フロンターレU18 – 帝京 / プリンスリーグ関東第9節


7月6日は北千住駅から徒歩20分ほど。帝京大学グループ千住総合グラウンドへ。10チームがホーム・アンド・アウェーで対戦するプリンスリーグ関東は、前半戦最後の試合となる第9節。川崎フロンターレU-18は、帝京高校との試合に臨みました。

【川崎フロンターレU-18 プリンスリーグ関東第9節 vs 帝京】
7月6日(土)午後4時キックオフ 帝京大学グループ千住総合グラウンド くもり

フロンターレの先発は、GK33青山海、最終ラインは右から31高畠捷、4栗田悠巨、3道間雄生、5森璃太、ボランチはゲームキャプテンの18戸水利紀、8山内日向汰、右MF11有田恵人、左MF13常安澪、前線には20鈴木大登、29田中幹大。青山が今季初めての先発、またここまで三年生たちが担ってきたゲームキャプテンを、二年生の戸水が務めることに。

帝京の先発は、GK1冨田篤弘、最終ラインは右から19山川高輝、18本山大器、2柳大弥、3石井隼太、ボランチは6佐藤悠生、4島木秀音、右MF7小島匠瑛、左MF9髙橋岳、前線には8石川航大、13中瀬拓夢。

午前には時折降っていた雨は上がったものの雲が広がり、梅雨らしい空模様の帝京大学グループ千住総合グラウンド。ピッチの脇、陸上トラックを挟んで設けられたスタンドに集まった多くの選手の家族やフロンターレのサポーターらが見つめるなか、試合は始まりました。

立ち上がり、フロンターレは山内のスルーパスに、常安がエリア外左へ。帝京の選手のカバーリングに遭ったところを中央に下りた鈴木がマイボールにして、再び左へ展開。エリア近くまではいけませんでしたが、攻守の切り替えの良さを見せながらの試合の入りとなります。

一方の帝京は、中瀬が左へ流れ、巧みに前にボールを持ち出し、ゴールへ向かいますが、フロンターレは道間がクリア。さらにスローインから左サイド高い位置へ石井が持ち出し、左足でエリア内へ向かい、精度の良いボールを入れていきますが、青山がセーブ。

再びマイボールにしたフロンターレは、栗田のフィードに有田が左のコーナー付近に流れ、リターンを受けた常安のパスに田中幹大がエリア正面へ。オフサイドとはなりましたが、長短のパスを交えて、うまく裏を突く姿勢を見せていきます。5分には森の左からの折り返しに、田中幹大がエリア内正面へ。うまくボールが収まらず、最後は冨田に阻まれましたが、ゴールの前に。

帝京はマイボールにすると、左サイドの石井が高い位置に顔を出して起点に。6分にはその石井が前へ持ち出し、折り返すもフロンターレは戸水がクリア。さらに拾って左に再び展開した帝京。石川が折り返したボールは、エリア内へ入るも山内が対応。

しのいだフロンターレは、栗田が縦パスを入れ、セカンドボールを、中央へ寄った有田がものにし、リターンを受けた山内が左サイドに展開するなどして、多くの人がかかわり、ラインを高めて、有田や鈴木がうまく間へ顔を出しながら、前へ出ていきます。

すると7分、フロンターレは山内のパスに、有田が左サイドの高い位置へ。有田がエリア内へ向かう姿勢を見せつつ、山内へボールを戻すとエリア外左で山内がミドルシュート。これがゴールネットを揺らして、1-0。先制点はフロンターレへ。

さらにフロンターレは常安のパスに鈴木が左サイドへ流れ、リターンを受けた常安のスルーパスに、鈴木がエリアの前に。オフサイドとなるも、たたみかける姿勢を見せていきます。

帝京も右サイドの高い位置へ山川を走らせ、スローインを得てゴールの前に。9分にはエリア右へ石川が抜け出し折り返すも、フロンターレは人をかけて守り、さらに左サイドでボールを拾った髙橋が正面へパスを送ると島木がミドルシュートを打つも枠はとらえられず。

コンパクトに守り、帝京の攻勢の場面でも決定的な場面にはつながらせないフロンターレ。ボールを持つと森のパスに田中幹大が左サイドの高い位置へ抜け出し、リターンを受けた常安が、左サイドからエリアへ向かって仕掛け、帝京のゴールをおびやかしていきます。

12分、フロンターレは有田がエリア外左、高い位置へうまく抜け出し、ゴール前にボールを送るとこれに合わせたのは鈴木。ゴールネットを揺らして、2-0。見事な連係でフロンターレは追加点をものにします。

直後にはまたもフロンターレ、戸水のパスに常安が左サイド高い位置へ。エリア外左への折り返しに反応した田中幹大が、ミドルシュートを打ちますが上に。それでもここでもうまくサイドを突いて、チャンスを自分たちでつくっていきます。

帝京もラインを高め、佐藤のパスからエリア右へ石川が抜け出すなどしていきますが、フロンターレは常安も自陣のエリア近くに戻るなどして、再びマイボールの時間に。

17分には左サイドで受けた有田から中央に戻し、山内のパスに、田中幹大がエリア右へ。ニアをとらえたシュートを打つもGK冨田が阻み、左コーナーキックに。戸水が地を這うようなボールをマイナスに入れると、田中幹大がシュートを打つも左へ。

さらに常安が左サイドの高い位置へ流れ、リターンを受けた山内、戸水と中央でつなぎ、右へ展開。有田のパスに高畠が高い位置へ顔を出し、相手陣内でのプレーを重ね、ボールを失っても、中央を仕掛ける帝京の小島に対して、有田がうまく足を入れて奪い返し、球際に厳しく、切り替えの良さを見せて、流れを渡さずに進めていきます。

21分には帝京、石井の左クロスに山川がエリア内へ。しかし、フロンターレはこれをブロック。右コーナーキック、石井が左足で入れたボール、島木が合わせますがミートしきれず。ボールは青山がキャッチ。すばやくリスタートした青山から道間にボールが渡ると、道間の縦パスに田中幹大が右サイド高い位置へ。田中幹大はエリア前に抜け出そうとした高畠へパスを出すもこれは帝京がカット。しかし、守備から攻撃へつなげていきます。

なおも、下がり目で受けた石川が縦パスをエリア内へ入れようとしていくなどする帝京に対して、田中幹大や鈴木も自陣に戻るなどして粘り強く守っていくフロンターレ。マイボールにしてから前に出ていく速さも保ち、田中幹大や有田が高い位置でうまくボールを受けるなどし、森のサイドチェンジを有田が右サイド高い位置で受けるなど、ピッチを広く使いながら攻めの機会をうかがっていきます。

32分には道間のフィードに有田がエリア右へ。ニアを狙ったシュートはGK冨田がセーブ。コーナーキックをしのいだ帝京はカウンターへ持ち込もうとしていきますが、フロンターレは中央で鈴木が奪い返しマイボールに。山内がボールを持ち上がり、仕掛ける姿勢を見せていくと、34分には高畠のパスに、鈴木がエリア右へ。ここで帝京にファールがあり、フロンターレはPKを得ます。

キッカー、鈴木のシュートは冨田が阻むも、こぼれ球に詰めた田中幹大が押し込んで、3-0。相手の好守を寄せの速さで上回った大きな大きな追加点。フロンターレは突き放します。

山内が寄せも速くマイボールにし、浮き球のパスに田中幹大がエリア右へ抜け出すなどしていくフロンターレ。

帝京は本山に代えて28照田拓史、さらには小島に代え24市川颯馬を入れ、ボランチは石川、佐藤、最終ラインへ島木を下げるなどして打開を図りに。

それでも、フロンターレは照田の左からの折り返しをエリア内で栗田がしっかりクリアするなどし、決定機をつくらせず。高畠のサイドチェンジを常安が左サイドでおさめ、森の左クロスにつなげたり、山内のパスを高畠が右サイド高い位置で受け、リターンを受けた有田が中央へ仕掛ける姿勢を見せたりしていきます。

ボールを失ってもカバーも速くマイボールにしていくフロンターレ。道間が田中幹大を狙いフィードを入れ、中央で拾った鈴木のパスに田中幹大が左サイド高い位置へ抜け出すなどし、帝京陣内で時間を重ねて前半はタイムアップ。3-0でハーフタイムへ。

 

 

後半立ち上がり、フロンターレは有田が高い位置へ顔を出し、こぼれ球を拾った高畠が中央へつけ、山内、戸水とつなぎ、森から後ろへ戻し、栗田のフィードのこぼれ球を戸水が拾い、エリア内へ縦パスを入れに。帝京の守備に阻まれましたが多くの選手がかかわり、ゴールを目指していきます。

帝京も右サイド高い位置へ山川が顔を出し、中央の佐藤へ戻しますが、フロンターレは戸水がカットしそのまま前へ持ち出し、相手陣内で時間をつくりに。さらに青山が右サイドの有田へつながるように配球するなどし、中央でも浮き球を田中幹大や鈴木がしっかり競りにいき、戸水や高畠がマイボールにするなどしていきます。

帝京は市川がサイドへ流れ、中央へパスを入れにいくもフロンターレは戸水が中央へしぼりそれをカット。続いて帝京、山川が高い位置へ。右クロスを入れてきますが、フロンターレは栗田や道間が中でしっかり跳ね返し、シュートにはつながらせず。

さらに帝京は、ボールを持ち上がった島木のスルーパスに、山川がエリア外右へ。しかし、フロンターレは常安が戻り折り返しに対応し最後は青山がセーブ。帝京の攻勢は続き、市川から左へ。髙橋のクロスに照田が飛び込みますが、青山がセーブ。

フロンターレは田中幹大が下がり目でボールを受け、リターンを受けた常安のパスに森が左サイド高い位置へ。攻め急がず栗田へ戻し、後ろからの組み立てを図っていくと、8分には常安が左サイド高い位置でファールを受け、フリーキックに。戸水が入れたボールはクリアされ、右コーナーキックに。戸水が入れたボール、遠いサイドで道間が合わせますが冨田がセーブ。

帝京の人をかけた攻めにも、有田が自陣のエリア前でブロックするなどコンパクトによく対応していくフロンターレ。12分には、右の高畠から中央の山内を経由して左へ。森、常安とつないで中央へ戻し、山内、戸水とつなげ、戸水の浮き球のパスに鈴木がエリア内へ。オフサイドとはなりましたが、好連係で迫っていきます。

一方の帝京も、中瀬が左へ流れ、折り返しにエリア内へ照田が顔を出すも、栗田がブロック。そこから攻めに転じたフロンターレは、有田のスルーパスに田中幹大が中央へ抜け出し、右へ。有田のクロスに常安、鈴木が飛び込み、鈴木の頭で合わせたシュートは枠をとらえましたが冨田がセーブ。

直後には帝京。エリア外右でフリーキックを得ると、こぼれ球を拾い、左サイドからのクロス。フロンターレの選手に当たり軌道が変わったボールはゴールへ向かっていきますが青山はセーブ。さらに帝京、左からの石井の折り返し、流れたボールを右サイドで中瀬が拾い、再びエリア内へボールを入れますが、エリア内で戸水が対応し、シュートは打たせず。粘り強く守り、攻撃の芽を摘んでいきます。

帝京は18分には照田に代わり29須藤晃志。

ラインを高め、コンパクトにし、ゴールへ迫る帝京に対し、エリア内へ入ったボールを山内がクリアするなどしていくと、20分には高畠の浮き球のパスに有田が右サイド高い位置へ抜け出し、再び帝京陣内での時間に。最後はエリア外正面、戸水がミドルシュート。冨田が弾きながらも防ぎ、得点にはつながりませんでしたが、ここぞというところで追加点を狙いにいきます。

帝京は須藤が下がり目でボールを受け、うまい持ち出しで起点に。21分には正面でボールを拾った石川がミドルシュート。しかし、道間が頭で跳ね返し、さらに石井が左クロス。ボールはエリア内へ入るもフロンターレは人をかけ守り、決定機とはさせず。帝京の攻めの場面は続き、島木の浮き球がエリア内へ入るなどしていきますが、フロンターレは道間がエリア内で厳しく寄せにいき、シュートは打たせず。

そこから再び攻めに出ていくフロンターレ。25分には、浮き球に田中幹大が抜け出し、右へ。折り返すと正面の鈴木へ渡り、鈴木がシュートに持ち込むも冨田がセーブ。さらに右サイドでスローインを得て、有田、戸水とつなぎ、高畠がクロスを上げるとエリア内、常安が頭で合わせるも左へ。28分には山内の浮き球のパスに、有田がエリア内へ。冨田と1対1の場面、シュートは上にそれましたが、出し手と受け手の息の合った連係から決定機をつくっていきます。

フロンターレはここで田中幹大に代わり、前節はメンバー外だった10宮城天が入り前線へ。直後には鈴木のスルーパスに、宮城がエリア右へ。シュートは冨田が阻みましたが、早速決定機を演出していきます。

ボールを失っても常安がすばやく寄せ、簡単には縦に入れさせず帝京と対峙していくフロンターレ。34分には、栗田のすばやいリスタートに宮城がエリア外左へ。折り返しはシュートにこそつながりませんでしたが、さらにゴールを目指す姿勢を見せていきます。

帝京は35分には髙橋に代わり21宮下正太郎。直後には帝京。左からの折り返し、エリア左へ抜け出した中瀬がシュート。しかし、青山が好セーブ。フロンターレはここで有田に代わり14平田流衣。

帝京のコーナーキック、青山が中央の鈴木へつなげるようにパンチングすると、鈴木が前へ運び攻めにつなげていくフロンターレ。帝京も高い位置からプレスをかけにいきますが、栗田が左へ開き、その浮き球に宮城がオフサイドとはなりながらも、エリア内へ抜け出すなど、ここぞというところで追加点を狙うプレーを見せていきます。

帝京も左サイドの石井が高い位置へ顔を出すなどしていくと、42分には左クロスを宮下が折り返し、エリア外正面で柳がシュートを打つもボールはバーへ。

フロンターレは43分、高畠に代わり17内海太瑚が右SB。

帝京が左へ展開し、攻める場面は続きながらも、栗田がクリアしたボールを鈴木がおさめ、高い位置へ持ち運び、流れは渡さないフロンターレ。ロスタイムに入り、帝京の左からの攻めに対し、平田や内海も加わりコンパクトに守り、試合はタイムアップ。3-0。

プリンスリーグ前半戦最後の試合は、自分たちでチャンスをつくりだす場面も多く、攻守に最後まで戦い抜いた、今後につながりそうな見事な勝利となりました。

前半3-0 後半0-0 計3-0
得点:山内日向汰、鈴木大登、田中幹大(フロンターレ)

フロンターレの先発:33青山海、31高畠捷、4栗田悠巨、3道間雄生、5森璃太、18戸水利紀(c)、8山内日向汰、11有田恵人、13常安澪、20鈴木大登、29田中幹大
交代:田中幹大→10宮城天 有田→14平田流衣 高畠→17内海太瑚
控え:19藤田航大 2神橋良汰 22岡崎玄 6澤田泰大 30入江流星 26五十嵐太陽

帝京の先発:1冨田篤弘、19山川高輝、18本山大器、2柳大弥、3石井隼太、6佐藤悠生、4島木秀音、7小島匠瑛、9髙橋岳、8石川航大、13中瀬拓夢
交代:本山→28照田拓史 小島→24市川颯馬 照田→29須藤晃志 髙橋→21宮下正太郎

プリンスリーグ関東は、次節の第10節が日本クラブユース選手権前、最後の試合。フロンターレは7月14日午後4時、麻生グラウンドにて、東京ヴェルディユースとの試合に臨みます。

(文中敬称略)

写真はかんちさんからもいただきました。ありがとうございます。

円陣を組む選手やスタッフ
安福祐一選手、青山海選手
安福祐一選手
藤田航大選手
青山海選手
岡崎玄選手
内海太瑚選手

鈴木大登選手
青山海選手
山内日向汰選手、有田恵人選手
試合を前に家族やサポーターのもとへ

森璃太選手
青山海選手
田中幹大選手
青山海選手
戸水利紀選手
戸水利紀選手
栗田悠巨選手
高畠捷選手
山内日向汰選手
山内日向汰選手がシュート
1-0。先制点はフロンターレへ

栗田悠巨選手
青山海選手
有田恵人選手
高畠捷選手
高畠捷選手
栗田悠巨選手
有田恵人選手
高畠捷選手
青山海選手
道間雄生選手
青山海選手
道間雄生選手
戸水利紀選手
戸水利紀選手
鈴木大登選手
田中幹大選手
田中幹大選手
鈴木大登選手がシュート
2-0

有田恵人選手
鈴木大登選手

青山海選手
高畠捷選手
鈴木大登選手
有田恵人選手

PKはセーブされるも
田中幹大選手が押し込み、3-0

道間雄生選手
青山海選手
山内日向汰選手
戸水利紀選手
五十嵐太陽選手
藤田航大選手
内海太瑚選手
岡崎玄選手
平田流衣選手
澤田泰大選手
入江流星選手
神橋良汰選手
五十嵐太陽選手
後半へ
円陣を組む選手たち
常安澪選手
常安澪選手
常安澪選手
戸水利紀選手
田中幹大選手
有田恵人選手
常安澪選手
青山海選手が阻みシュートは打たせず
有田恵人選手
常安澪選手
高畠捷選手
常安澪選手
試合を見守る控えの選手たち
戸水利紀選手
道間雄生選手が合わせる
冨田篤弘選手がセーブ
栗田悠巨選手
山内日向汰選手

 

鈴木大登選手が頭で合わせる
常安澪選手
有田恵人選手
戸水利紀選手

常安澪選手
栗田悠巨選手
田中幹大選手
鈴木大登選手
田中幹大選手
鈴木大登選手
戸水利紀選手
有田恵人選手
鈴木大登選手
鈴木大登選手
高畠捷選手
宮城天選手
宮城天選手
宮城天選手

鈴木大登選手
森璃太選手
森璃太選手
戸水利紀選手
青山海選手がセーブ

鈴木大登選手が前へ

平田流衣選手
内海太瑚選手
内海太瑚選手
鈴木大登選手
鈴木大登選手
森璃太選手
平田流衣選手
内海太瑚選手
鈴木大登選手
道間雄生選手
3-0でタイムアップ

試合を見守った家族やサポーターのもとへ

見事にプリンスリーグ2勝目をあげた

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