川崎フロンターレが等々力陸上競技場で行われた湘南ベルマーレとのホーム開幕戦を1-1で引き分けた翌日、3月3日は東住吉小学校へ。川崎市の各区などの選抜チーム(トレセン)や、フロンターレU-12などが競う川崎中原ライオンズクラブ杯争奪選抜少年サッカー大会が行われました。
大会には12チームが出場し、AからDまでの4ブロックに3チームずつにわかれて、予選リーグを行った後、リーグの順位に応じて、各ブロックの1位チーム、2位チーム、3位チームによるトーナメントが行われます。
フロンターレU-12は、幸区トレセン、港南区トレセンと同じCブロックに入りました。
【川崎フロンターレU-12 川崎中原ライオンズクラブ杯争奪選抜少年サッカー大会 Cブロック vs 幸区トレセン】
3月3日(土)午前8時22分キックオフ 東住吉小学校 晴れ 10分ハーフ 8人制
フロンターレの先発はGK1太田陽彩、最終ラインは3山中大輝、5田所莉旺、中盤は10齊名優太、4徳永倖大、右に6五十嵐将、左に7荒井颯太、前線は9加治佐海。
青空が広がった東住吉小学校。フロンターレは齊名、徳永がよくかかわって、ボールを動かしていくと2分には齊名のパスにエリア右へ加治佐が抜け出しますが、GKがこれには対応。
一方の幸区も左から14が仕掛けて、ゴールに迫りますが、フロンターレはボールを奪い返しそこから再び攻勢に。3分右サイドの高い位置から五十嵐がクロスを上げると、加治佐が合わせてゴールネットを揺らします。1-0。先制点はフロンターレへ。
4分にはさらに田所が左へ開いて中盤の徳永へパスをつけると、徳永が少し前へボールを持ち上がり、エリア左へパスを出すと荒井が抜け出してシュート。しかし、サイドネットを叩いてゴールとはならず。
さらに後ろから組み立ててゴールを狙いにいくフロンターレでしたが、6分エリア前で8がボールをカット。そのまま、シュートを決めて1-1。幸区が同点とします。
それでも下を向くことなく、幸区のプレスをかわしつつ、後ろからボールを回していくフロンターレ。7分低い位置で田所、山中とボールを回し、山中のフィードにエリア右へ抜け出した加治佐がゴールネットを揺らして、2-1。再びフロンターレがリード。
フロンターレはさらにラインを高くして田所の縦パスを受けた徳永がシュートに持ち込んだり、荒井が左から仕掛けて折り返しに五十嵐がエリア前へ抜け出すなど、ゴールを決めるには至らないまでも攻勢に出ながら前半はタイムアップ。2-1でハーフタイムに入ります。
後半のフロンターレはGK太田、最終ラインは山中、田所、中盤は齊名、8山下耀翔、右が2仲谷俊、左が荒井、前線は五十嵐とメンバーを2人入れ替えてのスタート。
立ち上がりには、齊名のパスにエリア右へ仲谷が抜け出してシュートを打ちますが、GK20に阻まれ、惜しくも決まらず。前線からうまく五十嵐らがプレスをかけて、マイボールにし、田所、山中が開いて、山下が間に下り、仲谷や荒井を高い位置へ押し上げながら追加点を狙いにいきます。
幸区も左から7が仕掛けるなどして、ゴールへ迫りますが、仲谷がしっかり戻って対応し、シュートには持ち込ませず。6分には左へ流れた6がエリア前の9にパスを出そうとしますが、太田がカット。さらに幸区がボールを奪う場面が続きますが、エリア右へ流れて起点をつくろうとするプレーに対して、田所がカバーしエリアへは近づかせず。しのいでいきます。
8分には左から荒井が仕掛けて、高い位置で折り返すと山下がエリア正面でシュートを打ちますが、幸区の守備も粘り強く、ブロック。こぼれ球を拾ってさらに山下がシュートを打ちますが、これもまたブロックされてゴールとはならず。
さらに齊名がサイドの裏を突くパスを出したり、山下が五十嵐との連係から前へ出るなどしていきますが、試合はタイムアップ。2-1でこの大会の初戦をスタートさせることになりました。
前半2-1 後半0-0 計2-1
得点:加治佐海2
フロンターレの先発:太田陽彩、3山中大輝、5田所莉旺、10齊名優太、4徳永倖大、6五十嵐将、7荒井颯太、9加治佐海
交代:徳永→8山下耀翔 加治佐→2仲谷俊
(文中敬称略)
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