1月25日は等々力第一サッカー場へ。川崎市の5年生を対象にした大会、川崎ケーブルテレビ杯新人戦サッカー大会の準々決勝があり、川崎フロンターレU-12の5年生たちが南百合丘SCとの試合に臨みました。
【川崎フロンターレU-12 川崎ケーブルテレビ杯新人戦準々決勝 vs 南百合丘SC】
1月25日(土)午前11時キックオフ 等々力第一サッカー場 晴れ 15分ハーフ 8人制
フロンターレの先発は、GK19栗原聖央、最終ラインは右から17瀬尾映介、15メンディーサイモン友、23橋本乃翔、中盤は18尾関悠太、22小川尋斗、前線には20小川翔太、26白倉凜生。
雲の間から次第に青空も顔を見せ始めた等々力第一サッカー場。多くの選手の家族らが見守るなか、試合は始まりました。
立ち上がりは南百合丘。ラインを高めていくと、1分には右クロスを左サイドで拾ったキャプテンの11がエリア左を突くパス、8が動き出しますが、瀬尾がカバーしていきます。
フロンターレも左サイド、橋本から中盤の小川尋斗を経由して下がり目で白倉が受け、右サイド、瀬尾を走らせるようなパスを出し、ゴールをうかがいに。南百合丘も、3がエリア左へ抜け出していきますが、メンディーが対応。さらにコーナーキックに対しても、セカンドボールを拾った尾関が縦に仕掛けて、南百合丘のクリアを誘い、高い位置でのスローインに。次第に相手陣内でプレーする時間をつくっていきます。
すると4分、フロンターレは中央の小川尋斗から右へ展開すると、右に開いた白倉が折り返したボール、小川翔太が押し込み、1-0。先制点はフロンターレに入ります。
フロンターレはさらに南百合丘の前からのプレスにも、栗原や橋本、メンディーがうまくかわして後ろからボールをつなぎにいき、人をかけた攻めに。6分には小川尋斗のパスに、ゴール左に詰めた白倉が押し込み、2-0。フロンターレが突き放します。
南百合丘も右サイドからの攻めからエリア前に折り返しますが、メンディーがカバー。瀬尾につながるようにしてマイボールの時間をつくっていきます。8分には南百合丘、14のスルーパスに、8がエリア前に迫りますが、栗原が前に出てボールをセーブ。好守で攻撃の芽を摘んでいきます。
攻めに転じたフロンターレは、白倉の浮き球に、左サイドの高い位置へ小川尋斗が仕掛けていき、橋本の左クロスにつなげるなど、エリア前に迫り、9分には小川尋斗のスルーパスに、橋本がエリア左へ仕掛けて折り返し、右コーナーキックに。コーナーキックのセカンドボールを拾ったフロンターレは、正面で小川尋斗が白倉とのパス交換からエリア内へ。シュートはGK1が好セーブで防ぐも小川翔太が押し込み、3-0。
尾関が右サイドの下がり目でボールを受ける一方で、瀬尾が右サイドの高い位置へ顔を出し、さらに攻めていくフロンターレ。南百合丘がエリア前に迫ってもカバーした尾関が縦に持ち上がり、いったん左の橋本に預け、中央でミドルシュートを打つなど、切り替えの良さを見せていきます。
13分には右サイドの高い位置で切り返した小川翔太のパスに小川尋斗がエリア左へ。シュートを打つも右に。そして15分、フロンターレは正面でセカンドボールをものにした橋本がエリア右を突くパスを出すと、瀬尾がシュート。これが決まり、4-0。試合はここでタイムアップ。4-0でハーフタイムとなります。
後半フロンターレはGK栗原、最終ラインは右から小川翔太、メンディー、27川端里季、中盤は橋本、尾関、前線には24日暮大陸、25岡大翔。
1分にはメンディーから右へ展開。小川翔太が仕掛けて折り返すと、ニアで日暮がシュート。右へそれたものの迫っていきます。フロンターレはさらにメンディーのフィードのこぼれ球を正面で橋本が拾い、受けた岡のスルーパスに日暮が抜け出しますが、これはオフサイドに。さらに尾関の縦パスを受けた岡から左に展開し、川端に渡り、リターンを受けたメンディー、中央の橋本、右の小川翔太につなげ、小川翔太が折り返しのボールを入れ、エリア前に迫っていきます。
南百合丘も左サイドを突く浮き球を入れていきますが、小川翔太がカバー。栗原に戻し後ろからの組み立てに。橋本の縦パスに川端が高い位置でクロスを入れ、右サイドに流れたボールを粘り強く小川翔太が追っていき、そこから攻めにつなげるなどしていきます。
8分には川端から受けた岡のスルーパスに、正面へ日暮が動き出しますがGK1がクリア。南百合丘も、15のパスに8が左サイド、高い位置へ仕掛けていきますが、小川翔太がカバー。さらに日暮も自陣に下りコンパクトにして、南百合丘に対峙していきます。
時には右サイドの下がり目で尾関が受け、右サイドの高い位置の、小川翔太へつなげ、日暮とのパス交換からさらに高い位置へ抜け出そうとするなどしていくフロンターレ。12分には小川翔太が右サイドで鋭い切り返しを見せ、クロスを上げると遠いサイド、岡が飛び込みますが惜しくもさわれず。
さらに橋本や尾関がよくボールにさわり攻めていくフロンターレ。14分には小川翔太が仕掛けて右コーナーキックに。川端が左足でボールを入れると日暮が合わせますが左へ。試合はここでタイムアップとなり、4-0。フロンターレは準決勝へ進むことになりました。
前半4-0 後半0-0 計4-0
得点:小川翔太2、白倉凜生、瀬尾映介
フロンターレの先発:19栗原聖央、17瀬尾映介、15メンディーサイモン友、23橋本乃翔、18尾関悠太、22小川尋斗、20小川翔太、26白倉凜生
交代:白倉→25岡大翔 小川尋斗→27川端里季 瀬尾→24日暮大陸
(文中敬称略)
This work is licensed under a Creative Commons Attribution-NonCommercial-NoDerivatives 4.0 International License.