11月3日は、Anker フロンタウン生田へ。
川崎フロンターレU-15生田が、市立橘高校との練習試合に臨みました。
【川崎フロンターレU-15生田 練習試合 vs 市立橘高校】
11月3日(日・祝) 午後3時8分キックオフ Anker フロンタウン生田 Anker Field 晴れ 40分×2
1本目、フロンターレ生田は、GK1植木琉斗、最終ラインは右から4今廣遥碧、2對馬羽琉、3坂井暉絃、39吉田琉海、ボランチは6加藤昊、8小田脩人、右MF7武内勇人、左MF11木村風斗、トップ下10全天海、前線には9十河晟央。
前日雨を降らせた雲は去り、好天に恵まれたAnker フロンタウン生田。
選手の家族らが見守る中、練習試合は始まりました。
立ち上がり、うまく間につけながら、前に出ていくとするのはフロンターレ生田。一方の市立橘も、ラインを高め、最終ラインに中盤の72や48がかかわり、うまく間にパスを差し込みながら、前に出ていきますが、フロンターレ生田は十河が中盤まで戻り、カット。
さらに奪われても、全がうまく体を入れ、ボールをものに。小田脩人のパスに木村が、左サイドから正面へ動き出す場面をつくるなどしていきます。
5分には、全から間で受けた木村が、うまく相手を剝がし、エリア外正面左へ。スルーパスにエリア内、十河が抜け出しそうになりますが、GK38が対応。
一方の市立橘も、GK38の正確なキックに、40が右サイド、高い位置へ。しかし、吉田がカバーしていきます。
うまく右サイド、背後を取る40を使い、ゴールに迫る市立橘。
しかし、フロンターレは對馬がカバー。
さらに8分には、中央の48から左サイドに展開。68がクロスを入れていきますが、吉田がしぼって対応。
9分には中央に顔を出した7から右サイドに展開すると、40が折り返しますが、吉田がブロック。
右コーナーキックとなり、72が左足で入れたボールは直接ゴールをとらえそうになりますが、植木がパンチング。
さらに市立橘がうまくサイドを突いて、ゴールに迫る時間が続きますが、11分には、左サイド、68が折り返したところ、對馬がエリア内をカバー。
直後には、40が右サイドを仕掛け、そのパスに72がエリア正面へ。72はシュートを打ちますが、對馬がブロック。体を張り、フロンターレ生田はしのいでいきます。
フロンターレ生田も、12分には加藤昊や吉田、木村、全がかかわって左サイドでボールを回し、全のスルーパスに吉田がエリア左への動き出し。
これはオフサイドとはなりましたが、自分たちでチャンスをつくろうとしていきます。
再び市立橘は、GKの38に最終ラインの59、69がかかわってボールをうまく動かしていきますが、最後のところで坂井がカバー。
するとフロンターレ生田も、中央に武内が顔を出し、そのパスに木村が左サイド、背後を取る動き出しを見せるなどして、市立橘の陣内へ。
加藤昊や小田脩人、最終ラインの對馬や坂井もかかわってボールを動かす時間をつくっていきます。
すると18分、フロンターレ生田は、小田脩人のパスに木村が左サイド、高い位置へ。木村がクロスを入れると、エリア内、うまく飛び込んで頭で合わせたのは武内。
ボールはゴールの中へ。1-0。フロンターレ生田が先にゴールをものにします。
追いかける市立橘も、しっかり組み立てを図り、GKの38がエリア外に出て、CBの69がやや前に持ち上がり、フロンターレ生田の陣内へ入り込んでいきますが、フロンターレ生田はコンパクトに対応。最後尾から組み立てを図る場面では、木村が厳しく寄せていき、自分たちのスローインにするなどしていきます。
26分には、市立橘、最終ラインの69から左SBの8へ。8から中央、68につながり、中央でテンポよくパスを入れていくと、最後はエリア正面左、40が抜け出しますが、吉田がカバーしていきます。
うまく小田脩人が間で受け、加藤昊とかかわり、左サイド、木村が高い位置へ動き出すなどしていくフロンターレ生田。
27分には、エリア外正面で十河がプレスをかけると、武内がエリア前でカット。正面右へ持ち込んでシュートを打ちますが、これは上。
28分には、中央で武内がボールを奪い、そのパスに木村がエリア正面左へ。シュートはGK38がセーブ。得点とはならなかったものの、高い位置からボールを奪いにいく姿勢を見せ、フロンターレ生田がチャンスをつくっていきます。
全が左サイドに顔を出す一方で、吉田が中央から正面へ動き出すなどしていくフロンターレ生田。
すると29分には、高い位置でカット。最後は正面で十河がシュートを打つとこれが決まり、2-0。フロンターレ生田がさらにゴールをものにします。
フロンターレ生田はさらに對馬や小田脩人、中央に武内も顔を出しながら、ボールを回し、對馬のフィードに、十河が高い位置への動き出し。
これに対して、市立橘は69が対応。7につながり、7はパス交換から正面へ。そのパスに40が右サイド、高い位置へ。正面へ持ち込んでシュートを打ちますが、左にそれていきます。
十河が下がり目でボールを受け、今廣が小田脩人との連係から高い位置をうかがうなどしていくフロンターレ生田。
市立橘も、31分にはうまく中央でボールを動かし、右サイドに展開すると、高い位置で39がクロス。しかし、フロンターレ生田は對馬がエリア内で対応。
33分には、吉田から間で全が受け、全から木村と左サイドでつながり、木村のスルーパスに吉田がエリア内へ。ここでもオフサイドとはなりましたが、いいかたちをつくっていきます。
34分には、市立橘、最終ラインの69が持ち上がり、間で受けた7のパスに72が正面へ。72はミドルシュートを打ちますが、これは上に。
35分にはさらにエリア正面左、72が抜け出しシュート。しかし、植木がセーブ。
35分にはさらに39のパスを40が間でうまく受け、右サイドいから折り返し。しかし、ここでも對馬が対応していきます。
對馬や坂井、加藤昊もかかわって組み立てを図るフロンターレ生田に対し、前から奪う姿勢を見せていく市立橘。
36分には、エリア外正面でカット。4がシュートを打ちますが、植木がセーブ。
フロンターレ生田も37分には、吉田、木村、武内、小田脩人、全がかかわって左サイドから攻勢に出ていくと、最後はうまく間で受けた木村がエリア外正面左に持ち込み、ミドルシュート。しかし、GK38がセーブしていきます。
左サイド、スペースを突くパスからチャンスをつくろうとする市立橘に対し、今廣、さらには植木もエリア外に出てカバーするなどしていくフロンターレ生田。
中央に寄った武内がカット。その流れから加藤昊のスルーパスに、十河がエリア内へ動き出すなどしていきますが、市立橘も集中した守りを見せていきます。
39分には、高い位置でカット。小田脩人が正面でシュートを打とうとするも、市立橘はブロック。
左コーナーキックとなり、それをしのいだ市立橘は、40が右サイドの高い位置へ。しかし、木村がカバー。
1本目は2-0でタイムアップとなります。
2本目フロンターレ生田は、GK16加藤直介、最終ラインは右から17藤間貴洋、20小田浩資、13田中瑛登、22草野心音、ボランチは14沓野楓、8小田脩人、右MF15渡部真己、左MF11木村風斗、トップ下24土屋瑛大、前線には18西川航雅。
立ち上がりにはフロンターレ生田、草野が左サイドの高い位置へ。草野は前に持ち込もうとしますが、ここは市立橘の対応に遭い、チャンスにはつながらず。
さらに小田脩人の浮き球のパスを、西川が左サイド、流れて受け、木村が左サイドから正面へ。
土屋との連係から裏を狙う動きを見せていきます。
市立橘も、4分には、右サイドに展開すると、正面へのパスに抜け出した70がミドルシュート。しかし、左に。
さらに市立橘は最終ラインの84もうまく間につけていきますが、フロンターレ生田は間でうまく小田脩人がカット。
市立橘が最終ラインに戻して組み立てを図る場面では、西川や土屋らが前から連係して奪う動きを見せ、6分には、渡部がカット。そのパスに土屋が正面へ抜け出しますが、市立橘も粘り強く守っていきます。
左サイドで84や7、28がかかわってボールを動かし、前に出ようとする市立橘に対し、コンパクトに最後に藤間がカットするなどしていくフロンターレ生田。
83のフィードに、28が左サイド、高い位置へ抜け出しそうになりますが、藤間が対応していきます。
フロンターレ生田も、沓野の縦パスをうまく間で渡部が受け、右サイドから攻勢に出ると、藤間が高い位置から仕掛ける動き。
しかし、市立橘の守りも粘り強く対応。
攻撃に転じた市立橘は、11分、4から右SBの47へ。47から間で受け直した4の縦パスに、34がエリア正面右へ抜け出しますが、田中がカバーしていきます。
フロンターレ生田も小田脩人のパスを、土屋が間で受け、そのパスに木村が高い位置へ。市立橘がカットしたところ、沓野が奪い返し、再び自分たちでボールをつなぐ時間に。
市立橘はそれに対し、再びボールを間で奪い、後ろからつなぐ場面をつくりますが、フロンターレ生田は西川がプレスバック。14分には、市立橘、うまく間を突いて、7が左サイドの高い位置へ。7は折り返しますが、エリア内を沓野がカバー。粘り強い守りで対抗。
左コーナーキックとなり、70が右足でボールを入れると、遠いサイドで折り返した市立橘は、こぼれ球も拾いますが、加藤直介がセーブ。
今度は市立橘の右コーナーキックとなり、7がニアに精度の高いボールを入れていきますが、西川が対応していきます。
17分には、正面での市立橘パス交換から19がエリア正面左に抜け出し、シュート。しかし、左に。
フロンターレ生田も、小田が持ち上がり、西川に縦パス。渡部が右サイド、背後を狙う動き。市立橘のブロックに阻まれましたが、うまく連動してチャンスをつくろうとしていきます。
西川がキープ。中央で受けた沓野の縦パスに、小田脩人が高い位置へ飛び出すなどしていくフロンターレ生田。
小田脩人のパスに、木村が高い位置へ動き出すなど、うまくサイドも付きながら、市立橘の陣内での時間をつくろうとしていきます。
一方の市立橘も、21分には、縦パスをカットし、34が正面へ。34はシュートを打ちますが、これは左に。
22分フロンターレ生田は、小田脩人に代わり6加藤昊、木村に代わり7武内勇人。
加藤昊や小田脩人が中盤でかかわり、小田浩資が少し持ち上がり、右サイド、藤間や渡部につなげるなどしていくフロンターレ生田。
奪われても、中盤で奪い返した沓野がスルーパスを狙うなど、切り替えの良さを見せていきます。
25分には、市立橘、右コーナーキックを得て、遠いサイドでの折り返しからゴールの前に迫りますが、フロンターレ生田は粘り強く対応。
最後はクリア。
すると、26分にはフロンターレ生田、高い位置でボールをカットすると、左サイドから正面に持ち込み、シュートを打ったのは武内。
これが決まり、1-0。2本目もフロンターレ生田が先にゴールをものにします。
追いかける市立橘も27分には、フロンターレ生田が中央に入れたところをカット、34から左サイドに展開すると、7がクロス。しかし、フロンターレ生田はここでも粘ぢる良く対応。セカンドボールを拾った市立橘は、83のフィードに、7が左サイド、高い位置へ。7は斜めに速いパス。しかし、コンパクトに、最後は沓野がクリア。
クリアボールを粘り強く藤間が追い、自分たちに流れをもっていこうとしていきます。
加藤昊や沓野が中央でかかわり、渡部が右サイドから正面へ持ち込むなどしていくフロンターレ生田。奪われても、すぐさま加藤昊が奪い返し、西川につながり、草野が高い位置への動き出しを見せていきます。
31分には、左サイドでのスローインの流れから、土屋がエリア外左でファールを受け、フロンターレ生田のフリーキックに。
キッカーは武内。右足で直接狙うも、GK30がセーブ。
市立橘も32分には、48が間で受け、19につながり、19は左サイドを突くパス。28が高い位置へ抜け出しますが、藤間がカバー。
33分にはフロンターレ生田、加藤昊から沓野とつながり、沓野は左サイドに展開。草野が高い位置へ持ち込もうとして、フロンターレ生田の左サイドでのスローインに。
スローイン、土屋はうまくボールを浮かせながらエリア左へ持ち込みますが、市立橘はクリアしていきます。
すると33分には市立橘、48が間で受けて、右サイドを突くパス。飛び出した加藤直介に対し、70がエリア右でシュート。しかし加藤直介がセーブ。
市立橘の右コーナーキックとなり、それをしのいだフロンターレ生田は、武内から土屋、土屋から正面の沓野とつながり、沓野のパスに渡部がエリア正面右へ。
渡部はカットインからシュートを打ちますが、GK30がセーブ。
36分は市立橘、左サイドから攻勢に出ると、34がエリア左に抜け出し、シュート。しかし、上に。
しかし、直後には市立橘、正面右へ持ち込みシュートを打つと、ゴール左に決まり、1-1。市立橘が追いつきます。
たたみかける市立橘、38分には左サイドに展開すると、7が折り返し。しかし、フロンターレ生田はブロック。
39分には高い位置でカット。48のシュートはクロスバー。
40分には、19から間で受けた28が正面でシュートを打つもこれは上に。
2本目はタイムアップ。1-1。この日の練習試合が終わりました。
メンバーが代わっても、攻守それぞれで粘り強いプレーをピッチの上で表現できるようになってきているように思えるフロンターレ生田。
12月14日に始まる高円宮杯に向けて、いい積み重ねができているように思えます。
これからトレーニングや練習試合を重ねて、どういった姿を見せていくのか。とても楽しみにしています。
①2-0 得点:武内勇人、十河晟央
フロンターレ生田のメンバー:1植木琉斗 4今廣遥碧 2對馬羽琉 3坂井暉絃 39吉田琉海 6加藤昊 8小田脩人 7武内勇人 11木村風斗 10全天海 9十河晟央
②1-1 得点:武内勇人
フロンターレ生田のメンバー:16加藤直介 17藤間貴洋 20小田浩資 13田中瑛登 22草野心音 8小田脩人 14沓野楓 15渡部真己 11木村風斗 24土屋瑛大 18西川航雅
交代:小田脩人→6加藤昊 木村→7武内勇人
(文中敬称略)
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