12月6日は等々力陸上競技場へ。プリンスリーグ関東は第8節。川崎フロンターレU-18はホーム最終戦を迎え、山梨学院高校との試合に臨みました。
フロンターレは、前節三菱養和SCユースに平田流衣、神橋良汰のゴールで2-0で勝利しここまで3勝2分け2敗。一方、3年ぶりの全国高校サッカー選手権大会出場を決めた山梨学院高校は、2勝2分け3敗という戦績でこの日の試合を迎えました。
なお、この記事は取材の了解を得た上で、マスクをつけ、写真やメモをとったうえで書かせていただいています。
【川崎フロンターレU-18 プリンスリーグ関東第8節 vs 山梨学院高校】
12月6日(日)午後1時キックオフ 等々力陸上競技場 晴れ
フロンターレの先発は、GK1青山海、最終ラインは右から2高畠捷、ゲームキャプテンの3松永竜之介、13田鎖勇作、5神橋良汰、ボランチは31大関友翔、8田中慶汰、右MF11鈴木大登、左MF7平田流衣、前線には18五十嵐太陽、9田中幹大。
山梨学院高校の先発は、GKキャプテンの17熊倉匠、最終ラインは右から5鈴木剛、12石川聖功、33加藤豪太、15山口宇汰、ボランチは26岩岡遼太、13佐瀬祐人、右MF19浦田拓実、左MF11野口新太、前線には35鈴木健世、23佐竹祥太。
朝には空を覆っていた雲が次第に去っていき、青空が見え始めた等々力陸上競技場のスタンドには、ホーム最終戦のために、選手の家族らがつどい、11月25日に亡くなったディエゴ・マラドーナを偲んで、黙祷が捧げられたあと、試合は始まりました。
立ち上がりはフロンターレ、浮き球に右サイドへ流れた田中幹大が粘り、高い位置でスローインを得ると、受けた鈴木が一気にエリア右へ。山梨学院の守備に阻まれたものの、なおもボールを握るのはフロンターレ。
松永、田鎖が開いて、間に田中慶汰が下り、大関や五十嵐も中央でかかわり合いながら、ボールを動かしていくと、3分には右サイドでのスローインの流れから、五十嵐が右サイドの高い位置からエリア右へ。山梨学院の守備に阻まれたところ、拾った鈴木がエリア右へ。ここでも山梨学院の体を張った守備に阻まれ、シュートまではいけませんでしたが、セカンドボールへの寄せの速さでフロンターレは山梨学院を上回っていきます。
青山や松永、田鎖や神橋がボールを動かし、神橋のサイドチェンジを右サイドで鈴木がおさめるなど、ピッチの左右を使いながら、フロンターレはさらに前へ。山梨学院も前線の佐竹を狙い、フィードを入れていきますが、田鎖がカバー。青山に戻して再び自分たちでボールを動かす時間をつくっていきます。
9分には大関の縦パスを正面で受けた田中幹大から右へ展開。エリア正面やや右へ五十嵐が抜け出し、切り返していきますが、山梨学院も粘り強く寄せていき、シュートまではいけず。さらにエリア外右へ流れたボール、田中幹大が拾い、これに対して山梨学院はファール。フロンターレのフリーキックに。高畠が右足でボールを入れると、遠いサイド、田鎖が頭で合わせますが、左へ。フロンターレが迫る時間が続いていきます。
ところが11分、山梨学院は熊倉が前線へボールを送ると、競った佐竹から左へ展開。佐瀬につながり、佐瀬のパスを受けた野口が正面へドリブルで仕掛け、エリア外からミドルシュートを打つと、ゴール右へ決まり、0-1。先制点は山梨学院へ。
追いかける展開となったフロンターレは、出血があった大関が止血のためピッチの外へ出て、10人となるアクシデントがあったものの、平田や五十嵐らが中央に寄り、時には鈴木が左サイドに顔を出し、平田や神橋らとかかわり合いながら、ボールを回していきます。15分には、エリア外正面でセカンドボールを拾った田中慶汰がミドルシュートを打つと、ボールはクロスバーへ。
大関がピッチへ戻り、再び11人となったフロンターレは、田中慶汰が山梨学院のカウンターを阻止、そこから左サイドの神橋へつなげ、神橋から間で受けた大関、正面に寄った平田へつなげるなど、守備から攻めへの切り替えの良さを出しながら、ゴールに迫っていきます。
18分には、田中慶汰のパスに平田がエリア左へ。切り返して、正面へ持ち出すも山梨学院はブロック。さらに大関の縦パスを、五十嵐が正面でおさめ、右へ展開。鈴木がエリア右へ仕掛けていきますが、シュートまではいけず。
さらに高畠や神橋が高い位置でクロスを入れていき、失っても田中幹大がプレスバックにいき、奪い返すなどしながら攻めに持ち込んでいくフロンターレ。21分には、中央でボールをカットした鈴木が縦に持ち出し、右へ展開。田中幹大が右サイドの高い位置で折り返すと、エリア正面やや右、大関がシュートを打つも、熊倉がセーブ。右コーナーキックとなり、高畠が入れたボール、神橋が頭で合わせますが、左へ。試合はここで飲水タイムに。
飲水タイム明け、24分にはフロンターレ、松永のフィードに、エリア正面へ田中幹大が抜け出しますが、熊倉が前に出て阻む好守。直後には、山梨学院も熊倉が縦につけたところから、正面へ佐竹が抜け出そうとしますが、神橋がしぼってカバー。互いに最後のところで集中した良い守りを見せていきます。
26分には、フロンターレ、鈴木が右サイドでボールをカット。鈴木のパスに抜け出した高畠が右サイドを仕掛けて、折り返すとゴール正面、走り込んだ田中幹大が倒れ込みながらもシュートを打ちますが、熊倉がセーブ。
さらにボールを失っても、鈴木がすぐさま寄せにいき、取り返すなど、切り替えよくプレーを重ねていくフロンターレ。29分には、山梨学院、中央でカットし左へ展開。エリア左へ佐竹が抜け出しますが、松永が対応。ルーズボールを田中幹大がおさめ、再び攻めに持ち込んでいきます。
30分には、右サイドで細かくパスを回して、後ろへボールを戻すと、受けた大関が上げた右クロス、エリア左へ飛び込んだ神橋が頭で合わせますが、右へ。
さらに31分には、中央で平田がカット。そのパスにエリア正面へ抜け出した田中幹大が切り返して、シュートを打とうとしますが、山梨学院も粘り強く守り、打つことはできず。
33分、山梨学院もエリア外左でファールを受け、フリーキックを得ると、キッカーの山口宇汰はすばやくリスタート。エリア外正面やや左で佐瀬が打ったミドルシュートは枠をとらえますが、青山がセーブしていきます。
再び攻めに転じたフロンターレは、34分、中央の五十嵐から右へ展開。高畠が右サイドの高い位置で折り返すと、正面でこぼれ球を拾った五十嵐がシュートを打ちますが、山梨学院の守備に遭い、得点とはならず。それでもフロンターレは、うまく間で大関がパスをカットするなどしていき、山梨学院の攻撃の芽を摘みながら、再びエリア前に迫っていきます。
37分には、フロンターレ、細かくパスを回していき、高畠が右サイドの高い位置へ。正面へ仕掛け、エリア内へパスを送ると抜け出したのは五十嵐。山梨学院も熊倉らが防ごうとするも、シュートを打つとボールはゴールのなかへ。1-1。ついにフロンターレは追いつきます。
山梨学院の攻めに対して、高畠が五十嵐につながるようにして、対応し、流れを渡さないフロンターレ。大関や田中慶汰、五十嵐が中央で、田鎖や松永も何度も触れながら、ボールを回していきます。39分には中央で田中幹大がプレスバック。ボールをものにすると、平田が縦に仕掛けて、エリア外正面へ。ミドルシュートを打ちますが、上に。
さらに高い位置でボールを動かし、山梨学院がフロンターレ陣内へ迫る場面では、平田や田中幹大もエリア近くに戻るなどコンパクトに、いい距離感で対応していくフロンターレ。42分、セカンドボールを中央で拾った大関がエリア内へ浮き球を入れると、抜け出したのは田中幹大。シュートを打つと、これが決まり、2-1。フロンターレが逆転します。
たたみかけるフロンターレは、43分には左に開いた神橋のパスをエリア外正面で受けた大関が、正面へ動き出した平田を狙い、スルーパスを出しますが、山梨学院はカット。44分には、正面でボールを奪った大関の縦パスを正面でおさめた田中幹大が右へ展開。エリア外右、鈴木がダイレクトでシュートを打ちますが、枠はとらえられず。
さらにフロンターレがボールを回していく時間は続き、45分には、平田から右へ開いた鈴木につながり、鈴木のパスに五十嵐がエリア内へ。シュートを打ちますが、熊倉がセーブ。拾った高畠が仕掛けてクロスを入れますが、山梨学院はブロック。前半は2-1でタイムアップ。フロンターレがリードしてハーフタイムへ。
後半、フロンターレは交代なし、山梨学院は野口に代わり18山口丈善、佐瀬に代わり10野田武瑠を入れてのスタートに。
立ち上がりはフロンターレ、浮き球に動き出した田中幹大がボールをおさめ、左の平田へつなげたり、松永のフィードに、鈴木が走り出したりするなど、ラインを高めながら前に出ていくと、2分には、五十嵐とのパス交換から、エリア外正面へ抜け出そうとした田中慶汰に対して、山梨学院はファール。
フリーキックを得たフロンターレは、鈴木が遠いサイドにボールを入れると、神橋が競ったボールを拾った鈴木が左サイドの高い位置へ。クロスを入れるとエリア内、五十嵐がシュートを打ちますが、山梨学院はブロック。左コーナーキックとなり、鈴木がボールを入れると、遠いサイド、田鎖が頭で合わせたシュートは枠をとらえますが、熊倉がセーブ。追加点とはならなかったものの、いいかたちをつくっていきます。
山梨学院も中央の山口から右へ展開。野田が高い位置へ飛び出しますが、神橋がカバー。フロンターレは田中幹大が浮き球に対して、よく競り勝ち、高畠の浮き球に鈴木が高い位置へ抜け出すなど、山梨学院の陣内でプレーを重ねていきます。
8分には、セカンドボールを拾った田中慶汰の縦パスに、大関がエリア外右へ。これに対して山梨学院はファール。再びフリーキックに。キッカーの高畠は遠いサイド、田鎖を狙い、ボールを入れていきますが、熊倉がセーブ。
直後には、山梨学院、右サイドに開いた佐竹がクロスを入れると、正面で拾った山口は左に展開。鈴木健世がエリア内へ仕掛けていこうとしますが、田鎖が寄せていき、折り返しはサイドネットに。ゴールに迫る山梨学院に対して、しっかり向き合っていきます。
フロンターレは11分には、大関、田中慶汰、再び大関と中央でつないで、大関から左へ展開。神橋のクロスが右サイドに流れたところ、拾った鈴木が高い位置でエリア内へボールを送ると、田中幹大が飛び込みますが、熊倉がセーブ。
この際に痛めた田中幹大はいったんピッチの外へ出て、フロンターレは10人となりますが、前線へ動き出す佐竹に対しては松永がうまく体を入れてマイボールに。さらに右サイド、高い位置へ抜け出した鈴木剛のクロスを、平田がブロックするなど、粘り強く対応していきます。
田中幹大がピッチへ戻り、再び11人となったフロンターレ。それに対して山梨学院は13分には、右コーナー付近でフリーキックを得ると、山口宇汰が入れた速いボールには、フロンターレにワンタッチあり、左コーナーキックに。キッカーの野田は右足で精度の良いボールをエリア内へ入れていきますが、松永がさわり、今度は右コーナーキックに。山口宇汰がボールを入れると、ニアで佐竹が合わせますが、枠はとらえられず。
フロンターレは直後には、青山が送ったボールを田中幹大が競り、拾った五十嵐から左サイド、平田へ。平田とのパス交換から五十嵐はエリア左へ仕掛けていくも、山梨学院はブロック。左コーナーキックに。鈴木がボールを入れると、正面で拾った平田は左へ展開。鈴木のクロスを右サイドで拾った五十嵐はエリア右へ仕掛けて折り返しますが、熊倉がセーブ。
さらに17分には、山梨学院の攻めをしのいだフロンターレ、中央を鈴木が仕掛けて左へ展開。平田が前に持ち出し、エリア正面へパスを出すと田中幹大がおさめ、反転してシュート。ブロックされたところ、拾った五十嵐がシュートを打ちますが、山梨学院はここでもブロック。右サイドでのスローインとなり、五十嵐がエリア右へ仕掛け、マイナスに折り返すと、正面で鈴木がシュート。しかし、熊倉がセーブ。
フロンターレはさらに19分には、中央、大関から鈴木とつながり、右へ展開。高畠がクロスを入れると、エリア内、遠いサイドに飛び込んだ平田が頭で合わせますが、またもや熊倉がセーブ。さらに五十嵐、平田が詰めていきますが、押し込むことはできず。次々にチャンスをつくるフロンターレでしたが、山梨学院も好守を見せていきます。
山梨学院は20分、佐竹に代わり36佐藤宇宙、鈴木健世に代わり28笹沼航紀。
すると22分、山梨学院は左サイドから山口宇汰がクロスを入れると、正面でこぼれ球を拾った野田がシュート。ボールはポストをたたきながらもゴールのなかへ。2-2。試合は再び同点に。
追いつかれたフロンターレは、直後には田中幹大が競ったボールを五十嵐がおさめ、左へ展開。大関のクロスを正面で田中幹大がおさめ、受けた五十嵐がシュートを打ちますが、山梨学院も体を張った守備を見せ、枠へは飛ばせず。さらに24分には、正面で前を向いた五十嵐から左へ。平田がエリア内へ向かう姿勢を見せ、エリア右へパスが通ると、鈴木がシュートを打ちますが、左へ。
後半の飲水タイム明けも、中央を田中慶汰や五十嵐、大関らが使いながらサイドに展開し、エリア前に迫るフロンターレ。25分には田中慶汰の左サイドを突くパスに、平田が抜け出し、正面へパスを送ると、五十嵐が迫りますが、山梨学院も粘り強く寄せ、シュートは打てず。
山梨学院はここで浦田に代わり31常盤隼人。直後には、山梨学院、山口丈善のパスに、常盤が右サイドの高い位置へ抜け出し、正面へパスを送ると、佐藤宇宙がシュートを打ちますが、左へ。選手交代を経て、山梨学院もゴールに迫る場面をつくります。
フロンターレは、29分、平田に代わり15入江流星。
30分には、山梨学院、笹沼から右へ展開。右サイドからクロスが入りますが、神橋がカバー。さらに野田のパスに左サイドの高い位置へ抜け出した山口宇汰がエリア内へボールを送りますが、大関がカバー。フロンターレも集中した良い守りを見せていきます。
大関や田中慶汰、高畠や鈴木、神橋がボールにさわりながら、前に出ていくフロンターレ。31分には、中央でボールを奪った鈴木のパスに入江が左サイドを仕掛ける場面をつくりますが、山梨学院も人数をかけて寄せにいき、最後はファールに。
直後には山梨学院、右サイドの高い位置へ常盤が抜け出し、マークを剝がして折り返すと、正面で山口丈善がシュートを打ちますが、青山が好セーブ。決定機を止めていきます。
フロンターレは、33分には田中幹大が競ったボールを五十嵐がおさめ、鈴木に預け、右サイドの高い位置へ。正面へ田中幹大や鈴木が迫ったところを折り返しますが、山梨学院はクリア。直後には山梨学院、フィードに佐藤宇宙が高い位置へ動き出しますが、松永がカバー。互いにゴールの前に迫り、そして互いに守備での好プレーが続いていきます。
山梨学院の佐藤宇宙を狙ったボールに対して、松永が大関につながるかたちで対応し、そこから田鎖、入江、左に開いた神橋へつなげるなど、守備から攻撃へ転じていくフロンターレ。ボールが山梨学院に渡っても、五十嵐がすぐさまプレスにいき、高い位置でのスローインにするなど、前からの守備で流れをつかもうとしていきます。
35分には、下がり目の鈴木の浮き球に、田中幹大がエリア内へ抜け出しそうになりますが、熊倉がセーブ。直後には山梨学院、笹沼が左サイドを突くパスを出すと、エリア左へ抜け出した佐藤宇宙がシュートを打ちますが、青山がセーブ。さらに浮き球を入れてくる山梨学院。しかし、神橋が青山にしっかり頭で戻し、決定的な場面とはさせずに対応していきます。
フロンターレは、37分、田中幹大に代わり22徳久湧大。徳久湧大が右MF、鈴木が前線へ。39分には山梨学院、石川から右へ展開。常盤へつながり、笹沼とのパス交換から常盤はエリア内へ抜け出そうとしますが、神橋がカバー。さらに右サイドでフリーキックを得た山梨学院でしたが、セカンドボールに対して、五十嵐がすばやく寄せていき、攻めを許さずにしのいでいきます。
左右にボールを動かしながら、勝ち越しのゴールを目指すフロンターレ。41分には左サイドの神橋から右へ展開。高畠とのパス交換から大関がエリア右へ仕掛けていきますが、山梨学院の守りに阻まれ、シュートまではいけず。さらに中央の入江のスルーパスに、鈴木がエリア右へ抜け出しますが、シュートはブロック。
フロンターレはさらに右サイドの高い位置で大関や高畠、徳久湧大が細かく回していき、山梨学院の攻めに対しては松永や田鎖がうまくカバーし合いながら対峙。山口宇汰が左クロスを入れてきたところ、セカンドボールを拾った大関が右の高畠へつなげるなど、しっかり攻めにつなげる場面をつくっていきます。
ロスタイムは4分。46分には、鈴木が中央でボールをおさめ、カウンターに。右に展開すると、高畠から徳久湧大へ。徳久湧大の右クロスにエリア内へ鈴木が迫りますが、熊倉がセーブ。さらに47分には、田中慶汰から左サイドを突くパスが出ると、抜け出した入江が折り返し、正面でおさめた五十嵐が後ろへすらしたボール、大関がミドルシュートを打ちますが、枠はとらえられず。
さらに神橋の浮き球を鈴木が競り、左サイドで拾った入江が斜めにエリア内へ仕掛けていきますが、山梨学院も人をかけて守りシュートまではいけず。
試合はタイムアップとなり、2-2。勝ち点1を分け合うことになりました。
多くのチャンスをつくり、何度もゴールへ迫る場面をつくったことが印象深いホーム最終戦。守備でも何度も好プレーが出て、精度を高めれば、さらに強くなる、と感じさせられる一戦となりました。プリンスリーグの最終節、矢板中央戦で大きな結果が出ることを願っています。
そして、3年生にとっては、フロンターレアカデミーの選手として最後の等々力に。新型コロナウイルスの影響を受け、一時は活動も停止、試合数も減った最後のシーズンのなか、試合に出て活躍した選手はもちろん、怪我を抱え、試合に出られない選手たちも、それぞれができることを重ねていった姿は、心に残るものがありました。
いつの日かまた、等々力でそのプレーを見られる日がやって来ますように。そのときが、今年できなかったぶん、思う存分、コールやチャントで声援を送ることができる日でありますように。多くのフロンターレアカデミーを愛するサポーターたちが、これからを楽しみにしています。
前半2-1 後半0-1 計2-2
得点:五十嵐太陽、田中幹大(フロンターレ) 野口新太、野田武瑠(山梨学院)
フロンターレの先発:1青山海、2高畠捷、3松永竜之介(c)、13田鎖勇作、5神橋良汰、31大関友翔、8田中慶汰、11鈴木大登、7平田流衣、18五十嵐太陽、9田中幹大
交代:平田→15入江流星 田中幹大→22徳久湧大
控え:16川合我空 4内海太瑚 25松長根悠仁 29浅岡飛夢 6岡崎玄 14秋葉拡人 35五木田季晋
山梨学院高校の先発:17熊倉匠(c)、5鈴木剛、12石川聖功、33加藤豪太、15山口宇汰、26岩岡遼太、13佐瀬祐人、19浦田拓実、11野口新太、35鈴木健世、23佐竹祥太
交代:佐瀬→10野田武瑠 野口→18山口丈善 佐竹→36佐藤宇宙 鈴木健世→28笹沼航紀 浦田→31常盤隼人
控え:1磯部圭佑 2中根悠衣 29板倉健太 37佐藤柊梛
(文中敬称略)
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