専修大 – 桐蔭横浜大 / 関東大学サッカーリーグ1部第7節


5月29日は三ツ沢陸上競技場へ。関東大学サッカーリーグは第7節。川崎フロンターレU-18出身の岸晃司が在籍、かつてフロンターレU -12を指導した高﨑康嗣監督が指揮をとる専修大と、早坂勇希、高吉正真、山田新のフロンターレU-18出身の3選手に加え、来季のフロンターレ加入が内定しているイサカゼインがいる桐蔭横浜大が対戦しました。

 

【関東大学サッカーリーグ1部第7節 専修大 vs 桐蔭横浜大】

5月29日(水)午後6時キックオフ 三ツ沢陸上競技場 くもり

 

関東大学サッカーリーグでは、今季初めて平日のナイトゲーム。

 

ここまで1勝1分け4敗、9位の専修大。先発は、GK31中村将、最終ラインは右から25遠藤光、キャプテンの4西村慧祐、3加藤慎太郎、ボランチは5鹿沼直生、32林一輝、右に35清水稜馬、左に2古屋誠志郎、2シャドーに38佐藤圭祐、7岡本勇輝、前線には9岸晃司。

 

2勝3分け1敗、6位の桐蔭横浜大。先発は、GK21早坂勇希、最終ラインは右から13浅野嵩人、3遠藤凌、キャプテンの4眞鍋旭輝、5岩下航、ボランチは6橘田健人、12杉山雄太、右MF8イサカゼイン、左MF15松本幹太、前線には9下村司、11滝沢昂司。

 

ここ数日は厳しい暑さに見舞われていた関東地方。しかし、29日は朝から雲が立ち込め、もう一枚羽織るものが欲しくなるような、しばらくぶりの涼しさ。この日が集中応援日の桐蔭横浜大はもちろん、専修大のメンバー外の選手たちもスタンドから声援を送るなか、試合は始まりました。

 

立ち上がりは専修が西村や遠藤、加藤がラインを高く保ち、右サイドの清水や佐藤が高い位置へ仕掛け、押し込む時間をつくりに。1分にはエリア右、佐藤が進入するも桐蔭横浜は、粘り強くエリア内でブロック。

 

しのいだ桐蔭横浜もイサカとのパス交換から浅野がエリア外右へ。シュートを打つも中村がセーブ。

 

さらに専修大が西村のフィードに岸がエリア内へ抜け出せば、桐蔭横浜は遠藤凌や眞鍋がファールにならないように、これに粘り強く寄せ、シュートは打たせず。

 

一方の桐蔭横浜大も左に開いた松本が1対1の場面をつくるも、専修は遠藤光が落ち着いてこれに対応。ともに切り替えよくプレー。専修が右サイドの佐藤や、清水の仕掛けからゴールへ迫れば、左サイドで、加藤や鹿沼が古屋を追い越す動きを見せ、厚みのある攻めを見せていきますが、桐蔭横浜は、古屋の折り返しを、遠藤凌がブロックするなど、決定的なものとはさせず。

9分には専修、右サイドからの攻めに。エリア外右、佐藤がゴール左をとらえたシュートをうちますが、早坂がこれに反応。好セーブでしのいでいきます。

さらに岡本がやや下がり目でボールを受け、岸が高い位置で、桐蔭横浜の寄せをうまくいなしてボールキープし、左サイドの高い位置へ岡本を走らせるパスを出すなどし、ゴールへ迫る場面をつくっていきますが、際どいクロスを早坂がキャッチしたり、林のエリア左、古屋を狙ったパスをこれもまた早坂のカバーでシュートまでは至らせないなど、桐蔭横浜は最後のところで落ち着いた対応で締めていきます。

 

すると14分、桐蔭横浜は滝沢から右へ展開。下村にわたり、下村が右からエリア内へボールを送ると、フリーで抜け出したのは松本。そのまま、ゴールへ流し込み、0-1。先制点は桐蔭横浜へ。

 

なおも桐蔭横浜は松本が高い位置で仕掛けてコーナーキックを得て、セカンドボールを拾った下村がパス交換からエリア内へ抜け出そうとするなど、機を見て、追加点を狙いにいきます。

 

専修も清水がうまく高い位置へ仕掛け、ゴールへ迫りに。清水の中央へのパスから林がミドルシュートを打つなどしていきますが、桐蔭横浜も体を張り、これに対応。25分には林のフリーキックからエリア左、西村が枠をとらえたシュートを打つも早坂が足で止める好セーブ。

さらに高い位置でボールをものにした専修が、岸のリターンを受けた岡本のパスに、古屋が高い位置へ仕掛け、折り返すなどしていきますが、体を張り、しのぐ場面が続いていきます。

29分には桐蔭横浜のコーナーキックをしのいだ専修、佐藤にボールがわたりカウンターへ持ち込もうとするも、佐藤のシュートをブロックし、ボールはイサカへ。イサカがエリア前に持ち込み、エリア右へうまくパスを送ると抜け出したのは下村。GK中村との1対1を制してシュートを放つとこれが決まり、0-2。

突き放した桐蔭横浜は、最終ラインの遠藤凌や眞鍋もボールによく触れ、両サイドをうまく使いながら、橘田がエリア内へ動き出す下村を狙ってパスを送るなどしていきます。35分には眞鍋のフィードに、イサカがエリア外右へ。あまり角度のないところからシュート。バーを叩いて決まりませんでしたが、ゴールへさらに迫っていきます。

 

42分には専修も岸が縦パスをキープ。リターンを受けた鹿沼がミドルシュートを打つも早坂がセーブ。ロスタイムには、加藤がボールをカットし左へ展開すると、古屋がミドルシュートを打つも上に。前半はここでタイムアップとなり、0-2。桐蔭横浜がリードし、ハーフタイムへ。

 

後半専修は、岡本の縦パスを、岸がうまく前を向いて右へ展開すると佐藤の仕掛けからコーナーキックを得るなどしていくと、2分には岸がボールをカットし、エリア外右、佐藤へ。シュートは枠を捕らえられませんでしたが、リードされた専修が攻めに出る立ち上がりとなります。

しかし、桐蔭横浜は、中央を松本が仕掛け、イサカも中に寄り、マイボールの時間を増やしていくと、6分には下村の浮き球のパスに、滝沢がエリア正面へ。これは専修が阻み、右コーナーキックに。

このコーナーキック、下村が左足でボールを入れるとニアでシュートを放ったのはイサカ。ゴールネットを揺らして、0-3。この日が誕生日のイサカにとってはバースデーゴールに。

直後にはまたも桐蔭横浜。下村のパスに、滝沢がエリア外左へ。正面へボールを送ると、イサカが倒れ込みながらもシュート。ボールはゴールの中へ。0-4。

 

専修はここで岡本に代わり10氣田亮真、清水に代わり21浦川流樺。専修は加藤が高い位置へ持ち込み、林が折り返していきますが、エリア内で桐蔭横浜は落ち着いた守りを見せ、シュートまでは打たせず。早坂のフィードを、下村がうまくおさめてシュートを打つなど、逆に決定的な場面をさらにつくっていきます。

桐蔭横浜は、イサカが出足の良さからボールをものに。最終ライン近くに下りて、パス交換からエリア左へ抜け出そうとする古屋からボールを奪い取るなど献身的に、プレーを重ねていきます。

13分には専修、エリア左、古屋がシュートを打つも早坂がまたもセーブ。しのいだ桐蔭横浜は早坂が前に送ったボールを、イサカが競り、滝沢のリターンを受けたイサカのパスにらエリア内へ下村が抜け出すなど、うまい連係からゴールへ迫りに。16分には桐蔭横浜、サイドチェンジを受けたイサカがエリア外右へ。シュートを打つも左へ。

さらに桐蔭横浜、エリア右へ下村が持ち込み、シュート。これを中村が止めたところを詰めた滝沢がさらにシュートを打ちますが、今度は中村が足で止める好守。追いかける展開のなか、専修も最終ラインからゲームを引き締めていきます。

桐蔭横浜は、19分、松本に代わり29楠大樹。直後には左クロス、下村がエリア内、合わせるも左へ。専修も岸がうまく前へ持ち出し、左へ。古屋が左クロスを送りますが早坂がボールをキャッチ。専修のコーナーキックをしのいだ桐蔭横浜は、中央で橘田がボールをものにし、遠藤凌がボールをカットしたところから前につけていくと、25分には正面へ抜け出した下村がシュート。しかし、中村がセーブ。

桐蔭横浜は26分、滝沢に代わり、30寺沼星文。

西村が高い位置まで持ち込み、専修は攻撃に変化をつけにいくも、桐蔭横浜はコンパクトに、下村もプレスバックにいくなどして、攻めにはつなげさせず。すぐさま、攻勢に転じ、楠がエリア内へ走り込む寺沼、イサカを狙い、左クロスを入れるなどし、専修がコーナーキックを入れるところでも、ボールをキャッチした早坂が、左サイドの楠へすぐさまボールを送り、そこから桐蔭横浜が高い位置へ迫るなど、切り替えの良さを出していきます。

専修は35分、加藤に代わり13鈴木厚太が入り、最終ラインは右から浦川、遠藤光、西村、古屋、右MF佐藤、左MF氣田、前線は鈴木、岸。

桐蔭横浜は、下村に代わり、28鈴木智也。

 

岸が前を向いて、左へ氣田を走らせるようなボールを入れ、中央を経由して、浦川の右クロスにつなげるなどしていくと、36分には佐藤の縦パスを正面でうまく受けた岸が枠をとらえたシュート。しかし、早坂がセーブ。さらにエリア内へ、パス交換から鹿沼が抜け出すなどしていく専修ですが、桐蔭横浜の守備を崩すには至らず。

桐蔭横浜も機を見て、イサカが前線へ寺沼を走らせるようなボールを入れたり、イサカのパスからエリア内、楠がシュートを打ったりするなど、追加点を目指す姿勢を見せていきます。

ロスタイムは3分、最後には氣田がカウンターから持ち込もうとしたところを、杉山が止めて、試合はタイムアップ。0-4。桐蔭横浜が粘り強く最後まで戦い抜き、勝利を得ることになりました。

何度も好セーブを見せ、最後尾からチームを支えた早坂、多くのゴールに絡んで自らの誕生日をも飾ったイサカ、切れのある動きを見せて、起点にもなった岸、それぞれのプレーが心に残るものがありました。

また、かつてフロンターレU-12で、2011年にはダノンネーションズカップの世界大会に出場した早坂と高﨑監督が、年月を経て異なるチームの選手と監督として向き合うところを見られたこともうれしくなるものがありました。

それぞれのシーズンが、より良いものになりますように。

前半0-2 後半0-2 計0-4

得点:松本幹太、下村司、イサカゼイン2(桐蔭横浜)

 

専修大の先発:31中村将、25遠藤光、4西村慧祐(c)、3加藤慎太郎、5鹿沼直生、32林一輝、35清水稜馬、2古屋誠志郎、38佐藤圭祐、7岡本勇輝、9岸晃司

交代:岡本→10氣田亮真 清水→21浦川流樺 加藤→13鈴木厚太

控え:28塚田匡壮 30井上詩音 8河上将平 24菊池紘平

 

桐蔭横浜大の先発:21早坂勇希、13浅野嵩人、3遠藤凌、4眞鍋旭輝(c)、5岩下航、6橘田健人、12杉山雄太、8イサカゼイン、15松本幹太、9下村司、11滝沢昂司

交代:松本→29楠大樹 滝沢→30寺沼星文 下村→28鈴木智也

控え:1児玉潤 16佐藤喜生 19中村響 10鳥海芳樹 

 

(文中敬称略)

 

早坂勇希選手
イサカゼイン選手
岸晃司選手
桐蔭横浜大は集中応援日。エスコートキッズとともに入場した

専修大の先発メンバー
エスコートキッズとともに撮影に臨む桐蔭横浜大の選手たち

早坂勇希選手
岸晃司選手
好守を見せた早坂勇希選手
桐蔭横浜大が松本幹太選手のゴールで先制する

かつてフロンターレU-12の監督を務めた専修大の高﨑康嗣監督
足でシュートを止める好守を見せた早坂勇希選手

イサカゼイン選手
イサカゼイン選手のパスから下村司選手がシュート

桐蔭横浜大がリードを広げる
岸晃司選手
早坂勇希選手
岸晃司選手
イサカゼイン選手
早坂勇希選手
ハーフタイムを盛り上げた桐蔭横浜大の選手たち。高吉正真選手も踊る
山田新選手も踊る
後半へ

早坂勇希選手
イサカゼイン選手
コーナーキックからイサカゼイン選手が決め、桐蔭横浜大が突き放す

左からのボールを倒れこみながらも決め、イサカゼイン選手は2得点目を記録

岸晃司選手
コーナーキックやクロスにも確実に対応した早坂勇希選手

桐蔭横浜大が勝利。握手をかわす岸晃司選手と早坂勇希選手

握手をかわす早坂勇希選手と高﨑康嗣監督

勝利の喜びを分かち合う桐蔭横浜大の選手たち

 

 

CC BY-NC-ND 4.0 This work is licensed under a Creative Commons Attribution-NonCommercial-NoDerivatives 4.0 International License.

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