フロンターレU18 – 横浜F・マリノスユース / プリンスリーグ関東第14節


9月22日、等々力補助競技場で行われた松村杯予選のあとは、等々力第一サッカー場へ。プリンスリーグ関東は第14節。前節の前橋育英戦を2-2で引き分けた川崎フロンターレU-18は、横浜F・マリノスユースとの試合に臨みました。

【川崎フロンターレU-18 プリンスリーグ関東第14節vs横浜F・マリノスユース】
9月22日(土)午後4時キックオフ 等々力第一サッカー場 晴れ

フロンターレの先発は、GK19川合我空、最終ラインは右から17宮本ディアウ勇守歩、キャプテンの4高吉正真、2栗田悠巨、3島崎元、ボランチは13古屋雄帆、25戸水利紀、右MF24鈴木大登、左MF7中島大成、FW11有田恵人、9山田新。宮本が矢板中央戦以来の先発に入り、10宮代大聖は前節に続いてベンチスタート。

横浜F・マリノスの先発は、GK16吉嵜勝哉、最終ラインは右から2木村卓斗、3五十嵐大悟、5鈴木駿之助、19池田航、ボランチは6土佐陸翼、キャプテンの8岩澤桐人、右MF39津久井匠海、左MF24松田詠太郎、FW10榊原彗悟、11山谷侑士。

朝方雨を降らし、地面を濡らした雲はすっかり去り、青空が広がって、気温も上がった等々力第一サッカー場。選手の家族や両チームのサポーターらが、選手らを勇気づけようとチャントを歌い、コールを送るなか、試合は始まりました。

立ち上がり、山田を左サイドの高い位置へ走らせ前に出ていくフロンターレ。1分にはエリア外右で有田がボールを競ると、こぼれ球をエリア外正面で拾った古屋が、エリア外右に持ち出してミドルシュート。GK吉嵜の手を弾き、右コーナーキックとなり、戸水が右足で入れたボール、遠いサイドで高吉が競るもこれはシュートには結び付かず。

うまく試合に入ったフロンターレ。しかし、マリノスはラインを高め、山谷がボールをおさめたところから右の津久井へ展開し、木村がオーバーラップするなど、サイドから攻めを強めに。フロンターレは鈴木が、右から斜めに仕掛けにくる津久井に粘り強く対応するなど、自陣のエリア前での場面が続いていきます。

5分には、左サイドの高い位置へ松田が仕掛けていくも宮本が寄せ、ラインを割り、エリア内へは近づかせず。7分には再び左サイドからマリノス、池田がクロスを入れるもエリア内で栗田がクリア。

8分には高い位置で津久井がボールを奪い、パスを受けた山谷が右サイドからエリア前に仕掛けていくも、川合が寄せ、ボールはセーブ。

フロンターレも、戸水が有田を前へ走らせるなどし、打開を図りにいきますが、なかなかセカンドボールを拾うにはことができず。マリノスの切り替えのよい攻めに、古屋が自陣のエリア近くでカバーリングを見せるなどして、対応。苦しい時間が続きますが、しのいでいきます。

16分には、川合がボールをキャッチし前へ送ったボール、山田がおさめ、島崎へ。右へ展開すると、宮本の右クロスをファーで有田が競り、ゴールの前に山田が迫るも、ボールは吉嵜がキャッチ。それでもようやくゴールに向かえるようになったフロンターレ。マリノスの攻めに対しては、島崎がカバー、戸水も右サイドから仕掛ける津久井からボールを奪い、そこから左サイドの中島へつなげるなど、守備から攻撃へつなげに。

18分には左サイドの高い位置で中島がうまく体を入れ、ボールを奪うと、島崎の左クロスをエリア正面で鈴木がおさめ、エリア内へ進入するも、マリノスの寄せに遭いシュートまでは至らず。

すると再びマリノスがサイドからの攻めに。19分には、パス交換からエリア左へ松田が入り、ニアを狙いクロスを上げるも、栗田がクリア。さらにエリア外正面で前を向いた山谷がシュート。しかし、川合がセーブ。

マリノスのサイドからの攻めは続き、木村が右クロスを入れたり、津久井が右サイドからエリア前に仕掛けるなど、フロンターレゴールをおびやかしていきます。

試合は24分には給水タイムに。

給水タイム明けも、フロンターレの縦パスをカットし、そこから左へ流れた山谷がエリアに向かって仕掛けるなど、ゴールに向かうプレーを見せるマリノス。それでもフロンターレは宮本がうまくカバー。シュートは打たせず、しのいでいきます。

フロンターレも28分には、左サイドで中島がマイボールにすると、そこからボールを動かし、ゴールの前に迫る時間をつくると、31分には島崎がエリア前でミドルシュートを試みるもブロック。

32分、フロンターレは中島に代わり10宮代大聖が入り、FW。有田が右MF、鈴木が左MFへ。

宮代が入った直後の33分、フロンターレは有田が前を向き、スルーパスを送ると、抜け出したのは山田。エリア右に進入、前に出て防ごうとした吉嵜をかいくぐるようにシュートを放つと、ボールはゴールの中へ。1-0。鮮やかな連係から生まれた山田のリーグ戦5試合連続のゴールで、フロンターレが先制します。

しかし、直後の34分右サイドから攻勢に出たマリノス、エリア前左にボールが渡ると榊原がダイレクトでシュート。これがゴール右に決まり、1-1。同点に。

フロンターレは山田をサイドへ走らせ、宮代が時には下がり目の位置で縦パスを受けに。マリノスはそのパスを土佐がカットしたところからサイドへ展開し、岩澤が左サイドへ攻撃参加するなど、厚い攻めを見せるも、フロンターレはコンパクトにして守りに。

右サイドから津久井と木村との連係から、ゴールにマリノスが向かう場面をつくるも、島崎がボールを奪う好守を見せれば、左サイドから松田、榊原が仕掛け、エリア前に迫る場面では、宮本がこちらもよくカバーし、攻撃の芽を摘んでいきます。

フロンターレは前から山田、有田らが連動してプレスをかけ、最終ラインからも攻撃の起点をつくろうとするマリノスに対応していくと、42分には戸水が中央でマイボールにし、すばやく浮き球のパスをエリア前右に。宮代が抜け出すもGK吉嵜が飛び出し、シュートは打てず。

しかし、フロンターレはここからボールをものにする場面が続き、エリア前に動き出す山田を狙い、鈴木がスルーパスを出すなど、ゴールへ向かう動きを増やしていきます。

43分には、鈴木が左サイドの高い位置でボールを奪い、左サイドのスローインに。ボールを受けた宮代がエリア前にややゆったりと、それでも奪われずに仕掛けていき、シュートを放つと、ボールはゴールの中へ。2-1。勝ち越しのゴールがフロンターレへ。

フロンターレはさらに、古屋が宮代を高い位置へ走らせたり、スローインを受けた山田がエリア外左へ仕掛けていくなど、マリノス陣内でのプレーを続け、前半はタイムアップ。2-1でハーフタイムとなります。

 

 

後半、マリノスは松田に代わり26ブラウンノア賢信が入り、前線へ。津久井が左MF、山谷が右MFに。夕方となりやや気温が下がっていくなかでのキックオフとなります。

立ち上がり、後ろでボールを動かしながら縦パスを入れてくるマリノス。しかし、フロンターレは栗田がカット。そこから左サイドの高い位置へ山田を走らせ、守備から攻撃へつなげに。

4分には、古屋のパスを山田が受け、左サイド、高い位置の鈴木へ展開。中央の宮代を経由して、右サイドの有田へいったんボールが渡り、エリア前で再び宮代が受け、最後はエリア前左で古屋がシュートを打つも左に。ゴールとはなりませんでしたが、人をかけ、厚い攻めでマリノスのゴールに迫っていきます。

マリノスは5分には、右サイドから山谷がクロスを入れるも、栗田がエリア内でしっかり対応。6分には左サイド、パス交換から津久井がエリア前に仕掛けていきますが、戸水がカバー。さらに鈴木も中央でボールをものにするなど、距離感よく流れを引き寄せに。

高吉や栗田に古屋、戸水が関わりながら、後ろでボールを動かしつつ、機を見て、宮本が右サイドの高い位置へ山田を走らせるなどし、ボールを奪われても鈴木がカバーしボールを奪い返すなどし、マイボールの時間をつくりに。

高い位置で有田のプレスから、宮代がボールをものにするなど、前線でも連動した守備から攻撃へつなげていくと、9分にはエリア外左、距離のある位置から戸水がミドルシュート。これがゴール右に決まり、3-1。見ていた人々をどよめかす見事な一撃でフロンターレが突き放します。

マリノスはここで土佐に代わり14吉尾虹樹。

なおも高い位置でのプレーが続くフロンターレ。10分には右サイドから有田が縦パスを入れ、エリア内へ抜け、マリノスの選手を引き付けるとエリア右から宮代が放ったシュートは、ゴールの中へ。4-1。宮代のこの日ふたつめのゴールで、フロンターレがさらにリード。

フロンターレは、高い位置で鈴木がうまく体を入れ、マイボールにしたり、有田が宮代へ縦パスを入れ、それを呼び水に宮本が高い位置へ駆け上がるなど、積極的に前へ。栗田が右サイドからエリア前に動き出す有田を狙い、フィードを入れるなど、最終ラインからもゴールを狙うプレーを見せていきます。

16分にはマリノス、津久井が左サイドからエリア前に仕掛けていくも、古屋がクリア。さらに左サイドで津久井や池田らがパス交換を繰り返し、迫ってきますが、宮代が自陣に戻りボールをものに。そこから前へ仕掛け、守備から攻撃へつなげに。宮代がボールをキープし、鈴木がそれを追い越すなど、マリノス陣内で、ゴールを目指す姿勢を見せていきます。

19分には高吉のフィードに、エリア左へ鈴木が抜け出すもGK吉嵜が前に出てシュートは打てず。

21分、マリノスは榊原に代わり22石井宏育。

22分には、マリノス、エリア前でボールをカットすると津久井がエリア正面やや左からミドルシュート。枠をとらえますが、川合が見事に反応、好セーブでゴールを守っていきます。これでマリノスは右コーナーキックを得て、岩澤の入れたボール、遠いサイドで五十嵐が合わせるも高吉が寄せ、枠へは飛ばさせず。

さらに、マリノスは左から石井が仕掛けてくるも、有田が戻り、宮本とともに囲い込み、最後は高吉がクリア。

26分にはフロンターレ、鈴木の浮き球のパスに宮代がエリア外右へ。宮代からボールを受けた山田がエリア正面からシュートを打ちますが、上へ。

マリノスも直後には右クロスを入れるも、エリア内で川合がパンチング。ボールを有田が拾い、山田へつなげる切り替えの良さをここでも、フロンターレは続けていきます。

池田や木村が高い位置取りでサイドからの圧力を強めてくるマリノス。しかし、フロンターレは戸水がボールをカットし、有田へ縦パスをつけるなど、うまく対応していきます。

28分、フロンターレは宮本に代わり22松永竜之介が右SBに。直後にはマリノス、津久井が左サイドからエリア前に仕掛け、シュート。しかし、枠をとらえたボールは川合がセーブ。

30分にはフロンターレ、戸水が中央でボールをものにして、縦パスを送ると、宮代がエリア外正面でミドルシュート。しかし、GK吉嵜がセーブ。

マリノスも直後には左サイドからのパス交換からクロスを入れるも、栗田がクリア。ボールを拾った吉尾のミドルシュートは上へ。マリノスはここで津久井に代わり25井出真太郎。

32分にはマリノス、エリア外右から山谷がシュートを打つもボールはポストを叩き、決まらず。

さらにマリノスは、左サイドから山谷がクロスを入れるも栗田がクリア。右サイドのスローインとなり、池田が高い位置へ上がるも島崎がボールを奪う好守。さらに有田も戻り、ボールをものに。35分にはマリノス、池田が高い位置へ仕掛けてくるも、フロンターレは鈴木が体を入れ、粘り強く対応し、ゴールキックに。

フロンターレは36分、山田に代わりフロンターレU-15所属の35田中幹大が前線へ。さらに39分には鈴木に代わり26平田流衣。

マリノスの攻めに対して、松永に加え、有田も自陣のエリア近くに戻るなどしていくフロンターレ。42分には左サイド、井出のクロスが右へ流れ、右からエリア内へ浮き球のパスを入れるも、フロンターレは島崎が対応。再び左へボールが流れ、井出がクロスを入れるも、松永がブロック。

ロスタイムは3分。川合がコーナーキックに対して、パンチングにいき、松永がクリアするなど、しっかり守っていくフロンターレ。マリノスの攻めをしのいでいくと、高吉が前線の田中幹大を走らせたり、宮代が右サイドから縦へ仕掛け、エリア前に迫るなど、相手陣内でのプレーの時間を増やしに。戸水のパスを受けた平田が左サイドの高い位置でボールをキープするなどしていくと、試合は、ついにタイムアップ。4-1。ついにフロンターレは勝利を上げました。

前半2-1 後半2-0 計4-1
得点:山田新、宮代大聖2、戸水利紀(フロンターレ) 榊原彗悟(マリノス)

フロンターレの先発:19川合我空、17宮本ディアウ勇守歩、4高吉正真(c)、2栗田悠巨、3島崎元、13古屋雄帆、25戸水利紀、24鈴木大登、7中島大成、11有田恵人、9山田新
交代:中島→10宮代大聖 宮本→22松永竜之介 鈴木→26平田流衣 山田→35田中幹大
控え:21青山海 30岡崎玄 36田鎖勇作 6小川達也 23常安澪

横浜F・マリノスの先発:16吉嵜勝哉、2木村卓斗、3五十嵐大悟、5鈴木駿之助、19池田航、6土佐陸翼、8岩澤桐人、39津久井匠海、24松田詠太郎、10榊原彗悟、11山谷侑士
交代:松田→26ブラウンノア賢信 土佐→14吉尾虹樹 榊原→22石井宏育 津久井→25井出真太郎

6月24日のプリンスリーグ第6節の横浜F・マリノス戦以来3カ月ぶりの勝利は、試合を見守ってきた家族やサポーターらにも大きな喜びをもたらすものに。苦しい時間にも、最後のところではやらせない粘り強さを見せ、攻守にいいプレーを重ねたすばらしい試合となりました。

フロンターレは4勝4分け6敗、勝ち点16、得点24、失点は25、順位は10位から8位へ。プリンスリーグ関東は、首位の矢板中央(勝ち点29)、2位前橋育英(25)が少し抜け出し、その下の8チームは、3位の大宮アルディージャユース(勝ち点19)から10位の桐光学園(勝ち点14)までが、勝ち点差5のなかにひしめく混戦となりました。

プリンスリーグ関東は次週はお休みとなり、次節は10月6日午後3時、NTT東日本志木グラウンドにて午後3時キックオフ。大宮アルディージャユースとの試合に臨みます。

(文中敬称略)

試合を前に今野章監督の話を聞く選手たち
藤田航大選手
安福祐一選手
川合我空選手

青山海選手
宮代大聖選手
フロンターレU-15の田鎖勇作選手もメンバーに入った
三菱養和戦でプリンスリーグ初出場を果たしたフロンターレU-15の田中幹大選手
澤田泰大選手
岡崎玄選手
中島大成選手
神橋良汰選手
小川達也選手
家族やサポーターのもとへ
円陣を組む選手やスタッフ
フロンターレU-12の佐原秀樹コーチも見守った
先発メンバーを控えの選手らが送り出す

フロンターレの先発メンバー
タッチをかわし試合へ
古屋雄帆選手がエリア前に
ミドルシュートで狙う
押し込まれる時間にも耐えていく
島崎元選手
中島大成選手
山田新選手
有田恵人選手
戸水利紀選手
鈴木大登選手
鈴木大登選手
川合我空選手がセーブ
給水タイムへ
宮本ディアウ勇守歩選手
島崎元選手
山田新選手が抜け出す

シュートを打つ

1-0に

有田恵人選手
宮代大聖選手
宮代大聖選手が飛び出す
栗田悠巨選手
鈴木大登選手
鈴木大登選手
宮代大聖選手がエリア前へ
シュートを打つ

勝ち越しのゴールに

次々に選手が駆け寄る

そのに

島崎元選手
2-1でハーフタイムへ
田鎖勇作選手
松永竜之介選手
平田流衣選手
常安澪選手
岡崎玄選手
内海太瑚選手
田中幹大選手
小川達也選手
青山海選手
後半へ
宮本ディアウ勇守歩選手
栗田悠巨選手
古屋雄帆選手
川合我空選手
円陣を組む控えの選手たち
島崎元選手
戸水利紀選手のミドルシュートが決まる
3-1に

全員で喜びを分かち合った

戸水利紀選手はプリンスリーグ初ゴール
宮代大聖選手がシュート
4-1に

大きな追加点となった
高吉正真選手
宮代大聖選手
宮本ディアウ勇守歩選手
川合我空選手
高吉正真選手
ゴール前、川合我空選手がパンチングでしのぐ
山田新選手も自陣に戻り守りに
松永竜之介選手
高吉正真選手、松永竜之介選手
川合我空選手がセーブ
宮代大聖選手
戸水利紀選手、栗田悠巨選手
田中幹大選手
有田恵人選手
平田流衣選手
松永竜之介選手
試合を見守る選手たち
田鎖勇作選手が出場に備える
4-1でタイムアップ

久しぶりの勝利となった
家族やサポーターのもとへ

トップチームと同じように、チャントで喜びを分かち合う

コールに応える山田新選手

 

 

CC BY-NC-ND 4.0 This work is licensed under a Creative Commons Attribution-NonCommercial-NoDerivatives 4.0 International License.

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