「4年生のために自分が何ができるかだと思っているので。数字でもチームを引っ張っていきたいですし。ハードワークして、チームの勝利に貢献したいと思っています」 / FW五木田季晋


12月6日AGFフィールドで行われた全日本大学サッカー選手権大会予選ラウンド、日本大 vs 桃山学院大。

日本大は、2027年の水戸ホーリーホック加入内定、川崎フロンターレU-18出身のFW五木田季晋が先発。

1-2の後半には同点ゴールを決めるなど、チームの全3ゴールにかかわる活躍。3-2での勝利に貢献しました。

 

五木田季晋選手

後半には同点ゴールを決めるなど、3ゴール全てにかかわる活躍を見せた

 

 

試合後に、五木田季晋に話を聞きました。

 

試合については、◇日本大 – 桃山学院大 /全日本大学サッカー選手権大会予選ラウンド

 

 

五木田季晋選手

 

 

〇試合を振り返ってみて、いかがですか?

1点、いいかたちで先制できて。

そのあと2点決められて、苦しい展開になったのかなとは思います。

 

〇自分のプレーについては? 今日は3点とも絡んでいると思うんですけど。

今シーズン苦しんだ中で、今日は結果として数字が出たのは良かったかなと思います。

 

〇前も話を聞いたときに大学サッカーでは毎回数字を残せるような選手に、という話をしていたと思うんですけど。そういう結果を残せて良かったような感じですかね?

そうですね。そこは良かったですけど。

相手のフォワードの選手とか見ても、「まだまだだな」と正直感じたので。

もっとレベルアップしないといけないと思いますし。

今大会通して、成長したいとは思います。

 

〇今大会で目標などは持っていたりするんですか?

チームの優勝という目標に対して貢献するっていうのが、一番の目標かなっていうのはありますね。

 

〇数字でどれぐらい残したいとか、はあるんですか?

それはあんまり決めてないんですけど。

「毎試合点を決められたら」というのは思っています。

 

〇それからすると今日はまず取れて良かったという感じですね。

そうですね。ひとまず、安心かなという感じですね。

 

〇これから次は九州(日本大の決勝ラウンド、予選リーグの会場は北九州市の黒崎播磨陸上競技場 in HONJO)に行くんですよね。それに向けてどう調整していきますか?

ここから連戦になるので、全員の力が必要になると思いますし。

自分自身も出た試合で本当に、今大会は4年生のためにプレーしたいというのがあるので。

1試合でも多くできるように、自分の持っている力を出したいと思っています。

 

〇水戸に入ることが決まって、周りの見る目が変わったようなところもありますか?

正直あんまり感じていないですけど。

あんまり意識はしていないというか、大学でやるときは「大学生として全力でやる」というのを思っているので。

そうですね。そこはあんまり感じていないし、意識していないかもしれないですね。

 

〇水戸が先週優勝した試合は見ていました?

ちょうどそのときは壮行会があって。試合もちょろちょろ見ながらという感じだったんですけど。

個人的には「行くだろうな」と思っていたので。

驚きはあんまりなかったんですけど。本当に一ファンとして「おめでとうございます」という気持ちが大きかったですね。

 

 

〇次戦以降へ向けての意気込みをお願いします。

今大会は本当に4年生のために自分が何ができるかだと思っているので。

数字でもちろんチームを引っ張っていきたいですし。

それ以外のところでもハードワークして、チームの勝利に貢献したいと思っています。

 

〇水戸のサポーターの方と、フロンターレのサポーターの方にメッセージをお願いします。

水戸のサポーターの方々には。

J1昇格おめでとうございます、というのとJ2優勝、おめでとうございますっていうのと。

自分自身、来シーズンJ1でプレーするチャンスをもらうために、自分自身この大会で成長して水戸の勝利に貢献できるようにしないといけないと思いながら、日々過ごしているので。少しでも応援していただけたらうれしいですし。

自分自身もっと成長して、水戸の勝利に貢献できる選手になりたいと思っています。

フロンターレサポーターの方々には。

自分が水戸に決まったあとにも、あたたかい声をいただいたりとか。

試合を見に来ていただいたりとか。本当にありがたいと思っていますし。

自分は来年、フロンターレと水戸がやるときに、等々力に帰って。「その等々力でゴールを決めたい」というのはひとつの目標としてあるので。

そこに向けてもっと成長したいと思っていますし。

これからも、今までどおり、応援していただけるとすごいうれしいです。

 

 

五木田季晋選手

 

10月8日に等々力で話を聞いた際には、総理大臣杯で二つの決勝ゴールを決めたことについて、

 

それを毎試合のようにやっていかないとだめだと思っているので。

喜びというよりは、それを本当にアベレージにしていかないとだめだと思っています」

と語っていた五木田季晋。

 

「全員が向上心や野心をもってサッカーをしているところ。スタッフの方々も選手を成長させるために日々コーチングをしてくれている。そういうところを見て『自分自身、ここでサッカーをしたい』と思いました」 / FW五木田季晋

 

この日見せた活躍は、まさにその言葉を体現するようなものだったと思います。

 

九州に舞台を移して、臨む全日本大学サッカー選手権大会決勝ラウンドの予選リーグは、中1日で3試合が行われる日程。

連戦の中、どんな結果を残していくのか。とても楽しみにしています。

 

(文中敬称略)

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