6月21日は、東京ガス武蔵野苑多目的グランドへ。
プレミアリーグEASTは第10節を迎え、川崎フロンターレU-18は、FC東京U-18との“多摩川クラシコ”に臨みました。
【川崎フロンターレU-18 プレミアリーグEAST第10節 vs FC東京U-18】
6月21日(土) 午後5時キックオフ 東京ガス武蔵野苑多目的グランド(人工芝) 晴れ 200人
3勝2分け4敗、4連敗中のフロンターレ。
先発は、GK1松澤成音、最終ラインは右から25小川翔太、キャプテンの4林駿佑、3藤田明日翔、13柏村涼太、ボランチは14小川尋斗、5楠田遥希、右MF6藤井漣祐、左MF11ステンパールカ大翔、前線には36川村求、9恩田裕太郎。
しばらくメンバー外の続いていたステンパーが今季初先発。

FC東京は、5勝3分け1敗。
先発は、GK30渡邊麻舟、最終ラインは右から2小島颯来、25松野泰知、15鈴木楓、5諏訪啓太、ボランチはキャプテンの6二階堂凜太郎、12田邊晴大、右MF17友松祐貴、左MF14髙橋裕哉、トップ下10田中希和、前線には18尾谷ディヴァインチネドゥ。
2024年は、東京ガス武蔵野苑多目的グランドで行われた第2節は、香取武(現・東洋大)の2得点で2-0。
◇フロンターレU18 – FC東京U18 / プレミアリーグEAST第2節
Uvanceとどろきスタジアム by Fujitsuで行われた第13節はFC東京が3点を先行。柴田翔太郎(現・明治大)がPKを決めるも1-3。
◇フロンターレU18 – FC東京U18 / プレミアリーグEAST第13節
2022年以降、プレミアリーグEASTでは、フロンターレからみて5勝1敗という戦績。
夕方に差し掛かり、幾分か和らいだもののまだ少し暑さの残る東京ガス武蔵野苑多目的グランド。
FC東京サイドのゴール裏に設けられた観戦者向けのスペースには、多くの選手の家族らに加え、両チームのサポーターの姿も。
フロンターレもFC東京も多くの幕を出し、チャントやコールで選手たちを励ます中、キックオフの時を迎えました。
立ち上がりは、FC東京。諏訪のフィードを尾谷がおさめ、尾谷から受けた田中から右サイド、友松へ。友松から高い位置へ上がった小島へつなげると、小島は速い弾道のクロス。エリア内へ飛び込んだ髙橋はさわることはできませんでしたが、FC東京が早々に得点機をつくっていきます。
しかし、直後にはフロンターレ。中央の川村から左サイド、ステンパーへ展開すると仕掛けたステンパーはエリア外正面左へ持ち込み、エリア外正面右で受けた小川尋斗から右サイド、高い位置へ抜け出した小川翔太へ。小川翔太が弧を描くようなクロスを上げるとエリア内左、高い打点のヘディングシュートを打ったのは恩田。ボールはゴールの中へ。1-0。
先制点はフロンターレへ。ゴール裏で“バスケットケース”を歌い、先制点を祝うサポーター、そして喜びを分かち合う選手たち。
最初のチャンスを見事にものにして、フロンターレが一歩前に出ます。




鈴木、松野の両CBが多く触れ、組み立てを図るFC東京に対し、恩田、川村らが前から連動。奪いに行く姿勢を見せていくフロンターレ。
FC東京はそれに対し、エリア前に浮き球を入れていきますが、林が対応。しっかり松澤に戻し、そこから自分たちで組み立てる時間をつくっていきます。
楠田が最終ラインの前でうまく受け、左サイド、柏村へ展開。中央へ寄った藤井が間で受け、右サイド、小川翔太が高い位置へ。
川村もかかわってエリア近くへ迫る時間をつくるフロンターレ。
FC東京にボールを奪われても、恩田やステンパーがプレス。川村は左サイドにスライド。簡単には前には行かせないなど、守備でも献身的にプレーを積み重ねていきます。
6分には、FC東京、中央下がり目に下り受けた田中から左サイドに展開すると、髙橋が背後を取って仕掛けようとしていきますが、小川翔太がカバー。
さらにラインを高め、FC東京は高い位置でボールを動かそうとしていきますが、フロンターレは恩田や川村も自陣に戻りコンパクトに。
簡単には前には行かせず。
9分には中央でボールを奪ったフロンターレ。左サイド、ステンパーへつなげると高い位置へ持ち込んだステンパーは折り返し。正面へ恩田が飛び出しますが、FC東京はクリア。左サイドでスローインを得たフロンターレは、間でうまく受けた楠田が前に持ち出し、小川尋斗へつなげると小川尋斗から左サイド、川村へ。川村が高い位置で粘って、フロンターレは左コーナーキックを得ます。
キッカーは小川尋斗。ニアに入れるとステンパーのヘディングシュートは枠をとらえますが、FC東京はクリア。
再び左コーナーキックを得たフロンターレ。小川尋斗が再びニアに入れるとこれに頭で合わせたのは藤井。ゴールネットが揺れ、2-0。
左コーナー付近に集まり、喜びを分かち合うフロンターレの選手たち。2-0。フロンターレに大きな追加点が生まれます。


2点差を追いかけるFC東京も、ホームのサポーターの後押しを受けて、得点を狙い、諏訪のフィードを尾谷が競り、高い位置へ髙橋が動き出していきますが、フロンターレはしっかり、集中した対応で決定機はつくらせず。
13分には、松澤が前線へ送ると、うまく相手を剝がした恩田が正面への動き出し。ここはFC東京のGK渡邊が前に出て、クリア。
14分には、FC東京、渡邊が尾谷へ正確なボールを入れてきたところ、藤田が対応。セカンドボールを小川尋斗がものにすると小川尋斗は右サイド、高い位置を突くパス。
抜け出した小川翔太に対しては、諏訪の粘り強い対応があり、チャンスとはなりませんでしたが、速い判断を見せ、背後を突いていきます。

FC東京はさらに両CBに、二階堂や田邊がかかわって組み立てを図っていきますが、中央に入れたところで小川尋斗が厳しい寄せを見せるなど、フロンターレは簡単に前を向かせず。FC東京は、鈴木がエリア外正面へきわどいフィードを入れ、起点をつくろうとしていきますが、松澤が前に出てクリア。
FC東京がボールを動かし、小島が高い位置への動き出しを見せるなどする中、フロンターレはコンパクトに、粘り強い対応を継続。
19分には、FC東京、ボールをおさめた尾谷から左サイドに展開。諏訪がエリア左へ持ち込んでいきますが、小川翔太がカバー。
20分には、左サイド、髙橋が前に持ち込み、正面でおさめた尾谷は左サイド、高い位置へ。しかし、藤田が粘り強く対応。
さらに中央にボールを差し込んでくるFC東京。しかし、23分には、楠田がカット。そこから左サイドに展開。
自陣に戻し、藤田や林、小川尋斗、楠田がかかわり、中央に寄って受けた藤田から左サイド、川村へ。
川村から中央、間で受けた楠田が少し前に持ち出し、左サイド、ステンパーへつなげると、ステンパーから受けた柏村のクロスはシュートにはつながりませんでしたが、多くの選手がかかわって、相手陣内での時間をつくっていきます。
24分には、FC東京、フロンターレが中央に入れてきたところ、厳しく寄せてボールを奪い、右サイド、友松へ。高い位置へ持ち込んだ友松は折り返し。しかし、藤田がブロック。
さらに尾谷が高い位置でキープ。左サイド、髙橋へ。髙橋は遠いサイドへクロスを入れていきますが、柏村がカバー。
さらに二階堂から左サイドに展開。高い位置で人数をかけ、ボールをつないだFC東京は、友松がエリア左へ顔を出し、最後は田中がエリア左へ。
しかし、林がカバー。FC東京がゴールへ迫る中、フロンターレも集中した守りで対抗していきます。
飲水タイムをはさんで、さらにボールをフロンターレの陣内で回していくFC東京は背後を取った髙橋が折り返し。しかし、林がクリア。
林のクリアボールを恩田が追っていき、高い位置でスローインを得て、後ろに戻し、藤田や林が多く触れて組み立てていくと、29分には林のフィードに、藤井が右サイド、高い位置へ。これに対しては、FC東京、鈴木が体を張りブロック。

右コーナーキックを得たフロンターレは、小川尋斗が入れると、エリア外正面、セカンドボールを拾った小川翔太がミドルシュート。しかし、枠はとらえられず。


31分には、松澤が左サイドに送ったボールをステンパーがおさめ、そのパスに小川尋斗がエリア外正面へ。小川尋斗のミドルシュートは枠をとらえますが、渡邊が懸命にはじき出し、これを阻む好守。
右コーナーキックを得たフロンターレは、小川尋斗が入れるもシュートには結びつかず。それでも左サイドへ流れたところ、楠田や川村が厳しい寄せを見せて、高い位置からボールをものにする姿勢を見せていきます。
33分には、ボールを奪ったFC東京。カウンターに持ち込み、髙橋のパスに田中がエリア内へ。しかし、林がカバー。最後は松澤がセーブ。
フロンターレも直後には、うまくエリア外右、スペースを突くパスに恩田が抜け出しますが、渡邊がエリア外に出てクリア。
さらに楠田や小川尋斗が中央でかかわり、左サイドに展開。柏村に対しては、FC東京の対応があり、クロスにはつなげられず。
それでも、再び自陣から組み立てを図るFC東京に対しては、恩田、ステンパー、川村が連動してプレス。
35分には、FC東京、高松が高い位置へ抜け出して折り返しますが、フロンターレはエリア内でしっかり対応。小川翔太へつなげ、そこから藤田に戻し、藤田のパスに柏村が高い位置へ。
FC東京の切り替えも速く、自陣に戻った友松の対応があり、チャンスにこそつなげられませんでしたが、しっかり守ったところから攻撃へつなげる姿勢を見せていきます。
37分には再びFC東京、フィードを尾谷が競ると田中がエリア正面へ持ち込んでいきますが、林がカバー。最後は松澤がセーブ。
さらに右サイド、友松が仕掛けて折り返すと正面で二階堂がシュート。しかし、藤田がブロック。こぼれ球に対しても林が反応。
直後には、諏訪のフィードに田中がエリア左へ。しかし、藤田が体を入れ、マイボールに。
FC東京がゴールに迫る中、フロンターレは守りでいい対応を続けていきます。
小川尋斗や川村、恩田やステンパーがかかわって、フロンターレも左サイド、高い位置でプレーする時間をつくり、39分には、スローインの流れから恩田がエリア左へ。
ここはFC東京、松野が粘り強く対応。
40分には、FC東京、自陣で組み立てを図り、鈴木から左サイド、諏訪へ。諏訪が中央へ持ち込み、左サイドに展開するとFC東京は折り返し。エリア外正面、二階堂がおさめますが、川村がカット。川村から恩田へ。恩田に預けた川村は高い位置への動き出しを見せますが、恩田に対して、FC東京はファール。
チャンスにはつながりませんでしたが、守備から攻撃へのつながりを見せていきます。
43分にはフロンターレ、FC東京が前につけてきたところ、藤田がボールを奪い、ダイレクトで小川尋斗につなげると、小川尋斗の縦パスに恩田がエリア外正面へ。
ミドルシュートは枠をとらえられませんでしたが、判断の速さを見せて、シュートまでつなげていきます。

さらにボールを動かし、両サイドを使いながら、フロンターレのゴールへ迫るFC東京。しかし、フロンターレは、クロスの折り返しに対しては藤田が対応。
45分には、尾谷へのフィードに対しては林が対応。セカンドボールを拾ったFC東京は、エリア外正面右、田中がミドルシュートを打ちますが、これは左へ。
アディショナルタイム、フィードを競り、高い位置への動き出しを見せるFC東京、尾谷に対しては藤田が対応。チャンスはつくらせずにプレーを重ねていくフロンターレ。
47分には、セカンドボールを拾おうとしたところでFC東京がファール。フロンターレは、エリア外正面でフリーキックを得ます。
キッカーは小川尋斗。遠いサイドに入れたボールは、林が折り返し。しかし、渡邊がセーブ。前半は2-0でタイムアップとなります。


後半FC東京は髙橋に代わり33北原槙。
立ち上がりには、FC東京、ボールを動かし、右サイド、友松が高い位置へ仕掛けていきますが、柏村がブロック。
右コーナーキックを得たFC東京は、その流れから友松がエリア正面右へ。しかし、フロンターレはコンパクトに粘り強い守り。
一方のフロンターレも、林のフィードに、恩田が高い位置への動き出しを見せるなどしていくと、3分には、中央で楠田がボールをカット。川村から小川尋斗へテンポよくつながると、小川尋斗から右サイド、小川翔太へ。小川翔太が折り返すと恩田が正面へうまく入り込んでシュート。枠をとらえることはできませんでしたが、フロンターレもチャンスをつくっていきます。
FC東京は、左サイドで北原・諏訪が連係。北原がうまく高い位置への動き出しを見せ、クロスを入れていきますが、遠いサイドに入ったボールに対しては、ステンパーが自陣のエリア近くに戻って対応。

5分には、フロンターレにファールがあり、エリア外右でフリーキックを得たFC東京。田中がニアに入れていきますが、これはシュートには結びつかず。
一方のフロンターレも、中央で受けた川村から左サイドに展開。ステンパーにつなげると、ステンパーのパスに小川尋斗がエリア外正面へ。
FC東京はここでファール。フリーキックを得たフロンターレは、小川尋斗がエリア内へ合わせるようなボールを入れていきますが、渡邊がセーブ。
さらに小川尋斗から楠田へつながり、楠田が少し前に持ち出して左サイド、ステンパーへ。ステンパーはエリア外正面へ持ち込み、ミドルシュートを打とうとしますが、FC東京は体を張り、ブロック。

セカンドボールを拾ったフロンターレは、小川翔太のパスに小川尋斗がエリア右へ。ここはFC東京のカバーに遭い、シュートにはつなげられず。
しかし、セカンドボールへの反応の良さも見せながら、ゴールへ迫っていきます。
10分には、フロンターレにファールがあり、エリア外右でフリーキックを得たFC東京。北原は遠いサイドに入れてくるもそれをしのいだフロンターレは、楠田がセカンドボールを拾い、右サイド、恩田へ。高い位置へ持ち込んだ恩田がクロスを入れると、遠いサイドで柏村が折り返し。川村が正面でおさめて、シュートを打ちますが、FC東京は体を張りブロック。


左コーナーキックを得たフロンターレは、小川尋斗が入れると、こぼれ球を拾い、最後は小川翔太がエリア外正面でシュート。しかし、枠はとらえられず。
13分にはさらに右サイド、小川翔太がクロス。エリア内、川村が飛び込みますが、さわることはできず。
FC東京は両CBに二階堂、田邊がかかわり組み立て。左サイドに展開すると北原、田中、尾谷がかかわり、左サイド、流れた尾谷のパスに北原がエリア左へ。
しかし、フロンターレはクリア。
左コーナーキックを得たFC東京は、北原が右足できわどいボールを入れていきますが、松澤がパンチング。
右コーナーキックを得たFC東京は、北原が入れたボールに、鈴木が飛び込みますが、藤田がしっかりついていき、決定的なシュートは打たせず。
しかし、15分、FC東京は、フロンターレがエリア外で組み立てを図ったところでボールを奪うと、田邊のパスをエリア外正面、うまく間で尾谷が受けた少し横に持ち出して、ミドルシュート。ゴール右へ決まり、2-1。FC東京が1点を返します。

フロンターレは16分、ステンパーが左サイド仕掛けて、エリア左へ。しかし、FC東京はこれに対して小島が粘り強く寄せていき、最後はステンパーのファールに。

FC東京は二階堂、諏訪、北原が左サイドでかかわり、うまく間で受けた北原がエリア外左でキープ。ボールを握り、フロンターレのエリア近くでプレーする時間をつくっていくと、19分には、友松がエリア左へ進入。しかし、フロンターレは粘り強く寄せていきシュートは打たせず。
FC東京の左コーナーキックとなり、北原が遠いサイドに入れると、鈴木が飛び込みますが、さわることはできず。FC東京がゴールをおびやかす場面をつくっていきます。
22分にはさらにFC東京、縦パスに尾谷がエリア正面右へ。しかし、林がカバーし、ブロック。
今度は右コーナーキックを得たFC東京、北原が入れると友松が飛び込みますが、フロンターレは体を張りブロック。
またも右コーナーキックを得たFC東京は、セカンドボールを拾った北原がエリア内へフィード。しかし、松澤がセーブ。
すばやくリスタートしたフロンターレは、楠田が持ち上がり、左サイド、柏村へ。柏村はステンパーにいったん預け、高い位置へ持ち込んでいきますが、FC東京は友松がエリア近くに戻り、カバー。最後は柏村のファールに。
飲水タイムをはさんで、フロンターレは中央下がり目に下りた川村や小川尋斗がかかわり、小川尋斗が背後を突くパスを出すなどして打開を図りに。
恩田も自陣のやや低い位置まで戻り、FC東京に対応していきます。
FC東京は、25分、中央で田邊、田中もかかわってボールをつないでいき、左サイド、北原へ。北原のパスに尾谷がエリア左へ抜け出しますが、オフサイド。
26分には、エリア左を突く縦パスに尾谷がまたも抜け出しますが、松澤が前に出てカバー。FC東京がボールを握る中、フロンターレの集中した対応が続いていきます。
しかし、28分にはFC東京、北原から田中とエリア外正面でつながり、田中の縦パスに尾谷がエリア内へ。これに対しては、フロンターレは体を張り、ブロック。
こぼれ球を拾ったFC東京は、エリア右で友松がシュートを打つも、フロンターレはゴールの前で柏村が体を張りブロック。
セカンドボールを拾ったFC東京は、田中がエリア内、狭いところを抜け出していくも、フロンターレはここでも体を張った対応。
しかし、エリア外正面、セカンドボールに反応した田邊から諏訪へつながり、諏訪が右足を振り抜くと、ゴール左へ決まり、2-2。FC東京が追いつきます。

たたみかけるFC東京、30分には、エリア外左、北原からエリア右を突く浮き球のパス。
最後は田中がエリア右でシュート。これはポストに。
両CBに二階堂、田中も下がり目で受けながらボールを動かすFC東京に対し、川村が中央でボールを奪い、そのパスにステンパーが左サイドから、エリア左へ。しかし、FC東京もそれに対し、二階堂が対応。なかなかシュートまでは行けない時間が続いていきます。

それでも、FC東京が右サイドから攻勢に持ち込み、友松から田中につながり、エリア右へ小島が抜け出すところでは、人数をかけ、粘り強い守りで対抗。
ホームのサポーターに向かって、FC東京がゴールへ迫る中、チャントを歌い続けるフロンターレサポーターの後押しも背にして、フロンターレは最後のところで崩れずにプレーを積み重ねていきます。
32分フロンターレは恩田に代わり35木村風斗、小川翔太に代わり、長崎。2年生の長崎はプレミアリーグEAST初出場。
木村が左MF、ステンパーがFW、柏村が右SB、長崎が左SBに。


33分には、FC東京、間を縫うように持ち上がった田中のパスに尾谷がエリア正面へ。しかし、フロンターレはここでも人数をかけ、カバー。
34分にはフロンターレ、小川尋斗がボールを奪うとそのパスに川村がエリア左へ。しかし、FC東京もこれに対して川村と同じく横河武蔵野FC U-15出身の松野が粘り強く対応していきます。

フロンターレは35分足をつった川村に代わり1年生の38全天海がピッチへ。全はプレミアリーグEAST初出場。

36分には、FC東京、左コーナーキックを得て、北原が入れるとセカンドボールを拾い、左サイド、高い位置へ展開。しかし、藤井がカバー。ゴールキックに。
さらに37分には、下がり目でおさめた尾谷のパスに、友松が右サイド、高い位置へ。しかし、長崎が対応。ゴールキックにしていきます。
フロンターレも中央間で受けた楠田が前に持ち出し、右サイドに展開。
柏村がクロスを入れと木村が、エリア内左へ。FC東京が対応したところ、楠田が寄せて、エリア内での時間をつくっていきますが、FC東京はここでも粘り強い守り。
40分には、高い位置でカットしたFC東京。北原がエリア内へ。しかし、松澤がすばやく前に出て対応。決定的な場面でしたが、ここでもいい対応を見せていきます。
小川尋斗や長崎、全が左サイドでかかわってボールを動かす時間をつくるフロンターレ。
木村のパスに全がエリア左へ。しかし、二階堂が対応。

42分には、はFC東京、中央、田邊から左サイド、北原へ。
北原の左クロスに、遠いサイド、小島が飛び込みますが、林がエリア内をカバー。
FC東京の右コーナーキックとなりますが、フロンターレはエリア内で体を張ってこれに対応。FC東京のファールに。
FC東京はここで田中に代わり11中屋光廉。
42分には、フロンターレ、左サイド、仕掛けた木村がクロス。こぼれ球を拾い、右サイド、柏村からやや下がり目で受けたステンパーはエリア内へ持ち込んでいきますが、FC東京は体を張りブロック。
44分には楠田から受けた藤井が正面へ浮き球のパス。全が飛び出しますが、松野がカバー。渡邊がセーブ。シュートには至らなかったものの、フロンターレも交代で入った選手たちもかかわって、揺さぶっていきます。


アディショナルタイムに入り、46分には、さらにフロンターレ、楠田が間で受け、左サイド、木村へ。全、木村、小川尋斗がかかわってFC東京の陣内で時間をつくっていくと、小川尋斗のパスに全がエリア内へ。しかし、渡邊がセーブ。


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さらにフロンターレは、楠田が中央でボールを奪い、前に持ち込んでいくと、左サイドから仕掛けたステンパーが正面へ送り、エリア外正面、小川尋斗へ。小川尋斗から左サイド、長崎へ。長崎は折り返しますが、シュートにはつながらず。

FC東京も、右サイド、小島が中央へ斜めに速いパス。おさめた中屋の縦パスに、友松、尾谷が動き出しを見せていきますが、オフサイド。
試合はタイムアップとなり、2-2。
互いに気持ちのこもったプレーが続いたU-18の多摩川クラシコは、勝ち点1を分け合うことに。
フロンターレの連敗は4で止まりました。
前半2-0 後半0-2 計2-2
得点:恩田裕太郎 藤井漣祐(フロンターレ) 尾谷ディヴァインチネドゥ 諏訪啓太(FC東京)
フロンターレの先発:1松澤成音 25小川翔太 4林駿佑(c) 3藤田明日翔 13柏村涼太 14小川尋斗 5楠田遥希 6藤井漣祐 11ステンパールカ大翔 36川村求 9恩田裕太郎
交代:恩田→35木村風斗 小川翔太→24長崎亘佑 川村→38全天海
控え:21岡本栞汰 15ペイシェンス海翔 31小田脩人 10平塚隼人
FC東京の先発:30渡邊麻舟 2小島颯来 25松野泰知 15鈴木楓 5諏訪啓太 6二階堂凜太郎(c) 12田邊晴大 17友松祐貴 14髙橋裕哉 10田中希和 18尾谷ディバインチネドゥ
交代:髙橋→33北原槙 田中→11中屋光廉
控え:1北川廉人 3藤森登也 4佐々木将英 7古賀竣 9江口海渡
(文中敬称略)



















































































































































































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