フロンターレU12 – ファナティコス / 関東少年サッカー大会予選リーグ第1戦


8月25日はジェフユナイテッド市原・千葉の本拠地フクダ電子アリーナ横のフクダ電子スクエアへ。東京、神奈川、埼玉、千葉、茨城、群馬、栃木、山梨の予選を勝ち抜いたチームで競われる関東少年サッカー大会が始まり、川崎フロンターレU-12も予選リーグに臨みました。

関東少年サッカー大会には、24チームが出場。3チームずつ、8つのブロックに分かれ、予選リーグを行い、2日目には、順位に応じて1位トーナメント、2位トーナメント、3位トーナメントが行われます。神奈川県チャンピオンシップで3位となり出場権を得たフロンターレはファナティコス(群馬第1代表)、鹿島アントラーズジュニア(茨城第2代表)と同じDブロックに入りました。

【川崎フロンターレU-12 関東少年サッカー大会予選リーグ第1戦vsファナティコス】
8月25日(土)午前11時半キックオフ フクダ電子スクエア 晴れ 20分ハーフ 8人制

フロンターレの先発は、GK19斎藤准也、最終ラインは右から9加治佐海、3山中大輝、7荒井颯太、中盤は5田所莉旺、右にキャプテンの10齊名優太、左に6五十嵐将、前線には11香取武。1太田陽彩が負傷のため、5年生の斎藤が先発に名前をつらねました。

厳しい日差しが降り注ぐなかでも、強い海風が吹き付けるフクダ電子スクエア。両チームの家族らが見つめるなか、試合は始まりました。

立ち上がり、加治佐がボールを預けたところからエリア前に抜けるなどして、攻勢に出るフロンターレ。2分右サイドから齊名がクロスを上げると、エリア左で加治佐が押し込み、ボールはゴールの中へ。1-0。先制点はフロンターレへ。

直後にはうまくエリア前でボールを受けた香取がシュート。枠をとらえますが、ファナティコスのGK1がセーブ。

切り替えよく、ファナティコスの選手をうまく囲い込み、ボールを奪って攻撃へつなげていくフロンターレ。4分にはフリーキックから攻勢に出ようとしたところをマイボールにし、エリア外右へ。齊名のミドルシュートが決まり、2-0に。

5分、ファナティコスは、中盤の5が左に9を走らせるパスを出しますが、加治佐が戻り、粘り強く体を入れ、クロスやシュートには持ち込ませず。フロンターレは時には五十嵐が中盤まで下がり、後ろからボールを回し、攻撃の機会をうかがいに。7分には斎藤が前線へ送ったボールを香取がおさめ、受けた齊名のスルーパスにエリア左に抜け出した五十嵐がシュートを放つと、これが決まり、3-0。

ファナティコスもラインを上げ、前に出ていこうとしますが、山中がボールを奪い取るなどして、流れは渡さず。クリアするのではなく、荒井につなげ、荒井が高い位置へ仕掛け、折り返し、拾った田所がミドルシュートで狙うなど、切り替えの良さを出していきます。

10分には五十嵐が中央に寄って、空いた左サイドの高い位置へ抜け出した荒井がクロスを入れると、香取が押し込み、4-0。

給水タイムが明けた12分には、GK1が送ったボールを、エリア前の高い位置で香取がカット。そのまま、持ち込み、シュートを決めて、5-0。さらに13分には齊名から右に展開。香取の折り返したボールを、五十嵐が決め、6-0。

ラインを高く保ち、フロンターレは齊名のスルーパスや田所、香取、五十嵐らの連係、荒井が積極的に仕掛け、シュートに持ち込むなど、ゴールの前でのプレーを続けていきます。

15分には香取に代わり13新堀翔。

16分には齊名のスルーパスに抜け出した新堀の折り返しを、五十嵐が押し込んで、7-0。五十嵐はハットトリックに。

ここで五十嵐に代わり8山下耀翔が左に。高い位置からプレスをかけるなど、ファナティコス陣内でのプレーを続けていくと、17分には山下が左サイドで粘って得たコーナーキック、齊名が右足で入れると、加治佐が決め、8-0。

フロンターレはさらに山下のスルーパスに、新堀が高い位置へ抜け出し、リターンを受けた荒井がクロスを入れたり、こぼれ球を拾った田所がミドルシュートを打ったりするなど、攻勢に。追加点こそなりませんでしたが、前半はタイムアップ。8-0でハーフタイムとなります。

後半フロンターレは、GK斎藤、最終ラインは右から20柏村涼太、17楠田遥希、香取、中盤は齊名、右に新堀、左に山下、前線には2仲谷俊とメンバーを入れ換えてのスタート。

2分には、仲谷が右に展開し、新堀が抜け出し、リターンを受けた柏村が右サイドからエリア前に仕掛けていき、受けた齊名がエリア内の仲谷を狙い、スルーパスを送るもシュートにはつながらす。さらに柏村から左にパスが出て、山下が左サイドの高い位置へ。エリア前で齊名がミドルシュートを打つも右へ。

ゴールとはなりませんでしたが、前半と同様、ファナティコスのエリア前でのプレーを続けていきます。

3分には柏村の縦パスを受けた仲谷から左に。山下が抜け出し、ゴール左を狙ってシュート。これはGK1に阻まれ、左コーナーキックに。4分、左から齊名が入れたボールを、楠田が決め、9-0。突き放します。

フロンターレはさらに最終ラインの楠田が左の山下へ縦パスを入れ、香取が山下を追い越していくなど、連動しての攻めに。ファナティコスにボールが渡っても新堀や齊名が高い位置で奪い返すなどしていきます。

6分には仲谷が中盤に下がって出したパスに齊名がエリア前へ。齊名のパスにエリア左に抜け出した山下のシュートが決まり、10-0。

ファナティコスも8分にはエリア外右へ17が仕掛けていきますが、香取がすばやく戻り、マイボールに。11分には15が左サイドに開いてエリア前に仕掛けていこうとしますが、楠田が寄せ、シュートには持ち込ませず。大差にも緩まずに、対峙していきます。

12分には柏村から右へボールが出て、新堀へ。新堀がエリア内へ入れたボールら柏村が左足でシュートを打つもGK1がセーブ。試合はここで後半の給水タイムとなります。

給水タイム明け、フロンターレはGK斎藤、最終ラインは右から新堀、楠田、柏村、中盤はゲームキャプテンの山中、右に山下、左に荒井、前線には仲谷。

14分には山下のパスに柏村が左サイドの高い位置へ。柏村の折り返しをエリア前で仲谷が受け、仲谷のパスから、右サイドからエリア内に入り込んだ新堀が決め、11-0。

荒井が自陣まですばやく戻るなど、ファナティコスにボールを渡さず、プレーを続けていくフロンターレ。柏村が高い位置へ仕掛け、リターンを受けた山中のパスから荒井がシュートに持ち込むなど、ゴールをさらに狙いに。16分には荒井のリターンをエリア前で受けた山中が枠をとらえたシュートを打つもGK1が好セーブ。

コーナーキックのセカンドボールをものにして、さらに攻めに出ていくフロンターレ。山下がすばやく戻り、ボールをおさめるなど、切り替えの良さも失わず。柏村が左サイドから斜めに仕掛け、シュートを打つなど、攻めの姿勢を続けて、試合はタイムアップ。11-0でこの大会の初戦を飾りました。

前半8-0 後半3-0 計11-0
得点:加治佐海2、齊名優太、五十嵐将3、香取武2、楠田遥希、山下耀翔、新堀翔

フロンターレの先発:19斎藤准也、9加治佐海、3山中大輝、7荒井颯太、5田所莉旺、10齊名優太(c)、6五十嵐将、11香取武
交代:香取→13新堀翔 五十嵐→8山下耀翔 山中→17楠田遥希 加治佐→20柏村涼太 田所→2仲谷俊 荒井→香取 齊名→山中 香取→荒井

(文中敬称略)

試合を前にした選手たち
円陣を組む
山中大輝選手
負傷のため、欠場した太田陽彩選手に代わり先発した斎藤准也選手
齊名優太選手
香取武選手
先制点はフロンターレへ
齊名優太選手がミドルシュート
2-0に
喜びを分かち合う
五十嵐将選手
斎藤准也選手
五十嵐将選手が押し込む
五十嵐将選手
香取武選手
攻勢に出るフロンターレ
香取武選手
香取武選手のゴールで突き放す
加治佐海選手
荒井颯太選手
五十嵐将選手はハットトリック
新堀翔選手
新堀翔選手
加治佐海選手が決める

 

 

山下耀翔選手
田所莉旺選手
楠田遥希選手
柏村涼太選手
攻勢に出る
ゴールを重ねていく
山下耀翔選手
仲谷俊選手
ゲームキャプテンを務めた山中大輝選手
楠田遥希選手
新堀翔選手
11-0に
柏村涼太選手
11-0でタイムアップ
初戦を飾った

 

 

 

 

 

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