8月3日は、Anker フロンタウン生田へ。
川崎フロンターレU-15生田の1年生たちが、モンテディオ山形ジュニアユース村山、三菱養和SC巣鴨ジュニアユースとの練習試合に臨みました。
【川崎フロンターレU-15生田(1年) 練習試合 vs モンテディオ山形ジュニアユース村山】
8月3日(日) 午後3時9分キックオフ Anker フロンタウン生田 Anker Field 25分×2
1戦目の対戦相手は、モンテディオ山形村山。
1本目、フロンターレ生田は、GK22チケ立野オケチュク、最終ラインは右から15矢ヶ部敢太郎、39山村兜馬、4星諒大、2中森諄征、ボランチは5葛山太河、14渡邉一輝、右MF7神宮司武生、左MF13千葉朝陽、前線には6徳武魁、11安永唯人。
U-12の6年生、チケ、山村がメンバーに入る構成に。
厳しい暑さのなかにも、時折風が吹き心地よさも運んでくるAnker フロンタウン生田。
ピッチ脇の観客席などから、多くの選手の家族らが見守る中、練習試合は始まりました。
立ち上がりはフロンターレ生田、星が持ち上がり、そのパスに千葉が左サイド、高い位置へ。モンテディオ山形村山も1対1で粘り強さを見せ、チャンスとはなりませんでしたが、意欲的な仕掛けを見せていきます。

さらにフロンターレ生田は、中央、渡邉から右へ流れた安永へ。
安永から神宮司、神宮司から矢ヶ部とつながり、高い位置へ持ち込んだ矢ヶ部はクロス。モンテディオ山形村山が跳ね返したところ、セカンドボールを拾ったフロンターレ生田は、葛山や渡邉、間で安永も受けながら、テンポの良いボール回し。しかし、モンテディオ山形村山は焦れずにそれに対応。
すると4分には、左サイドでボールを奪ったモンテディオ山形村山。縦パスに、38がエリア左へ。ここはチケが前に出て対応していきます。
渡邉がうまく中央へ持ち出し、間で受けた安永は左サイドに展開。千葉が高い位置へ持ち込む動き。下がり目で受けた葛山が最終ラインに戻し、星や山村が多く触れながら、ボールを動かしていくフロンターレ生田。
5分には、中央で徳武、葛山、渡邉がかかわってボールをつないでいき、エリア外正面で渡邉がキープ。リターンを受けた葛山の浮き球のパスに、エリア正面、抜け出したのは安永。ボールをおさめ、シュートを打つとこれが決まり、1-0。フロンターレ生田が先にゴールをものにします。

さらにフロンターレ生田は、左サイド、背後を取った中森がドリブルで仕掛けるなど、攻勢に。

一方のモンテディオ山形村山も、フロンターレ生田の縦パスを狙いカット。中央を持ち上がり、縦パスに38や39がエリア内へ動き出していきますが、矢ヶ部がエリア内をカバーする好守を見せていきます。

8分には、渡邉のパスにエリア外正面左へ抜け出した千葉がスルーパス。安永がエリア内へ抜け出しそうになりますが、モンテディオ山形村山の最終ラインも集中しており、カバー。
直後には、葛山の縦パスに、徳武がエリア右へ。モンテディオ山形村山のGK61が阻んで得点とはなりませんでしたが、息の合った連係も見せて、さらにチャンスをつくっていきます。
さらにフロンターレ生田は、モンテディオ山形村山がボールを奪い、前につけてきたところ、星がカット。星はそのまま前に持ち上がり、パス交換からエリア内への動き出し。モンテディオ山形村山の対応に遭い、決定機とはなりませんでしたが、思い切った攻撃参加を見せていきます。
組み立てを図るモンテディオ山形村山に対して、徳武や安永らがプレス。前からボールを奪いに行く姿勢も見せていくフロンターレ生田。
星が出足よくカットするなどし、自分たちのボールにしていきます。
11分には、モンテディオ山形村山、左サイドでボールを奪うと、高い位置へ持ち込み折り返しますが、星が対応。
直後にはフロンターレ生田、間につけてモンテディオ山形村山が組み立てを図るところ、徳武がボールを奪い、間に下りた安永へ。
安永は左サイドに展開。千葉が高い位置へ持ち込む動き。そこから後ろに戻し、受けた山村は右サイド、高い位置を突くパス。
抜け出した神宮司の折り返しに、飛び込んだ安永は惜しくもさわることはできませんでしたが、いいかたちをしっかりつくっていきます。


渡邉の縦パスを安永が間で受け、右サイドに展開。抜け出した神宮司に対しては、モンテディオ山形村山は粘り強く対応。それでも、懸命に神宮司は体を寄せ、ボールを高い位置から奪おうとしていきます。
13分には、葛山から左サイド、中森へ。中森は仕掛けて、エリア外正面左へ。中森はミドルシュートを打ちますが、GK61がセーブ。
61はすばやくリスタート。モンテディオ山形村山は左サイドから持ち込もうとしていきますが、渡邉がカバー。
再びボールを動かしていくフロンターレは、渡邉、葛山に山村も多く触れながら、組み立て。星が持ち上がり、左サイド、高い位置へ展開すると千葉が動き出し。
モンテディオ山形村山もそれに対し、しっかり対応し、チャンスをつくることはできませんでしたが、うまく連係して前に出る場面をつくっていきます。
飲水タイムをはさんで、モンテディオ山形村山は、48が高い位置でうまくキープ。フロンターレ生田の陣内でプレーする時間をつくりますが、フロンターレ生田は囲い込んで粘り強く対応。
さらにモンテディオ山形村山は、キャプテンの49や46、中盤の40がボールに触れながら、組み立てを図りますが、フロンターレ生田は安永がプレス。うまく連動して、自分たちのボールにしていく場面をつくっていきます。

すると20分には、渡邉と徳武が中央でかかわってボールを動かしていくと、徳武のスルーパスに、抜け出したのは安永。しっかり決めて、2-0。
フロンターレ生田が追加点をものにします。

一方のモンテディオ山形村山も、中央の40から右サイドを突くパス。45が抜け出し、そのパスを55が受けようとしますが、中森が寄せて、エリア内へは近づかせず。
22分には、フロンターレ生田、徳武、渡邉と中央でつないでいき、間を持ち上がった渡邉のパスに中森が左サイド、高い位置へ。
中森はシザーズを交え、エリア外正面左へ。ミドルシュートを打ちますが、GK61がセーブ。

フロンターレ生田はさらに、矢ヶ部、徳武がうまく中央とかかわりあいながら、前へ。相手陣内で時間をつくっていくと、24分には、渡邉のパスに、左サイド、高い位置へ抜け出した千葉が折り返し。しかし、モンテディオ山形村山もエリア内で集中しており、シュートを打つことはできず。
さらに中央、葛山から左サイドに顔を出した渡邉とつながり、渡邉からやや中央に寄った神宮司へ。神宮司からエリア外正面で受けた徳武は、左サイド、中森へパス。
中森の折り返しを、エリア外正面で渡邉がおさめると、いったん安永に預け、受け直した渡邉はミドルシュート。これは上。
1本目は2-0でタイムアップとなります。

2本目、フロンターレ生田は、GK22チケ立野オケチュク、最終ラインは右から2中森諄征、13千葉朝陽、49猪又煌生、8片山瑛人、ボランチは6葛山太河、7神宮司武生、右M17佐野陽奏、左MF36山本暖第、前線には11安永唯人、15矢ヶ部敢太郎。
本来は背番号22の猪又は49。U-12の6年生はチケに加え、山本。
立ち上がりには、フロンターレ生田、葛山の縦パスに、佐野が右サイド、高い位置へ。ここはモンテディオ山形村山、47が粘り強く体を入れ、ゴールキックに。
2分には、安永のスルーパスに、矢ヶ部がエリア正面へ抜け出しそうになりますが、モンテディオ山形村山の守りも集中しており、これをカット。
さらに左サイド、片山の縦パスに、またも矢ヶ部が動き出しを見せていきますが、モンテディオ山形村山は54がカット。
4分には、佐野が中央へ持ち出し、左サイド、片山へ。片山から受けた山本は高い位置への仕掛け。
後ろに戻し、中央で神宮寺がスルーパス。エリア内でおさめた安永は鋭い切り返しを見せ、その落としから矢ヶ部がエリア外正面でミドルシュート。
惜しくも左にそれましたが、連係してチャンスをつくっていきます。


直後には、佐野が相手の寄せを受けながらもエリア右へ力強い仕掛け。ここはモンテディオ山形村山の体を張った守りに遭い、右コーナーキックに。
キッカーは佐野。右足で入れると、エリア内、シュートを打ったのは葛山。これが決まり、1-0。
2本目もモンテディオ山形村山が先にゴールをものにします。


佐野や中森、千葉がかかわり、中央で神宮司も上手く受けながら、さらに組み立てを図るフロンターレ生田。
8分には左サイド片山との連係から山本が高い位置へ。いったんはモンテディオ山形村山がボールを奪うも、片山が奪い返し、そのパスに佐野がエリア内右へ。
シュートを打つとこれが決まり、2-0。フロンターレ生田が突き放します。


一方のモンテディオ山形村山も、直後にはフロンターレ生田のエリア前に持ち込み、抜け出した55がエリア正面左へ。シュートはチケがセーブ。
さらにこぼれ球に39が詰めますが、フロンターレ生田は人数をかけ、これに対応。
直後にはフロンターレ生田、佐野が右サイドから中央へドリブルで持ち込み、いったん矢ヶ部に預け、そのパスを正面で受け直した佐野がシュート。しかし、GK61がセーブ。


右コーナーキックを得たフロンターレ生田、佐野が入れると、千葉が合わせ、さらにこぼれ球に片山が詰めるも、モンテディオ山形村山は体を張りブロック。

セカンドボールを拾ったフロンターレ生田は、後ろからの組み立てを選択。
しかし、高い位置でボールを奪ったモンテディオ山形村山。55がエリア正面右へ抜け出し、シュートを打つとゴールへ決まり、2-1。
モンテディオ山形村山が1点を返します。

さらにモンテディオ山形村山は、GK61が右サイドに正確なボールを供給。おさめた55はクロス。しかし、フロンターレ生田はそれにしっかり対応していきます。
13分には、やや低い位置で前を向いた山本がスルーパス。矢ヶ部がエリア内への動き出し。おさめることはできませんでしたが、スピード感のあるいい動き出しを見せていきます。

飲水タイムを挟んでフロンターレ生田は神宮司に代わりボランチに6徳武魁。中森に代わりU-12の39山村兜馬。千葉が右SB、山村が右のCBに。
飲水タイム明け、最初のプレー。モンテディオ山形村山は右サイドでボールをつないでいき、抜け出した48はエリア正面右へ。
48はシュート。これは左へそれ、ゴールとはなりませんでしたが、チャンスをつくっていきます。
フロンターレ生田も山村の縦パスを、うまく間で佐野が受け、葛山もかかわってボールを動かす時間をつくり、矢ヶ部がドリブルで仕掛け、エリア外正面へ持ち込みシュートを打つ場面をつくるなどしていきます。
一方のモンテディオ山形村山も、中央で39がカット。スルーパスの55が動き出しを見せますが、フロンターレ生田はカット。
20分には、フロンターレ生田、右サイドでボールを奪った佐野が中央へ持ち込み、左サイド、山本へ。山本から中央、間で安永が受け、安永から矢ヶ部につながるとそのパスに山本はエリア正面右へ。
シュートはGK61がセーブ。こぼれ球に詰めた安永が押し込むもオフサイド。
ゴールとはなりませんでしたが、U-12の山本も加わって、素晴らしい連係を見せていきます。

21分には、モンテディオ山形村山、最終ラインの46がボールを奪い、右サイドに展開。55につながると、フロンターレ生田は囲い込んでボールを奪おうとするも、48がエリア外右へ。48はニアを狙い、シュート。それに対して、チケが素晴らしい反応を見せ、これを阻んでいきます。
右コーナーキックを得たモンテディオ山形村山は、48がボールを入れていきますが、チケがパンチング。こぼれ球を拾ったモンテディオ山形村山は、46がエリア正面左でシュート。しかし、フロンターレ生田は徳武がブロック。

左コーナーキックとなり、48がニアに入れると46が合わせるも、矢ヶ部が対応。
さらに左サイド、42から下がり目で受けた47がクロス。しかし、猪又がクリア。
すると24分にはフロンターレ生田、安永が前に持ち込みスルーパス。矢ヶ部がエリア内抜け出すもオフサイド。
さらに山本が左サイドでボールをカット。正面へ持ち込んで放ったミドルシュートは枠をとらえますが、GK61がセーブ。

直後にはモンテディオ山形村山、中央44の縦パスをうまく間で受けた42がエリア外正面へ。しかし、山村が対応。
さらに高い位置で42がカット。そのパスに54がエリア右へ。しかし、シュートは左。
2本目は2-1でタイムアップとなりました。
①2-0 得点:安永唯人2フロンターレ生田のメンバー:22チケ立野オケチュク 15矢ヶ部敢太郎 39山村兜馬 4星諒大 2中森諄征 5葛山太河 14渡邉一輝 7神宮司武生 13千葉朝陽 6徳武魁 11安永唯人
②2-1 得点:佐野陽奏 葛山太河
フロンターレ生田のメンバー:22チケ立野オケチュク 2中森諄征 13千葉朝陽 49猪又煌生 8片山瑛人 5葛山太河 7神宮司武生 7佐野陽奏 36山本暖大 11安永唯人 15矢ヶ部敢太郎
交代:神宮司→6徳武魁 中森→39山村兜馬
(文中敬称略)


























































































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