関西学院大 – 立命館大 / 関西学生サッカーリーグ1部第4節


5月14日はヤンマーフィールド長居へ。

関西学生サッカーリーグ1部は第4節を迎え、関西学院大と立命館大が対戦。立命館大は、川崎フロンターレU-18出身の二年生、MF戸水利紀、大学1年目のシーズンとなるMF秋葉拡人が試合に臨みました。


【関西学生サッカーリーグ1部第4節 関西学院大 vs 立命館大】

5月14日(土) ヤンマーフィールド長居 くもり一時雨

ここまで3試合を消化し、1勝1分け1敗の関西学院大。先発は、GK22藤澤周弥、最終ラインは右から4廣瀬龍弥、3山内舟征、キャプテンの27山本祐也、25村上景司、ボランチは6長尾優斗、23美藤倫、右MF29濃野公人、左MF17倍井謙、前線には9山田剛綺、10木村勇大。

立命館大は2試合を戦い、2勝と好スタート。先発はGK1山口瞬、最終ラインは右から5市川健志郎、キャプテンの2江口正太郎、3竹内駿斗、4竹田豪、ボランチは6盧泰洋、25戸水利紀、右MF13野濱友哉、左MF44中野瑠馬、前線には14工藤大雅、20北野祐己。



初戦から先発が続く戸水は、この日もスターティングメンバーに、また、前節初めてメンバーに入った秋葉も2試合続けてのベンチスタート。


週の半ばから太平洋側では雨が続いており、この日の大阪は、雲が垂れ込めるあいにくの空模様。

それでも、メインスタンドには、選手の家族ら、両チームのメンバー外の選手らが集まり、立命館の選手たちが、録音した音声によるチャントも交えて熱のこもった応援で背中を押すなか、試合は始まりました。


⚽前半⚽

立ち上がりは立命館大、左SBの竹田の高い位置を突くパスに、中野がエリア外左へ。股抜きを図り、エリア左へ仕掛けていこうとしますが、廣瀬がうまく寄せていき、それをさせず。最後は中野のファールとなります。


一方の関西学院大も、直後には右サイドでのスローインに、木村がエリア外正面へ。仕掛けていきますが、江口が粘り強く寄せていき、最後は山口がセーブしていきます。



立命館大は、下がり目の間で受け、前を向こうとする山田に対し、最終ラインに加え、戸水もはさみこむようにして、奪いに。

山田、木村のポストプレーから攻めに厚みを出そうとしていきますが、盧や戸水が中央をカバー。



次第にボールを握れるようになった立命館大は、江口、竹内が開き、両SBが高い位置へ。戸水や盧も加わってボールを動かし、竹内の左サイドを突くフィードに、中野が高い位置へ。それを竹田が追い越す動きを見せ、厚みを出していきます。


一方の関西学院大も、それに対してコンパクトにして、対峙。GKの藤澤が正確なフィードを前に入れ、木村が抜け出しそうになるなどし、12分には、中央の長尾の浮き球のパスに、正面へ木村が抜け出しそうになりますが、山口がセーブ。



立命館大は、GKの山口もエリア外に出て、組み立てに加わり、後ろから動かしていくと、13分には、戸水の左サイドを突くパスに、中野が高い位置へ。左サイドに開いて、ゴール前にボールを送ると、工藤が反応しますが、藤澤がセーブ。

チャンスをつくっていきます。



関西学院大も、14分には、長尾から右に。右SBの廣瀬の縦パスに、濃野が高い位置へ。仕掛けていきますが、中野が自陣のエリア近くまで戻りカバー。

直後には、右サイド、抜け出した山田が正面へ折り返しますが、山口がパンチング。エリア内、さらに関西学院大が迫りますが、盧がクリア。

さらに、左サイドの高い位置で俣野がボールをカット。エリア左へ仕掛け、シュートを打ちますが、竹内がブロック。

18分には、右サイドに展開した関西学院大。濃野が右クロスを入れると、正面へのこぼれ球に反応した美藤がミドルシュートを打ちますが、上に。


しのいだ立命館大も、江口、竹内が開いて、ふたたび両SBを高い位置へ。最終ラインの間に下りた戸水がテンポよくボールを出し入れし、竹内が持ち上がって、縦に鋭いパスを入れるなどし、攻めを試みていきます。



24分には、竹内のフィードに、北野が正面へ。シュートを打ちますが、左へ。


飲水タイムをはさんで、立命館大は、25分には、下がり目の野濱のスルーパスに、盧がエリア右へ。これは関西学院大がクリアするも、さらにボールを握り、高い位置で奪い返していく場面をつくる立命館大。


左サイドでのスローインの流れから、中野がエリア外左に仕掛け折り返したり、ボールを奪った中野が北野にいったん預けて、エリア内へ進入しようとするなど、ゴールの前で時間をつくっていきます。


30分には、正面で盧がカット。ボールはエリア外正面、北野へ。北野のミドルシュートを打ちますが、ワンタッチあり、決まらず。


関西学院大も、中央で長尾や美藤、山田も下りて、中央でボールを動かし、右に展開。濃野がクロスを入れていきますが、正面で戸水が競り、竹内が拾って、シュートは打たせず。

34分には、右サイド、廣瀬が斜めに正面へボールを入れると、うまくおさめた木村がシュートを打ちますが、左に。技術のあるところを見せ、ここぞというところでおびやかしていきます。



倍井が左サイドだけではなく中央に顔を出すなどして、前に出てくる関西学院大。立命館大も、野濱がカットしたボールをすぐさま左に展開。中野へつなげようとし、守備から攻めに持ち込もうとしていきます。

37分には、戸水がボールをカット。その浮き球のパスに、北野がエリア前に飛び出しますが、藤澤がエリア外に出てクリアする好守。

直後には、戸水のパスに、野濱が高い位置へ。野濱のクロスは、関西学院大がクリアし右コーナーキックに。

キッカーは野濱、右足でボールを入れると、セカンドボールを正面で拾った戸水は右に展開。ふたたび野濱へ。野濱がクロスを入れると、頭で合わせたのは、盧。ゴールネットが揺れ、0-1。先制点は立命館大に入ります。



さらに立命館大は、最終ラインの竹内も前に持ち出しながら、ラインを高め、戸水や盧が多く触れながら前に出ていきますが、関西学院大は、フィードに木村が抜け出しそうになるなどし、中央に倍井が顔を出すなどして、対抗していきます。

43分には、左サイド、倍井から正面へ。美藤につながり、美藤はいったん長尾に預け、エリア内へ進入し、シュート。これが決まり、1-1。関西学院大が追いつきます。


さらに中央で動かし、右サイド、濃野に展開し、クロスからゴールを狙う関西学院大。立命館大も工藤がおさめたボールから右に展開し、野濱から市川とつながり、正面に顔を出した戸水がダイレクトでエリア内にパスを入れるなどしていきますが、シュートにはつながらず。

前半は1-1でタイムアップとなります。




⚽後半⚽

前半の途中に降り始め、ピッチや観客席を濡らした雨が上がったなか、始まった後半。

立ち上がりは、立命館大、正面で北野がボールをカット。そのパスに、中野がエリア左へ。切り返してシュートを打ちますが、関西学院大は体を張って阻み、左コーナーキックに。


立命館大は立て続けにコーナーキックが続き、最後はセカンドボールを正面で拾った中野がミドルシュートを打ちますが、上にそれていきます。


4分には、さらに立命館大、市川の浮き球に、エリア内、工藤が飛び出し、折り返しますが、藤澤がセーブ。最終ラインが開き、両SBが高い位置をうかがい、前に出ていく立命館大。



一方の関西学院大もコンパクトに、前に木村を残し、崩れずに対応していきます。

5分には、正面へ木村が抜け出し、1対1に。しかし、竹内が後ろから足を伸ばして阻む好守。最後は山口がセーブ。


立命館大は戸水、盧、関西学院大は長尾や美藤がそれぞれ多く触れ、それぞれボールを動かしていこうとする両チーム。両SBもそれぞれ高い位置をうかがい、前に出ていこうとしていきます。


そんななか、次のゴールをものにしたのは関西学院大。左サイドから俣野が持ち込んで、スローインを得た関西学院大は、正面の木村へパス。狭いスペースで受けた木村は反転。ミドルシュートを打つとこれが決まり、2-1。

関西学院大が勝ち越します。


13分には、さらに関西学院大、GKの藤澤から右に展開。廣あえにつながり、廣瀬のパスに山田がエリア右へ。シュートを打ちますが、立命館大が阻み、右コーナーキックに。

右コーナーキック、倍井が右足でボールを入れると、正面で山内が合わせますが、山口がセーブ。

山口はすぐさまリスタート。カウンターに持ち込んだ立命館大は、市川のパスに、中野がエリア内へ。切り返してシュートを打とうとしますが、関西学院大の守りが阻み、今度は関西学院大の左サイドからの攻めに。

倍井が仕掛けて、ゴール前に折り返すと、山田が走り込んで合わせますが、枠はとらえられず。


立命館大は16分、野濱に代わり22小西宏登、工藤に代わり16澤田忠和。




木村がうまく間でおさめ、そこから右へ展開。クロスにエリア内へ、美藤が飛び出すなど、厚みのある攻めを見せてくる関西学院大。

しかし、立命館大もコンパクトに、GKの山口を中心にしのいでいきます。


立命館大は、右サイドに入った小西がうまく受け、高い位置をうかがいますが、関西学院大はコンパクトに。最後のところでしのいでいきます。


25分には、正面でフリーキックを得た関西学院大、倍井がボールを入れると、遠いサイドでの折り返し、最後は山内が詰めますが、押し込むことはできず。


関西学院大は倍井に代わり11岡島温希、山田に代わり35浦道翔。

28分には立命館大、北野、市川が下がり、7大谷優斗、40比良柊斗。大谷が前線、比良が右SBに。


29分には関西学院大、うまく中央で動かして左に展開。村上がクロスを入れると、遠いサイド、浦道がシュートを打ちますが、江口がブロック。


31分には今度は立命館大。正面で小西がカット。左に展開すると、受けた中野は切れ込んでシュートを打ちますが、ワンタッチあり、左コーナーキックに。

竹田が左足でボールを入れると、竹内のヘディングシュートは枠をとらえますが、関西学院大はクリア。セカンドボールを拾った立命館大は、小西の右クロスに、竹内が迫るも、シュートは打てず、


ふたたび、戸水が多く触れながら、前に出ていく立命館大。34分には戸水から左に。中野から竹田とつながり、竹田の左クロスに、正面へ小西が迫りますが、藤澤がセーブ。


左右にテンポよく動かして前に出ていく立命館大。35分には、江口の浮き球を正面で澤田がおさめ、中野とのパス交換からエリア内へ入ろうとしますが、藤澤がセーブ。


落ち着いて、後ろから組み立てをはかっていく立命館大。最終ラインに山口も外に出て、戸水や盧が多く触れながら前に出ていきます。

しかし、41分には関西学院大。右に展開し、浦道へ。浦道の浮き球に、エリア左へ抜け出したのは岡島。山口は必死に前に出て阻もうとするも、これを剝がした岡島。シュートを打つとこれが決まり、3-1。

関西学院大が突き放します。



立命館大はここで中野に代わり47秋葉拡人。秋葉は関西学生サッカーリーグでのデビューに。

関西学院大は、負傷した美藤に代わり8船越大夢。


アディショナルタイムは4分、両SBを高めていく立命館大。戸水の縦パスに、右サイドの高い位置へ、比良が上がり、そのパスにエリア内、澤田が迫りますが、さわることはできず。


一方の関西学院大も47分には中央からのパスに、岡島がエリア内へ。しかし、竹内がうまく寄せていき、阻む好守。


出場してから、なかなかボールをさわる時間をつくれなかった秋葉ですが、49分には左サイド、開いて受け、エリア内へクロス。これに戸水が飛び込むもさわることはできず。

試合はここでタイムアップとなり、3-1。

勝利したのは関西学院大となりました。

 

昨年の王者関西学院大に対して、押し込む時間も多くつくった立命館大。戸水をはじめとした二年生や三年生が多く主力を担っており、ここから積み上げていく可能性を感じさせられました。

この日初出場となった秋葉もかかわって、リーグ戦でどんな結果を残していくのか、とても楽しみにしています。


前半1-1 後半2-0 計3-1


得点:美藤倫、木村勇大、岡島温希(関西学院大) 盧泰曄(立命館大)




関西学院大の先発:22藤澤周弥、4廣瀬龍弥、3山内舟征、27山本祐也(c)、25村上景司、6長尾優斗、23美藤倫、29濃野公人、17倍井謙、9山田剛綺、10木村勇大


交代:山田→35浦道翔 倍井→11岡島温希 美藤→8船越大夢

控え:46石井日向 2濱本尚希 13高木大輝 15平山湧喜 16佐藤陽太 13上野岳人


立命館大の先発:1山口瞬、5市川健志郎、2江口正太郎(c)、3竹内駿斗、4竹田豪、6盧泰洋、25戸水利紀、13野濱友哉、44中野瑠馬、14工藤大雅、20北野祐己

交代:野濱→22小西宏登 工藤→16澤田忠和 北野→40比良柊斗 市川→7大谷優斗 中野→47秋葉拡人

控え:21永田健人 26伊藤太輝 15荻野元伸 12西村洸太

(文中敬称略)

前節に続いてメンバーに入った秋葉拡人選手
開幕からスタメン出場が続く戸水利紀選手

立命館大の先発メンバー
関西学院大の先発メンバー
戸水利紀選手

戸水利紀選手
厳しい守りを見せた立命館大のDF江口正太郎選手
山口瞬選手がセーブ
関西学院大も藤澤周弥選手が最後尾から引き締めた
ドリブルで推進力を見せた立命館大の中野瑠馬選手

戸水利紀選手

中盤でボールをテンポよくさばいていった

盧泰曄選手が決めて先制点は立命館大へ

美藤倫選手が決めて関西学院大が追いつく

ハーフタイム、出場に備える秋葉拡人選手
後半へ

戸水利紀選手
精度の高いパスを送った

関西学院大の木村勇大選手がシュート
2-1。関西学院大が勝ち越し

戸水利紀選手
立命館大もゴールへ迫っていく

3-1。関西学院大が突き放す

秋葉拡人選手はリーグ戦初出場

試合終了間際、左サイドでボールを受け、クロスを入れた
3-1でタイムアップ。立命館大は今季初めての敗戦

スタンドから応援で背中を押した選手らのもとへ

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