フロンターレU10 – SFAT ISEHARA SC / 日産カップ中央大会準々決勝


2月12日川崎フロンターレU-12がSCH.FCを下し日産カップ争奪神奈川県少年サッカー選手権高学年の部の準決勝進出を決めたあとは、綾瀬スポーツ公園から歩いて10分ほどの大和ゆとりの森大規模多目的広場へ。

鶴が台スパイダーズSCに2回戦で勝利した川崎フロンターレU-10は、SFAT ISEHRA SCとの日産カップ争奪神奈川県少年サッカー選手権低学年の部中央大会準々決勝に臨みました。

【川崎フロンターレU-10 日産カップ争奪神奈川県少年サッカー選手権低学年の部中央大会準々決勝 vs SFAT ISEHARA SC】
2月12日(月)午前11時13分キックオフ 大和ゆとりの森大規模多目的広場 晴れ 20分ハーフ 8人制

フロンターレの先発は、GKは1回戦と同じく15吉田志生が1番のGKユニフォームを着て守ることに。FPは最終ラインが右から7柏村涼太、6楠田遥希、5関徳晴、中盤は11平塚隼人、右は10新堀翔、左は4佐々木雄基、前線は8榎本司。

高学年の部の準々決勝のときと同様に、冷たく強い風が時折吹くなか、始まった試合。立ち上がりにはSFATが右サイドからの攻勢でゴールをおびやかしますが、折り返しは新堀がカバー。直後のコーナーキック、21が合わせますがボールは上に。

フロンターレは楠田がボールを持ち上がり、パスを受けた新堀が右サイドを仕掛けたり、平塚もゴールの前に顔を出すなどして、SFATのゴールの前に近づいていくと、4分には平塚の右コーナーキックのこぼれ球をエリア外左で佐々木が拾い、仕掛けていきますが、シュートはブロック。さらに関も左からエリア前に切れ込む動きを見せていきます。

フロンターレはラインを上げ、SFATの前線の51に対して、楠田や柏村が囲い込むように対応してエリアへは近づかせず。守備から攻撃への切り替えよく縦へパスをつけていきます。6分にはエリア外左でボールを受けた関がうまく前を向き、ミドルシュートを打ちますが、右へ。

8分には右サイドから柏村が縦へパスを送るとエリア右へうまく榎本が抜け出してシュートまで持ち込むもブロック。攻勢を強めていくと、9分関、新堀と中央で縦パスを続け、最後は新堀のパスにエリア左へ抜け出た平塚がシュート。これが決まって、1-0。ついに先制点をものにします。

フロンターレはさらに関のミドルシュートや柏村が右サイドの高い位置へ上がりクロスを入れたり、佐々木が左サイドからエリア前へ仕掛けていくなどして、追加点を狙いにいきます。13分には平塚のリターンを受けた関がエリア左からシュートを打つとまたもゴールネットが揺れて、2-0。

14分にはSFATもセンターライン付近からのフリーキック、エリア内で27が合わせますが上に。さらにエリア左へ55が抜け出してシュートに持ち込みますが、フロンターレは柏村が粘り強く対応し、枠へは飛ばさせず。得点機を摘んでいきます。

フロンターレは関、楠田が開いて吉田もエリア外に上がってパス交換に加わって後ろから組み立て。関が佐々木を追い越す動きで積極的に前へ上がったり、楠田がエリア内へ動き出す佐々木に、浮き球のパスを入れたりするなどしていきます。

16分には平塚のパスから、エリア左で榎本がループシュートを打つと、ゴールへ決まって3-0。さらに17分にはエリア外右から柏村がミドルシュートを打つと、GK31が対応しきれずにゴールへ決まって4-0。立て続けに得点が決まります。

18分には新堀の縦パスを受けた榎本が右へ流れて折り返すと、新堀がエリア右からダイレクトでシュート。これもゴールとなって5-0に。

SFATも51がエリア前へ抜け出しますが、楠田が粘り強くついていき、シュートはブロック。緩まずに対応していきます。

しのいだフロンターレは直後に右サイドから柏村が放ったミドルシュートがまたもゴールネットを揺らして6-0に。ここで前半はタイムアップとなります。

後半のフロンターレは榎本に代わり13奥田悠真、新堀に代わり9ステンパールカ大翔、佐々木に代わり3陶山響が入ってのスタート。キックオフ直後にはステンパーの縦パスを受けた奥田がエリア内へ進入しますが、SFATの守備も粘り強く、シュートには持ち込めず。さらに柏村がボールをいったん預け、右サイドの高い位置へ仕掛けていくなどしていきます。

2分にはSFATも左サイドからのフリーキック、エリア内へ51が抜け出すも触ることはできず。

4分には再びフロンターレ、陶山がエリア左へ仕掛けて、ボールがエリア前にこぼれると平塚がミドルシュートを打ちますが、右へ。

フロンターレは陶山が高い位置へ仕掛け、柏村も右サイドの高い位置へ。楠田がボールを持ち上がって奥田へ縦パスを入れるなどし、揺さぶっていきます。5分には柏村がミドルシュートを打ちますが、GK31が対応。さらにGKの吉田にボールを戻しながら再び平塚や楠田、柏村がボールを動かして、ラインを上げていい距離感でパスとドリブルをまじえてゴールをうかがいに。

7分には平塚に代わり14橋本乃翔がピッチへ。9分には柏村に代わり2メンディーサイモン友が入ります。

フロンターレは中盤の橋本のスルーパスをエリア外右でステンパーが受け、リターンを受けた橋本がエリア前でボールをキープするなどして人をかけた攻めに。前半と同様に、関がエリア外左からミドルシュートを打つなどして追加点を狙っていきます。

11分にはSFATの51がエリア左へ抜け出しますが、吉田が落ち着いて対応し、ゴールとはならず。13分には17がエリア右へ抜け出てシュート。枠をとらえますが、吉田が好セーブを見せ、直後の右コーナーキック、ファーで合わされますが、ここでも吉田がよく対応し、しのいでいきます。

左サイドの関から右サイドのメンディーへ斜めにパスを送るなど、サイドを幅広く使いながらゴールへ迫るフロンターレ。

15分には楠田の浮き球に奥田がエリア前へ抜け出して、エリア右へボールを送ると、ステンパーが抜け出すもオフサイドに。16分には関の浮き球にエリア前へ奥田が抜け出すも、GK31が対応し、シュートは打てず。17分にはメンディーのパスからエリア前、奥田がうまくSFATの選手を振り切って、シュートを打つもブロック。追加点を決めるには至らないまでも、ゴール前での場面が続いていきます。

SFATも右サイドからの攻勢に出ますが、楠田が1対1で粘り強く対応し、メンディーもよくカバーし流れを渡さず。守備から攻撃へとつないで橋本がミドルシュートを打つなど、最後まで攻め続けて試合はタイムアップ。6-0。準決勝への進出を決めました。

前半6-0 後半0-0 計6-0
得点:平塚隼人、関徳晴、榎本司、柏村涼太2、新堀翔

フロンターレの先発:1吉田志生、7柏村涼太、6楠田遥希、5関徳晴、11平塚隼人、10新堀翔、4佐々木雄基、8榎本司
交代:榎本→13奥田悠真 新堀→9ステンパールカ大翔 佐々木→3陶山響 平塚→14橋本乃翔 柏村→2メンディーサイモン友

(文中敬称略)

 

 

試合に臨むフロンターレの選手たち
円陣を組む
楠田遥希選手
榎本司選手
関徳晴選手
新堀翔選手
立ち上がりから攻勢に出る
佐々木雄基選手
切り替えよく対応していく
柏村涼太選手
セットプレーのキッカーを務めた平塚隼人選手
平塚隼人選手がエリア左へ
シュートを放つ
先制点となる

佐々木雄基選手が持ち込む

関徳晴選手が決めて2-0

新堀翔選手
柏村涼太選手
楠田遥希選手
榎本司選手がエリア左へ
ループシュートを決めて3-0

柏村涼太選手のミドルシュートでさらに突き放す

榎本司選手がエリア右へ
折り返しを新堀翔選手が決める

楠田遥希選手
前半終了間際にもさらに追加点を決める
柏村涼太選手、新堀翔選手

ハーフタイムへ
楠田遥希選手
ステンパールカ大翔選手
陶山響選手
平塚隼人選手
関徳晴選手
陶山響選手
楠田遥希選手
柏村涼太選手
吉田志生選手
橋本乃翔選手
橋本乃翔選手
吉田志生選手
SFATも攻勢に出るが、しのいでいく

ステンパールカ大翔選手
奥田悠真選手
関徳晴選手
メンディーサイモン友選手
陶山響選手
奥田悠真選手
楠田遥希選手
陶山響選手
メンディーサイモン友選手
橋本乃翔選手
6-0でタイムアップ

 

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