2月12日、川崎フロンターレU-12が綾瀬スポーツ公園多目的広場で行われたあざみ野FCとの日産カップ争奪神奈川県少年サッカー選手権高学年の部中央大会の準決勝を制し、決勝進出を決めたあとは、再び大和ゆとりの森大規模多目的広場へ。低学年の部の準々決勝でSFAT ISEHARA SCに6-0で勝利した川崎フロンターレU-10は、横浜F・マリノスプライマリーとの準決勝に臨みました。
【川崎フロンターレU-10 日産カップ争奪神奈川県少年サッカー選手権低学年の部中央大会準決勝 vs 横浜F・マリノスプライマリー】
2月12日(月)13時55分キックオフ 大和ゆとりの森大規模多目的広場 晴れ 20分ハーフ 8人制
大和ゆとりの森に到着したのは、試合開始から10分ほど過ぎたころ。フロンターレは5関徳晴のゴールで先制し1-0でリード。先発はFPの15吉田志生がホームの青黒のユニフォームを着用しGKに。最終ラインは右から7柏村涼太、6楠田遥希、5関徳晴、中盤は11平塚隼人、右は10新堀翔、左は4佐々木雄基、前線は8榎本司。
10分にはエリア右へ新堀が進入。シュートを打つもわずかに上に。さらに佐々木が左から仕掛けたり、関も佐々木を追い越してゴールに迫るなど、攻勢に出ていきます。しかし、12分エリア前でのパス交換からマリノスの5がエリア左へ。シュートを決められて、1-1。同点に。
マリノスは右サイドでうまく3が開いてボールを受け、起点をつくっていきますが、フロンターレは関や平塚が切り替えよく対応。楠田がボールを持ち上がり、平塚が左へ流れ、新堀がエリア前に移るなどポジションを入れ換えながら勝ち越し点を狙いにいきますが、なかなか決定的な場面はつくれず。17分には左サイドから平塚のフリーキックでゴールへ迫るも、マリノスのGK1がキャッチ。
前半は1-1でタイムアップとなります。
後半はGKと前線の選手を入れ換えてきたマリノスが攻勢に。立ち上がりには交代で入った29がエリア左へ進入するも平塚がよくカバー。さらにエリア左から2にシュートを打たれますが、GK吉田がセーブ。しのいでいきます。
しかし、続いていくマリノスの攻勢。2分、29がエリア右へ仕掛けてシュート。吉田は防いだもののこぼれ球に詰めた5がゴールネットを揺らして1-2。勝ち越し点はマリノスへ。
フロンターレはここで榎本に代わり3陶山響が入り、左に。新堀が前線へ。フロンターレはGKの吉田に関や柏村、楠田がかかわり、後ろからの組み立てを図っていきますが、4分には再びマリノス、29の縦パスにエリア右へ5が抜け出しシュート。弾き出すもののゴールが認められ、1-3。
さらに続くマリノスは5分、エリア右へ3が抜け出しシュート。しかし、吉田が防ぎ、続いて9にエリア外から強烈なミドルシュートを打たれますが、ここも吉田がよく防いで追加点とはさせず。
フロンターレは楠田、関が開いて吉田もかかわって後ろから組み立てに。6分には佐々木が中央へ寄り、縦パスを受け、前を向いて平塚に展開。平塚からエリア外左の関へと渡り、関がエリア内へ仕掛けていきますが、マリノスの守備も粘り強くクリアをされてシュートを打つことはできず。
直後にはマリノスの29がエリア左へうまく抜け出していきますが、柏村が足をのばしてボールをうまく奪い、シュートは打たせず。しのいでいきます。
フロンターレは、佐々木が中盤まで下りたり、平塚が右へ流れるなどしながらゴールを狙いに。7分には関から中央へ下がってパスを受けた新堀がエリア右へ動き出す平塚へパスを送りますが、マリノスの守備も読みがよくカットされて通らず。8分にはエリア外左でファールを受けると、新堀が直接ゴールを狙いますが、枠をとらえることはできず。
直後にはマリノス、9がボールをカットしエリア右へ。しかし、ここでも柏村がすばやくカバー。さらに29がエリア前で巧みに前を向いてシュートを打ちますが、左へ。
追いかけるフロンターレは、吉田が時にはエリア外にも出て縦へパスを入れるなどし、楠田や柏村もボールを持ち上がるなどして、マリノスのゴール前に。13分には関から右へ展開。柏村が右クロスを上げ、こぼれ球を拾った楠田がミドルシュートを打つも枠はとらえられず。
さらに佐々木のボールカットから左へ展開。関が縦へ仕掛けてひきつけ、エリア左へパスを送ると陶山が抜け出るもマリノスの守備も厳しく、シュートには至らず。
すると15分、さらにマリノスに追加点。29がうまくエリア内へ抜け出してゴールを決めて、1-4。突き放されてしまいます。
フロンターレも直後には平塚がエリア外正面へ。ミドルシュートで狙うもGK16がキャッチ。さらに佐々木が仕掛けてファールを受けるとすばやくリスタート。エリア外左から中へ切れ込んだ関がミドルシュートで狙うもGK16に対応され、得点とはならず。
18分に新堀が平塚とのパス交換からエリア内へ抜け出してシュート。しかし、GK16が足で止める好セーブを見せて、得点とはならず。ボールを動かし、関や陶山の左サイドからの攻めなどで迫っていくフロンターレでしたが、得点を決めることはできずにタイムアップ。1-4。三位決定戦へ回ることになりました。
前半1-1 後半0-3 計1-4
得点:関徳晴
フロンターレの先発:15吉田志生、7柏村涼太、6楠田遥希、5関徳晴、11平塚隼人、10新堀翔、4佐々木雄基、8榎本司
交代:榎本→3陶山響
この日は悔しい結果に終わりましたが、これから何度も対戦していくであろう、フロンターレとマリノス。また、機会は巡ってくると思います。その時をとても楽しみにしています。
三位決定戦は2月18日日産フィールド小机にて、午前10時10分キックオフ。SCH.FCと対戦します。
(文中敬称略)
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