「守備のところで貢献しながらも攻撃で違いというのを結果として見せられればいいかなと思っています」 / MF秋葉拡人


3月22日、京都産業大神山球技場で行われた京都学生サッカー選手権大会準決勝、京都産業大に2-0で勝利、決勝進出を決めた立命館大。

先発した川崎フロンターレU-18出身のMF秋葉拡人(4年)に、話を聞きました。

 

試合の記事は◇京都産業大 – 立命館大 / 京都学生サッカー選手権準決勝

 

立命館大の秋葉拡人選手

 

秋葉拡人選手



〇お疲れ様です。よろしくお願いします。まずは去年を振り返ってみて、どうでした。試合には出たり出なかったりという感じだったと思うんですけど。

去年は開幕と後期の終わりにけがをしてしまって。試合に絡めなかったので。今年は1年を通して試合に出続けられるように、けがをしないように頑張りたいと思います。


〇オフの期間も今シーズンに向けて準備を進めてきたような感じですか?

はい。

〇今日はボランチでのプレー?

4-3-3のシャドーなんですけど。可変で4-4-2にもなってというかたちになって、ボランチに入ってます。


〇守るときにはボランチに入っているようなイメージでよろしいでしょうか?

そうですね。

〇どうですか? 去年は前線でもプレーをしていた記憶があるんですけど。

攻撃、やりたいタイプなので。チームが勝てるようにボランチの相方と2人で運動量多くして、そのスライドで「自分たちがチームを助けてあげよう」って話しながらやっているので。最近はそれが体現できていると思います。


〇チームを立ち上げてからの手ごたえなどはどうですか?

組織としてやることが決まったなって。去年になかった守りきる力、決めきる力、その勝負に懸けるひとつひとつの細かいところっていうのがひとつレベルが上がったなって思っています。

〇だいぶ守備を整備してきたのかなという感じがしたんですけど、そのあたりも練習で取り組んでいるところでしょうか?

前からのプレスっていうのが自分たちの目標としていたところだったんですけど、チームを立ち上げるにあたって、前からのプレスじゃなくて、一個その引いた状態でブロック、4-4-2をつくった状態で。外に出たらボールを奪いに行く。縦パスを当てたところにセンターバックが強く行こう、という。

あんまり崩れないように自分たちがうまくブロックを敷いて、やれているかなと思います。


〇今年のチームとしての目標はやはり1部に戻ることですかね。

はい。あとは夏の全国(総理大臣杯)に出ることと、天皇杯に出ることですね。


〇今年は個人としてはどういうシーズンにしたいですか?


今始まって、なかなか得点に絡めていないというのがあるので。守備のところで貢献しながらも攻撃で違いというのを、結果として見せられればいいかなと思っています。

〇数字としてこういう数字を残したいというものはありますか?

リーグ戦だったら、10ゴール10アシスト、ですね。

〇今日も中盤から飛び出すシーンが多くて、得点にも絡めそうなのかなという感じがしたんですけど、自分で心掛けたりしていますか?

一応ポジション上は4-3-3のシャドーなので。飛び出していって、自分がゴールにも絡むというのは意識しています。


〇大学4年目ですけど、卒業後のことは何か考えたりしていますか?


どこかのチームに声をかけてもらえるように頑張って、今全力で頑張りたいと思っています。


〇長橋さんや佐原さんがトップチームに行きましたけど、聞いたときにはどう感じました?


聞いたときはびっくりしたんですけど、ユースで結果を残していらっしゃったので。びっくりが一番大きかったですね。


〇高井君が代表に入っていますけど、それについては? 

いつの間にか遠い存在になってしまったんですけど、そういった選手と並べるように自分も頑張っていきたいと思っています。


〇またフロンターレのサポーターの方にメッセージをいただいてもいいでしょうか?

自分、最後の年で頑張りたいと思っているので。いい結果だったりいい知らせというのを届けられるように頑張りたいと思います。

 

けがもあり昨季は13試合の出場にとどまった秋葉拡人。

大学ラストイヤーとなる今季に強い思いをもって臨み、チームのここまでの出来に手ごたえを感じながらも、リーグ戦の開幕へ向けての準備を進めています。

立命館大が1部復帰、天皇杯出場、総理大臣杯出場を目指す中、多くの試合に出て、目に見えるような素晴らしい結果を残していきますように。活躍をとても楽しみにしています。

 

 

 

(文中敬称略)

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