清水エスパルスの金子翔太によるJ1通算2万ゴールも生まれ、2-2で引き分けた等々力でのJ1第8節の翌日4月22日は、等々力補助競技場へ。
斎藤旗争奪第39回川崎市春季少年サッカー大会の予選リーグ、16日まで4勝1分けの川崎フロンターレU-12は、まずは川中島SCとの試合に臨みました。
【川崎フロンターレU-12 斎藤旗争奪第39回川崎市春季少年サッカー大会予選リーグ兼FAリーグ vs川中島SC】
4月22日(土)午前11時20分キックオフ 曇り 等々力補助競技場 8人制 15分ハーフ
フロンターレの先発はGK33菊池悠斗、DFは右から3藤野心魂、5由井航太、7深澤陽太、中盤には8田中陸人、右に10名賀海月、左に11志村海里、13岡野一恭平。
フロンターレは立ち上がりから、最終ラインを高く上げてコンパクトに。田中が藤野や由井の間に下りて、深澤が高い位置へ上がるなどして押し込んでいきます。
4分には、藤野がセンターライン付近まで持ち上がり縦パスを入れると、エリア左、志村が抜け出してシュートを打つも右へ。さらに田中や藤野の縦パスから、名賀がドリブルでエリア内へ立て続けに抜け出しますが、川中島SCの選手もねばり強く対応し、シュートまでは持ち込めず。
6分には藤野のフィードを岡野一が胸で収めて、右サイドの名賀へパス。名賀から再び受けた岡野一がエリア外右から折り返し、エリア左、深澤が飛び込みますが惜しくも触ることはできず。川中島SCも前線の11や10を起点にゴールへ迫りますが、藤野や由井がボールを奪ってエリアへは近づかせず。
8分には名賀のパスにエリア右、志村が抜け出してシュートを打つもこれはオフサイド。だんだんとゴールへ近づいていくと、10分、名賀のパスにエリア外左、深澤がミドルシュートを放つとボールはゴールの中へ。1-0。先制点はフロンターレへ。
フロンターレはさらに藤野が積極的に前へ出て厚みのある攻撃に。12分には名賀がドリブルでエリア左へ。折り返したボールはエリア内、藤野の足元へ。右足を振り抜くとこれも決まって2-0。川中島SCも直後に9がセンターライン付近からミドルシュートを打つもこれは菊池がキャッチ。
フロンターレはさらに由井や藤野に、田中がかかわってボールを回していきます。13分には田中がエリア左へパスを出すと、志村が巧みにターンをしてエリア内へ。しかし、川中島SCの選手が体を寄せてシュートには至らず。14分には細かくパスを回して最後はエリア外左、深澤がミドルシュートを打つも右へ。前半はここでタイムアップ。2-0。リードしてハーフタイムとなります。
後半のフロンターレは、GK1畠山泰輔、DFは由井、藤野、深澤、中盤には6前野康成、右に9尾川丈、左に14永田滉太朗、前線には10名賀海月が入ってのスタート。
立ち上がりからさらにゴールを狙うフロンターレは、3分にはコーナーキックを得ると、深澤がこぼれ球をエリア右で拾ってミドルシュートを打つもGK1の正面。4分には尾川の縦パスにエリア左、前野が抜け出しますが川中島SCの選手に体を入れられてシュートには至らず。
それでも直後には名賀がエリア外から浮き球のパスを入れると、エリア内抜け出した前野がダイレクトでシュート。これがゴールネットを揺らして、3-0。
川中島SCも11がカウンターからゴールへ迫るも、由井がブロック。決定機とはさせず。8分には由井に代わり2伊藤颯飛が最終ラインの右に。
9分には名賀が左サイドからエリア前へパスを入れると、受けた尾川がうまく相手選手を外してシュートを打つも右へ。
フロンターレはさらに深澤に代わって4相ヶ瀬亮太が入り左に。永田が最終ラインの左へ。12分には前野のパスにエリア左、相ヶ瀬が抜け出してシュートを打つもGK1が対応。フロンターレは、最終ラインの永田や藤野、伊藤が1対1でねばり強く対応、切り替えよく、前野や相ヶ瀬、尾川らが前線に顔を出していきます。
13分には名賀に代わって再び志村がピッチへ。14分には志村がエリア左でうまく前を向いて、パスを出すとエリア内左、永田が抜け出してシュートを打つもGK1の正面。さらに追加点をとるには至りませんでしたが、メンバーは代わっても攻守によく各選手がかかわり、いい形で試合を進めていったフロンターレ。試合は3-0でタイムアップとなりました。
前半2-0 後半1-0 計3-0
得点:深澤陽太、藤野心魂、前野康成
(文中敬称略)
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