川崎フロンターレU-18が初めてのプレミアリーグEASTを戦った2022年シーズン。21試合に先発。13ゴールを決めるなど絶対的な存在であることを示したのは、FW五木田季晋。
フロンターレU-18を卒団後は、関東大学サッカーリーグ1部の日本大に進み、多くの試合に先発しています。
10月21日、スポーツ日大アスレティックパーク稲城サッカー場で行われた関東大学サッカーリーグ1部第18節、日本大 vs 中央大。
試合後、大学1年目のここまでと、これからなどについて、話を聞きました。
-大学、ここまで振り返ってみてどうですか?
2節目から出してもらって、強度とかそういう部分は慣れてはきたんですけど、やっぱり結果残すところだったりがなかなかできていなくて、良くはなっているのは感じながらできているんですけど、「まだまだ力不足だな」と思いながら、プレーしています。
-ゴールは三つ決めていて、2試合見て、流れのなかではフィジカルとかで当たり負けしていなくて、いいのかな、と思うんですけど、それはどうですか?
そうですね、その大学入って、フィジカル的なところは大事、というか重要視されているので、そこは意識的に体大きくして、というのはやってはいますね。
-残り試合に向けての目標って何かありますか?
このシーズン入る前に、最低5得点以上というのは、目標に掲げてシーズンに入ったので、まずはそれを達成できるようにというのと、だいぶ試合に出ているので、結果出すところだったりでもっと違いを出していける選手になっていかないとだめだな、と思っています。
-プレミアの結果とか気にしています?
気にしています。山田に負けちゃって、でもまだ、優勝の可能性あるみたいで。頑張ってもらいたいですね。自分たちファイナルで負けたので、ファイナルまで行って、勝ってほしいなって思います。
-個人的に期待する選手とかっていますか?
期待する選手…。宗杜(髙橋宗杜)がけっこう出ているの、自分、バディで一緒だったので、うれしいんで。宗杜には頑張ってもらいたいな、というのと、あとはトラ(岡崎寅太郎)も2トップ、去年組んでいて、すごい点取っているんで。自分もまた、「トラに負けないように頑張んないとな」と思いながらやっています。
-大学、この先の目標。4年目終わった時にどんな選手になっていたいか、とかありますか?
自分はフロンターレに帰りたいと思って、大学に来ているので。そこを目標に、4年後フロンターレに帰るっていうところを目標に、頑張っていきたいな、と思います。
-最後にサポーターにコメントをいただけますか?
いつも応援ありがとうございます。大学の試合まで、わざわざ見に来てもらったりというところで、本当にフロンターレのサポーターのみなさんの愛を感じながら、プレーできているので。
自分はプレーとか結果で返していけるように頑張るので、引き続き応援していただけたらな、と思います。
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第17節の明治大戦では、ほかの選手が得たPKを、自ら志願して、蹴り、それを決めてみせるなど、結果にもこだわる姿勢を見せている五木田。
ボールを高い位置でキープしたり、決定的なクロスを入れたりするなど、フロンターレU-18時代と同様に、日本大に欠かせないような選手になりつつあるように思えました。
大学での4年間を終えたとき、その目標がかない、また、等々力で多くのサポーターを沸かせる時が来ますように。活躍をとても楽しみにしています。
(文中敬称略)
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