フロンターレU18 – 山梨学院高校 / プリンスリーグ関東第1節


4月7日は等々力陸上競技場へ。1月から続いた、長くも短くも感じるプレシーズンは終わり、プリンスリーグ関東はいよいよ開幕戦となりました。昨年は10チーム中4位、得失点差でプレミアリーグ参入戦には惜しくも届かなかった川崎フロンターレU-18は、ホームに山梨学院高校を迎えました。

 

【川崎フロンターレU-18 プリンスリーグ関東第1節 vs 山梨学院高校】

4月7日(土)午後3時キックオフ くもり一時晴れ 等々力陸上競技場

 

フロンターレの先発はGK21青山海、最終ラインは右から3島崎元、キャプテンの4高吉正真、2栗田悠巨、25戸水利紀、ボランチは14古岡佑斗、32山内日向汰、右MF11有田恵人、左MF18宮城天、FW9山田新、10宮代大聖。中三の青山、一年生の戸水が左SBで初めての先発を飾ることに。

 

山梨学院高校の先発はGK1市川隼、DFは右から2久保田真央、15市川大葵、3大石悠介、5山土井拓海、ボランチは8平松柚佑、7大津朝陽、右MF14小瀧雄輝、左MFキャプテンの11野村海、FWは10宮崎純真、9安田正太郎。GKの市川隼はフロンターレU-15出身の三年生。2012年までフロンターレU-18を指導した山梨学院高校の安部一雄監督に加えて、かつてのチームメートもフロンターレと対峙することになりました。

 

桜はすっかり花を散らして緑の葉に覆われた等々力緑地。フロンターレのサポーターが集まるGゾーンでは、フロンターレのアカデミーの選手たちもチャントを歌ったり、旗を振ったり、太鼓を叩いたりするなどしてピッチの選手たちを出迎え、昼間から吹き荒れていた強い風が、上空の雲を散らして晴れ間も見せるなかでのキックオフとなりました。

 

立ち上がりから試合は一進一退に。フロンターレは、宮代が右サイドに流れ、島崎や有田、山田らと近い位置でプレー。山内や古岡がボールを動かしながら、ゴールをうかがいに。しかし、山梨学院も平松が球際に激しく、中盤まで下がる宮代に粘り強くついていくなどして、前を向かせず。

 

一方の山梨学院は、マイボールにすると、前線の安田へボールを集めて起点をつくりに。5分には安田がやや下がってボールを受け、前を向いて右へ展開。小瀧がエリア外右からゴールへ仕掛けていきますが、古岡がスライディングで対応して、近づかせず。

 

しかし、山梨学院はコーナーキックを得て、右から山土井が左足でボールを入れると、安田がうまくマークを外し頭で合わせてボールはゴールの中へ。0-1。先制点は山梨学院に入ります。

 

フロンターレは直後には、島崎が右サイドからやや中へ切れ込みながらボールを持ち上がり、エリア左へパス。宮城に渡り、宮城はシュートを打ちますがサイドネットへ。さらに山田がエリア左へ抜け出して、エリア右へ展開。有田が右からエリア前へ切れ込み、シュートを打つも上に。

 

山梨学院の裏を狙ったボールを、高吉が通させなかったり、宮崎の右クロスに対して、島崎が中へ絞ってシュートにつなげさせないなどしっかり対応し、そこから山内や古岡がかかわって、後ろからボールを回していくフロンターレ。

 

11分には宮代から左へ展開。宮城へ渡り、最後はエリア内に山田が抜け出すも山梨学院の守備も粘り強くシュートは打てず。それでもコーナーキックを得ると、セカンドボールを拾ってエリア外左から宮城が仕掛けてミドルシュート。枠をとらえますが、GK市川隼が弾きながらもボールを抑え、ゴールとはならず。直後には山梨学院の反則でエリア正面やや左でフリーキックを得ると、宮代がゴールを狙いますが、またも市川隼が弾き出し、右コーナーキックに。古岡が左足でボールを入れると、高吉が合わせますが、左へ。

 

フロンターレは、さらにボールを後ろで回しながら栗田が前へ動き出す宮代を狙ってフィードを入れるなどして揺さぶりに。山梨学院もボールをものにすると、野村が左から仕掛けて、山土井が追い越すなどしていきますが、フロンターレは山田も自陣に戻りボールをカットするなど、切り替えよく対応。

 

すると22分、山内がボールを持ち上がってエリア右へパス。山田が抜け出して折り返すと、ゴール左で詰めた宮代が押し込んで、1-1。フロンターレが追い付きます。

 

直後には山梨学院もエリア外右でフリーキックを得ると、大津の右足で入れたボールが枠をとらえますが、青山がセーブ。勝ち越し点とはならず。24分にはフロンターレ。山田から右へ流れた宮代へ。宮代はクロスを選択。山田が飛び込みますが、惜しくも届かず。

 

一方の山梨学院も26分エリア右へ宮崎が抜け出してシュート。しかし、青山が反応し最後は栗田がクリア。27分には再びフロンターレ。宮城が左サイドからエリア前へ仕掛けて、山内を経由して右へ。有田が右サイドからエリア内へパスを送ると、宮代がシュートを打ちますが、ブロック。そこから山梨学院はカウンターへ。エリア右へ安田が抜け出してシュートに持ち込むも高吉がブロック。互いにシュートまで、持ち込む場面が続いていきます。

 

29分には右サイドの有田から中盤まで下がった宮代へボールが渡り、宮代のスルーパスにエリア内へ抜け出した山田がシュート。しかし、市川隼の好守でゴールにはならず。

 

山梨学院も大石の縦パスから野村の左クロスへつなげていきますが、フロンターレも切り替えよく人をかけて対応。そこから栗田がフィードを入れ、山田がエリア前へ抜け出すもファールに。しかし、守備から攻撃へとつなげていきます。

 

34分には山梨学院、ボールを宮崎が高い位置でカットしエリア左へ。ここは古岡や高吉、栗田が粘り強く対応し、シュートにはつなげさせず。しかし、35分山梨学院は久保田の右クロスがハンドを誘い、エリア外右でフリーキックを得ると、大津が入れたボールからニアで小瀧が押し込んで、ボールはゴールへ。1-2。勝ち越しゴールは山梨学院へ。

 

山梨学院は37分には宮崎がエリア左へ仕掛けていくもシュートは枠をとらえられず。さらにカウンターへ持ち込み、野村を追い越した山土井がクロスを入れるも高吉がクリア。直後には山土井のロングスローを安田が競って、ボールはエリア右へこぼれますが、シュートにはつながらず。

 

山梨学院がゴールへ迫る時間帯は続いて、安田と宮崎がよくかかわってフロンターレのゴールをおびやかしていきますが、栗田や高吉がよく対応し、しのいでいきます。

 

フロンターレも山内や古岡がエリア内へ顔を出すなど、攻めに厚みを入れていきますが、山梨学院も大石や市川大葵がよく対応し、なかなかシュートにはつながらず。

 

45分には山梨学院。野村が左サイドから斜めに仕掛け、エリア前へ抜け出すとエリア右の安田にボールは渡りますが、高吉がブロック。前半はタイムアップとなり、1-2。山梨学院がリードしてハーフタイムへ。

 

後半フロンターレは戸水をボランチ、古岡が左SB、宮城が前線、山田が左MFとポジションを入れ換え。立ち上がりから古岡のボールに山田が左サイドの高い位置へ仕掛け、追い越した古岡がクロスを入れたり、戸水から左へ展開し、古岡へボールが渡り、古岡からエリア前左でボールを受けた宮代が、ゴールへ向かっていくなど、攻勢へ出ていきます。

 

山梨学院も3分には野村が縦へ仕掛けて、エリア右へ。小瀧が抜け出しますが、古岡がついていき、シュートは打たせず。コーナーキックとなり、山土井がニアを狙ってボールを入れますが、シュートにはつながらず。

 

ところが、エリア前でボールが山梨学院へ渡り、宮崎が青山と1対1に。これを宮崎が決めて、1-3。フロンターレとしてはもったいない形で山梨学院に追加点が入ってしまいます。

 

フロンターレは8分、戸水に代わり、こちらも一年生の24鈴木大登がボランチへ。宮代が中盤まで下り、ボールによくかかわって、島崎が右サイドの高い位置へ上がったり、高吉がサイドチェンジを左サイドの高い位置の古岡に入れたりするなどして、ゴールをうかがっていきます。

 

17分には山梨学院は小瀧に代わり12米野智大。

 

フロンターレは山内の浮き球のパスにエリア内へ山田が抜け出したり、山内の縦パスを受けた宮城のスルーパスにエリア左へ宮代が脱け出したりするなどゴールへ近づいていくと、21分鈴木から右へ展開。有田がクロスをエリア内へ入れるとうまくボールをおさめた宮代のシュートが決まり、2-3。1点差に。

 

山梨学院も直後にはセンターラインやや手前右サイドよりでのフリーキック、久保田がボールをエリア内へ入れると、ゴール左で安田が合わせますが、これは青山が対応。

 

さらに山梨学院はフリーキックのセカンドボールを拾って、エリア右へ宮崎が抜け出しますがシュートは青山がパンチング。そこからフロンターレは攻撃へとつなげ、島崎が右クロスを入れると、山内が拾い、有田へ。有田はエリア右の宮代を狙ってパスを出しますが、GK市川隼がブロック。さらに鈴木が左サイドでボールをカットしクロスを入れるも、またも市川隼が防ぎ、山梨学院はそこから前線へとつなげ、エリア内に抜け出した宮崎がシュートを打ちますが、青山がまたも好セーブ。フロンターレも山梨学院もGKがそれぞれ好守を見せていきます。

 

27分山梨学院は大津に代わり24丸山智輝がボランチへ。フロンターレは高吉がボールを持ち上がって、宮代へ縦パスを入れたり、山内がボールをカットしそこから右サイドへ開いた宮代へ展開するなどしていきます。

 

29分には有田が自陣まで戻ってマイボールにし、中盤の山内から右へ。宮代が抜け出して、折り返すとエリア前に宮城が迫りますが、ボールはカットされ、シュートは打てず。さらに島崎、古岡が高い位置へ。山内が時には最終ラインまで下り、高吉や栗田とかかわって後ろから組み立てを図っていくフロンターレ。山田も左サイドから切り替えよく戻ってボールをものにするなどしていきます。

 

35分には山梨学院は野村に代わり13山内隆史がFW、宮崎が左MFへ。直後にはフロンターレ、宮代が右サイドでファールを受け、得たフリーキック、山内がエリア内にボールを入れると、高吉が合わせますが左へ。さらに鈴木から左の山田へ。山田の縦パスから宮城がエリア内へ進入するも市川隼が飛び出してゴールにはならず。

 

両SBが高い位置取りで栗田が宮城へフィードを入れるなどして目先も変えながら同点を狙いにいくフロンターレ。山梨学院も自陣で人数をかけて、しっかりした守りを見せていきます。

 

ロスタイムは3分。パス交換からエリア内へ鈴木が進入しようとするなど人数をかけていくフロンターレ。47分にはエリア外右で島崎がファールを受けフリーキックを得ると、山内が入れたボール、高吉が合わせますが、GK市川隼がまたもや好セーブ。最後までゴールに迫り続けたフロンターレでしたが追い付くには至らず。試合は2-3でタイムアップとなりました。

 

前半1-2 後半1-1 計2-3

得点:宮代大聖2(川崎) 安田正太郎、小瀧雄輝、宮崎純真(山梨学院)

 

フロンターレの先発:21青山海、3島崎元、4高吉正真(c)、2栗田悠巨、25戸水利紀、14古岡佑斗、32山内日向汰、11有田恵人、18宮城天、9山田新、10宮代大聖

交代:戸水→24鈴木大登

控え:16安福祐一 15道間雄生 20澤田泰大 22松永竜之介 7中島大成 13古屋雄帆 8上野綜太  

 

山梨学院高校の先発:1市川隼、2久保田真央、15市川大葵、3大石悠介、5山土井拓海、8平松柚佑、7大津朝陽、14小瀧雄輝、11野村海(c)、10宮崎純真、9安田正太郎

交代:小瀧→12米野智大 大津→24丸山智輝 野村→13山内隆史

控え:17野浅創大 125薄田アーナンド 6加藤瑛斗 19伊藤颯 27岡田遼平 28宮原知

開幕戦はややもったいない形でゴールを許してしまい、それが結果にも表れてしまった形に。それでも攻守の切り替えのよさから、ボールを奪い返して、そこから攻撃へとつなげていく場面をつくれたこと、また人数をかけてゴールへ迫ることもでき、きっとこれからもっといいチームになっていく、とも感じさせられます。

次節は4月15日午前10時、あずまスタジアムにて桐生第一高校との試合に臨みます。

(文中敬称略)

 

写真はかんちさんからもいただきました。お忙しいなか、ありがとうございます!

サポーターを出迎えるふろん太くんとカブレラ
キャプテンを務める高吉正真選手
試合を前に家族やサポーターのもとへ

青山海選手
高吉正真選手、栗田悠巨選手
山田新選手
宮代大聖選手
小川達也選手
安福祐一選手
古屋雄帆選手
中島大成選手
古屋雄帆選手
道間雄生選手
Gゾーンに集まったフロンターレU-12の六年生たち
ボールパーソンを務めたフロンターレU-12の五年生やフロンターレU-10の選手たち

ピッチへ

 

円陣を組む

安田正太郎選手が決めて山梨学院高校が先制する
島崎元選手
宮城天選手
宮城天選手
高吉正真選手
島崎元選手
島崎元選手
有田恵人選手
宮城天選手
山田新選手
山田新選手
戸水利紀選手
宮代大聖選手
高吉正真選手
有田恵人選手
古岡佑斗選手
山内日向汰選手
山田新選手

山梨学院高校の守備も粘り強さを見せた
有田恵人選手
宮代大聖選手
古岡佑斗選手
応援にも力が入る
栗田悠巨選手
高吉正真選手
栗田悠巨選手
宮代大聖選手が決めて同点に

山田新選手
青山海選手
山田新選手
旗やコール、太鼓などでフロンターレの選手たちが声援を送る
高吉正真選手
粘り強く守っていく
フリーキックから勝ち越しゴールは山梨学院高校へ

有田恵人選手
古岡佑斗選手
前半は0-1
岡崎玄選手
安福祐一選手
鈴木大登選手

上野綜太選手
松永竜之介選手
道間雄生選手
澤田泰大選手

後半へ

戸水利紀選手
古岡佑斗選手
青山海選手

戸水利紀選手

山梨学院高校が追加点をあげる
青山海選手
栗田悠巨選手
島崎元選手
山田新選手、宮代大聖選手は守備でもしっかりプレーを見せた
栗田悠巨選手
青山海選手
山田新選手
高吉正真選手
古岡佑斗選手
宮城天選手、高吉正真選手
栗田悠巨選手
高吉正真選手
宮代大聖選手が決めて2-3

山田新選手
青山海選手
宮城天選手

鈴木大登選手
宮代大聖選手が仕掛ける
市川隼選手は何度も立ちはだかった

フリーキックから高吉正真選手が合わせるがこれも防がれる
山内日向汰選手
鈴木大登選手
青山海選手
2-3でタイムアップ
山梨学院高校の選手たち。背番号1の市川隼選手はフロンターレU-15出身
2012年までフロンターレU-18を指導した山梨学院高校の安部一雄監督
試合を見守り声援を送った家族やサポーターのもとへ

シーズンは始まったばかり

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