6月29日は、Anker フロンタウン生田へ。
川崎フロンターレU-12の5年生たちが、長谷工プレミアリーグ、あざみ野FC戦に臨みました。
【川崎フロンターレU-12 長谷工プレミアリーグ vs あざみ野FC】
6月29日(土) 午後0時32分キックオフ Anker フロンタウン生田 Nebula Field 晴れ 15分×3
ここまで4勝のフロンターレと、3勝1敗のあざみ野FCの試合。
第1ピリオド、フロンターレのメンバーはGK19チケ立野オケチュク、最終ラインは右から24大野隆ノ介、キャプテンの15下地勇人、20戸部心暖、中央に23山本暖大、右に17佐藤雄吾、左に22桑原大河、前線には27久保田創大。
前日雨を降らせた雲は去り、青空が顔を出し始めたAnker フロンタウン生田は汗ばむような陽気に。
多くの両チームの選手の家族らが見守るなか試合は始まりました。
立ち上がり、フロンターレは左サイド、桑原が仕掛けそのパスに久保田がエリア左へ。エリア内へ山本も飛び出していきますが、あざみ野FCの守りが阻んで、左コーナーキックに。
キッカーは下地。右足でボールを入れていきますが、GK1がセーブ。
さらに中央からのパスにうまく右サイドへ流れ、久保田がおさめ、右サイド、高い位置へ山本が飛び出していきますが、あざみ野FCはそれをカット。
左サイドからの攻めに持ち込み、高い位置から折り返していきますが、下地がカバー。
左コーナーキック、あざみ野FCがボールを入れてきたところ、チケがパンチング。エリア外右、こぼれ球を拾ったあざみ野FC、59がシュートを打ちますが、これは右に。
あざみ野FCはさらに高い位置でボールを奪い、ゴールへ向かう動き。5分には、70が右サイドから正面へ持ち込んでいきますが、下地がカバー。
フロンターレも直後には中央へ運んだ佐藤がスルーパス。エリア正面、久保田が抜け出し、シュート。しかし、GK1がセーブ。
さらに中央でうまく受けた佐藤から正面右、久保田とつながり、最後はエリア外正面で山本がシュート。しかし、枠はとらえられず。
7分にはあざみ野FCがつなごうとしたところ、左サイドで桑原がカット。桑原はシュートを打ちますが、ここでもGK1がセーブ。
フィードに久保田が右サイド高い位置へ抜け出し、仕掛ける動きを見せるなどしていくフロンターレ。しかし、あざみ野もしっかり対応。
マイボールにするとあざみ野FCも左サイド、77の縦パスに、68がエリア左へ動き出すなど、こちらもゴールへ向かう動きを見せていきます。
10分には、フロンターレ、チケが久保田に正確なボールを入れるも、あざみ野FCはうまく寄せてボールをカット。
直後にはあざみ野FC、高い位置でボールをカットすると、75がエリア外右へ。シュートを打ちますが、これは右に。
フロンターレも、11分には、中央の山本が浮き球のパス。これにエリア左、桑原が抜け出しそうになりますが、GK1が前に出てこれを阻む好守。
さらに最終ライン、チケから下地、下地から大野とつながり、前に持ち上がった大野の縦パスに、エリア正面右、久保田が抜け出しそうになりますが、ここでもあざみ野FCはボールをカット。13分には、佐藤がエリア正面右、ドリブルで間を縫うように持ち込んで、切り返しからシュートを打ちますが、あざみ野FCは体を張り、ブロック。
すると14分にはあざみ野FC、スローインからフロンターレがつなげようとしたところ、左サイドでボールをカットすると、エリア外正面で70がミドルシュート。
これはチケがセーブ。
直後には左サイドからのパスに、エリア外正面右、抜け出した70がシュート。これはワンタッチあり、左コーナーキックに。
左コーナーキック、あざみ野FCは64がヘディングシュート。これが決まり、0-1。
第1ピリオドは、終盤に攻勢をかけたところからセットプレーであざみ野FCが先制。フロンターレが追いかける展開となり、タイムアップとなります。
第2ピリオド、フロンターレはGK19チケ立野オケチュク、最終ラインは右から24大野隆ノ介、26山村兜馬、キャプテンの15下地勇人、中央に20戸部心暖、右に17佐藤雄吾、左に25浅井玲央、前線には18新堀葵。
立ち上がり、フロンターレは戸部から佐藤とつながり、新堀が右サイド、高い位置へ。新堀からエリア外右、受けた大野がミドルシュートを打ちますが、これは左に。
一方のあざみ野FCも2分には、高い位置で70がカット。そのパスにエリア外右、62がシュートを打ちますが、フロンターレは体を張りブロック。
さらにボールを奪ったところから前に出てくる切り替えの良さを見せてくるあざみ野FC。
4分には、左サイドからのスルーパスに70がエリア正面へ。しかし、下地がカバー。最後はチケがセーブ。
あざみ野FCがつないでいくところ、新堀や佐藤がプレスバックからマイボールにするなどしていくフロンターレ。
高い位置でボールをものにしていくと、4分には、佐藤が右サイド、高い位置へ仕掛けて折り返し。おさめた浅井がエリア正面へ。
あざみ野FCが人をかけた守りでしのいだところ、右サイドに展開したフロンターレは、佐藤が高い位置から折り返し。しかし、あざみ野FCは体を張り、ブロック。
セカンドボールを拾ったフロンターレは、山村の縦パスに、浅井が左サイド、高い位置へ。しかし、ここでもあざみ野FCの守りが阻んでいきます。
6分にはさらにフロンターレ、佐藤が右サイドから正面へ持ち込もうとしたところ、あざみ野FCがファール。フロンターレのエリア外右でのフリーキックに。
キッカーは佐藤。左足で直接狙いますが、枠はとらえられず。
あざみ野FCも、77や前線の67、右サイドの62がかかわってフロンターレのエリア前に。
しかし、フロンターレはコンパクトにそれに対応。
自陣でボールをカットした佐藤が前に持ち上がり、右サイド、流れた新堀へ。新堀の正面へのパスに飛び出した佐藤、戸部は惜しくもおさめられませんでしたが、守備から攻撃へしっかりつなげていきます。
9分には、チケのフィードに、浅井がエリア左へ。浅井はシュートを打ちますが、GK1がセーブ。
直後にはあざみ野FC、右サイドでのスローインの流れから70が正面へ。70はシュートを打ちますが、チケがセーブ。
右コーナーキックとなり、77が右足っでボールを入れると、チケがさわったところ、遠いサイドにこぼれたボールに68が詰めますが、さわることはできず。
さらに11分には、中央でカットしたあざみ野FC、右サイドに展開。62が折り返すと、正面に70が迫りますが、佐藤がカット。フロンターレは新堀から左サイド、浅井へつなげていきますが、あざみ野FCの切り替えも速く、ボールをカット。縦パスに77が正面へ迫りますが、下地がカバーしていきます。
するとフロンターレは、GKの地受けが左サイドに正確なボールを供給。抜け出した佐藤のパスに、新堀が正面へ。新堀のシュートはあざみ野FCが体を張り、ブロックするも、こぼれ球に詰めた新堀がヘディングシュート。これが決まり、1-1。ついにフロンターレが追いつきます。
あざみ野FCも14分には63のスルーパスに正面へ抜け出した70がシュート。これは右にそれましたが、決定機に。
一方のフロンターレは大野が持ち上がり、そのパスに佐藤がエリア右へ。これはあざみ野FCが阻むも、15分、右サイドからのパスに戸田が中央へ。そのパスを受けた新堀がエリア正面へ持ち込むと、シュートはGK1がいったんは阻むも、こぼれ球を決めて、2-1。
フロンターレが勝ち越して、第2ピリオドはタイムアップとなります。
第3ピリオド、フロンターレはGK19チケ立野オケチュク、最終ラインはキャプテンの15下地勇人、26山村兜馬、中央に23山本暖大、18新堀葵、右に25浅井玲央、左に22桑原大河、前線には27久保田創大。
立ち上がりには、フロンターレにファールがあり、フリーキックを得たあざみ野FC。64が右足でボールを入れると、あざみ野FCが高い位置でボールを回していきますが、それをしのいだフロンターレは山村が正面へ浮き球のパス。これに抜け出した久保田に対しては、あざみ野FCのGK1が対応。
ゴールとはなりませんでしたが、守備から攻撃へ結び付けていきます。
スローインの流れから山本が浮き球のパス。これに久保田が動き出すなど、ゴールへ向かう動きを見せていくフロンターレ。
4分には正面でカットした山本がスルーパス。エリア内へ久保田が抜け出しそうになりますが、あざみ野FCの最終ラインも集中しており、最後はGK1がセーブ。
一方のあざみ野FCも5分には、左サイドから右サイドを突く好パス。これに59が抜け出しますが、桑原がカバー。さらに右サイド、高い位置で55や62がかかわり、最後は62が折り返し。しかし、山本がブロック。
攻撃に転じたフロンターレは、桑原が縦への仕掛け。しかし、あざみ野FCの59が阻んでいきます。
最終ラインの55や64も持ち上がり、前に出てくるあざみ野FCに対し、連動してプレス。球際の厳しさも見せていくフロンターレ。
すると7分、フロンターレは中央でうまくボールをおさめた新堀がミドルシュート。これがゴールネットを揺らし、3-1。
目の覚めるようなゴールが決まり、フロンターレが突き放します。
この大会のレギュレーションで、エンドを入れ替えた直後の8分にはあざみ野FC、正面へ抜け出したのは75。シュートはいったんはチケが止めるも、こぼれ球を自ら決めて、3-2。あざみ野FCが1点差に。
さらに前に出てくるあざみ野FCに対し、山本のクリアボールに久保田が高い位置へ動き出すなど、守りから攻撃へ結び付けようとしていくフロンターレ。
右サイド、高い位置で山村や浅井、山本がかかわってボールを動かすなどしていきますが、あざみ野FCはコンパクトに、これに対応。
12分には、右サイドでボールを奪った久保田が正面へ持ち込んでいきますが、GK1が対応。
さらにフロンターレは、山村から中央で受けた山本が浮き球のパス。これに高い位置へ久保田が動き出し、相手陣内で時間をつくっていきます。
14分には山本から左サイド、桑原へ。桑原が縦へ仕掛け、正面へ折り返したところ、あざみ野FCはブロック。
こぼれ球を拾った桑原が正面でシュートを打ちますが、これは左に。
15分にはさらにフロンターレ、中央で下地から新堀とうまく間でつながり、新堀のスルーパスに抜け出したのは桑原。
シュートを打つとこれが決まり、4-2。再びフロンターレが2点差とします。
直後には、正面でボールをカットした新堀がエリア正面へ持ち込んで、シュートを打つとこれが決まり、5-2。
試合はタイムアップ。
攻守に素晴らしいプレーを重ねるあざみ野FCとの試合はどちらに転んでもおかしくないような好ゲーム。追いかける展開にも下を向くことはなく、ギアを上げて、ゴールをひたむきに目指し続けたことが印象に残る形で、フロンターレは逆転で勝利を収めました。
①0-1 ②2-0 ③3-1 計5-2得点:新堀葵4、桑原大河
①フロンターレのメンバー:19チケ立野オケチュク 24大野隆ノ介 15下地勇人(c) 20戸部心暖 23山本暖大 17佐藤雄吾 22桑原大河 27久保田創大
②フロンターレのメンバー:19チケ立野オケチュク 24大野隆ノ介 26山村兜馬 15下地勇人(c) 20戸部心暖 17佐藤雄吾 25浅井玲央 18新堀葵③フロンターレのメンバー:19チケ立野オケチュク 15下地勇人 26山村兜馬 23山本暖大 18新堀葵 25浅井玲央 22桑原大河 27久保田創大
(文中敬称略)
※当日は前日の雨によるレンズに不調があり、カメラで写真を撮影できたのは第2ピリオドからでした。
◇以下の写真は練習試合から
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