうチャンスをしっかりと決めて、仕留められるようなチームにしていきたいと思います。

— 4000人近くの観客が入っていました

もう感謝しかないですね。入った時にびっくりして、選手たちと一緒に、この人たちのために戦おう。いつも本当にありがとうございます。結果で応えられるように成長し続けますので、また今後もよろしくお願いします。

◯ 岡田泰輝選手

— 試合を振り返って

前半は自分たちの試合ができました。後半も序盤は自分たちのサッカーができたけれど、中盤以降は足も止まってきて相手のペースになってしまったところがありました。そこは次節 以降の課題です。

— ペース配分を間違ったのか、それとも等々力の雰囲気に押されて頑張りすぎてしまった?

ペース配分ではないですね。等々力ってこともあって気合が入りすぎてしまって、いつもより走っていたような気がします。それでも足が止まらずに走りきることが大事だと思うので、 これからやっていかなきゃいけないなと思います。

— 自身の1点目を振り返って

(岡野一)恭平からのパスをライン間で受けるというのは練習からもやっていて、あそこに走り込めばボールは必ず出てくる。走り込んだら、しっかりボールは出てきました。シュートはキーパーに当たってしまったけど、ゴールに入って運が良かったです。約束通りの動きでした。

— 2点目は?

(加治佐)海からのパスだったと思うんですけど、自分も相手も逆を取られていたので競争になったんですけど、自分が一歩早く身体を入れられるなと思ったので、うまくキーパーもかわしてゴールできました。

— ああいうのって意外と難しいのかなと思いますが?

ボールがいきなり来た、という感じだったので、自分もやばいと思って。キーパーをかわしたところでなんとか決められました。等々力で得点するというのはいつものことと違うので、最高でした。

— 初めての等々力、入っていくときはどうでした?

サポーターもいつも以上に多く、やんなきゃな、と思いました。声もいつも以上に聞こえてました。後半とかも、ちょっと落ちてきたところで声が聞こえてくると走らなきゃなと。サポーターの声が力になりました。

— 紅白戦からスタメンで行けるなと思いましたか?

紅白戦は2本やったんですけど、2本目で自分の特徴を出せて、得点も取れたので、あとは試合で出すだけだなと思っていました。

— 最近の好調の要因は?

ライン間でボールを受けるのが自分の特徴なんですけど、それってチームのみんながボールを前に運んでくれるからできることで。チーム全体が調子いいというのが、自分の調子に繋がっていると思います。

— 序盤は得点が取れずにいました。初得点以来、好調を維持しています。ここから終盤戦に向けて意気込みを聞かせてください

自分はフォワードなので得点を取らなきゃいけないと思っています。自分の特徴であるライン間でボールを受けて、ドリブルで運ぶということの精度を上げていきたいと思います。

◯ 由井航太選手

— まずは総評からお願いします

えっと… 総評ってなんですか? あ、振り返りですかね。前半はみんなパスをつないでドリブルで運んで、というサッカーができたんですけど、後半少し落ちてしまって。でも全体的に見ると自分たちのいいサッカーができたんじゃないかなと思います。

— 先制点をあげました

いいところに、たまたまボールがこぼれてきたので蹴ったら入りました

— チームも好調だし、チームを勢いづける先制点でした

自分の手応えとしては、この前の試合からセンターバックをやっていて、無失点が続いてるので守備のところが一番チームを安定させているのかなと思います。攻撃に目が行きがちですけど、守備が一番いいと思います。

— 守備が安定している理由は?

リスク管理ですね。隣や後ろから、うるさいくらいに声かけがあります(笑) そのおかげ です。練習中にもうるさいって言ったんですけど、結果に繋がっているので。ディフェンスラインの方々には助けられてます。

— 何度か、ハーフラインあたりまでボールを持ち上がるシーンがありました

もともとボランチをやっているので、点を取りたいという気持ちがあります。センター バックは全然疲れないので、とにかく前に出たいという気持ちです。

— それはディフェンス陣から怒られない?

そこはエイジ(江原叡志)とかがカバーしてくれるのでありがたいです。

— リーグ最少失点を維持しています

さっきも言ったんですけど、声かけがすごくよくなってきたので、失点しなければ負けない。続けなきゃな と思います。

— ファイナルへの思いが強いと思いますが

とにかく1試合1試合勝ち点3を積むしかないので、最終目標はファイナルなんですけど、目の前の試合に勝つことを目標にしています。

— 以前、等々力でも平常心と言ってたんですけど、実際どうでしたか?

平常心です。どこでも変わらず、平常心です。緊張したり昂ぶったりする気持ちはなかったです。

— サポーターの皆さんには?

すごくいい雰囲気を作ってくれて、声とかかけてくれるので嬉しいです。サポーターだけじゃなく、小さい子たちもいっぱい見に来てくれて、いいサッカーを見せて勝つことができて本当に良かったです。感謝してます。

◯ 土屋櫂大選手

— まずは無失点での勝利。どうでしたか?

最近無失点が続いていて、今日も無失点で終われて良かったです。

— 早い時間に先制点を取るのは気持ち的に楽になる?

そうですね。でも前半2点差で、2点差は危険なスコアなので、後半仕留めに行くぞ、というのをチームで意識して入りました。

— 後半は相手が頑張った?

後半攻められる時間が長くて、自分たちの集中力も欠けていたところがありました。ああいう時間帯が長く続いてたので、いつ失点してもおかしくないなと。3点目を決めたところがポイントだったのかなと思います。無失点はキーパー含めて意識していたので、無失点で終われて良かったです。

— リーグ最少失点は口うるさいくらいのコミュニケーションだと由井くんが言ってましたが?

リスク管理は監督からも、口うるさいぐらいしゃべれと言われてるので、ゴールキーパーの 濱﨑選手を中心に、守れてるところはあるのかなと思います。守るときに相手より多い人数で対応するのは当たり前で、その中でも相手を見て立ち位置を決める。予測を意識してやっています。

— 代表に行ったことによるプラスアルファはありますか?

海外の選手だと背後に蹴ってくることが多くて、自分も痛い思いをしてるので、日本に帰ってきてから意識してやっています。そこは前期よりも集中してやれてるのかなと思います。

— 今日3910人の観客が入りました

これだけたくさんのサポーターが来てくれるっていうのは、自分たちの力になりますし、サポーターのために勝利して続けなきゃなと思います。

ー(チームの)SNSへの投稿でキャプテンシーについて話してました

今年は濱﨑選手がキャプテンをやっていますが、濱﨑選手任せにならないように、自分も2年生ですけど3年生を引っ張っていけるように、意識してやっています。

◯ 矢越幹都選手

— まずは試合を振り返ってください

前半に2点取ることができて、自分たちのペースで試合を進めることができました。後半は相手ペースの時間がありましたけど、守備陣がゼロでしっかり抑えてくれて3-0という形で終われて良かったです。

— 矢越選手自身も中盤でボールを刈り取ったり効いていたと思うんですが、手応えを感じていますか?

守備は自分の課題で、ずっと意識してやっています。セカンドボールなど回収できたのでよかったですが、手応えとしてはまだまだです。

— ボールの出し入れに絡んでスペースを作る役割については?

尾川選手とは、パスを出したら返ってくるというような、いい関係が続けられているので、そこはいいと思います。

— 等々力での試合、雰囲気はどうでしたか?

3900人以上のサポーターが来ていて雰囲気も良かったし、自分もとても気合いが入りました。

— ゴールシーンでスタジアムが沸いたりしましたが、肌で感じ取ったことはどんなことですか?

勝ったからこそああいう歓声が出てくると思うので、これからも勝ってサポーターと一緒に戦っていきたいと思います。

— 矢越選手自身はアウェイ大宮で初スタメンに選ばれてから、自分の成長をどう感じていますか?

自分に自信が出てきました。練習でもボールに絡むことが多くなってきたし、それが自信につながってます。

— トップチームの練習や松本との練習試合に参加してましたが、身につけたものは?

トップの練習に行って、自分の攻撃の部分は通用したところがあるんですけど、鬼木さんからも守備でもっと上げていかないと、と言われて。そこを特に意識しています。前よりは良くなったのかな、と思ってます。

— 残りの試合に向けてひとこと

ここ最近は失点もないので、ここからも失点なく、複数得点を取って勝って優勝したです。フロンターレらしいサッカーで観客を魅了したいです。

— 最後に、サポーターに向けて

本当に熱い応援ありがとうございました。自分たちの背中を押してくれて、自分たちもいいプレーができたと思います。これからもよろしくお願いします。青森山田戦も来てくれると嬉しいです。

写真はまゆげカワウソさん、かんちさんからいただきました。ありがとうございます。

まゆげカワウソさん撮影

川崎フロンターレU-18のスターティングイレブン
この日はエスコートキッズとともに入場
昌平高校のスターティングイレブン

由井航太選手
濱﨑知康選手
岡田泰輝選手
尾川丈選手
菊池悠斗選手
江原叡志選手
岡野一恭平選手
加治佐海選手
矢越幹都選手
土屋櫂大選手
岡崎寅太郎選手
名賀海月選手
林駿佑選手
志村海里選手
髙橋宗杜選手
八田秀斗選手
長準喜選手
土谷飛雅選手
大谷湊斗選手
小田晄平選手
佐怒賀大門選手
加治佐海選手、江原叡志選手

由井航太選手が先制ゴールを決める
岡田泰輝選手のゴールで2-0となる
岡田泰輝選手の2ゴール目で3-0となる
岡田泰輝選手のバラバラ

かんちさん撮影

CC BY-NC-ND 4.0 This work is licensed under a Creative Commons Attribution-NonCommercial-NoDerivatives 4.0 International License.

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