フロンターレU18 – 横浜F・マリノスユース / プリンスリーグ関東第6節


6月23日は日産スタジアム横の日産フィールド小机へ。日本クラブユース選手権や高校総体の予選のため、中断されていたプリンスリーグ関東は再開初戦を迎え、川崎フロンターレU-18は横浜F・マリノスユースとの試合に臨みました。

【川崎フロンターレU-18 プリンスリーグ関東第6節 vs 横浜F・マリノスユース】
6月23日(土)午後2時キックオフ 日産フィールド小机 雨

フロンターレは、ここまで2勝1分け2敗。先発はGK21青山海、DFは右から17宮本ディアウ勇守歩、キャプテンの4高吉正真、2栗田悠巨、3島崎元、ボランチは6小川達也、32山内日向汰、右MF11有田恵人、左MF9山田新、FW24鈴木大登、10宮代大聖。

横浜F・マリノスユースは、1勝2分け2敗。先発はGK16吉嵜勝哉、DFは右から2木村卓斗、3五十嵐大悟、5鈴木駿之助、19池田航、ボランチは6土佐陸翼、8岩澤桐人、右MF25井出真太郎、左MFキャプテンの7椿直起、FW11山谷侑士、17栗原秀輔。

フロンターレは3月に行われた新人戦準決勝でマリノスと対戦しており、その際は0-5で敗戦しています。

横浜F・マリノスのファン感謝イベント「トリコロールフェスタ」も行われていたこの日の横浜市は、昼前から雨が降り始めるあいにくの天気。それでも日産フィールド小机を見下ろすスタンドや土手沿いには多くの両チームの家族やサポーターたちが集まり、チャントやコールで選手たちを励ますなか、試合は始まりました。

立ち上がりには横浜F・マリノス。右からのスローインを受けた井出がエリア前に斜めに入り込む動きでゴールへ迫り、ファールを受けると、エリア外右でのフリーキック、土佐が直接右足で狙いますが、わずかに右へ。

マリノスはさらにGKの吉嵜も加わり、後ろからサイドへボールをつけようとしていきますが、フロンターレはこの日初めてプリンスリーグでの先発となった鈴木が前からプレスをかけ、山田も献身的に井出らに体を入れてボールをものに。マリノスはさらにボールを拾うと右サイドの高い位置を突くパスを出していきますが、栗田がうまくカバーし、青山に戻してマイボールの時間をつくりに。

マリノスは山谷のボールキープからエリア外右へ栗原を走らせるなどしていきますが、栗田がカバー。島崎も井出への縦パスをカットするなどしていきます。7分には右サイドへ流れた山谷が右クロスを上げるも栗田がブロック。さらに直後には、左サイドへ展開したマリノス。池田の追い越す動きを使い、椿が左サイドから仕掛けてくるも宮本が粘り強く対応。

その後もなかなかマリノス陣内での時間帯をつくれないフロンターレでしたが、栗田や島崎、宮本らが落ち着いて対応していき、決定的な場面をつくらせず、しのいでいきます。

15分にはようやくフロンターレ、高吉のフィードをエリア外左で宮代がおさめ、左サイドの山田へ。山田のリターンを受けた宮代がエリア外左から仕掛けていくもマリノスの守備も厳しくシュートにはつながらず。

それでもここからフロンターレは前に出ていけるようになり、16分高吉の縦パスのこぼれ球をエリア外正面で拾った山内がエリア外右を突くパスを送ると、抜け出したのは有田。エリア内へ送ったボールを山田が押し込み、1-0。先制点はフロンターレへ。

フロンターレは有田が前線へ顔を出し、鈴木が右サイドへ移るなどしながらさらに追加点をうかがいに。高吉からボールを受けた宮本が、右サイドの高い位置へ有田を走らせるなどしていき、鈴木が高い位置でボールをカットしたり、小川や山内もよくセカンドボールを拾い、そこからボールを回していきます。

20分にはマリノス、椿が左サイドからエリア内へ仕掛けていくも、高吉が寄せ、最後は椿のファールに。マリノスはさらに五十嵐や鈴木がボールを動かし、後ろからの組み立てを図りますが、フロンターレは宮代や鈴木が前からうまく連動してプレスをかけ、前線の山谷に入ったボールは高吉がカット。有田も自陣に戻って、宮本との連係から右サイドでボールを奪い返すなど、守備でもいい対応を続けていきます。

22分にはマリノス、エリア外左で椿がボールをキープし、受けた池田がエリア内左へ進入。折り返すもシュートにはつながらず。さらにボールを拾い、エリア右へ山谷が抜け出しますが、栗田が寄せ、シュートにはつながらず。

25分にはマリノス、フリーキックのこぼれ球を拾い、右クロスを上げると、岩澤が折り返し、最後は五十嵐が飛び込みますが、青山と交錯。シュートには至らず。マリノスの攻勢は続き、29分には山谷が左へ流れ、クロスを上げるも栗田がクリア。さらに椿のパスにエリア内へ山谷が抜け出すも島崎がうまくカバー。

さらに山田も自陣まで戻り、井出のクロスをブロックするなどしていたフロンターレでしたが、31分右クロスにダイレクトで反応した椿のシュートがゴールネットを揺らし、1-1。マリノスが同点に。

さらに33分にはエリア外正面やや右でファールを受けたマリノス。土佐のフリーキックは枠右をとらえますが、青山が反応。好守で勝ち越し点は許さず。

フロンターレも直後には左サイドの高い位置でファールを受け、すばやくリスタート。宮代のスルーパスにエリア内へ鈴木が抜け出すもマリノスはクリア。さらに高い位置でボールをものにし、山内のスルーパスにエリア内へ山田が抜け出すもまたもクリア。シュートには至りませんでしたが、再びマリノス陣内での時間をつくっていきます。

なおも高吉のサイドチェンジを左サイドで鈴木が受けるなど、揺さぶりにいくフロンターレ。マリノスの人数をかけた攻めに対しては有田もエリア近くに戻るなどして、しのいでいきます。

45分にはマリノス、右コーナーキック、土佐が右足でボールを入れると、エリア内で椿が拾うも高吉がクリア。直後にはフロンターレ、島崎が左サイドの高い位置でマリノスの選手をかわし、エリア前にボールを送り、宮代を経由してエリア右へ抜け出したのは有田。シュートはゴールネットを揺らし、2-1。フロンターレが再びのリード。

前半は2-1でタイムアップとなります。

ますます雨足が強まるなか、始まった後半。マリノスは井出に代わり、10榊原彗悟が入りトップ下、山谷が右MFに。

フロンターレは立ち上がりから栗田が前線へ動き出す山田を狙い、フィードを入れたり、山内のパスにエリア右へ鈴木が抜け出そうとするなどして、ゴールを狙いに。前半と同様、マリノスにボールが渡ると、鈴木がマリノスの最終ラインにうまくプレスをかけ、パスミスを誘うなど、守備でも助ける働きをしていきます。

6分には高い位置で鈴木がボールをカット、カウンターへ。エリア右へ宮代が抜け出しシュートを打ちますが、マリノスの選手も粘り強くブロック。コーナーキックのセカンドボールを拾い、右サイドからエリア前に切れ込んだ宮本がシュートを打つもGK吉嵜がセーブ。

フロンターレはさらにラインを高くして、島崎が、左サイドの高い位置へ動き出す鈴木を狙い、パスを出したり、有田を狙った栗田のサイドチェンジのこぼれ球を宮本が拾ったりするなどして、前へ出ていきます。

12分にはマリノス、右サイドへ流れた栗原がクロスを入れるもエリア内で宮本がクリア。コーナーキックのセカンドボールを拾い、木村のパスにエリア内へ山谷が抜け出しますが、高吉や有田、小川が体を張り、シュートを打たせず。

さらにマリノスがサイドからクロスを入れる場面は続き、13分には、木村の右クロスからエリア左へ池田が抜け出しシュートを打つも右へ。直後には土佐のパスに高い位置へ上がった池田の左クロスがエリア内へ入りますが、栗田がクリア。こぼれ球を拾った栗原のシュートは青山がセーブ。

マリノスはさらにサイドからの攻勢を強めていきますが、島崎が山谷を狙った縦パスをカット、そこから山田を狙って、前へボールを送り、守備から攻撃へつなげる姿勢を見せていきます。

17分には土佐のパスにエリア左へ椿が抜け出すも、シュートは宮本がブロック。左コーナーキック、岩澤の右足で入れたボールは直接ゴールへ向かっていきますが、青山がパンチング。

21分にはエリア外左でファールを受けたマリノス、岩澤のフリーキックからゴールを狙いますが、青山がまたもパンチング。高吉がボールを拾い、山田につけ、そこから後ろに戻してフロンターレはボールを持つ時間をつくりに。高吉のパスを受けた山内が、エリア前に抜け出す宮代を狙い、スルーパスを出すなどしていくと、27分には高吉のフィードがエリア右へ。宮本が抜け出しますが、GK吉嵜が前に出て、惜しくもシュートは打てず。

マリノスも、椿のスルーパスに高い位置へ池田が抜け出すなどサイドからの攻勢を強め、榊原も加わり、うまいコンビネーションで何度もフロンターレのゴール前に迫りますが、宮本のカバーリングや高吉がうまくクリアするなどして、ゴールは許さず。33分には榊原がうまく前を向き、エリア外右へ。山谷が高い位置へ上がりクロスを入れるも島崎がブロック。軌道が変わり、エリア内へ入ったボールはまたも宮本がクリア。

34分、マリノスは山谷に代わり24松田詠太郎が右MFに。36分にはボールを持ち上がった木村がエリア内を狙いスルーパスを出しますが、栗田がボールはカット。

マリノスの左サイドに対しては、宮本に加え、有田も自陣まで戻りうまく囲い込み、右サイドの高い位置へ抜け出そうとする松田に対しては、島崎がうまく寄せ、ボールを奪い取るなど、攻撃の芽を摘んでいくフロンターレ。

41分には左サイドから中盤を経由して右へ展開したマリノス。松田がエリア右へ仕掛けていくも、またもフロンターレは体を張った守備。さらにエリア左へ椿が抜け出し、ゴール前へ折り返しますが、青山がボールはキャッチ。44分には左クロスに松田が合わせるも、枠をとらえたシュートは、青山が反応、マリノスはこぼれ球を押し込むもオフサイド。

フロンターレはここで有田に代わり8上野綜太が右MFへ。ロスタイムは3分。左サイドのパス交換からゴールへ迫る榊原に対しては高吉が寄せ、ボールを戻して、組み立て直そうとするマリノスに対して、上野もプレスをかけていきます。ボールをものにするとエリア左へ動き出す鈴木を狙い、浮き球を入れるなど、高い位置でのプレーを試みていくフロンターレ。47分には島崎に代わり、14古岡佑斗が左SBへ。

48分にはエリア内へ人数をかけた攻めでマリノスが迫りましたが、これをしのいで試合はタイムアップ。2-1。リーグ戦の再開初戦は白星となりました。

前半2-1 後半0-0 計2-1
得点:山田新、有田恵人(川崎) 椿直起(横浜F・マリノス)

フロンターレの先発:21青山海、17宮本ディアウ勇守歩、4高吉正真(c)、2栗田悠巨、3島崎元、6小川達也、32山内日向汰、11有田恵人、9山田新、24鈴木大登、10宮代大聖
交代:有田→8上野綜太 島崎→14古岡佑斗
控え:16川合我空 15道間雄生 20澤田泰大 30岡崎玄 13古屋雄帆 34田中慶汰

横浜F・マリノスユースの先発:16吉嵜勝哉、2木村卓斗、3五十嵐大悟、5鈴木駿之助、19池田航、6土佐陸翼、8岩澤桐人、25井出真太郎、7椿直起(c)、11山谷侑士、17栗原秀輔
交代:井出→10榊原彗悟 山谷→24松田詠太郎

押し込まれる時間帯も長かったこの日のフロンターレでしたが、最後までそれを苦しいと感じさせないような、守備で好プレーが続いたことが心に残る試合となりました。次節は、6連勝で首位を走る矢板中央とのアウェーでの試合。どんなプレーを見せていくのか、とても楽しみにしています。

(文中敬称略)

青山海選手
試合を前にした選手たち

怪我のため離脱していた神橋良汰選手は久しぶりに元気な姿を見せた
栗田悠巨選手
宮本ディアウ勇守歩選手
山内日向汰選手
試合を前に家族やサポーターのもとへ

選手やスタッフ全員で円陣を組む

いざ試合へ
初先発の鈴木大登選手
高吉正真選手
青山海選手
有田恵人選手
宮本ディアウ勇守歩選手
小川達也選手
有田恵人選手がエリア右から仕掛けていく
山田新選手が押し込み1-0

青山海選手
高吉正真選手
鈴木大登選手
宮代大聖選手
有田恵人選手
ピンチを迎えるが青山海選手がマリノスの選手と交錯
治療のためしばらく試合は中断するが事なきを得た
中断の間、声を掛け合う選手たち
山内日向汰選手

山田新選手
椿直起選手のゴールでマリノスが追い付く

栗田悠巨選手
鈴木大登選手
高吉正真選手
栗田悠巨選手
青山海選手
宮代大聖選手
有田恵人選手が決め2-1

激しいマークに遭う宮代大聖選手
ハーフタイムへ
川合我空選手
古岡佑斗選手
上野綜太選手
澤田泰大選手
フロンターレU-15の田中慶汰選手も控えに入った
古屋雄帆選手
道間雄生選手
古巣との対戦となった横浜F・マリノスジュニアユース出身の岡崎玄選手
常安澪選手
全員で再び円陣を組む
後半へ
山田新選手
小川達也選手
宮本ディアウ勇守歩選手
島崎元選手
宮代大聖選手

山田新選手
島崎元選手
宮代大聖選手
集中した守りを見せるフロンターレの選手たち
鈴木大登選手
青山海選手がパンチングでしのいでいく
山田新選手
鈴木大登選手
栗田悠巨選手
小川達也選手

上野綜太選手が交代でピッチへ
激しく寄せていく上野綜太選手
古岡佑斗選手は左SBで出場
終了間際エリア内へ迫られるがしのいでいく
2-1でタイムアップ

家族やサポーターのもとへ

サポーターのコールに応える山田新選手
43歳の誕生日を迎えた寺田周平コーチにもコールが送られた

 

 

 

 

 

 

 

 

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