「まだ関東リーグで1点も取れていないですし。まだまだやっていかないといけないと思っています」 / FW岡崎寅太郎


8月7日桐蔭学園多目的グラウンドで行われた関東大学サッカーリーグ新人戦、桐蔭横浜大 vs 國學院大。桐蔭横浜大は川崎フロンターレU-18出身のFW岡崎寅太郎が先発。

2ゴール2アシスト、4-0での勝利に大きく貢献しました。

 

岡崎寅太郎選手

試合後に、岡崎寅太郎から話を聞かせてもらいました。

 

試合の記事は◇桐蔭横浜大 –國學院大 / 関東大学サッカーリーグ新人戦

 

岡崎寅太郎選手

 

〇まずは今日の試合振り返って、2ゴール1アシストでしたけど。

2です。2アシストです。前半のも自分なので。

〇なるほど。

全部絡みました。今日は。

〇すごかったですね。どうでしたか?

今日は攻撃面に関してはけっこう良くて。ゴールももちろん2点取れましたし、それ以外のところでもドリブルでチャンスメークできたり。

結果2アシストということになっているので、結果という意味ではけっこう満足いく内容でした。

〇周りを生かすプレーが磨きがかかったのかなという感じがするんですけど、それについてはどうですか?

そうですね、どうしても自分のキャラクターだったり特長のところで、どうしても今日だったら相方のブライアン(ンワディケブライアン)のほうに注目が行くっていうところで。

自分はブライアンより2倍3倍結果出さないと、まったく注目されないと思っているので。そこはもうゴールというところもそうですし。

周り生かせるっていうところも自分の武器なので。どっちもできてやっと、インパクトのある選手たちと並べると思っているので。

そこはこだわっています。

〇今けっこう関東リーグにも出ていて、それはやっぱり得点以外の部分も求められているから?

そうですね、守備のところだったり、セカンドボールの予測とか、そういうところは途中から入るうえで、いつも言われていることですし。

その上で点を取らなきゃいけないっていうところもあるので。今いろいろと試行錯誤していて。

〇やっぱり得点が取れていないのは気になるところ?

そうですね。今日みたいな自分にボールが集まってくる試合では点を取れるんですけど、集まらないオープンな展開だったりすると、なかなかゴールが遠いので。

まだ関東リーグで1点も取れていないですし。まだまだやっていかないといけないと思っています。

〇これから後期の目標は得点?

そうですね、まずは1点取って。そこからはやっぱり何点も取っていかないと、注目されていかないと思っているので。

まず1点取って、そこから連続して得点重ねられたらなって思っています。

〇今日は悠斗君が途中から出てきて、同期対決になりましたけど、それはどうでしたか?

今日組んでいたでかいブライアンとかにも、1回も競り負けていないと思いますし。

すごい空中戦とか球際とか強い選手だったので。今日は1回ぐらいしかマッチアップしていないと思うんですけど。

やっぱりいたら、やな選手だなっていうのは思いました。

〇ユース時代も紅白戦とかでマッチアップする機会は多かったんじゃないですか?

多かったです。球際、ターンしようとしたら、思いっきりつぶされたり、競り合いはもちろん、たぶん1回も勝ったことないですけど。

コーナーキックのヘディングの仕方とか、そういうのはすごいフォワード顔負けの、得点能力があるので。

ずっと参考にして、教えてもらったりしていたので。今日は自分たちがコーナー与えるシーンはなかったので、見ることはなかったんですけど。

やっぱり空中戦すげえなって思いました。

〇聞くとけっこう同期対決があって。菊池君とも対戦して、菊池君からPKを決めたとか?

はい、そうです。

菊池とやったときも、自分でPKとって、自分で決めたんですけど。やりづらいです。

蹴り方知っているので。読まれたんですけど。

〇話聞いたときに菊池君、「納得いかない」って言ってました。

俺も納得いっていないです。納得いくようなシュートじゃなかったので。

〇クラブユース準優勝でしたけど、結果について思うところってありますか?

準決勝、自分見に行って。濱﨑とか岡野一と見に行ったんですけど。

去年の自分たちとは全然違くて。もちろんうまいんですけど、勝負強さのところが圧倒的に、タフになったなっていう感じで。

去年の自分たちだったら自分が決めていれば、勝っていたところを外してしまったり。土壇場のところで弱いチームっていう感じがあったと思うんですけど。

逆に今年の彼らは、負けていても最後、土屋、前に入れたりして。あきらめないというか、勝ちに貪欲なのがすごい伝わってきて。

9番の武(香取武)もそうですけど、すごい「俺が変えてやる」っていう目を持った選手がすごく多くて、素直にすごいなって思いました。

〇前に聞いたときに知久君が注目の選手だって言っていて。知久君も2点取ったり活躍しましたね。

はい。知久もけっこう自分のやり方を分かってきたぽくて。自分は外から見ることしかできないですけど。

頑張っているなって感じています。

〇またサポーターの人に、今日もユース応援している人が来たりしていましたけど、そういったサポーターの方にメッセージなどをいただけますか?

いつも応援ありがとうございます。関東リーグとかもちょくちょく見に来てくださる方がいて。すごい声をかけてくれたり気にかけてくれることが、すごい自分にとっても自信だったり安心につながったりしますし。

そういう応援してくれる人たちのためにも、いい結果を出せるように毎日練習から取り組んでいるので。ぜひ応援していただけたらうれしいです。

 

 

この日は2ゴール2アシスト。素晴らしい活躍を見せた岡崎寅太郎。

しかし、あくまで見据えるのは関東大学サッカーリーグでの活躍。なぜ新人戦で点を取れ、そして、なぜ関東大学サッカーリーグではまだ点を取れていないのかを冷静に見つめています。

9月から始まる関東大学サッカーリーグでの初得点。そして、さらなる活躍を期待しています。

 

(文中敬称略)

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