12月11日は、等々力第一サッカー場へ。
川崎フロンターレU-15は、関東ユース(U-15)サッカーリーグ1部への昇格決定戦に臨みました。
2部制の関東ユース(U-15)サッカーリーグの1部への昇格枠は3つ。2ブロックに分かれた2部のAブロック、Bブロックの1位が自動昇格。
最後の1枠を決めるのが、A、B各ブロックの2位によって行われる、この決定戦。
最終戦となった鹿島アントラーズジュニアユース戦を勝利し、2位を自力で決めたフロンターレの対戦相手は、2部Bの2位湘南ベルマーレU-15。
フロンターレも湘南も、高円宮杯全日本U-15サッカー選手権大会出場はならず、それぞれにとって、2022年シーズン最後の公式戦となりました。
【川崎フロンターレU-15 高円宮杯JFA U-15サッカーリーグ関東1部昇格決定戦 vs 湘南ベルマーレU-15】
12月11日(日) 午後2時キックオフ 等々力第一サッカー場 晴れ 40分ハーフ
この試合で勝利すれば、来季は2019年シーズン以来の1部での戦いとなるフロンターレ。
先発は、GK1松澤成音、最終ラインは右から2柏村涼太、28山川陽平、キャプテンの5林駿佑、3陶山響、ボランチは4楠田遥希、6関徳晴、右MF10平塚隼人、左MF7ステンパールカ大翔、トップ下8新堀翔、前線には9小野口天。
怪我のため、公式戦から遠ざかっていた柏村が久しぶりに先発に名前を連ね、また、高円宮杯関東大会では出場機会がなかった平塚も復帰する陣容に。
湘南の先発は、GK1島田悠生、最終ラインは右から15畑野航来、32毛利貴大、2竹内政一郎、ボランチは7崎野悠真、キャプテンの10渡邊周、右に11柏原綾太、左に5野村拓矢、前線は9柿谷壮一朗、23勝又悠月、16牧田拓大。
朝の寒さはいくぶんか和らぎ、穏やかな気候の等々力第一サッカー場。両チームの選手の家族ら、また、サポーターらが見つめるなか、選手たちはアップを進めていきます。
写真撮影に臨んだフロンターレは、関が「今年最後の試合。火事場の馬鹿力を」と声をかけ、気持ちを高め、最後の試合のピッチへ入っていきました。
立ち上がり、フロンターレは最終ラインでボールを動かしながら、間にボールを入れていき、2分には、新堀が間で受けて、左サイドの裏をステンパーが狙っていきますが、湘南はカット。
シュートにはいけず。
一方の湘南も、3分にはセンターライン、左寄りでフロンターレにオフサイドがあり、フリーキックを得ると、リスタートから最終ラインの毛利が、エリア左を突く浮き球。
しかし、山川がカバー。左サイドでのスローインとなり、湘南は、毛利のロングスローからゴールに迫り、正面でこぼれ球を拾った竹内が、エリア内へ浮き球を入れていきますが、松澤がセーブしていきます。
最終ラインで山川や林、間に関や楠田が下り、下がり目に小野口が下り、ボールをキープするなどし、ボールを動かす時間をつくっていくのはフロンターレ。
スローインの流れから、小野口がエリア内へ飛び出し、そこから左サイド、ステンパーへつながり、仕掛ける場面をつくるなど、相手エリア近くに迫っていきます。
しかし、7分、湘南は、左サイドから折り返すと、右に流れたボールをふたたび折り返し、最後はゴール左、詰めた柿谷が押し込み、0-1。
先制のゴールは湘南へ、入ります。
追いかけるフロンターレは、左サイド、開いた陶山が斜めに速いパス、これを小野口がおさめ、左に展開。ステンパーがいい動き出しを見せますが、湘南のGK島田がカバーし、シュートまではいけず。
さらに右サイドで平塚や柏村、新堀が関わってボールを動かし、右に開いた平塚は、左サイドを突くパスを試みますが、柏原がボールをカット。
そこから前に仕掛けようとした柏原に対しては、楠田が厳しく体を入れて、前には行かせず。
なかなかうまく前に行けない場面にも、焦れずに湘南に対峙していきます。
林や山川、陶山が多くボールに触れながら、速いパスを交え、前に出ていくフロンターレ。相手にボールが渡りそうになっても、平塚やステンパーが中へ寄り、カバー。そこから攻めにつなげていきます。
11分には、中央で平塚がボールをカット。そのまま前に持ち出し、左サイドに流れた小野口へパス。前に持ち出した小野口はエリア左へ。
シュートを打ちますが、島田のセーブで、右コーナーキックに。
右コーナーキック、キッカーの新堀が右足でボールを入れると、正面でこぼれ球に詰めた平塚が前に持ち出し、シュート。
しかし、湘南の選手に当たり、枠はとらえられず。
それでも、フロンターレは、湘南が後ろでボールを持つ場面では、前から連動して追い込みにいき、中盤で関や楠田がカット、
また、高い位置で奪われても、最終ラインで山川がカバー、そこから右の柏村へつなげるなどし、フロンターレがボールを持つ時間が続いていきます。
15分には、細かく左右に動かし、中盤からのパスに、ステンパーがエリア外左へ。
仕掛けて、折り返しますが、島田がセーブ。
立て続けにコーナーキックが続き、セカンドボールもものにしたフロンターレは、時には山川も縦パスを入れながら、中盤と最終ライン、両SBがかかわって、ボールを動かす時間が続いていきます。
19分には左サイドで、陶山、ステンパー、関らがかかわって前に持ち込んでいくと、最後はエリア正面やや左、関が抜け出し、シュートを打ちますが、湘南も体を張って守っていきます。
さらに柏村も中央へ寄りマイボールにしていくフロンターレ。中央に平塚も顔を出し、関や楠田とかかわって、間で受け、ターンも交え、動かしていきます。
一方の湘南も右サイドで、柏原がカット、そこから前に持ち込んでくる速さを見せていきますが、フロンターレも切り替えが速く、シュートまではいかせず。
ふたたびステンパーが中央へ寄り、ボールをものにするなどし、そこから攻めに転じていきます。
一方の湘南も、27分には、GK島田のフィードを、正面で牧田がおさめ、右へ。柿谷からオーバーラップした畑野へつながり、畑野がクロス。
左に流れたボールを、野村が拾い、クロスを入れていきますが、松澤がセーブ。
先制時と同様、両サイドを使いながら、ゴールに迫る湘南に対し、集中した守りを見せていきます。
直後には、左サイドから野村がクロス。正面でセカンドボールを拾った柏原に対し、フロンターレはファール。
フリーキックに。キッカーの崎野は左足で遠いサイドにボールを入れていきますが、フロンターレはこれを跳ね返し、右サイドにボールが流れたところ、厳しく寄せに行き、フロンターレのスローインに。
湘南に負けず。球際に厳しくいき、戦う姿勢を見せていきます。
中央に平塚がうまく顔を出し、ターンで相手をはがすなどし、下がり目で小野口がボールをキープ。そこから人をかけた分厚い攻めを試みていくフロンターレ。
奪われても、柏村が自陣の右サイドをすばやくカバー。そこから最終ラインの山川、林、下がり目で楠田が受けて、組み立てを図る場面をつくっていきます。
35分には、小野口、新堀、楠田がエリア前で細かくパスを回し、最後は楠田のパスに、平塚がエリア内へ。
しかし、湘南の守りも堅く、シュートは打てず。
フロンターレがボールを動かしていく時間は続いていき、38分には、楠田のパスに、平塚がエリア外左へ飛び出し、クロス。
遠いサイド、新堀が迫りますが、島田がセーブ。
40分には、エリア前で細かく動かしていくと、最後は関がエリア正面へ。シュートを試みますが、湘南の体を張った守備が阻んでいきます。
アディショナルタイム、41分には、フロンターレ、平塚が競り、おさめた新堀のパスに柏村が右サイドの高い位置へ。クロスを上げると、遠いサイド、ステンパーが迫りますが、湘南はクリア。
これで、前半は終わりか、と思われた42分、フロンターレは、エリア外右でフリーキックを得ます。
キッカー、平塚がボールを入れると、ゴール前やや右、頭で合わせたのは林。ボールはゴールのなかへ決まり、1-1。
ここで主審の笛が鳴り、前半はタイムアップ。キッカー平塚の正確なボール、そして、それに応えるキャプテン林のゴールで、最後の最後に追いついて、ハーフタイムへ。
ともに交代はなく、始まった後半。
立ち上がりには、湘南、高い位置からボールをカット、左サイドからの攻めに。
しかし、フロンターレはそれを奪い返し、今度は関が左サイドを突くパス。陶山につなげようとしていきますが、湘南も戻りが速くそれはならず。
それでも、ボールを奪ってからよく相手と味方を見ながら、攻めにつなげようとしていきます。
2分にはふたたび湘南、柿谷が高い位置で奪い、右サイド、柏原へ。柏原のパスに勝又がエリア右へ飛び出しますが、柏村がカバー。
さらに湘南が、勝又に左サイド、野村の攻撃参加も得て、フロンターレ陣内で時間をつくっていきますが、フロンターレは厳しくプレスにいき、前にいかせず。
次第にフロンターレは、GKの松澤に、最終ラインの林や山川、間に楠田が下り、組み立てを図る場面をつくれるようになっていきます。
5分には、フィードに平塚が正面へ。しかし、島田が前に出て、交錯。判定は平塚のファールに。
治療のため、しばしの中断をはさんで、再開された7分には、湘南、中央に顔を出した柏原がうまく前へ仕掛け、そのパスに、勝又がエリア正面へ。シュートは枠をとらえますが、松澤がセーブ。
9分にはフロンターレ、ふたたび林、陶山、山川が多くボールに触れ、間に顔を出し動かしていくと、最後は浮き球に小野口がエリア正面へ。
ここでもシュートには至りませんでしたが、うまく間を突いて、フロンターレが揺さぶっていきます。
湘南も、マイボール時には、勝又が左に開いて、うまく受け、そこから前に仕掛けるなどし、中盤の崎野や渡邊もここぞというところで前に出てくることで、厚い攻めを見せていきます。
10分には、左サイド、勝又が高い位置へ抜け出し、クロス。しかし、ステンパーがエリア前をカバー。
右サイドでの湘南のスローインとなり、毛利がロングスローを入れると、折り返しにゴール右、勝又が迫りますが、オフサイドに。
直後にはフロンターレ、陶山が左サイドでボールをカット。パスを送ると、ステンパーが高い位置へ。仕掛けてクロスを入れると、エリア内へ小野口が抜け出しますが、湘南はカット。
そこから右サイドでの攻めに持ち込んだ湘南は、柏原が一気に高い位置へ。クロスを入れると、ニアで牧田がおさめますが、松澤が前に出て、セーブ。
湘南の切り替えの速さにも、しっかり対応していきます。
間で新堀、小野口がうまく受けることで時間をふたたびつくっていくフロンターレ。
15分には、細かいパス回しから、ステンパーが左サイドの高い位置へ。さらに小野口が高い位置へ抜け出し、折り返しに、陶山がエリア正面へ。しかし、シュートは島田が足で阻む好守。
ゴールとはなりませんでしたが、それでも、右サイドに流れたボールを平塚が粘り強く寄せにいき、フロンターレボールのスローインに。
チャンスを逃しても、プレーを止めないその姿勢に、試合を見つめていた控えの選手や二年生、また、家族やサポーターらから拍手が送られます。
フロンターレは16分、小野口に代わり11恩田裕太郎、新堀に代わり38奥田悠真。
直後には、右サイド、柏村が持ち上がり、そのパスに恩田がうまく前へ抜け出して、折り返し。しかし、島田がセーブ。
17分には、湘南、左コーナーキックに。崎野がボールを入れると、ニアで柏原がヘディングシュート。ボールはポストに。
ピンチも、事なきを得たフロンターレは、19分、奥田から正面やや右の恩田へつながり、恩田のスルーパスに平塚がエリア内へ。
平塚はゴール左へ流し込もうとしますが、ここでも島田が好セーブ。
こぼれ球に恩田が詰めますが、湘南の守りを破ることはできません。
20分には湘南、右サイド、柏原が中央へ縫うようにして仕掛け、正面へ。しかし、山川が前に出てカット。シュートは打たせず、意欲的なその仕掛けに対抗していきます。
飲水タイムをはさんで、21分にはさらに湘南、崎野の浮き球に、勝又がエリア内右へ。
しかし、ここでも山川がカバー。ボールは左へ流れていきますが、柏村が厳しく寄せていき、自分たちのスローインに。
ふたたびボールをつないでいくのはフロンターレ。関や楠田、中央に奥田も顔を出しながら前へ。
25分には、中央の関から最終ライン、左に開いた林のパスに、陶山が左サイド、やや高い位置へ。林はエリア前へ斜めに速いパス。
奥田が抜け出し、前に持ち込む姿勢を見せ、そのパスに、楠田がエリア左へ迫りますが、追いつくことはできず。
直後には中央で受けた平塚が前に持ち出し、左サイド、ステンパーへ。相手の寄せに遭いながらも粘ったステンパーは、高い位置へ駆け上がった陶山へパスを送りますが、湘南の守りに遭い、ゴールキックに。
湘南はここで柿谷に代わり13宇佐美太賀。
26分にはフロンターレ、スルーパスに、恩田がエリア左へ。仕掛けてシュートを試みるも、湘南はブロック。
左コーナーキックとなり、平塚がボールを入れると、こぼれ球を拾ったフロンターレは、左サイド、残っていた平塚がクロス。しかし、島田がセーブ。
下がり前に恩田が下りることで、攻守にコンパクトに、プレーを重ねていくフロンターレ。
それに対して、湘南も最終ラインの選手がここぞというところで攻撃参加を見せることで、前に。
30分には、中央の崎野から左へ。野村につながり、その横を竹内がオーバーラップ。野村は、遠いサイドへのクロスを選択。しかし、さわることはできず。
シュートにはつながりませんでしたが、湘南も思い切りの良い攻撃で、ゴールを狙っていきます。
31分には、さらに左サイド、流れた宇佐美へ。宇佐美はエリア内へ仕掛けていきますが、関がカバー。
右サイドでの湘南のスローインとなり、ロングスローからゴールを狙ってきますが、オフサイドとなります。
フロンターレはここで楠田に代わり18平内一聖、平塚に代わり15佐々木雄基。
湘南は勝又に代わり14原佑斗。
ボールを奪い、そこから前に出てこようとする湘南に対し、平内がスライディングで阻み、前に行かせないなど、体を張り、プレーを続けていくフロンターレ。
34分には、浮き球を恩田がおさめ、そのパスにステンパーがエリア左へ。持ち込んでシュートを打ちますが、枠はとらえられず。
山川、林が開き、間に平内が顔を出し、最終ラインで動かしながら、組み立てを図るフロンターレ。湘南も高い位置でボールをカット、そこから左へ展開していきますが、クロスは林が跳ね返し、シュートは打たせず。
最後のところでの集中力が上回っていきます。
フロンターレ、ステンパーが高い位置を仕掛けていけば、それを阻んだ湘南も、柏原が右サイドを仕掛けていき、互いのエリア近くへ迫る場面をつくっていく両チーム。
フロンターレは、そんななかでも山川が最期のところでボールをカット。また、右サイドで柏村がうまく体を入れ、攻撃の芽を摘んでいきます。
39分には、フロンターレ、右サイドでボールを動かし、最終ライン、林を経由して、陶山が高い位置へ。陶山がクロスを入れると、エリア正面、飛び出した平内がヘディングシュート。
枠をとらえますが、島田の正面。
直後には湘南、右クロスが左サイドに流れ、野村がエリア外左でミドルシュート。しかし、山川がクリア。
湘南のロングスローをしのいだフロンターレ。正面の関が浮き球を上げると、奥田が粘り強くこれを残し、そのパスに、佐々木がエリア内正面へ。
しかし、湘南も必死の守り。こぼれ球に、恩田が詰めますが、最後は湘南がクリア。ゴールに迫りながらも、ここでもものにすることはできず。
湘南も、渡邉のスルーパスに、右から斜めに宇佐美が抜け出そうとしていきますが、フロンターレはうまく囲い込み、シュートは打たせず。
中盤での浮き球にも、しっかり競り合い、球際の厳しさを見せていくフロンターレと湘南。
そんななかでも、フロンターレは関が正面でカットし、そこから左へ展開。また、恩田がおさめ、そのスルーパスに、奥田がエリア内へ動き出すなど、相手陣内で時間をつくっていきます。
アディショナルタイムに入り、44分には平内から左へ。ステンパーがエリア左へ仕掛けるも、湘南はブロック。
粘った奥田から左サイドの陶山へ。陶山のパスに、エリア正面、佐々木が迫りますが、島田がセーブ。
45分にはさらに、ステンパーが左サイドでボールをキープ。そのパスに陶山が抜け出し、正面へ折り返しますが、島田がセーブ。
試合はタイムアップとなり、1-1。昇格の行方はPK戦に委ねられます。
先攻はフロンターレ、後攻は湘南。
フロンターレ、1人目は奥田。しかし、決められず。湘南、1人目、野村は決めて、0-1に。
2人目、フロンターレ、関が成功。湘南、渡邊が決め、1-2。
3人目、フロンターレはステンパー。これを決め、ガッツポーズ。湘南は途中出場の原。これも決まり、2-3。
4人目、フロンターレは陶山。しかし、決めることはできず。そして、湘南、4人目の崎野が決めて、2-4。
1部昇格を決めたのは湘南、となりました。
前半1-1 後半0-0 計1-1 PK2-4
得点:林駿佑(フロンターレ) 柿谷壮一朗(湘南)
フロンターレの先発:1松澤成音 2柏村涼太 28山川陽平 5林駿佑(c) 3陶山響 4楠田遥希 6関徳晴 10平塚隼人 7ステンパールカ大翔 8新堀翔 9小野口天
交代:新堀→38奥田悠真 小野口→11恩田裕太郎 楠田→18平内一聖 平塚→15佐々木雄基
控え:16井澤明己 13佐藤壱隆 22榎本司 23ペイシェンス海翔 14藤井漣祐
湘南の先発:1島田悠生 15畑野航来 32毛利貴大 2竹内政一郎 7崎野悠真 10渡邊周(c) 11柏原綾太 5野村拓矢 9柿谷壮一朗 23勝又悠月 16牧田拓大
交代:柿谷→13宇佐美太賀 勝又→14原佑斗
控え:21高城柊哉 3木村志夢 4今澤百助 6間山晴人 24加納幸輝 22苞山亜龍 19内田耕太郎
1部昇格には届きませんでした。
しかし、時には壁に当たりながらも、それを乗り越えようと、挑戦を続けてきたことは、フロンターレにも、選手のこれからにも必ずつながるものになると思います。
U-10、U-12とフロンターレで育った選手に、U-13で新たなメンバーが加わり、練習や試合を重ねて、2022年のフロンターレU-15へとつながっていきました。
等々力はもちろん、鹿嶋や柏、さいたま、大阪まで足を運んで、その日々を記事にすることができたことは、とてもしあわせなものでした。
U-18に上がり、フロンターレでプレーを続ける選手のことはもちろん、フロンターレを離れ、ほかのチームでサッカーを続ける選手のことも、応援しています。
どこかのグラウンドで、また、サッカーをしている姿を見たい。強くそう願っています。
(文中敬称略)
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